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第1章
6.時はまだ来ていない
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朝早くに起きてしまったリディは、冒険者志望の受付時間が来るまで辺りを少し散策してみることにした。
そこで分かったのが「冒険ギルドはやはり冒険者のための場所」だという事実だ。
昨日見た食堂の隣にはそれなりの大きさを持つ店がある。ここには冒険者が旅にでるとき必要になりそうな品のほか、冒険者が入手した珍しい品が売られている。東方と西方の通貨を両替してくれるのもこの店だ。
宿と店の裏手にあるのは優美な庭。中央の噴水の周りには花壇があり、そこを囲むように木が植えられ、いくつかの木製の長椅子が置かれている。さらにその庭を臨むような形で西側に宿があって、東側には冒険者志望の受付をしてくれる建物があった。
ここまでで使われているのが冒険ギルドの敷地の三分の一程度。そしてリディを含めた一般人が立ち入り可能な場所だ。
この先は背の高い鉄柵で仕切られており、中へ入るためには改めて設けられた門で冒険者の身分証を提示しなくてはならない。
柵の横で立ち止まり、リディは奥にあるいくつもの建物を見つめる。昇り始めた朝日を弾いて、屋根がきらきらと光り輝いた。
(……いいなあ)
果物売りの女性や彼女の子どもを始め、今までにたくさんの人たちが柵の隙間から羨望の眼差しであの建物を見つめてきたのだろう。何しろ冒険者は特別なのだから。
「冒険者は、身分証を見せるだけで西の国々を自由に巡ることができる。詳しく調べられることもない。……って、母様が言ってたっけ……」
紫禳の国では他国から出入りする際に全員がきちんと調べられる。他国からの使節ですら同様で、身分は関係ない。実際にリディも今回船に乗る前、必要事項を書き記した後で係の官と話をしている。
だからこそオレリアから初めて冒険者のことを聞いた時には信じられなかった。目を丸くして黙り込むと、母は楽しそうに笑ったものだ。
「びっくりしたでしょう? これはね、冒険者を管理する『冒険ギルド』がきっちりしているからっていうのが大きいの。――諸国は冒険ギルドを信用している。ギルドが許可した者も同じく信用する。冒険者の詮議をしないのはそのためよ」
だからその信用を崩すものに冒険ギルドは容赦をしない。身分証を偽造して冒険者を騙る者はもちろん、正式な冒険者も規律を乱せば冒険ギルドによって厳しい制裁が与えられる。冒険者はなってからも思いのほか大変なのだと、オレリアはリディに語った――。
「あ」
冒険ギルドの建物を見ながら母の話を思い出していたリディは、そのひとつから出てきた人物を目にして思わず声をあげた。あれは、港に着いたばかりのリディを厳しい目で見ていた男性だ。
「あの人、冒険者だったんだ」
運良く彼を見つけられた。近くへ寄れば今度こそ表情の意味が問えるというのに、今のリディは彼との距離が詰められない。互いの間を阻む黒い鉄柵に触れたその時、また別の扉が開いて長い灰色の髪をした少女が現れた。彼女は彼に声をかけて肩を並べ、敷地の奥へ歩み去って行く。
小さくなるふたりの背を見ながらリディは黙って鉄の柵を握り締める。昼になると熱くなるであろうこの柵はまだ、朝の空気と同様にひんやりしていた。
* * *
今日の好天を約束するような陽が辺りに濃い影を落とす中、剣と杖が彫られた扉をリディが開くと、中のホールにいた女性が振り返ってにっこりと笑った。
「おはよう、良い朝ね」
「おはようございます」
挨拶を返し、リディは小さく首をかしげる。
「違ってたらごめんね。もしかして食堂で会った?」
「ええ、会ったわ。昨日はごめんなさいね。そういう決まりなものだから」
出迎えてくれたのは昨日、食堂で会った給仕だった。細身の黒いドレスを纏い、明るい茶の髪も結うことなく後ろへ流している姿は、給仕の時よりもぐっと神秘的に見える。
微笑む彼女は「たまに食堂で接客をするのも気分転換になっていいのよ」と言った後、ふと表情を引き締める。
「さて、冒険ギルドへようこそ。今日はどんな用事でいらしたのかしら?」
口ぶりからすると別に意地悪で聞いているわけではないようだ。形式上、訪れる者全員に尋ねているのだろう。
リディは姿勢を正し、淡い緑の瞳を見て改めて告げる。
「冒険者になりたくて来ました」
「分かったわ。では、こちらへどうぞ」
ホールから伸びる廊下を奥へ向かった女性は右にある木の扉をノックし、返事を待たずに開く。中へ促されたリディが足を踏み入れると部屋の中には机がひとつと、左側面を除く三方向に椅子が置かれていた。そしてそのうち右側面にある椅子には、幼い子どもくらいの背丈しかない老齢の男性が、ローブを着てちょこんと座っていた。
「お待たせ、ラットガット。昨日言った方をお連れしたわよ」
ラットガットと呼びかけられた老人は小さく「ん」と言って首を動かした。髪も、眉も、口ひげも、顎のひげも、すべてが真っ白で長い彼は、表情どころかどこを見ているのかすら判然としなかった。しかし、
「……ん、本当だった。シハラの衣装。ハカマスガタ。本物。ん」
ぼそぼそとした声ではあるが、彼は確かにリディの故国どころか衣装名まで口にした。
「知ってるの?」
驚きのあまりリディが問うと、わずかに見えるラットガットの顔がほんのり赤く染まった。
「ん。知っとる。ん。本で見た。じゃが、実物を見たのは初めて。ん。百二十八年この街に居てようやく見られた。儂、感激。ん。今日は良い日。ん」
「ラットガットったら本当に嬉しそうね。同席させろってせがむわけだわ」
軽やかに笑う女性が机の向こうへ回り込むと、ラットガットは彼女の動きを追ってのっそりと顔を動かす。
「ん。東方を知っていればこの感動は分かる。ん。あんたは勉強嫌い。もったいない。ん。あんたの生きてきた年月なら、いっぱい学べた。ん。本当にもったいない。時間の無駄。ん」
「……あなたってこんな時でも失礼ね」
「ん。あんたが年上でも立場が上でも関係ない。ん。儂、言う時は言う。ん」
顔をしかめる女性と胸を張るラッドガットを見ながら、リディは首をひねる。立場の話はともかく、年齢の話が良く分からない。この女性はどんなに高く見積もっても三十歳を超えていると思えないのに、その彼女よりラットガットは年下だとでもいうのだろうか。
(まあ、例え話かもしれないしなあ……)
そもそもラットガットが百二十八年以上生きているというのだって、寿命が七十年ほどの紫禳人からするとかなりの高齢だ。このふたりは果たして何歳なのだろうとリディが考えたところで女性がパンパンと手を打ち鳴らす。
「はいはい。余計なお喋りはここまでにして、お仕事をしましょ! ――さあ、どうぞ。あなたも座って」
女性はリディに椅子をすすめ、自身は向かい合う位置にある椅子へ腰かける。
「まずは自己紹介をするわね。私はナージエッド・レグリアル・ファーディール。この冒険ギルドのマスターよ。こっちはサブマスターのラットガット。今日は私たちふたりが、あなたを冒険者として迎えるかどうかの判断をするわ。よろしくね」
そこで分かったのが「冒険ギルドはやはり冒険者のための場所」だという事実だ。
昨日見た食堂の隣にはそれなりの大きさを持つ店がある。ここには冒険者が旅にでるとき必要になりそうな品のほか、冒険者が入手した珍しい品が売られている。東方と西方の通貨を両替してくれるのもこの店だ。
宿と店の裏手にあるのは優美な庭。中央の噴水の周りには花壇があり、そこを囲むように木が植えられ、いくつかの木製の長椅子が置かれている。さらにその庭を臨むような形で西側に宿があって、東側には冒険者志望の受付をしてくれる建物があった。
ここまでで使われているのが冒険ギルドの敷地の三分の一程度。そしてリディを含めた一般人が立ち入り可能な場所だ。
この先は背の高い鉄柵で仕切られており、中へ入るためには改めて設けられた門で冒険者の身分証を提示しなくてはならない。
柵の横で立ち止まり、リディは奥にあるいくつもの建物を見つめる。昇り始めた朝日を弾いて、屋根がきらきらと光り輝いた。
(……いいなあ)
果物売りの女性や彼女の子どもを始め、今までにたくさんの人たちが柵の隙間から羨望の眼差しであの建物を見つめてきたのだろう。何しろ冒険者は特別なのだから。
「冒険者は、身分証を見せるだけで西の国々を自由に巡ることができる。詳しく調べられることもない。……って、母様が言ってたっけ……」
紫禳の国では他国から出入りする際に全員がきちんと調べられる。他国からの使節ですら同様で、身分は関係ない。実際にリディも今回船に乗る前、必要事項を書き記した後で係の官と話をしている。
だからこそオレリアから初めて冒険者のことを聞いた時には信じられなかった。目を丸くして黙り込むと、母は楽しそうに笑ったものだ。
「びっくりしたでしょう? これはね、冒険者を管理する『冒険ギルド』がきっちりしているからっていうのが大きいの。――諸国は冒険ギルドを信用している。ギルドが許可した者も同じく信用する。冒険者の詮議をしないのはそのためよ」
だからその信用を崩すものに冒険ギルドは容赦をしない。身分証を偽造して冒険者を騙る者はもちろん、正式な冒険者も規律を乱せば冒険ギルドによって厳しい制裁が与えられる。冒険者はなってからも思いのほか大変なのだと、オレリアはリディに語った――。
「あ」
冒険ギルドの建物を見ながら母の話を思い出していたリディは、そのひとつから出てきた人物を目にして思わず声をあげた。あれは、港に着いたばかりのリディを厳しい目で見ていた男性だ。
「あの人、冒険者だったんだ」
運良く彼を見つけられた。近くへ寄れば今度こそ表情の意味が問えるというのに、今のリディは彼との距離が詰められない。互いの間を阻む黒い鉄柵に触れたその時、また別の扉が開いて長い灰色の髪をした少女が現れた。彼女は彼に声をかけて肩を並べ、敷地の奥へ歩み去って行く。
小さくなるふたりの背を見ながらリディは黙って鉄の柵を握り締める。昼になると熱くなるであろうこの柵はまだ、朝の空気と同様にひんやりしていた。
* * *
今日の好天を約束するような陽が辺りに濃い影を落とす中、剣と杖が彫られた扉をリディが開くと、中のホールにいた女性が振り返ってにっこりと笑った。
「おはよう、良い朝ね」
「おはようございます」
挨拶を返し、リディは小さく首をかしげる。
「違ってたらごめんね。もしかして食堂で会った?」
「ええ、会ったわ。昨日はごめんなさいね。そういう決まりなものだから」
出迎えてくれたのは昨日、食堂で会った給仕だった。細身の黒いドレスを纏い、明るい茶の髪も結うことなく後ろへ流している姿は、給仕の時よりもぐっと神秘的に見える。
微笑む彼女は「たまに食堂で接客をするのも気分転換になっていいのよ」と言った後、ふと表情を引き締める。
「さて、冒険ギルドへようこそ。今日はどんな用事でいらしたのかしら?」
口ぶりからすると別に意地悪で聞いているわけではないようだ。形式上、訪れる者全員に尋ねているのだろう。
リディは姿勢を正し、淡い緑の瞳を見て改めて告げる。
「冒険者になりたくて来ました」
「分かったわ。では、こちらへどうぞ」
ホールから伸びる廊下を奥へ向かった女性は右にある木の扉をノックし、返事を待たずに開く。中へ促されたリディが足を踏み入れると部屋の中には机がひとつと、左側面を除く三方向に椅子が置かれていた。そしてそのうち右側面にある椅子には、幼い子どもくらいの背丈しかない老齢の男性が、ローブを着てちょこんと座っていた。
「お待たせ、ラットガット。昨日言った方をお連れしたわよ」
ラットガットと呼びかけられた老人は小さく「ん」と言って首を動かした。髪も、眉も、口ひげも、顎のひげも、すべてが真っ白で長い彼は、表情どころかどこを見ているのかすら判然としなかった。しかし、
「……ん、本当だった。シハラの衣装。ハカマスガタ。本物。ん」
ぼそぼそとした声ではあるが、彼は確かにリディの故国どころか衣装名まで口にした。
「知ってるの?」
驚きのあまりリディが問うと、わずかに見えるラットガットの顔がほんのり赤く染まった。
「ん。知っとる。ん。本で見た。じゃが、実物を見たのは初めて。ん。百二十八年この街に居てようやく見られた。儂、感激。ん。今日は良い日。ん」
「ラットガットったら本当に嬉しそうね。同席させろってせがむわけだわ」
軽やかに笑う女性が机の向こうへ回り込むと、ラットガットは彼女の動きを追ってのっそりと顔を動かす。
「ん。東方を知っていればこの感動は分かる。ん。あんたは勉強嫌い。もったいない。ん。あんたの生きてきた年月なら、いっぱい学べた。ん。本当にもったいない。時間の無駄。ん」
「……あなたってこんな時でも失礼ね」
「ん。あんたが年上でも立場が上でも関係ない。ん。儂、言う時は言う。ん」
顔をしかめる女性と胸を張るラッドガットを見ながら、リディは首をひねる。立場の話はともかく、年齢の話が良く分からない。この女性はどんなに高く見積もっても三十歳を超えていると思えないのに、その彼女よりラットガットは年下だとでもいうのだろうか。
(まあ、例え話かもしれないしなあ……)
そもそもラットガットが百二十八年以上生きているというのだって、寿命が七十年ほどの紫禳人からするとかなりの高齢だ。このふたりは果たして何歳なのだろうとリディが考えたところで女性がパンパンと手を打ち鳴らす。
「はいはい。余計なお喋りはここまでにして、お仕事をしましょ! ――さあ、どうぞ。あなたも座って」
女性はリディに椅子をすすめ、自身は向かい合う位置にある椅子へ腰かける。
「まずは自己紹介をするわね。私はナージエッド・レグリアル・ファーディール。この冒険ギルドのマスターよ。こっちはサブマスターのラットガット。今日は私たちふたりが、あなたを冒険者として迎えるかどうかの判断をするわ。よろしくね」
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