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第2章
10.町に入ろうとはしたけれど
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リディが“テイマーに関する現状”を思い知ったのは、鄙びたルフザ村を出たその日のことだった。
マックロの足は速い。おかげでリディは昼過ぎに予定より一つ遠い町まで到着することができている。
『ですがね、リディ。何度も言いますけど、この程度が私の本気だと思わないでもらいたいものですよ』
首を高々と上げたマックロは大きく鼻を鳴らす。
『もしも私だけでしたらこんな町までは朝のうち、それもまだ日が高いところへ昇る前に到着できるのですからね』
「うん、分かってるよ」
リディが冒険者になれたという話をした直後、瞬く前に遠くの山まで駆けて行ったマックロのことは記憶に新しい。ただ、もしもあの速度で駆けられたらリディの体はすぐにバラバラになってしまう。
「私に合わせてゆっくり走ってくれてありがとう」
『なに、礼を言われることではありませんよ。私の野望にはあなたが必要なのですし、それに……私はあなたがとても気に入っています。あなたに死なれてしまうのは私だって悲しいのですから』
町が近くなってきていることもあって周囲には人の姿がちらほらと見受けられる。つい昨日までは馬のフリをするために人の姿を見たら黙っていたマックロが普段通り話しているのは、リディがテイマーの身分証を手にしたからだ。
とはいうものの、やはり人の前で話すことにマックロはまだ慣れないらしい。人がいないときは普段よりも小さな声でぼそぼそと話す。おかげで近くを通る人たちが怪訝な視線を向けてくるのだが、これはきっと自分が「独り言の癖がある妙なやつがいる」と見なされているためだろうとリディは踏んでいた。
やがて町の門が見えてきて、リディはマックロから降りる。屈強な衛兵に冒険者の身分証を渡すと、一瞥した彼は小さくうなずいてリディに身分証を返そうとしたのだが、なぜかその動きを途中で止めた。
「どうしたの?」
「……職業欄に“テイマー”とあるな」
「うん、そうだよ。私はテイマーのリディ。こっちは、私が契約した魔獣のマックロさん。裏面にもそう書いてあるでしょ?」
リディは言うが、衛兵はぐっと警戒の色を濃くする。
「テイマーという職業は、冒険ギルドから削除されたと聞いているが」
「完全に消えたわけじゃないよ。ほら、ここ。ルフザ村のギルドマスターがちゃんと承認の署名もしてる」
「ルフザ……あんな田舎村に冒険ギルドなんてあったか? まさかお前、冒険者を騙るものじゃないだろうな?」
「そんなことしないよ。“心せよ、冒険者。常に正しく生きよ。心せよ、冒険者以外の者。決して冒険者を騙るなかれ”でしょ? ここにルフザ村の記載だってあるよ」
荷物を開けたリディは冒険ギルドの支部一覧が載った冊子を取り出して該当のページを見せるのだが、衛兵の顔つきは変わらない。それどころか不穏な空気を感じ取ったらしい他の衛兵までやって来た。最初の衛兵がぼそぼそと何かを告げると、次の衛兵の顔つきも険しくなる。そうして更に衛兵が増え――気が付くと、リディとマックロは五人の衛兵に囲まれていた。
『やれやれ。冒険者の身分証を持っていたら詮議されることなく自由にあちこちを巡ることができる、んじゃなかったんですかねぇ……いえいえ! あなたがたに難癖をつけるつもりで言ったわけじゃありません!』
ぼやくマックロの声を聞きつけた正面の衛兵が目を見張り、後半の言葉を聞いてさらにこぼれんばかりに目を開く。そうしておもむろに剣を抜いたので、マックロは慌ててリディの背後に回った。もちろん背後にも衛兵がいるのでマックロの行動にはまったく意味がない。そればかりか「動くな!」という言葉と共に剣を突き付けられる結果となってしまい、マックロは喉の奥で小さな悲鳴を上げて動きを止めた。
「確認する必要があるな」
最初の衛兵が言って、うなずいた仲間の衛兵が町の中へ走っていく。
「お前たちは向こうへ行け」
こうしてリディとマックロは衛兵たちに囲まれながら近くの建物へ連れていかれることになった。小さな建物の小さな部屋に大きなマックロが入るのは難儀だったが、衛兵たちはリディたちを外へ出したままにしておくつもりがないようだったので仕方がない。
大きなマックロの横で身を縮めて椅子に座ったリディが、剣を持つ男たちに囲まれつつも待つことしばし。外で音がしたかと思うと、何人かの戦士――揃いの装備を身につけているが、衛兵とは違う――と、ローブ姿の年配の男が建物内に入って来た。
背が高い年配の男は、瓜実顔との呼び方では足らないほどに長い顔をしており、首もなんだか長い。その上かなりのなで肩で体つきも細いため、妙にひょろりとした印象を与えるとリディは思う。もしかすると彼もラットガットたち同様、リディたち紫禳人とは少し違う種族なのかもしれない。
険しい顔つきをしたこの男は目元にかけた『眼鏡』なるガラスを指で少し上へ押しやり、いらいらとした調子で口を開く。
「テイマー。テイマー? テイマーだって?」
妙に甲高い声をした彼の襟元には本と剣をモチーフとした黄金のピンが輝く。これは冒険ギルドの印なのだから、きっと彼は冒険ギルドの関係者なのだろう。
立ち上がろうとしたものの周囲の衛兵に制されたので、リディは仕方なく椅子に座ったまま入口近くの男に頭を下げる。
「そう。私はリディ、昨日テイマーになったばかりなんだ」
「昨日! 昨日! ああ、昨日とはね! まったく誰がお前をテイマーにした? いや言わなくていい、テイマーの判定員はデール・ブルックだ、奴しかいない。デール、デール。そうだろう? デールだ。ああ、誰がお前にデールの場所を教えた?」
「カブレイの街のラットガットさん」
「ラットガット! 自分の好奇心を満たすためなら周囲にちょっとくらい迷惑をかけても構わないと思ってるあの知識馬鹿! 迷惑、迷惑、迷惑! ああ、ラットガットが教えた! 東の娘にデールの場所! デールも迷惑! 迷惑、迷惑、迷惑! 迷惑二人のせいで二十年ぶりに新たなテイマーがでた! あとは消えるばかりだった職、テイマー! テイマー、テイマー、テイ」
早口で叫び続けていた男が黙ったのは、手元に持っていたリディの冒険者身分証へ視線を落としたからだ。しげしげとリディの身分証を見つめる彼の眉間に皺が現れ、どんどん深くなる。
「名前。リディ。リディ……グランジュ、グランジュ、グランジュのテイマー」
「確かに私はリディ・グランジュだけど、私の名前に何かあった?」
リディの問いに男は答えない。もう一度「テイマー」とだけ言って、彼はきっぱり顔を上げた。
「うん、偶然」
「なにが?」
「それよりも連絡が必要。ああ、連絡、連絡、連絡、テイマーが出たと連絡」
彼はリディの前にある机へ放るようにして身分証を置き、ぶつぶつと呟きながら外への扉を開ける。そこで慌てたように衛兵が声をかけた。
「お待ちください、ヴィゴ殿。つまりこの身分証は冒険ギルドの発行した正式なものであり、彼女は間違いなく冒険者ということでよろしいでしょうか?」
「そう。そう。――迷惑。テイマー、テイマー。連絡、連絡」
ヴィゴと呼ばれた男は振り返ることなくその言葉だけを残し、来たときと同様に戦士たちを引き連れてせかせかと去って行く。
困ったように顔を見合わせる衛兵に向け、リディは「あのー」と声をかけてみた。
「私の身分証、返してもらっていい?」
「あ? あ、ああ」
身分証を取ってくれるつもりなのか、扉の傍から衛兵が近寄ってきた。しかし自分で取る方が早い。リディは身を乗り出して机の上の身分証を手にし、そのまま立ち上がる。
「私の嫌疑も晴れたよね。町に入っていいかな」
衛兵たちはもう一度顔を見合わせ、小さな扉の前をできる限り広くあける。
マックロに「行こう」と言ったリディが横を通ると、一人の衛兵が独り言のように「クオレクの町へようこそ」と呟いた。
「ありがとう」
リディは笑って手を振り、小さな建物を後にする。
『大変な目に遭いましたね、リディ』
建物内にいるときは直立不動のまま声も出せなかったマックロが、歩きながら安堵したように首を下げる。
『会話というのは相手の言いたい内容を受けとめ、合わせたものを返し、そうやって成り立つものです。それなのにあの人間はこちらの話を聞く気も無いまま早口で捲し立てるばかりでしたからね。まったく、少しは相手のことも思いやってほしいものですよ』
自身もよく捲し立てるはずのナイトメアは、まるで会話の当事者だったかのようにそう言って、深いため息を吐いた。
マックロの足は速い。おかげでリディは昼過ぎに予定より一つ遠い町まで到着することができている。
『ですがね、リディ。何度も言いますけど、この程度が私の本気だと思わないでもらいたいものですよ』
首を高々と上げたマックロは大きく鼻を鳴らす。
『もしも私だけでしたらこんな町までは朝のうち、それもまだ日が高いところへ昇る前に到着できるのですからね』
「うん、分かってるよ」
リディが冒険者になれたという話をした直後、瞬く前に遠くの山まで駆けて行ったマックロのことは記憶に新しい。ただ、もしもあの速度で駆けられたらリディの体はすぐにバラバラになってしまう。
「私に合わせてゆっくり走ってくれてありがとう」
『なに、礼を言われることではありませんよ。私の野望にはあなたが必要なのですし、それに……私はあなたがとても気に入っています。あなたに死なれてしまうのは私だって悲しいのですから』
町が近くなってきていることもあって周囲には人の姿がちらほらと見受けられる。つい昨日までは馬のフリをするために人の姿を見たら黙っていたマックロが普段通り話しているのは、リディがテイマーの身分証を手にしたからだ。
とはいうものの、やはり人の前で話すことにマックロはまだ慣れないらしい。人がいないときは普段よりも小さな声でぼそぼそと話す。おかげで近くを通る人たちが怪訝な視線を向けてくるのだが、これはきっと自分が「独り言の癖がある妙なやつがいる」と見なされているためだろうとリディは踏んでいた。
やがて町の門が見えてきて、リディはマックロから降りる。屈強な衛兵に冒険者の身分証を渡すと、一瞥した彼は小さくうなずいてリディに身分証を返そうとしたのだが、なぜかその動きを途中で止めた。
「どうしたの?」
「……職業欄に“テイマー”とあるな」
「うん、そうだよ。私はテイマーのリディ。こっちは、私が契約した魔獣のマックロさん。裏面にもそう書いてあるでしょ?」
リディは言うが、衛兵はぐっと警戒の色を濃くする。
「テイマーという職業は、冒険ギルドから削除されたと聞いているが」
「完全に消えたわけじゃないよ。ほら、ここ。ルフザ村のギルドマスターがちゃんと承認の署名もしてる」
「ルフザ……あんな田舎村に冒険ギルドなんてあったか? まさかお前、冒険者を騙るものじゃないだろうな?」
「そんなことしないよ。“心せよ、冒険者。常に正しく生きよ。心せよ、冒険者以外の者。決して冒険者を騙るなかれ”でしょ? ここにルフザ村の記載だってあるよ」
荷物を開けたリディは冒険ギルドの支部一覧が載った冊子を取り出して該当のページを見せるのだが、衛兵の顔つきは変わらない。それどころか不穏な空気を感じ取ったらしい他の衛兵までやって来た。最初の衛兵がぼそぼそと何かを告げると、次の衛兵の顔つきも険しくなる。そうして更に衛兵が増え――気が付くと、リディとマックロは五人の衛兵に囲まれていた。
『やれやれ。冒険者の身分証を持っていたら詮議されることなく自由にあちこちを巡ることができる、んじゃなかったんですかねぇ……いえいえ! あなたがたに難癖をつけるつもりで言ったわけじゃありません!』
ぼやくマックロの声を聞きつけた正面の衛兵が目を見張り、後半の言葉を聞いてさらにこぼれんばかりに目を開く。そうしておもむろに剣を抜いたので、マックロは慌ててリディの背後に回った。もちろん背後にも衛兵がいるのでマックロの行動にはまったく意味がない。そればかりか「動くな!」という言葉と共に剣を突き付けられる結果となってしまい、マックロは喉の奥で小さな悲鳴を上げて動きを止めた。
「確認する必要があるな」
最初の衛兵が言って、うなずいた仲間の衛兵が町の中へ走っていく。
「お前たちは向こうへ行け」
こうしてリディとマックロは衛兵たちに囲まれながら近くの建物へ連れていかれることになった。小さな建物の小さな部屋に大きなマックロが入るのは難儀だったが、衛兵たちはリディたちを外へ出したままにしておくつもりがないようだったので仕方がない。
大きなマックロの横で身を縮めて椅子に座ったリディが、剣を持つ男たちに囲まれつつも待つことしばし。外で音がしたかと思うと、何人かの戦士――揃いの装備を身につけているが、衛兵とは違う――と、ローブ姿の年配の男が建物内に入って来た。
背が高い年配の男は、瓜実顔との呼び方では足らないほどに長い顔をしており、首もなんだか長い。その上かなりのなで肩で体つきも細いため、妙にひょろりとした印象を与えるとリディは思う。もしかすると彼もラットガットたち同様、リディたち紫禳人とは少し違う種族なのかもしれない。
険しい顔つきをしたこの男は目元にかけた『眼鏡』なるガラスを指で少し上へ押しやり、いらいらとした調子で口を開く。
「テイマー。テイマー? テイマーだって?」
妙に甲高い声をした彼の襟元には本と剣をモチーフとした黄金のピンが輝く。これは冒険ギルドの印なのだから、きっと彼は冒険ギルドの関係者なのだろう。
立ち上がろうとしたものの周囲の衛兵に制されたので、リディは仕方なく椅子に座ったまま入口近くの男に頭を下げる。
「そう。私はリディ、昨日テイマーになったばかりなんだ」
「昨日! 昨日! ああ、昨日とはね! まったく誰がお前をテイマーにした? いや言わなくていい、テイマーの判定員はデール・ブルックだ、奴しかいない。デール、デール。そうだろう? デールだ。ああ、誰がお前にデールの場所を教えた?」
「カブレイの街のラットガットさん」
「ラットガット! 自分の好奇心を満たすためなら周囲にちょっとくらい迷惑をかけても構わないと思ってるあの知識馬鹿! 迷惑、迷惑、迷惑! ああ、ラットガットが教えた! 東の娘にデールの場所! デールも迷惑! 迷惑、迷惑、迷惑! 迷惑二人のせいで二十年ぶりに新たなテイマーがでた! あとは消えるばかりだった職、テイマー! テイマー、テイマー、テイ」
早口で叫び続けていた男が黙ったのは、手元に持っていたリディの冒険者身分証へ視線を落としたからだ。しげしげとリディの身分証を見つめる彼の眉間に皺が現れ、どんどん深くなる。
「名前。リディ。リディ……グランジュ、グランジュ、グランジュのテイマー」
「確かに私はリディ・グランジュだけど、私の名前に何かあった?」
リディの問いに男は答えない。もう一度「テイマー」とだけ言って、彼はきっぱり顔を上げた。
「うん、偶然」
「なにが?」
「それよりも連絡が必要。ああ、連絡、連絡、連絡、テイマーが出たと連絡」
彼はリディの前にある机へ放るようにして身分証を置き、ぶつぶつと呟きながら外への扉を開ける。そこで慌てたように衛兵が声をかけた。
「お待ちください、ヴィゴ殿。つまりこの身分証は冒険ギルドの発行した正式なものであり、彼女は間違いなく冒険者ということでよろしいでしょうか?」
「そう。そう。――迷惑。テイマー、テイマー。連絡、連絡」
ヴィゴと呼ばれた男は振り返ることなくその言葉だけを残し、来たときと同様に戦士たちを引き連れてせかせかと去って行く。
困ったように顔を見合わせる衛兵に向け、リディは「あのー」と声をかけてみた。
「私の身分証、返してもらっていい?」
「あ? あ、ああ」
身分証を取ってくれるつもりなのか、扉の傍から衛兵が近寄ってきた。しかし自分で取る方が早い。リディは身を乗り出して机の上の身分証を手にし、そのまま立ち上がる。
「私の嫌疑も晴れたよね。町に入っていいかな」
衛兵たちはもう一度顔を見合わせ、小さな扉の前をできる限り広くあける。
マックロに「行こう」と言ったリディが横を通ると、一人の衛兵が独り言のように「クオレクの町へようこそ」と呟いた。
「ありがとう」
リディは笑って手を振り、小さな建物を後にする。
『大変な目に遭いましたね、リディ』
建物内にいるときは直立不動のまま声も出せなかったマックロが、歩きながら安堵したように首を下げる。
『会話というのは相手の言いたい内容を受けとめ、合わせたものを返し、そうやって成り立つものです。それなのにあの人間はこちらの話を聞く気も無いまま早口で捲し立てるばかりでしたからね。まったく、少しは相手のことも思いやってほしいものですよ』
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