Rabbit bride 2085 第3話 血の代償

まろうど

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第3話 血の代償

6 4本の狂気

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涎を垂らしそうなほどの笑みを浮かべて、神代カナエは4本の男性器を見せびらかした。

「彼らは死ぬ時に『助けて』って言ったの....

私が犯された時に、何度も何度も『助けて』って言ったのは無視したくせに。

ほんと、男って自分勝手よね」

ビスチェとストッキングとショートブーツだけになった神代カナエは、見惚れるほど美しい身体のラインをしている。

しかし、彼女の股間には4本の男性器が異様にぶら下がっていた。

うさぎは、彼女の顔と股間を交互に見ていた。

「やっぱり気になるのね。
じゃあ、私の下僕を紹介しましょう」

4本の男性器は、神代カナエの意思で勃起を自在にコントロールできるようだ。

菱形に配置された男性器の以前の持ち主の名を、順番にうさぎに教えた。

「この下僕達の精嚢には、それぞれ100ccを越える精液が溜まっているのよ。

1度の射精で放出される精液は、精嚢に溜まっている精液のおよそ7割なの。

最低3ccあれば射精可能だそうよ。

この下僕達は、あなたをいったい何回犯せるのかしら?」

神代カナエは美しい顔で笑いながら、下僕達の特徴を話して聞かせた。

右 固くて遅漏

左 ちょっと早漏

上 えげつないほど太くて大きい

下 細くて長い

「もちろん、避妊はしてあげないから中出しを楽しんでね❣️

まずは右の下僕から楽しんでね」

ウエストにロープを掛けられたうさぎは、お尻を高く突き上げる体勢に固定された。

うさぎの着ているドレス『bride』は、他人が脱がすことはできない。

透明なボディスーツの上からドレス・ブーツ・グローブを身につけている。

それらは、特定の電磁波で接着する仕組みになっている。

素肌でいるのは、首から上とスカートの中だけだった。

だから、神代カナエはうさぎを裸にすることが出来なかったのだ。

でも、スカートは捲ることが出来るし、パンティはずらすことも脱がすことも出来る。

なので、神代カナエの目的を達成することに、なんら障害にはならなかった。

強力な媚薬で朦朧としているうさぎは、神代カナエの作業に抵抗はしなかった。

白くて丸いうさぎのお尻が、薄暗い部屋の中で浮いて見える。

パンティはすでに、媚薬や鞭の影響で濡れそぼっていた。

濡れたクロッチの中心に人差し指を当てるだけで、白く濁った体液が溢れてきた。

「はぁ....ん...」

うさぎがたまらず吐息をもらす。

神代カナエは、左手でうさぎのクロッチを横にずらした。

右手は、右側のカチカチの下僕を握っていた。

1番固くて、1番遅漏の男性器だ。

下僕の先端が、うさぎの中心にあてがわれる。

でも、まだ入れない。

うさぎの腰が、届かない快楽を求めてクネクネと動き出す。

「欲しいの❓」

神代カナエの問いに、うさぎは

「はい」

と答えた。

神代カナエが腰を突き出すと、うさぎの身体はガクガクと痙攣を始め、うさぎの口は悲鳴を上げ続けた。

最初の挿入で、うさぎはあっけなく絶頂してしまった。

欲しくてたまらない快感。

もう欲しくない快感。

それらが代わるがわる.....時には一緒にうさぎを襲った。

汗も涙も唾液も小水も喘ぎ声も悲鳴も、もう全部出し尽くしても、神代カナエの抽送は終わらない。

2時間後、やっと1度目の射精が終わった。

うさぎの口からは、もう悲鳴も出ない。

その代わり、下の口からは大量の精液が溢れ出して、マットの上に広がっていった。

「これくらいで、もう声も出ないの❓

まだまだ元気な下僕が3本もあるのに」

神代カナエはタオルで汗を拭いて、勝ち誇った顔をした。

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