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連休2日目―午前―
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連休2日目。初日の夜に久しぶりに文章を書いた影響でしょうか。
(……全く寝ることが出来ませんでした。)
朝5時に起床(!?)。どうも台風が近づいているらしい。それも厄介なものが。の情報がありますので、今日の内に少し遠出をしてみようか。となりました。とは言え遠出する時に用いる手段は基本
『自分の足』
でありますので、行くことの出来る範囲は限られることになります。そこで今回目標としましたのが
『新城市』
私の暮らす豊橋から20キロ強の位置。ちょうどハーフマラソンの練習にもなるかな?加えて新城ならば飯田線に揺られて戻って来ることが出来る。4時間ぐらいの小旅行にうってつけかな?と思い、出発点となります豊橋公園へ行きましたところ
(……盆でも部活の試合をやっているんですね……。)
それも
(……揃いのシャツを身に纏った選手の親御さんと思われるかたがたを従えて……。)
(……大変だな……。)
と思いながら私は新城へ向けランニングを始めるのでありました。ここで私のジョギングのルールを述べさせて頂きますと。
『ノルマでは無い。』
ゴールは目標の場所であります。目的はあくまで有酸素運動。絶対に無理をしない。ですので今回の目的地は
『新城』
でありますが、身体の状況によっては、今回のルートの最初のバス停であります
『元下地』
をゴールにしても別に構わない。健康が全てを支配するのをルールとしています。
そんなこんなで出発しましたところ
(……弱い雨が降って来ました。)
暑さに比べれば全然良いのでありますが
(……メガネにつく水滴が気になる……。)
(……これで日が照りますと、メガネのコーティングが剥がれ。水滴上のシミがレンズに残ることになってしまいます……。)
(……そう言えば今日。ポケットティッシュを持っていない……。)
(……コンビニで取り扱われてはいるけれども、単品では勿論売ってくれない……。)
(……そうか。)
(……『元下地のバス停をゴールにせよ。』との天からの思し召しに違いない……。)
(……でも5分でジョギングを終えるのはな……。)
とコンビニのトイレでメガネの水滴を拭き取り再スタート。雨も上がり、順調に歩を進めて行ったのでありましたが
(……段々と前日の不眠と、山を走った影響が出て来るのでありました。)
正直な話。スタートから5キロ地点の牛久保の駅で辞めようと思いました。まだ新城まで16キロ残していますけれども。
(……別にノルマではありませんから。)
それに新城よりも
(牛久保のほうが列車の本数が多いし。)
牛久保や豊川駅までなら時間3本から5本確保されているのに対し、新城まで行きますと多くて3本。少ない時間となりますと1本になるため、時刻表を意識しなければならなくなります。しかも特急が絡む時間帯になりますと1時間前後待たなければならなくなる危険性もあります。その日は
(……10時38分の列車を目標にしているけれども。)
自分の足で走ったことの無いルートでありますので
(……豊川駅までも視野に入れながら。)
と国道151号線を北東に向け走り続けまして。
『ここを曲がると豊川駅。』
とか
『1キロで豊川駅まで辿り着けるのはこの信号までですよ。』
の誘惑と戦いながら、それでも新城に向けジョギングを続けたところ、東名高速の豊川インターチェンジを視界に捉えることが出来ました。そこで
(……上り坂……。)
昨日、今目の前にしている上り坂よりも緩い県境の旧道を上り下りしましたが、その目的は
(……今日のためではありません。)
(……ただ悪戯に選んだだけ。)
であるのと
(……ジムのサミットトレーナーは太もも前をイジメるのに最適。)
足が前に進まないこと進まないこと。それでも坂を上り切りまして、豊川のインターチェンジに差し掛かりましたところ
(……歩行者が通ることの出来る道が無い……。)
そのまま進みますと
(……インターチェンジに入る車を横切るか、高速道路に入らなければならなくなる……。)
(……私は時速80キロで走ることは出来ません。)
(……どうしよう……。)
と思案に暮れていましたところ、インター入口の手前に歩道の無い横道がありまして。
(……そこしかない。)
と入りますと、豊川インターを潜る道に出ることが出来まして、無事。インターを抜けることが出来たのでありましたが、この1キロ弱の道のりで体力を使ってしまってことに加え、
(……新城まで、まだ10キロある……。)
(……戻ろう。)
とゴールを豊川駅に変更。それでもインターまで行った分の距離。直線で2キロありますので、線路沿いをテクテクテクテク走り、しばらくしてあった踏切を渡り、また線路沿いを走りまして。
途中、1本の電車とすれ違ったあたりでしたかね……。
(……行き止まり。)
正確にはグルっと回れば戻ることが出来る道なのでありますが、
(……バイアスロンの射撃で失敗した選手って、こんな心境なんだろうな……。)
1時間以上走ってのこのロスは結構堪えますよ。しかもその道を戻ると
(……見知らぬ線路に行く手を阻まれることになりまして……。)
飯田線では無い。なぜならそれまで飯田線に沿って走っていたのだから。名鉄線でも無い。なぜならゴールの豊川駅より南を走っているから。ではこの線路は何だ?
とその線路を潜るポイントまでやって来たところで
(……鉄道車両を製作する会社の引き込み線だ……。)
気分的には得したのでありましたが、
(……今はいい。)
線路を潜り、
(……とにかく南に向かえば駅に着く。)
と信じ、観光地化していない昔ながらの豊川の町並みを走って行きまして。個人的には
『八百屋がある。』
と言うのがちょっと嬉しかったです。で。豊川駅へ向かう。と言うことは=あそこに行くことにもなりますので、もしかすると
(……豊橋市からそこまで百回以上走って行っているかもしれない……。)
豊川稲荷に
(……何事もなく平穏に。)
と手を合わせ、当初の目的地であります豊川駅(!?)に到着するのでありました。
ここから豊橋駅へは電車で戻るのでありますが、その時、気になるのが
(……次の電車の始発が豊川駅なのか否か。)
であります。要は座れるか座れないかなのでありますが、
(……次の列車とその次の列車共に豊川始発では無い……。)
(……それでも15分で豊橋に着くことが出来るのだから……。)
と気を取り直し列車を待ちましたところ駅北側の踏切の警報機が鳴りまして、列車が豊川駅に入って来ましたところ
(……ほとんど人が乗っていない……。)
そこで思い出したのが
(……さっきすれ違った列車の目的地は『長山』だったよな……。)
長山駅は奥三河の中心駅新城よりも手前にある駅。
と言うことは、今着た列車は新城より北からの乗客が乗ることは無い。しかも長山から豊川の間には三河一宮の駅しか存在しない。両駅は共に無人駅。余程のことが無い限り満員になることは無い。その列車が送り込まれて来た。因みに次の列車は長野県は朝4時58分に駒ケ根を出発する快速電車。新城より北のかたも利用される列車であるため、座るはおろか。自分の居場所を確保することを考えなければならなくなる危険性もあった。飯田線の豊川駅で……。
(……あそこで折り返して正解だったな……。)
(……マラソン練習としては失敗だけれども……。)
追記としまして、もし10時38分新城発の列車に乗った場合でありますが、その列車の始発駅は長野県の伊那松島駅(こちらも朝4時58分発)。この列車は新城以北を10時前後に着発。この列車を逃しますと、次の普通列車まで2時間以上待たなければならない地域があります。それだけのお客様を呑み込んで新城に入って来る。そうなりますと、たぶんでありますが、豊橋駅までの40分私は。
(……立ちっぱなしになっていたんだろうな……。)
(……豊川駅で諦めて正解でした……。)
(……全く寝ることが出来ませんでした。)
朝5時に起床(!?)。どうも台風が近づいているらしい。それも厄介なものが。の情報がありますので、今日の内に少し遠出をしてみようか。となりました。とは言え遠出する時に用いる手段は基本
『自分の足』
でありますので、行くことの出来る範囲は限られることになります。そこで今回目標としましたのが
『新城市』
私の暮らす豊橋から20キロ強の位置。ちょうどハーフマラソンの練習にもなるかな?加えて新城ならば飯田線に揺られて戻って来ることが出来る。4時間ぐらいの小旅行にうってつけかな?と思い、出発点となります豊橋公園へ行きましたところ
(……盆でも部活の試合をやっているんですね……。)
それも
(……揃いのシャツを身に纏った選手の親御さんと思われるかたがたを従えて……。)
(……大変だな……。)
と思いながら私は新城へ向けランニングを始めるのでありました。ここで私のジョギングのルールを述べさせて頂きますと。
『ノルマでは無い。』
ゴールは目標の場所であります。目的はあくまで有酸素運動。絶対に無理をしない。ですので今回の目的地は
『新城』
でありますが、身体の状況によっては、今回のルートの最初のバス停であります
『元下地』
をゴールにしても別に構わない。健康が全てを支配するのをルールとしています。
そんなこんなで出発しましたところ
(……弱い雨が降って来ました。)
暑さに比べれば全然良いのでありますが
(……メガネにつく水滴が気になる……。)
(……これで日が照りますと、メガネのコーティングが剥がれ。水滴上のシミがレンズに残ることになってしまいます……。)
(……そう言えば今日。ポケットティッシュを持っていない……。)
(……コンビニで取り扱われてはいるけれども、単品では勿論売ってくれない……。)
(……そうか。)
(……『元下地のバス停をゴールにせよ。』との天からの思し召しに違いない……。)
(……でも5分でジョギングを終えるのはな……。)
とコンビニのトイレでメガネの水滴を拭き取り再スタート。雨も上がり、順調に歩を進めて行ったのでありましたが
(……段々と前日の不眠と、山を走った影響が出て来るのでありました。)
正直な話。スタートから5キロ地点の牛久保の駅で辞めようと思いました。まだ新城まで16キロ残していますけれども。
(……別にノルマではありませんから。)
それに新城よりも
(牛久保のほうが列車の本数が多いし。)
牛久保や豊川駅までなら時間3本から5本確保されているのに対し、新城まで行きますと多くて3本。少ない時間となりますと1本になるため、時刻表を意識しなければならなくなります。しかも特急が絡む時間帯になりますと1時間前後待たなければならなくなる危険性もあります。その日は
(……10時38分の列車を目標にしているけれども。)
自分の足で走ったことの無いルートでありますので
(……豊川駅までも視野に入れながら。)
と国道151号線を北東に向け走り続けまして。
『ここを曲がると豊川駅。』
とか
『1キロで豊川駅まで辿り着けるのはこの信号までですよ。』
の誘惑と戦いながら、それでも新城に向けジョギングを続けたところ、東名高速の豊川インターチェンジを視界に捉えることが出来ました。そこで
(……上り坂……。)
昨日、今目の前にしている上り坂よりも緩い県境の旧道を上り下りしましたが、その目的は
(……今日のためではありません。)
(……ただ悪戯に選んだだけ。)
であるのと
(……ジムのサミットトレーナーは太もも前をイジメるのに最適。)
足が前に進まないこと進まないこと。それでも坂を上り切りまして、豊川のインターチェンジに差し掛かりましたところ
(……歩行者が通ることの出来る道が無い……。)
そのまま進みますと
(……インターチェンジに入る車を横切るか、高速道路に入らなければならなくなる……。)
(……私は時速80キロで走ることは出来ません。)
(……どうしよう……。)
と思案に暮れていましたところ、インター入口の手前に歩道の無い横道がありまして。
(……そこしかない。)
と入りますと、豊川インターを潜る道に出ることが出来まして、無事。インターを抜けることが出来たのでありましたが、この1キロ弱の道のりで体力を使ってしまってことに加え、
(……新城まで、まだ10キロある……。)
(……戻ろう。)
とゴールを豊川駅に変更。それでもインターまで行った分の距離。直線で2キロありますので、線路沿いをテクテクテクテク走り、しばらくしてあった踏切を渡り、また線路沿いを走りまして。
途中、1本の電車とすれ違ったあたりでしたかね……。
(……行き止まり。)
正確にはグルっと回れば戻ることが出来る道なのでありますが、
(……バイアスロンの射撃で失敗した選手って、こんな心境なんだろうな……。)
1時間以上走ってのこのロスは結構堪えますよ。しかもその道を戻ると
(……見知らぬ線路に行く手を阻まれることになりまして……。)
飯田線では無い。なぜならそれまで飯田線に沿って走っていたのだから。名鉄線でも無い。なぜならゴールの豊川駅より南を走っているから。ではこの線路は何だ?
とその線路を潜るポイントまでやって来たところで
(……鉄道車両を製作する会社の引き込み線だ……。)
気分的には得したのでありましたが、
(……今はいい。)
線路を潜り、
(……とにかく南に向かえば駅に着く。)
と信じ、観光地化していない昔ながらの豊川の町並みを走って行きまして。個人的には
『八百屋がある。』
と言うのがちょっと嬉しかったです。で。豊川駅へ向かう。と言うことは=あそこに行くことにもなりますので、もしかすると
(……豊橋市からそこまで百回以上走って行っているかもしれない……。)
豊川稲荷に
(……何事もなく平穏に。)
と手を合わせ、当初の目的地であります豊川駅(!?)に到着するのでありました。
ここから豊橋駅へは電車で戻るのでありますが、その時、気になるのが
(……次の電車の始発が豊川駅なのか否か。)
であります。要は座れるか座れないかなのでありますが、
(……次の列車とその次の列車共に豊川始発では無い……。)
(……それでも15分で豊橋に着くことが出来るのだから……。)
と気を取り直し列車を待ちましたところ駅北側の踏切の警報機が鳴りまして、列車が豊川駅に入って来ましたところ
(……ほとんど人が乗っていない……。)
そこで思い出したのが
(……さっきすれ違った列車の目的地は『長山』だったよな……。)
長山駅は奥三河の中心駅新城よりも手前にある駅。
と言うことは、今着た列車は新城より北からの乗客が乗ることは無い。しかも長山から豊川の間には三河一宮の駅しか存在しない。両駅は共に無人駅。余程のことが無い限り満員になることは無い。その列車が送り込まれて来た。因みに次の列車は長野県は朝4時58分に駒ケ根を出発する快速電車。新城より北のかたも利用される列車であるため、座るはおろか。自分の居場所を確保することを考えなければならなくなる危険性もあった。飯田線の豊川駅で……。
(……あそこで折り返して正解だったな……。)
(……マラソン練習としては失敗だけれども……。)
追記としまして、もし10時38分新城発の列車に乗った場合でありますが、その列車の始発駅は長野県の伊那松島駅(こちらも朝4時58分発)。この列車は新城以北を10時前後に着発。この列車を逃しますと、次の普通列車まで2時間以上待たなければならない地域があります。それだけのお客様を呑み込んで新城に入って来る。そうなりますと、たぶんでありますが、豊橋駅までの40分私は。
(……立ちっぱなしになっていたんだろうな……。)
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