騎士隊長は、婚活中。閉じ込められて幸せを得る

kitahara

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気遣いの隊長…行動にうつす

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のんびりとした雰囲気を壊すのも忍びなく。なんとなくこのまま…時間が過ぎ行くままに任せるてもいいなぁと、酔いの回った頭で、思わない訳ではなかった…。

(けどなぁ…それだと、相手に対して…まずいかぁ?)いくら朴念仁の(数えの)39男でもちょっとは相手の立場は考える。

直接この場(手順をすっ飛ばして部屋に行く事)を望んでいる(褥を共にする事を望んでいるという事)相手に男としては…潔く受けるしか道はない。

まさか相手が、偏って与えられた知識によって、ただ知り合う為だけに邪魔の入らない個室を望んだ。なんてことを彼は疑わなかった…まったくの勘違いであったがこの場合、非は、モノ知らずで世間知らずな彼女の方にあった。

なので、恥をかかさないようにダグラスも言葉少なであったが女を誘う。


「あー…灯りを消すか?」

ぎこちない誘い文句は、彼女には伝わらなかった。
「え?」

「 灯りを消すがいいか?」

再度、尋ねても反対に聞き返された。

「あの?灯りを消すのですか?消してしまったらダグ様の御姿が見えなくなります」

灯りをつけたままのがいいのか?俺はそれでも…むしろありがたいが…

「あ?いや…ついたままでも俺はいいが…そのアリーは恥ずかしくないのか?」

「え?恥ずかしいですか?」

?どうも相手の反応がおかしい事に気づく。
まさか気づいていないのか?

「……ちょっといいか?」

「はい」

「アリーは…この部屋が何をするためのものか知っているか?」

「この部屋ですか?…ダグ様と二人きりでお話をしてよく知り合って婚姻へ…」

「そうだ…婚姻を結ぶための部屋だ。だから灯りを消そうと言っているんだが…」

 「結ぶために明かりを消す?それは必要な事ですか?」

「…ああ。これからを決めるとしたら相性もあるから。重要な部分ではあるな」

 相性?重要な部分!ダグ様が必要とされているならば…反対するべくもなくもちろん。

「そう…そうですね!消してもダグ様の御声は聞こえますもの」

「そう…だな。声は聞こえるな…」
…そんなに声を上げるのか?
それはそれで…いや…取り敢えず同意は得た。
なんだ取り越し苦労か…解っていたのか。
よし。それなら。

 少し安心したダグラスは手元の電気を消す。
急に灯りを消した為目が慣れず。

辺りが暗くなって手元を見るのも難しくなって動きも覚束なくなる。

「ダグ様…見えなくなるとちょっと位置も判らず不安になりますね…」
「え?あっ…」

暗闇で急に腕を捕まれ固い腕に抱き上げられた。

「え?えっ?!」

すぐ後ろにあったベットにバサッと下ろされ大きく分厚い身体が覆いかぶさってきた…。

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