騎士隊長は、婚活中。閉じ込められて幸せを得る

kitahara

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アリーシャ sideストーリー

想いは…確実に育っていく。

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まず、幼い少女に恋の何たるかが解るのかという疑問は、大いに残るが、ともかく女の子は、総じて成長が早いもの…ここはさらっと流しながら…。


兎にも角にも。

可愛い容姿をしていながら、その容姿を裏切って…幼い頃のアリーシャは、好奇心の塊。

かなりの行動派。

お供の者を振り回し、手を焼かせ、乳母にこっ酷く叱られたても、王女の探検は止むことはなく、成長するに従って更にバージョンアップしていく。


お転婆…という言葉では庇いきれない程いろいろやらかす…。





剣術の真似事をしては、木の棒を振り回してすっぽ抜け運悪く蜂の巣に直撃。

…怒った蜂に追いかけられる。


魚を捕まえようとして、即席で釣れば、何故そこにそんなものがいたのかと驚くほどの大物を釣り上げ…。

体格・重量の差から反対に水の中に引きずり込まれそうになったり…。


最大のピンチは訪れる…。



極めつけは、馬の鬣を編み込もうと、何故、編もうとしたのかは不明だが、乗り手以外寄せ付けない軍馬に近づいて…の行為は…命知らずか自殺願望かと…一部の者から後々も囁かれる。



と、諸々な通常では考えられない状況に置かれた王女を、いつも間一髪のタイミングでどこからともなく現れたダグラスによって助けられた…。




万事が万事そんな感じで、騒動を起こりその度に決まって駆り出されて、王女回収の数が増える毎に、ダグラスの存在は、彼女専属の探し屋と周囲の認識されていく…。


お転婆だって時には哀しい時だって苦しい時もある。

そんな悲しいときや辛い時は、幼な子は、当時、まだ皇太子であった父の元へ向かう。

お父様の傍にいれば温かいから。

そしてそこには、必ずダグ様が在るから。

普段は、表情を歪め近寄りにくいお父様が、ダグ様だけに唯一心を許されていた。

ダグ様と、ともに過ごされる時だけ柔和な表情を浮かべ軽い口調で話されている。


その姿のお父様が、好きだった。


ほんのひと時の語らいを一緒に過ごす時間を大切にされていた。

そして、そんな空間に唯一許され通されることが嬉しかった。







そんなお父様が一番好きで、大好きなお父様のお側にいたいためによく襲撃をかけては、時には、ダグラスにも相手をしてもらっていた。

とても懐かしく日々。


確実に接触が増え、恋に落ちた(?)…王女は、助けに現れ相手をしてくれるダグラスに、ますます惹きつけられ虜になっていく…。

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