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第4章 にぎやかなイカれた町
正体とその実態
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猛吹雪の中、魔将グラキエースと云われた謎の人影を目にしたアキトとリオンは、その正体を探る為立ち向かう。
「クソッ! これ以上近づけねぇ……!」
だが、人影に近づくにつれ吹雪の勢いが増していき、荒れた雪を纏ったような人影に、リオンの剣は届きそうになかった。
──止まって──
アキトが魔法を唱えるが、しかし人影には一切反応がない。
「ダメ、聞こえないみたい」
「今、転送魔法で飛んだところで、そのまま雪に呑まれるのがオチだよな……」
「困ったね…… あ、そうだ」
何かを思い付いたアキトは、目の前に紫の炎を噴き上げさせる。
「──なっ、お前!」
「大丈夫、信じて」
炎は壁のように形を変えると、そのまま人影へ突き進んだ。
大ぶりなその魔法の後を追いかけるように走りだしたアキトは、迫りくる猛吹雪の中、巨大な炎を壁にしながら前へと進んでいく。
「あー、その手があったか」
己の至らなさに顔をしかめてしまったが、アキトの意図を理解したリオンも、続けてその後を追いかけた。
吹雪を纏う人影の傍までたどり着いた二人は、その正体を知り唖然とする。
「ねぇ、あれって──」
「──何だよこれ!?」
二人が見たのは、中心に魔石がはめられ、不揃いな装置が無理やり人型に組み上げられた、歪な姿をする機械だった。
機械はこちらに気づくと、ガタガタと音を立てて壊れたように震えながら吹雪の勢いを強めるが、アキトは炎を変形させて機械を包み込み、炎の壁を作り上げる。
「リオン!」
「わかってる──!」
吹雪の勢いが弱まったその隙に、颯爽と飛び込んだリオンは、剣先で動力源である魔石だけを突き刺し、粉砕した。
轟々吹き荒れていた猛吹雪が嘘のように止み、昼間らしい雲一つない青空が広がる。
雪の上にはパーツが取れたように崩れた魔石装置だけが残っていた。
「こんな物のせいで、あいつが悪く言われてたのか……」
「……ヒドイことする誰かがいるんだね」
アキトの表情が少しだけ曇ったように見え、リオンは静かに怒りを覚えた。
「……絶対に許さねぇ」
「リオン……」
「なぁ…… もう少しだけこの町に居てもいいか? あいつをこんな扱いにした連中をぶっ飛ばさねぇと気がすまん」
「うん、僕もそう思うよ」
二人は残った魔石装置に目を落とした。
「んー、これってなにがしたかったのかな?」
「さあな、宿のやつらにでも聞いてみるか」
「そうだね」
そう言いながら、二人は装置の残骸を回収し、飛び出して来た宿へと戻った。
無事にディーラー男たちのいる宿に帰ってくると、すぐに同盟者たちが用意していた薪ストーブのような魔石装置の前まで案内してくれた。
隣り合った二人はストーブの前で暖まりながら、回収した魔石装置を床に広げ、その実態を調べることにした。
「これが、我々が"魔将"と呼んでいた者の正体……ですか」
恐怖と困惑が混ざったディーラー男は、装置のひとつを手に持ち、まじまじと見つめている。
(こうゆう時、あの二人がいたら、何かわかるんだろうか……)
つい、魔石装置に詳しいガーゴイルと人狼のことを思い出す。だがまあこの場にいない魔物のことを考えたところでしょうがない。
「何かわかったか?」
「……申し訳ございません、我々には判断しかねます」
男が考え込んでいると、借りている毛布にくるまったアキトが何かに気づく。
「ねぇリオン、この装置、なんか僕たちが知ってる形と違うね」
──と言って、アキトが片手で持ち上げた装置のパーツはやたらとデカくどこか古めかしい。
思えば、今までの魔物たちが使っていた装置は、形も小さくやや近未来的な見た目のものが多かった。
しかしこの魔石装置はパーツの一つ一つが大きく、見た目もより異世界らしい。ちょうど──
「そこのストーブと同じような……」
「あ、そっか。そういうことだね」
アキトも気づいたらしく、理解し合った二人はお互いの顔見て頷いた。
「なぁ、あんた。この装置は一般的な形をした作り、ってことでいいんだよな?」
「はい、なので我々には何も……」
「聞いて、この種類の魔石装置を使っているのは、人間しかいない。敵は"魔将"じゃなくて"人"なんだ」
驚いた男はよろめきながら驚愕した表情を浮かべる。
「何と!? あれだけの災害を人間が──!?」
「……信じられねぇか?」
「も、もちろんでございます…… まさか人間が、このような方法で町を支配するなど……」
宿の中にいる人々にも困惑した空気が漂い始める中、アキトは平然とリオンにひそひそと耳打ちしていた。
「でも困ったね、倒して終わりができないじゃん」
「それなー……」
そんな沈む空気の中、後ろから豪快な声が割り込んだ。
「簡単だろ! 相手は人間なんだ、だったら乗り込むしかないんじゃねぇか──!!」
その言葉に呼応する様に、周りの同盟者たちが次々と声を上げていき、宿の中は瞬く間に歓声に包まれる。
「お二方、申し訳ございません、今はあの様に盛り上がっておりますが、我々は当然カジノから出禁を言い渡されておりまして…… ですね」
「つまり入れるのは僕たちだけ、ってことだね」
「だったら二手に分かれた方が良いな。あくまで必要なのは、向こうが"悪徳カジノ"だっていう証明だ」
「リオン……ホントに大丈夫?」
アキトは僅かに不安そうな表情でリオンを見つめる。
(何だよ、悪くない作戦だと思うけど……)
すると突然、同盟者たちがリオンの前に集まり、やや強引にカジノテーブルへと案内される。
「あそこに行くのなら、場数は踏んでおいた方が良いですぜ! シャーク!!」
「シャーク! どうか我々と対戦を──!!」
「わかった、わかったから、服は引っ張んなって!」
「…………」
リオンはされるがまま、同盟者たちに囲まれてポーカーに参加させられる。
その様子をただ見つめるだけのアキトにディーラー男が声をかけた。
「リーダー、二手に別れて行動するのであれば、我々に考えがあります」
「……そうなんだ、じゃあ教えて」
─────
リオンはゲームの最中、ふとアキトに目を向ける。
会話の内容は聞こえないが、あちらはカジノに乗り込むための準備をしているようだった。
もう一つわからないことがある。同盟者たちの覚悟は確かに本物だ、それ自体に嘘は無いように見える。
だが──
(じゃあ……今、胸の奥にあるこの“違和感”は何なんだ?)
リオンはこのざわつきの正体を、まだ掴めずにいた。
「クソッ! これ以上近づけねぇ……!」
だが、人影に近づくにつれ吹雪の勢いが増していき、荒れた雪を纏ったような人影に、リオンの剣は届きそうになかった。
──止まって──
アキトが魔法を唱えるが、しかし人影には一切反応がない。
「ダメ、聞こえないみたい」
「今、転送魔法で飛んだところで、そのまま雪に呑まれるのがオチだよな……」
「困ったね…… あ、そうだ」
何かを思い付いたアキトは、目の前に紫の炎を噴き上げさせる。
「──なっ、お前!」
「大丈夫、信じて」
炎は壁のように形を変えると、そのまま人影へ突き進んだ。
大ぶりなその魔法の後を追いかけるように走りだしたアキトは、迫りくる猛吹雪の中、巨大な炎を壁にしながら前へと進んでいく。
「あー、その手があったか」
己の至らなさに顔をしかめてしまったが、アキトの意図を理解したリオンも、続けてその後を追いかけた。
吹雪を纏う人影の傍までたどり着いた二人は、その正体を知り唖然とする。
「ねぇ、あれって──」
「──何だよこれ!?」
二人が見たのは、中心に魔石がはめられ、不揃いな装置が無理やり人型に組み上げられた、歪な姿をする機械だった。
機械はこちらに気づくと、ガタガタと音を立てて壊れたように震えながら吹雪の勢いを強めるが、アキトは炎を変形させて機械を包み込み、炎の壁を作り上げる。
「リオン!」
「わかってる──!」
吹雪の勢いが弱まったその隙に、颯爽と飛び込んだリオンは、剣先で動力源である魔石だけを突き刺し、粉砕した。
轟々吹き荒れていた猛吹雪が嘘のように止み、昼間らしい雲一つない青空が広がる。
雪の上にはパーツが取れたように崩れた魔石装置だけが残っていた。
「こんな物のせいで、あいつが悪く言われてたのか……」
「……ヒドイことする誰かがいるんだね」
アキトの表情が少しだけ曇ったように見え、リオンは静かに怒りを覚えた。
「……絶対に許さねぇ」
「リオン……」
「なぁ…… もう少しだけこの町に居てもいいか? あいつをこんな扱いにした連中をぶっ飛ばさねぇと気がすまん」
「うん、僕もそう思うよ」
二人は残った魔石装置に目を落とした。
「んー、これってなにがしたかったのかな?」
「さあな、宿のやつらにでも聞いてみるか」
「そうだね」
そう言いながら、二人は装置の残骸を回収し、飛び出して来た宿へと戻った。
無事にディーラー男たちのいる宿に帰ってくると、すぐに同盟者たちが用意していた薪ストーブのような魔石装置の前まで案内してくれた。
隣り合った二人はストーブの前で暖まりながら、回収した魔石装置を床に広げ、その実態を調べることにした。
「これが、我々が"魔将"と呼んでいた者の正体……ですか」
恐怖と困惑が混ざったディーラー男は、装置のひとつを手に持ち、まじまじと見つめている。
(こうゆう時、あの二人がいたら、何かわかるんだろうか……)
つい、魔石装置に詳しいガーゴイルと人狼のことを思い出す。だがまあこの場にいない魔物のことを考えたところでしょうがない。
「何かわかったか?」
「……申し訳ございません、我々には判断しかねます」
男が考え込んでいると、借りている毛布にくるまったアキトが何かに気づく。
「ねぇリオン、この装置、なんか僕たちが知ってる形と違うね」
──と言って、アキトが片手で持ち上げた装置のパーツはやたらとデカくどこか古めかしい。
思えば、今までの魔物たちが使っていた装置は、形も小さくやや近未来的な見た目のものが多かった。
しかしこの魔石装置はパーツの一つ一つが大きく、見た目もより異世界らしい。ちょうど──
「そこのストーブと同じような……」
「あ、そっか。そういうことだね」
アキトも気づいたらしく、理解し合った二人はお互いの顔見て頷いた。
「なぁ、あんた。この装置は一般的な形をした作り、ってことでいいんだよな?」
「はい、なので我々には何も……」
「聞いて、この種類の魔石装置を使っているのは、人間しかいない。敵は"魔将"じゃなくて"人"なんだ」
驚いた男はよろめきながら驚愕した表情を浮かべる。
「何と!? あれだけの災害を人間が──!?」
「……信じられねぇか?」
「も、もちろんでございます…… まさか人間が、このような方法で町を支配するなど……」
宿の中にいる人々にも困惑した空気が漂い始める中、アキトは平然とリオンにひそひそと耳打ちしていた。
「でも困ったね、倒して終わりができないじゃん」
「それなー……」
そんな沈む空気の中、後ろから豪快な声が割り込んだ。
「簡単だろ! 相手は人間なんだ、だったら乗り込むしかないんじゃねぇか──!!」
その言葉に呼応する様に、周りの同盟者たちが次々と声を上げていき、宿の中は瞬く間に歓声に包まれる。
「お二方、申し訳ございません、今はあの様に盛り上がっておりますが、我々は当然カジノから出禁を言い渡されておりまして…… ですね」
「つまり入れるのは僕たちだけ、ってことだね」
「だったら二手に分かれた方が良いな。あくまで必要なのは、向こうが"悪徳カジノ"だっていう証明だ」
「リオン……ホントに大丈夫?」
アキトは僅かに不安そうな表情でリオンを見つめる。
(何だよ、悪くない作戦だと思うけど……)
すると突然、同盟者たちがリオンの前に集まり、やや強引にカジノテーブルへと案内される。
「あそこに行くのなら、場数は踏んでおいた方が良いですぜ! シャーク!!」
「シャーク! どうか我々と対戦を──!!」
「わかった、わかったから、服は引っ張んなって!」
「…………」
リオンはされるがまま、同盟者たちに囲まれてポーカーに参加させられる。
その様子をただ見つめるだけのアキトにディーラー男が声をかけた。
「リーダー、二手に別れて行動するのであれば、我々に考えがあります」
「……そうなんだ、じゃあ教えて」
─────
リオンはゲームの最中、ふとアキトに目を向ける。
会話の内容は聞こえないが、あちらはカジノに乗り込むための準備をしているようだった。
もう一つわからないことがある。同盟者たちの覚悟は確かに本物だ、それ自体に嘘は無いように見える。
だが──
(じゃあ……今、胸の奥にあるこの“違和感”は何なんだ?)
リオンはこのざわつきの正体を、まだ掴めずにいた。
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