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第4章 にぎやかなイカれた町
交差する潜入捜査
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カジノに乗り込むための準備として、同盟者たちとのゲームに参加させられていたリオンだったが、何度も勝負を迫られた挙げ句疲れ果て、気づけば夜になっていた。
「つーかーれーたー」
部屋に着き、すぐにベッドになだれこむ。
リオンよりも先に戻っていたアキトは、隣のベッドからうつ伏せになって沈んでいくその様子を、どこか微笑ましそうに眺めていた。
「うん、おつかれさま」
「お前は元気かよ」
「ううん、今日はもう休みたいかな?」
相変わらず、嘘かホントか掴めない厄介な人物だ。ゲームでは何度も嘘を見破ってきたのに、彼の言葉からは何も感じ取れないことに不安を感じてしまう。
リオンは顔を合わせることなく、いつの間にかベッドのシーツを掴んでいた。
「……わっかんねぇやつ」
「リオン、どうしたの?」
「お前さ……」
とっくに気づいているだろう。
同盟者たちの言葉に嘘は無い、しかし昨日と今日、二人は明らかに彼らに行動を支配されている。だがリオンは、他の選択肢が無い上に、お互いカジノを潰すという目的が一致しているため、あえてそれに従ってきた。
「俺のこと、信用してて良いのかよ……」
ずっと気を遣かってくれる彼を、これ以上巻き込みたくなくて声が震えてしまう。
情けない自分を悟らせないよう、必死に不安を堪えながら言葉を繋げる。
「それでお前は、納得できるのか?」
「もちろん」
アキトは迷うことなく即答する。
「君がいいと思うなら、僕はそれで……」
リオンはもう限界だった、何も打ち明けてくれないアキトに、それにすがって何も出来ない自分に、心底嫌気がさしていた。
「そういうの、もう止めてくれ」
「え……?」
「うんざりなんだ」
ぼんやりとした状況だけを口にした直後、リオンは自分が誤った発言をしたことに気づき我にかえる。
(違う、違うちがう──! 俺が言いたかったのは、そんなことじゃ──!!)
慌てて両手をついて起き上がり、アキトを見た。
「そっか…… ごめんね」
──ああもう、そんな顔させたいわけじゃないのに……
申し訳なさそうにこちらを見つめる赤い瞳には、何故か優しさが映っていた。
次の日の朝、彼は部屋にはいなかった。
すぐに同盟者たちに行方を聞けば、朝早くに一人でカジノに乗り込んだらしく、何も言わずに行ってしまった彼を追いかけるため、リオンは急いでその場所へと向かった。
「改めて見ると、やっぱスゲェな……」
まだ日が昇りきっていない朝の頃。
小さな町らしい素朴な建物を、無理やりネオンで着飾った町並みを駆けてたどり着いたのは、町の中央に建つ一際目立った大きな屋敷。
噂の悪徳カジノを見上げたリオンは、煌々と光る立派なその迫力に圧倒されそうになっていた。
(けどあいつも、ここを通ったんだよな……)
昨日、自分の身勝手のせいで先に入ってしまったアキトのことを考える。
「……行くしかねぇか」
覚悟を決めたリオンは、思いきってカジノの扉を開けた。
扉の先には豪華なシャンデリアが並び、朝方にも関わらず、夜通しギャンブルを楽しんでいる客たちが、盛り上がりを見せていた。
「よお、兄ちゃん。ここは初めてか?」
アキトを探すため辺りを見渡していると、酒に酔った客の青年に声をかけられる。
「いかにも落ち着かないって感じだなぁ、せっかく楽しい場所にいるんだ、暗い顔してたらもったいないぜ~!」
「……ああ、そうだな」
(ここ、悪徳カジノだけど……)
そんな事を思っていると、突然、酔っぱらい青年がもたれかかる様に肩を組んでくる。
「よっしゃ! じゃあ先輩として、カジノについて教えてやるよ、ついてこい!!」
そう言って、リオンは千鳥足の青年にポーカーの席へと案内される。
(「相手が"雑魚"だと思って、賭け金を釣り上げようとするやつがいたりする」……クソッ、あいつらから聞いてた通りかよ)
厄介な輩に事を大きくされても困るので、リオンは仕方なく案内に従った。
最終局面は酔っ払い釣り客とリオンの一騎討ちとなり、リオンは積み上がったチップを全て差し出す。
「オールイン」
「い、いいのか!? 本当に……!!」
(わかりやすい嘘だな)
手始めにまずは普通にプレイしているのに、やたら隣の酔っ払いがやかましく叫ぶため、外野がざわめき始めていた。
「たのむ、たのむ──!? うわああああああああ──!!」
プレイヤーがディーラーにカードを渡す。役の揃っていない青年が叫ぶ中、Aのワンペアを揃えたリオンが一人勝ちした。
有り金を全て失ったのがショックだったのだろうか、青年は突っ伏したまま起き上がらず、瞬時に駆けつけた黒スーツ姿のスタッフに扉の向こうへと連れていかれる光景には少し肝が冷えた。
(ゲームは順調に進められたし、普通のカジノっぽいけど、どのあたりが悪徳何だろうか……)
辺りを見渡しても、この場にいる客たちはそれぞれの場所で各々賭け事を楽しんでいるように見える。
リオンが考え込んでいると、突如、奥のテーブルから黄色い歓声が聞こえてる。
何事かと不思議に思い、すぐさまその場所へと移動した。
けたたましい歓声が近づくにつれて、それの正体が明らかになる。
「見た! あのディーラーさん、ちょーカッコいい!!」
「見た見た! あんな格好いい人、昨日までいたかしら?」
なにやら主に女性客が騒がしく、ゲーム中のテーブルを囲んでいるようだ。
プレイヤー側は堪ったもんじゃないだろうなと思い、何があるのだろうかと向かった先にいたのは──
「は……?」
スラッとした長身に癖のある長い白い髪、それを耳の後ろで結び、赤い瞳を伏せながら整った指で粛々とカードを配っている、ディーラー姿のアキトだった。
(何やってんだよ、あいつ──!?)
いつもの緩い感じとは違う、かっちりとした姿に呆然としていると、こちらに気づいたのかアキトは一瞬だけ優しい微笑みを見せる。
「お客様方、プレイヤーが集中しておりますので、もうしばらくお静かにお願いします」
アキトがそう告げた瞬間、何人かの女性客がよろめき膝から倒れ、プレイヤーの女性客は突っ伏して顔を上げられないよ様子だった。
ただ一人、リオンは彼が言った本当の意味を理解する。
(俺に向かって言ってるんだよな、"もうしばらく待ってろ"って……)
何か情報を掴んだのだろうか? 彼の意図まではわからず立ち尽くしていると、不意に後ろから声をかけられる。
「よお、兄ちゃん。ここは初めてか?」
声の主はあの時連れていかれたはずの、酔っ払い釣り客の青年だった。
「まあ、こっちも初めて来たんだけどな! 何のゲームか知らないけど、盛り上がっててビックリしたぜ」
そう言い切る彼の言葉には、何故か嘘は見えずにいる。
(一体、何が起こってるんだ……?)
不可解なことが連続し、何とも言えない焦りが生まれるが、リオンはアキトの指示に従い、ゲームが終わるまでしばらく彼を待つことにした。
「つーかーれーたー」
部屋に着き、すぐにベッドになだれこむ。
リオンよりも先に戻っていたアキトは、隣のベッドからうつ伏せになって沈んでいくその様子を、どこか微笑ましそうに眺めていた。
「うん、おつかれさま」
「お前は元気かよ」
「ううん、今日はもう休みたいかな?」
相変わらず、嘘かホントか掴めない厄介な人物だ。ゲームでは何度も嘘を見破ってきたのに、彼の言葉からは何も感じ取れないことに不安を感じてしまう。
リオンは顔を合わせることなく、いつの間にかベッドのシーツを掴んでいた。
「……わっかんねぇやつ」
「リオン、どうしたの?」
「お前さ……」
とっくに気づいているだろう。
同盟者たちの言葉に嘘は無い、しかし昨日と今日、二人は明らかに彼らに行動を支配されている。だがリオンは、他の選択肢が無い上に、お互いカジノを潰すという目的が一致しているため、あえてそれに従ってきた。
「俺のこと、信用してて良いのかよ……」
ずっと気を遣かってくれる彼を、これ以上巻き込みたくなくて声が震えてしまう。
情けない自分を悟らせないよう、必死に不安を堪えながら言葉を繋げる。
「それでお前は、納得できるのか?」
「もちろん」
アキトは迷うことなく即答する。
「君がいいと思うなら、僕はそれで……」
リオンはもう限界だった、何も打ち明けてくれないアキトに、それにすがって何も出来ない自分に、心底嫌気がさしていた。
「そういうの、もう止めてくれ」
「え……?」
「うんざりなんだ」
ぼんやりとした状況だけを口にした直後、リオンは自分が誤った発言をしたことに気づき我にかえる。
(違う、違うちがう──! 俺が言いたかったのは、そんなことじゃ──!!)
慌てて両手をついて起き上がり、アキトを見た。
「そっか…… ごめんね」
──ああもう、そんな顔させたいわけじゃないのに……
申し訳なさそうにこちらを見つめる赤い瞳には、何故か優しさが映っていた。
次の日の朝、彼は部屋にはいなかった。
すぐに同盟者たちに行方を聞けば、朝早くに一人でカジノに乗り込んだらしく、何も言わずに行ってしまった彼を追いかけるため、リオンは急いでその場所へと向かった。
「改めて見ると、やっぱスゲェな……」
まだ日が昇りきっていない朝の頃。
小さな町らしい素朴な建物を、無理やりネオンで着飾った町並みを駆けてたどり着いたのは、町の中央に建つ一際目立った大きな屋敷。
噂の悪徳カジノを見上げたリオンは、煌々と光る立派なその迫力に圧倒されそうになっていた。
(けどあいつも、ここを通ったんだよな……)
昨日、自分の身勝手のせいで先に入ってしまったアキトのことを考える。
「……行くしかねぇか」
覚悟を決めたリオンは、思いきってカジノの扉を開けた。
扉の先には豪華なシャンデリアが並び、朝方にも関わらず、夜通しギャンブルを楽しんでいる客たちが、盛り上がりを見せていた。
「よお、兄ちゃん。ここは初めてか?」
アキトを探すため辺りを見渡していると、酒に酔った客の青年に声をかけられる。
「いかにも落ち着かないって感じだなぁ、せっかく楽しい場所にいるんだ、暗い顔してたらもったいないぜ~!」
「……ああ、そうだな」
(ここ、悪徳カジノだけど……)
そんな事を思っていると、突然、酔っぱらい青年がもたれかかる様に肩を組んでくる。
「よっしゃ! じゃあ先輩として、カジノについて教えてやるよ、ついてこい!!」
そう言って、リオンは千鳥足の青年にポーカーの席へと案内される。
(「相手が"雑魚"だと思って、賭け金を釣り上げようとするやつがいたりする」……クソッ、あいつらから聞いてた通りかよ)
厄介な輩に事を大きくされても困るので、リオンは仕方なく案内に従った。
最終局面は酔っ払い釣り客とリオンの一騎討ちとなり、リオンは積み上がったチップを全て差し出す。
「オールイン」
「い、いいのか!? 本当に……!!」
(わかりやすい嘘だな)
手始めにまずは普通にプレイしているのに、やたら隣の酔っ払いがやかましく叫ぶため、外野がざわめき始めていた。
「たのむ、たのむ──!? うわああああああああ──!!」
プレイヤーがディーラーにカードを渡す。役の揃っていない青年が叫ぶ中、Aのワンペアを揃えたリオンが一人勝ちした。
有り金を全て失ったのがショックだったのだろうか、青年は突っ伏したまま起き上がらず、瞬時に駆けつけた黒スーツ姿のスタッフに扉の向こうへと連れていかれる光景には少し肝が冷えた。
(ゲームは順調に進められたし、普通のカジノっぽいけど、どのあたりが悪徳何だろうか……)
辺りを見渡しても、この場にいる客たちはそれぞれの場所で各々賭け事を楽しんでいるように見える。
リオンが考え込んでいると、突如、奥のテーブルから黄色い歓声が聞こえてる。
何事かと不思議に思い、すぐさまその場所へと移動した。
けたたましい歓声が近づくにつれて、それの正体が明らかになる。
「見た! あのディーラーさん、ちょーカッコいい!!」
「見た見た! あんな格好いい人、昨日までいたかしら?」
なにやら主に女性客が騒がしく、ゲーム中のテーブルを囲んでいるようだ。
プレイヤー側は堪ったもんじゃないだろうなと思い、何があるのだろうかと向かった先にいたのは──
「は……?」
スラッとした長身に癖のある長い白い髪、それを耳の後ろで結び、赤い瞳を伏せながら整った指で粛々とカードを配っている、ディーラー姿のアキトだった。
(何やってんだよ、あいつ──!?)
いつもの緩い感じとは違う、かっちりとした姿に呆然としていると、こちらに気づいたのかアキトは一瞬だけ優しい微笑みを見せる。
「お客様方、プレイヤーが集中しておりますので、もうしばらくお静かにお願いします」
アキトがそう告げた瞬間、何人かの女性客がよろめき膝から倒れ、プレイヤーの女性客は突っ伏して顔を上げられないよ様子だった。
ただ一人、リオンは彼が言った本当の意味を理解する。
(俺に向かって言ってるんだよな、"もうしばらく待ってろ"って……)
何か情報を掴んだのだろうか? 彼の意図まではわからず立ち尽くしていると、不意に後ろから声をかけられる。
「よお、兄ちゃん。ここは初めてか?」
声の主はあの時連れていかれたはずの、酔っ払い釣り客の青年だった。
「まあ、こっちも初めて来たんだけどな! 何のゲームか知らないけど、盛り上がっててビックリしたぜ」
そう言い切る彼の言葉には、何故か嘘は見えずにいる。
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