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5.そして『英雄』になる編
5-10.これからも二人で② ※
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痺れるような感触が、触れ合う舌から広がって、甘く匂いたつセフィリオの心に酔ってしまいそうになる。
けれど、俺ももっとセフィリオに伝えたくて、こんなにも自分が彼を欲しているのだと、愛しくて、愛してやまないのだと伝えたくて、言葉ではもどかしくて、全身に口づけを落としながら、余すことなく触れていく。
「んっ…アレク…なにか、してるっ…なに?……あっ体に、響いて…っ」
胸の突起をつまみながら、反対側は強く吸い上げて唾液を絡ませるように舌で捏ねると、びくり、と跳ねて華奢な身体がしなった。
頬に、首筋に、肩に背に腰に、撫でるように触れながら、心の奥底から自分の感情を強く流し込む。
好きで、可愛いくて、それでも切なくて、隔てる身体が哀しい。愛おしさが溢れて、この指先から、触れ合ったところから流れ込めばいいと、熱く滾る想いが溶けあえばいいと願ってやまない。
「んっ!アレクっ…!…っ…なんか、へんっ!」
びくびくと、セフィリオの身体が戦慄いて、力なく俺の身体を押しやろうとするのを、軽く制して構わずに、すでにてらてらと涎を零して震えている彼の中心に触れる。
「んんっ!…もうっ…いっちゃう…アレクっ!まって、まって…っだめ!」
触れた瞬間に、腕の中で白い肢体が跳ねて、ぎゅっと強張ると、掴まれた背に爪が食い込んで、その小さな痛みと共に腹にセフィリオの熱が飛び散った。
「あっ…は、んっ…やっ、こんなの……なにっ。
アレクが、全身に……響いて……っ」
俺が触れるところから、セフィリオは敏感に体が震えて、恍惚とした表情で俺を見つめている。とろりととろける様に瞳が潤んで、蒸気した顔はいつもに増して艶やかだった。
「…はっ…ああ、そういえば…ピアスが熱いな」
セフィリオの首筋に口づけて、印を残しながら呟く。
俺は常々、この触れているところから、セフィリオへの想いが伝わればいいと思っていた。触れ合うところから気持ちが混ざり合ってしまえば、きっとこの愛しさが充満して、より満たしてくれるのではないかと、そう願っていたのだが……。
「そういえば、念話なんて出来るんだから、触れたところから意思を伝えるなんてことは簡単なんじゃないか…」
「えっ?…あんっ…んっあ…これ、だめっ!」
俺の中なんて、セフィリオでいっぱいで、今更隠すことなど何もない。すべて暴かれてしまったとしても、やましいことは何も無い。
……強いて言うなら、セフィリオに対する飽くなき欲望くらいで。それを隠さなくてはいけないかどうかは…隠した方がいい所もあるかもしれない。
「あっ…はぁっもう、これっ…どうにか、なっちゃうよ……んんっ!」
どうやら、俺の想いがそのままにセフィリオに響いているらしい。触れる場所から逃れるようにして身をよじるのに、彼の手は俺を掴んで離さない。
いつも以上に、全身が紅く染まり、触れる胸元から伝わる鼓動が激しい。荒い息使いにすでに余裕などなく、甘い嬌声が俺の脳に直接響いて欲望をくすぐる。
そんな状態で、虚ろにとろけて彷徨うセフィリオが、力なく俺に縋ってくるのが、どうしようもなく可愛くて、触れる場所からその気持ちを、そのままに注ぎ込んでしまう。
「可愛い、セフィ…俺で、いっぱいになって…」
「はっ…んぅ、ぼくは…。
ぼくの世界は…アレクでいっぱい、だよ。…もう…出会ったときから、ずっと」
そう潤んだ瞳で微笑むセフィリオは、壮絶な色香を放っていて、こみ上げる熱が全身に一気に広がった。
足を割り、身体を入れると後ろに触れる。つぷり、と指を沈めると耐えるような吐息が漏れて、求めるように腰が揺れる。
「…ここ、気持ちいいよな」
「ひゃっ!…あっ!だめっ!…また、いっちゃっ!…んんっ!」
いつになく、熱く絡みつくようにうねって、セフィリオの快感の中心を何度も押さえてやると、高い嬌声がその度に響いて、自身の高まる熱が抑えきれない。
ふと、自分のものに触れられて、いつよもよりも熱い指先が絡んで欲情を刺激する。
「…っ……こら…触るなっ」
「んっ…だって、ほしいからっ……あっ!」
いつもは澄ました表情で、時に無邪気に思考に熱中するセフィリオとは全く違っていて、こういうときの彼は、非常に甘く、なまめかしくて、美しい汗ばんだ肢体から匂いたつ豊艶な誘惑に到底抗えない。
セフィリオの足を、割広げると物欲しそうな蕾が晒されて、そこに己をあてがうと、ぐっと深く突き入れた。
「―――んんああっ!」
奥にずぶりと深く入り込み、そこを突いた刺激でセフィリオの身体が大きく反って、震えるのを、強く抱き締めて、触れるところから想いを流し込み、何度も愛してると囁いた。
震える身体は、とても熱くて、脱力してままならない手足も、その身体も、ぽろぽろと瞳から溢れる涙も、すべてが愛おしくて、すべてを閉じ込めたまま、何度もセフィリオを求めて、彼も俺を求めてくれた。
俺の頬に触れるセフィリオの指先が湿っていて、二人して泣いているのが、何だかとてもおかしくて、目が合うと同時に笑ってしまう。
愛おしそうに柔らかく俺に触れる繊細な指先から、セフィリオの想いも伝わるようで、それは間違いなく自分と同じ想いで、抱きしめられるその温もりが、じわりとお互いを溶かす。
想いに境界が無くなって、まるで一つになってしまったような、そんな気持ちをふわふわとした世界で味わいながら、それでもこの腕の中の存在だけは、限りなく現実のものだと、何度も確かめずにはいられなかった。
ああ、こんな幸せがあるんだな。
そんな、想いを抱きながら、俺を見つめる星空の瞳を覗き込み、いつまでもここに囚われていることを願いながら、深く何度も口づけた。
これ以上の幸福など無いと、二人で、溶け合うように沈んでいった。
*
俺は、『英雄』になって、なぜだか国で唯一のSSランク保持者となった。
セフィリオは、魔術師として研究者としての地位を確立し、バドルクス伯爵として、Sランク冒険者として、その名をはせた。
けれど、実際には大きな変化は無く、これまでと同じような日々が流れている。
俺と、セフィリオは変わらず、中央ギルドのある街で、レイチェルさんから譲り受けた屋敷で過ごしている。
ただ、セフィリオの監視や監督者がいなくなったことや、移動に許可が必要ではなくなったこと、いつでも、どこでも自由に過ごすことが出来ることになった。
「ここにきて、若干中弛み、だね。まあ、【厄災】も過ぎて、現状から考えたら仕方は無いけれど」
【厄災】は過ぎ去ったが、【スタンピード】は変わらず、頻度は減りながらも続いている。
冒険者ギルドのお祭り騒ぎも、落ち着いた様に思うが、その脇で討伐参加者が減り、全体的に士気が低下しているようだ。
そして、セフィリオは相変わらず、【スタンピード】の統計と対策で忙しく、放っておくと食事も睡眠も忘れて延々思考に耽っている。
けれど、セフィリオはそこまで破綻することなく、俺を伺うように食事や睡眠に気を付けるようになっている。俺の存在が、セフィリオに必要とされているようで、とても嬉しい。
ここのところ、セフィリオが食事や睡眠を疎かにするときは、少し彼が渇いているときで、俺を求めてくれているときだと気づいた。そういうときは、ぐずぐずに甘やかして、もっと可愛がってもいいのだと分かり、俺はさらに満たされている。
しかし、正直なところ、最近のセフィリオを見ていると、彼一人で、【厄災】すらもどうにか出来たのではないかという、そんなことを考えてしまう。
セフィリオの魔術の使い方が、遠慮が無くなってきていて、【厄災】の際の、広範囲の治癒魔術や、移動魔術、『鍵』としての呪文や指の所作を省略しての魔術の使用などを平気で行うようになっている。
なにか吹っ切れた様子だが、魔術のことは詳しくないので俺には良く分からない。
良く分からない、という顔をしていると、「アレクはそのままでいて」といつもと同じようなことを言われて、そのセフィリオの表情が実に幸せそうなので、安心する。
そういった様子を見ていると、今後は俺とセフィリオの二人でも、【スタンピード】をどうにか出来てしまう気がするが、それでは駄目なのだろう。
俺や、セフィリオがいつまでもいるわけでは無い。
国全体は一段階栄えて、人々が活発にそして陽気になったように感じる。
「なんだか、これも兄やランディの策略だったんじゃないかと思うと、少し複雑な気分だよ」
そう、にぎわう街を歩きながら、複雑そうとは思えない、実に晴れやかな笑顔でセフィリオは言った。
今日も、夕食を一緒に食べて、一緒に眠る。
明日も二人で、当たり前のように過ごしていく。
これから、二人で辿っていく先を、いつまでも楽しみにしながら、満たされた思いで眠りにつき、そして目覚める。
腕の中の存在の温かな体温を確かめて、甘い匂いを嗅いで、すやすやと眠る吐息を感じる。
それが、普通にあることが幸せで顔が緩む。
すでに明るくなった部屋で、二人で寄り添って、確かめるように抱き締めて。
きっと、セフィリオが起きたら、俺を見つけて、その星空の瞳が朝日に照らされて輝くようにきらめいて、俺は今日も新鮮な気持ちで、その夜空の瞳に魅了される。
そして、もっと幸せな気持ちになって、彼を抱き締めてしまうに違いない。
Fin.
****************
これにて本編は完結です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
べあふら
けれど、俺ももっとセフィリオに伝えたくて、こんなにも自分が彼を欲しているのだと、愛しくて、愛してやまないのだと伝えたくて、言葉ではもどかしくて、全身に口づけを落としながら、余すことなく触れていく。
「んっ…アレク…なにか、してるっ…なに?……あっ体に、響いて…っ」
胸の突起をつまみながら、反対側は強く吸い上げて唾液を絡ませるように舌で捏ねると、びくり、と跳ねて華奢な身体がしなった。
頬に、首筋に、肩に背に腰に、撫でるように触れながら、心の奥底から自分の感情を強く流し込む。
好きで、可愛いくて、それでも切なくて、隔てる身体が哀しい。愛おしさが溢れて、この指先から、触れ合ったところから流れ込めばいいと、熱く滾る想いが溶けあえばいいと願ってやまない。
「んっ!アレクっ…!…っ…なんか、へんっ!」
びくびくと、セフィリオの身体が戦慄いて、力なく俺の身体を押しやろうとするのを、軽く制して構わずに、すでにてらてらと涎を零して震えている彼の中心に触れる。
「んんっ!…もうっ…いっちゃう…アレクっ!まって、まって…っだめ!」
触れた瞬間に、腕の中で白い肢体が跳ねて、ぎゅっと強張ると、掴まれた背に爪が食い込んで、その小さな痛みと共に腹にセフィリオの熱が飛び散った。
「あっ…は、んっ…やっ、こんなの……なにっ。
アレクが、全身に……響いて……っ」
俺が触れるところから、セフィリオは敏感に体が震えて、恍惚とした表情で俺を見つめている。とろりととろける様に瞳が潤んで、蒸気した顔はいつもに増して艶やかだった。
「…はっ…ああ、そういえば…ピアスが熱いな」
セフィリオの首筋に口づけて、印を残しながら呟く。
俺は常々、この触れているところから、セフィリオへの想いが伝わればいいと思っていた。触れ合うところから気持ちが混ざり合ってしまえば、きっとこの愛しさが充満して、より満たしてくれるのではないかと、そう願っていたのだが……。
「そういえば、念話なんて出来るんだから、触れたところから意思を伝えるなんてことは簡単なんじゃないか…」
「えっ?…あんっ…んっあ…これ、だめっ!」
俺の中なんて、セフィリオでいっぱいで、今更隠すことなど何もない。すべて暴かれてしまったとしても、やましいことは何も無い。
……強いて言うなら、セフィリオに対する飽くなき欲望くらいで。それを隠さなくてはいけないかどうかは…隠した方がいい所もあるかもしれない。
「あっ…はぁっもう、これっ…どうにか、なっちゃうよ……んんっ!」
どうやら、俺の想いがそのままにセフィリオに響いているらしい。触れる場所から逃れるようにして身をよじるのに、彼の手は俺を掴んで離さない。
いつも以上に、全身が紅く染まり、触れる胸元から伝わる鼓動が激しい。荒い息使いにすでに余裕などなく、甘い嬌声が俺の脳に直接響いて欲望をくすぐる。
そんな状態で、虚ろにとろけて彷徨うセフィリオが、力なく俺に縋ってくるのが、どうしようもなく可愛くて、触れる場所からその気持ちを、そのままに注ぎ込んでしまう。
「可愛い、セフィ…俺で、いっぱいになって…」
「はっ…んぅ、ぼくは…。
ぼくの世界は…アレクでいっぱい、だよ。…もう…出会ったときから、ずっと」
そう潤んだ瞳で微笑むセフィリオは、壮絶な色香を放っていて、こみ上げる熱が全身に一気に広がった。
足を割り、身体を入れると後ろに触れる。つぷり、と指を沈めると耐えるような吐息が漏れて、求めるように腰が揺れる。
「…ここ、気持ちいいよな」
「ひゃっ!…あっ!だめっ!…また、いっちゃっ!…んんっ!」
いつになく、熱く絡みつくようにうねって、セフィリオの快感の中心を何度も押さえてやると、高い嬌声がその度に響いて、自身の高まる熱が抑えきれない。
ふと、自分のものに触れられて、いつよもよりも熱い指先が絡んで欲情を刺激する。
「…っ……こら…触るなっ」
「んっ…だって、ほしいからっ……あっ!」
いつもは澄ました表情で、時に無邪気に思考に熱中するセフィリオとは全く違っていて、こういうときの彼は、非常に甘く、なまめかしくて、美しい汗ばんだ肢体から匂いたつ豊艶な誘惑に到底抗えない。
セフィリオの足を、割広げると物欲しそうな蕾が晒されて、そこに己をあてがうと、ぐっと深く突き入れた。
「―――んんああっ!」
奥にずぶりと深く入り込み、そこを突いた刺激でセフィリオの身体が大きく反って、震えるのを、強く抱き締めて、触れるところから想いを流し込み、何度も愛してると囁いた。
震える身体は、とても熱くて、脱力してままならない手足も、その身体も、ぽろぽろと瞳から溢れる涙も、すべてが愛おしくて、すべてを閉じ込めたまま、何度もセフィリオを求めて、彼も俺を求めてくれた。
俺の頬に触れるセフィリオの指先が湿っていて、二人して泣いているのが、何だかとてもおかしくて、目が合うと同時に笑ってしまう。
愛おしそうに柔らかく俺に触れる繊細な指先から、セフィリオの想いも伝わるようで、それは間違いなく自分と同じ想いで、抱きしめられるその温もりが、じわりとお互いを溶かす。
想いに境界が無くなって、まるで一つになってしまったような、そんな気持ちをふわふわとした世界で味わいながら、それでもこの腕の中の存在だけは、限りなく現実のものだと、何度も確かめずにはいられなかった。
ああ、こんな幸せがあるんだな。
そんな、想いを抱きながら、俺を見つめる星空の瞳を覗き込み、いつまでもここに囚われていることを願いながら、深く何度も口づけた。
これ以上の幸福など無いと、二人で、溶け合うように沈んでいった。
*
俺は、『英雄』になって、なぜだか国で唯一のSSランク保持者となった。
セフィリオは、魔術師として研究者としての地位を確立し、バドルクス伯爵として、Sランク冒険者として、その名をはせた。
けれど、実際には大きな変化は無く、これまでと同じような日々が流れている。
俺と、セフィリオは変わらず、中央ギルドのある街で、レイチェルさんから譲り受けた屋敷で過ごしている。
ただ、セフィリオの監視や監督者がいなくなったことや、移動に許可が必要ではなくなったこと、いつでも、どこでも自由に過ごすことが出来ることになった。
「ここにきて、若干中弛み、だね。まあ、【厄災】も過ぎて、現状から考えたら仕方は無いけれど」
【厄災】は過ぎ去ったが、【スタンピード】は変わらず、頻度は減りながらも続いている。
冒険者ギルドのお祭り騒ぎも、落ち着いた様に思うが、その脇で討伐参加者が減り、全体的に士気が低下しているようだ。
そして、セフィリオは相変わらず、【スタンピード】の統計と対策で忙しく、放っておくと食事も睡眠も忘れて延々思考に耽っている。
けれど、セフィリオはそこまで破綻することなく、俺を伺うように食事や睡眠に気を付けるようになっている。俺の存在が、セフィリオに必要とされているようで、とても嬉しい。
ここのところ、セフィリオが食事や睡眠を疎かにするときは、少し彼が渇いているときで、俺を求めてくれているときだと気づいた。そういうときは、ぐずぐずに甘やかして、もっと可愛がってもいいのだと分かり、俺はさらに満たされている。
しかし、正直なところ、最近のセフィリオを見ていると、彼一人で、【厄災】すらもどうにか出来たのではないかという、そんなことを考えてしまう。
セフィリオの魔術の使い方が、遠慮が無くなってきていて、【厄災】の際の、広範囲の治癒魔術や、移動魔術、『鍵』としての呪文や指の所作を省略しての魔術の使用などを平気で行うようになっている。
なにか吹っ切れた様子だが、魔術のことは詳しくないので俺には良く分からない。
良く分からない、という顔をしていると、「アレクはそのままでいて」といつもと同じようなことを言われて、そのセフィリオの表情が実に幸せそうなので、安心する。
そういった様子を見ていると、今後は俺とセフィリオの二人でも、【スタンピード】をどうにか出来てしまう気がするが、それでは駄目なのだろう。
俺や、セフィリオがいつまでもいるわけでは無い。
国全体は一段階栄えて、人々が活発にそして陽気になったように感じる。
「なんだか、これも兄やランディの策略だったんじゃないかと思うと、少し複雑な気分だよ」
そう、にぎわう街を歩きながら、複雑そうとは思えない、実に晴れやかな笑顔でセフィリオは言った。
今日も、夕食を一緒に食べて、一緒に眠る。
明日も二人で、当たり前のように過ごしていく。
これから、二人で辿っていく先を、いつまでも楽しみにしながら、満たされた思いで眠りにつき、そして目覚める。
腕の中の存在の温かな体温を確かめて、甘い匂いを嗅いで、すやすやと眠る吐息を感じる。
それが、普通にあることが幸せで顔が緩む。
すでに明るくなった部屋で、二人で寄り添って、確かめるように抱き締めて。
きっと、セフィリオが起きたら、俺を見つけて、その星空の瞳が朝日に照らされて輝くようにきらめいて、俺は今日も新鮮な気持ちで、その夜空の瞳に魅了される。
そして、もっと幸せな気持ちになって、彼を抱き締めてしまうに違いない。
Fin.
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これにて本編は完結です。
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べあふら
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2-1の後半と2-2の始まりが同じ内容になっているのは、そういう手法なのかとも思いましたが、ちと長すぎ?
まだ最後まで読めて無いのですが、続きも楽しみです。
こういった内容なので承認不要です。
読了後にまた感想送らせていただきます!失礼しました。
最近この作品を見つけてとても満たされました。
素敵なお話ありがとうございました。
この先も寄り添いながら生きていく2人を思い描けるエンディングで、湯上りのような心の奥底まで温まるお話でした。
完結おめでとうございます。毎日楽しく読ませていただきました。
「英雄」と言う枠にはめたくない、素敵な英雄譚だと感じました。
ラブラブも可愛くて幸せな気分になりました。
番外編とかあるのでしょうか?楽しみにしています。
感想ありがとうございます!アルファポリスのシステムに慣れず、お返事が遅くなってしまいました。まだ番外編には需要がありますでしょうか……?こちらが初めていただいた感想です!!時間を越えて感激しております。拙い所も多々あり、読みにくくて申し訳ないです。本当にありがとうございました。