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第9話 5日前
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リリアナは、セシルに言った。
「お父様に見つかってしまって・・・どうしたら良いの?」
ルナルドに、ああ言ったものの、とても不安になっていた。
もう、今まで通りの家族では居られない。このまま、本当に義父を説得できるのだろうか?
父を亡くし、1人で私を抱えて、寂しく不安な毎日を送っていた母を思い出す。・・・これから、どうなってしまうのだろうか?
でも、自分の出来ることを精一杯、やってみるしかない。
自分の気持ちに正直に。真っ直ぐに。
家に帰ったら、義父と母に、聞いてくれるまで何度でも、私から話をしてみよう。
そう心に決めながらも、不安で怖かった。だから、大丈夫。大丈夫。大丈夫。そう何度も心の中で唱える。
「じゃぁ、また明日。」
そうセシルに手を振って、馬車に乗り込んだ。
「お兄様は?一緒に帰りたいわ。」
御者に言うと、一瞬、戸惑ったように狼狽えて、御者は言った。
「本日から、別々に帰るようにと、旦那様が・・・」
・・・・なるほど。
「わかりました。」
馬車の中で、これからの事を考えていた。
そのせいで、私は気がつかなかった。いつもと、違う道を走り出したことに・・・。
「到着しました。」
そう言われて馬車を降りて、驚いた。
降ろされた場所は、スペンサー伯爵家では無かった。
「・・・ここは?」
リリアナは、理解できずに呆然と立ち尽くす。
そこへ、館から夫人と従兄弟が出てきて、リリアナを出迎えた。
「いらっしゃい。リリアナ。舞踏会いらいだ。」
「さぁさぁ、中に入って。」
それで、ここは従兄弟の家なのだと理解する。けれども、何故、ここに連れて来られたのか?御者を見ると、下を向いたままで、顔を上げなかった。
冷静に考えればわかったのだろうけれど、昨日の夜から不安で眠れず睡眠不足で、これからどうしようと考えこんで、想定外の状況に、私は頭が働かずに、場の空気に流された。
屋敷の中に入ると、夫人が可愛らしい部屋に案内してくれた。
「ここが、あなたの部屋よ。」
執事たちが、私の荷物などを運んできて、部屋の中に入れていく。
「急いで準備させたから、足りない物があるかもしれないけれど、メイドたちに言ってくれれば、すぐに準備させるわね。」
「あ・・・あの、私の部屋というのは、その、どうゆう?」
質問すると、従兄弟が部屋に入ってきた。
「僕から説明するよ。母上は、もういいですよ。準備ありがとうございました。」
従兄弟がそう言うと、夫人は部屋を出て行った。
従兄弟のロドリスは、リリアナに微笑みかけて、部屋の中を見回した。
「叔父のスペンサー伯爵から、急に連絡があったんだ。君を婚約者として、ここに住まわすから、よろしく頼むと。」
婚約者・・・?
「・・・お義父様が?」
ロドリスは、部屋の中を一周してから、リリアナの近くまで、ゆっくりと近づいてきた。
「そうだよ。僕たちは夫婦になる。前から、君のことを気に入っていたんだ。話を持ち掛けたら、君の母親も、本人が納得してくれればと、了承してくれたよ。だから、舞踏会の日に君と話す機会を貰ったんだ。だけど・・・。」
ロドリスは、リリアナを上から下まで舐めるように見た。
「義理の兄である、ルナルドに恋をしているって?いけない兄妹だな。」
なんとなく、距離をとろうと、後ずさると、腕を掴まれた。
「伯爵は、本当に焦っていたよ?ダメじゃないか、親を心配させちゃ。」
思いっきり、手を振りほどこうとして、渾身の力を込めたけれども、びくともしない。
ロドリスは、そばかすの目立つ顔をリリアナに近づけて、笑って見せる。
「僕が、ルナルドなんか忘れさせてあげるよ。10代の淡い恋なんて白昼夢のように消えるさ。大人の交わりを教えてあげる。」
そう言うや否や、ロドリスはリリアナを持ち上げて、ベッドに放り投げた。彼は大男で、小太りで、リリアナにとっては岩か山のようにすら思えた。そんな男が、自分にのしかかって来る。
「嫌!離して!!」
リリアナは、必死で抵抗した。
腕を引っ掻き、キスをされると唇を噛んだ。しかし、ロドリスはニヤリと笑うだけで、動じない。
足で蹴り上げ、必死で叫び声を上げて、肘で頬を打った。
これだけ、渾身の力で抵抗しているのに、びくともしないことに、愕然とした。
7歳年上のロドリスは、年下好きで、周囲に隠して来た性癖があった。
「もっと、もっと嫌がれっ。泣きわめけ!あぁ・・・あぁ、興奮する!その目だ。あぁっ、俺に叶わないと絶望して、泣くのもいい!!ほらっ!これはどうだ!」
気持ち悪くて、体が震える。恐怖でパニックになればなるほど、ロドリスは喜んだ。
体中を舐め回され、膣内を指で犯された。
その、体を弄ぶ行為は、1時間続いた。
「もうバテたのか。もっと嫌がれよ?犯されちゃうぞ?ほら!」
ぐったりとしたリリアナの両足を掴んで、男性器を擦りつける。その感覚に、体中が総毛だつ。
「い・・・嫌、やめて・・・それだけは・・・嫌!」
「フフフフフ。良い顔になったぞ?もっと嫌がれ、ほら!これが入っちゃうぞ?」
ゴリゴリと擦りつけられて、あまり残っていない力で、足をバタつかせて両手でロドリスを引っ掻き殴った。
「痛っ!・・・この!!」
目を引っ掻かれて、ロドリスは少しイラっとする。そのまま、リリアナの首を絞めた。
「うぐっ・・!」
苦しそうに顔を歪ませたリリアナを見て、再びロドリスは喜ぶ。
「はははっ。苦しい?怖い?じゃぁ、もう挿入れてあげるよ。」
グッと固いものを押し付けられて、パニックになる。
「ゲホッ!ゴホッゴホッ・・・!い、嫌!やめて、お願い!!嫌!」
再び、グッと首を絞められて、耳元で囁かれる。
「その調子だ。イイぞ。ちゃんと、嫌がって興奮させてくれたら、中出ししてあげるからね。」
頭が・・・真っ白になった。
そこから、少し記憶が飛んだ気がする。
声も出せなくなって、呆然とした。
遠くから、どこからともなく騒ぎ声が聞こえてくる。
ガラスの割れる音。何かが壊される音。ドアが叩かれる音。
「なんだ?」
ロドリスが呟き、ベッドから降りて行く。
ドアが開く音と共に、大きな声が響いた。
「ロドリス!!リリアナはどこだ?!リリアナは・・・!!」
その声を聴いて、リリアナは、ゆっくりと扉の方に目を動かす。
扉の前には、ロドリスに掴みかかるルナルドがいた。
ルナルドは、ゆっくりと、部屋の中に視線を移す。
「・・・リリアナ・・・?」
布1枚も身につけていないリリアナが、涙で顔が赤く腫れあがり、髪をグシャグシャに乱して、虚ろで放心状態の目を向けて、ベッドに横たわっていた。
部屋中には、枕も服も、散らばって、天蓋の布も破られて垂れ落ちて、椅子も倒れたままだった。
その有様を見たルナルドは、カッとなった。
「殺してやる!!」
物凄い勢いで、ロドリスをボコボコに殴り倒し、使用人たちや夫人が駆けつけて、大騒ぎになった。ロドリスを殴り倒して気絶させてから、ルナルドは血まみれの手もそのままで、リリアナの傍に駆け寄る。
落ちていた服を拾い上げて、羽織らせる。他のリリアナの服は引きちぎられていていたので、ルナルドは自分の上着を脱いで、上から着せた。
「リリアナ、行こう。」
素早く抱き上げると、ルナルドは従兄弟の屋敷を出て行った。
ルナルドに抱き上げられて、廊下を移動する中、リリアナは気がついた。
廊下には、飾られていた物が倒されて壊れていて、全てのドアが開けられてあった。
私を、探しに来てくれた。探して、助けに来てくれたんだ。急に、そう実感が湧いて来た。
馬車に乗せられて、走り出した瞬間、リリアナは泣き出した。体中が震えて、上手く声が出せないまま嗚咽した。
「う・・・うっ、ひっく・・・うぅ~っ・・・」
ルナルドは、リリアナを抱きしめた。
「リリアナ・・・ごめん!ごめんな・・・こんなっ、本当にごめん。もっと、もっと早く助けに来れれば!」
何度も何度も、ルナルドは誤って抱きしめた。
急に馬車が止まると、ルナルドはリリアナを抱き上げて馬車を降り、洋服屋で服を購入して着替えさせた。
リリアナが着替えて出て来ると、ルナルドは、新しい馬車を用意していた。
「ルナルド・・?」
「馬車を乗り換える。こっちに乗って。」
ニコリと笑って言う。
灰色の雨が降る中、2人を乗せた馬車は走り出した。
窓の外を見ると、どんどん王都を離れて行く様子だった。ぼうっと外を眺めていると、ルナルドが言った。
「このまま、王都を・・・出ようと思うんだ。」
静かな低い声に、何か深刻さを感じて、ルナルドの目を見た。
私の手を握ったままで、続けて言った。
「2人で、どこか遠い街に行こう?」
「お父様に見つかってしまって・・・どうしたら良いの?」
ルナルドに、ああ言ったものの、とても不安になっていた。
もう、今まで通りの家族では居られない。このまま、本当に義父を説得できるのだろうか?
父を亡くし、1人で私を抱えて、寂しく不安な毎日を送っていた母を思い出す。・・・これから、どうなってしまうのだろうか?
でも、自分の出来ることを精一杯、やってみるしかない。
自分の気持ちに正直に。真っ直ぐに。
家に帰ったら、義父と母に、聞いてくれるまで何度でも、私から話をしてみよう。
そう心に決めながらも、不安で怖かった。だから、大丈夫。大丈夫。大丈夫。そう何度も心の中で唱える。
「じゃぁ、また明日。」
そうセシルに手を振って、馬車に乗り込んだ。
「お兄様は?一緒に帰りたいわ。」
御者に言うと、一瞬、戸惑ったように狼狽えて、御者は言った。
「本日から、別々に帰るようにと、旦那様が・・・」
・・・・なるほど。
「わかりました。」
馬車の中で、これからの事を考えていた。
そのせいで、私は気がつかなかった。いつもと、違う道を走り出したことに・・・。
「到着しました。」
そう言われて馬車を降りて、驚いた。
降ろされた場所は、スペンサー伯爵家では無かった。
「・・・ここは?」
リリアナは、理解できずに呆然と立ち尽くす。
そこへ、館から夫人と従兄弟が出てきて、リリアナを出迎えた。
「いらっしゃい。リリアナ。舞踏会いらいだ。」
「さぁさぁ、中に入って。」
それで、ここは従兄弟の家なのだと理解する。けれども、何故、ここに連れて来られたのか?御者を見ると、下を向いたままで、顔を上げなかった。
冷静に考えればわかったのだろうけれど、昨日の夜から不安で眠れず睡眠不足で、これからどうしようと考えこんで、想定外の状況に、私は頭が働かずに、場の空気に流された。
屋敷の中に入ると、夫人が可愛らしい部屋に案内してくれた。
「ここが、あなたの部屋よ。」
執事たちが、私の荷物などを運んできて、部屋の中に入れていく。
「急いで準備させたから、足りない物があるかもしれないけれど、メイドたちに言ってくれれば、すぐに準備させるわね。」
「あ・・・あの、私の部屋というのは、その、どうゆう?」
質問すると、従兄弟が部屋に入ってきた。
「僕から説明するよ。母上は、もういいですよ。準備ありがとうございました。」
従兄弟がそう言うと、夫人は部屋を出て行った。
従兄弟のロドリスは、リリアナに微笑みかけて、部屋の中を見回した。
「叔父のスペンサー伯爵から、急に連絡があったんだ。君を婚約者として、ここに住まわすから、よろしく頼むと。」
婚約者・・・?
「・・・お義父様が?」
ロドリスは、部屋の中を一周してから、リリアナの近くまで、ゆっくりと近づいてきた。
「そうだよ。僕たちは夫婦になる。前から、君のことを気に入っていたんだ。話を持ち掛けたら、君の母親も、本人が納得してくれればと、了承してくれたよ。だから、舞踏会の日に君と話す機会を貰ったんだ。だけど・・・。」
ロドリスは、リリアナを上から下まで舐めるように見た。
「義理の兄である、ルナルドに恋をしているって?いけない兄妹だな。」
なんとなく、距離をとろうと、後ずさると、腕を掴まれた。
「伯爵は、本当に焦っていたよ?ダメじゃないか、親を心配させちゃ。」
思いっきり、手を振りほどこうとして、渾身の力を込めたけれども、びくともしない。
ロドリスは、そばかすの目立つ顔をリリアナに近づけて、笑って見せる。
「僕が、ルナルドなんか忘れさせてあげるよ。10代の淡い恋なんて白昼夢のように消えるさ。大人の交わりを教えてあげる。」
そう言うや否や、ロドリスはリリアナを持ち上げて、ベッドに放り投げた。彼は大男で、小太りで、リリアナにとっては岩か山のようにすら思えた。そんな男が、自分にのしかかって来る。
「嫌!離して!!」
リリアナは、必死で抵抗した。
腕を引っ掻き、キスをされると唇を噛んだ。しかし、ロドリスはニヤリと笑うだけで、動じない。
足で蹴り上げ、必死で叫び声を上げて、肘で頬を打った。
これだけ、渾身の力で抵抗しているのに、びくともしないことに、愕然とした。
7歳年上のロドリスは、年下好きで、周囲に隠して来た性癖があった。
「もっと、もっと嫌がれっ。泣きわめけ!あぁ・・・あぁ、興奮する!その目だ。あぁっ、俺に叶わないと絶望して、泣くのもいい!!ほらっ!これはどうだ!」
気持ち悪くて、体が震える。恐怖でパニックになればなるほど、ロドリスは喜んだ。
体中を舐め回され、膣内を指で犯された。
その、体を弄ぶ行為は、1時間続いた。
「もうバテたのか。もっと嫌がれよ?犯されちゃうぞ?ほら!」
ぐったりとしたリリアナの両足を掴んで、男性器を擦りつける。その感覚に、体中が総毛だつ。
「い・・・嫌、やめて・・・それだけは・・・嫌!」
「フフフフフ。良い顔になったぞ?もっと嫌がれ、ほら!これが入っちゃうぞ?」
ゴリゴリと擦りつけられて、あまり残っていない力で、足をバタつかせて両手でロドリスを引っ掻き殴った。
「痛っ!・・・この!!」
目を引っ掻かれて、ロドリスは少しイラっとする。そのまま、リリアナの首を絞めた。
「うぐっ・・!」
苦しそうに顔を歪ませたリリアナを見て、再びロドリスは喜ぶ。
「はははっ。苦しい?怖い?じゃぁ、もう挿入れてあげるよ。」
グッと固いものを押し付けられて、パニックになる。
「ゲホッ!ゴホッゴホッ・・・!い、嫌!やめて、お願い!!嫌!」
再び、グッと首を絞められて、耳元で囁かれる。
「その調子だ。イイぞ。ちゃんと、嫌がって興奮させてくれたら、中出ししてあげるからね。」
頭が・・・真っ白になった。
そこから、少し記憶が飛んだ気がする。
声も出せなくなって、呆然とした。
遠くから、どこからともなく騒ぎ声が聞こえてくる。
ガラスの割れる音。何かが壊される音。ドアが叩かれる音。
「なんだ?」
ロドリスが呟き、ベッドから降りて行く。
ドアが開く音と共に、大きな声が響いた。
「ロドリス!!リリアナはどこだ?!リリアナは・・・!!」
その声を聴いて、リリアナは、ゆっくりと扉の方に目を動かす。
扉の前には、ロドリスに掴みかかるルナルドがいた。
ルナルドは、ゆっくりと、部屋の中に視線を移す。
「・・・リリアナ・・・?」
布1枚も身につけていないリリアナが、涙で顔が赤く腫れあがり、髪をグシャグシャに乱して、虚ろで放心状態の目を向けて、ベッドに横たわっていた。
部屋中には、枕も服も、散らばって、天蓋の布も破られて垂れ落ちて、椅子も倒れたままだった。
その有様を見たルナルドは、カッとなった。
「殺してやる!!」
物凄い勢いで、ロドリスをボコボコに殴り倒し、使用人たちや夫人が駆けつけて、大騒ぎになった。ロドリスを殴り倒して気絶させてから、ルナルドは血まみれの手もそのままで、リリアナの傍に駆け寄る。
落ちていた服を拾い上げて、羽織らせる。他のリリアナの服は引きちぎられていていたので、ルナルドは自分の上着を脱いで、上から着せた。
「リリアナ、行こう。」
素早く抱き上げると、ルナルドは従兄弟の屋敷を出て行った。
ルナルドに抱き上げられて、廊下を移動する中、リリアナは気がついた。
廊下には、飾られていた物が倒されて壊れていて、全てのドアが開けられてあった。
私を、探しに来てくれた。探して、助けに来てくれたんだ。急に、そう実感が湧いて来た。
馬車に乗せられて、走り出した瞬間、リリアナは泣き出した。体中が震えて、上手く声が出せないまま嗚咽した。
「う・・・うっ、ひっく・・・うぅ~っ・・・」
ルナルドは、リリアナを抱きしめた。
「リリアナ・・・ごめん!ごめんな・・・こんなっ、本当にごめん。もっと、もっと早く助けに来れれば!」
何度も何度も、ルナルドは誤って抱きしめた。
急に馬車が止まると、ルナルドはリリアナを抱き上げて馬車を降り、洋服屋で服を購入して着替えさせた。
リリアナが着替えて出て来ると、ルナルドは、新しい馬車を用意していた。
「ルナルド・・?」
「馬車を乗り換える。こっちに乗って。」
ニコリと笑って言う。
灰色の雨が降る中、2人を乗せた馬車は走り出した。
窓の外を見ると、どんどん王都を離れて行く様子だった。ぼうっと外を眺めていると、ルナルドが言った。
「このまま、王都を・・・出ようと思うんだ。」
静かな低い声に、何か深刻さを感じて、ルナルドの目を見た。
私の手を握ったままで、続けて言った。
「2人で、どこか遠い街に行こう?」
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