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エンタイア
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ゼジとゼノは対峙したまま動かなかった。
10分ほどそうしていたが、何時間もそうしてるわけにはいかず、ゼノはゼジに向かって言った。
「そこをどいてくれ」
「ごめんな。俺は命令に従わないと。そうしなきゃ延命出来ないんだ」
「ゼジ」
「そんな泣きそうな顔するなよ。お前は俺を殺せばいい。俺はお前を捕らえればいい。たったそれだけだろ」
「そんなこと出来る筈がない」
「ゼラとゼアは容赦なく殺しただろ」
ゼノはカッと目を見開き言った。
「お前は友達だ!!」
ゼジはそれを聞いて躊躇いなく首を振る。
「友達じゃない。それ以上だ。……って、俺は思ってたよ」
「……そうだな。お前は友達以上の存在だ」
アリシアが顔をしかめたが今の二人には気付く暇もない。
「俺達のことなんて言葉に表せない。そんな関係なんだ。ゼノ、俺はお前を地下室へ戻す。そうしたら一緒にいられる。俺はお前を止められなくて、お前に殺される。分かるか? どっちにしろ俺にはいい結果なんだ」
「ゼジ……!」
「――もう行くぞ。ゼノア」
ゼジはナイフを取り出し、ゼノ達へ向けて大振りする。
――とたん、施設の壁と天井が薙ぎ倒されるように動く気配がし、ゼノはアリシアを背に空間の穴をバリアとして前に展開する。
次の瞬間――施設の壁と天井は粉々に砕かれ、灰となり、消失する。アリシアの炎も一瞬にして消えてしまっていた。
アリシアとゼノは口を大きく開け放つ。
これが、ゼジの力。
すべての種族の細胞を持つ――――失敗作の力。
――施設員達、ましてや碧徒にもコントロール不可能な、失敗作の力。
「ゼ、ゼジ……」
「ゼノ、いつまでそうしてるつもりだ! 俺は本気で行くぜ――ッ!!」
ゼジが飛び出し、ゼノへ向かって蹴りを繰り出す。ゼノはそれを避け、ゼジへ空間の歪みをぶつけようとする――しかし、ゼジはそれをあっという間に、手で払い消滅させる。
「――――っ!!」
ゼノの腹に蹴りが入り、ゼノはくの字に曲がり後方に吹っ飛ぶ。
ゼノが立ち上がろうとすれば、ゼジの叫び声が聞こえて、大の字で吹っ飛ばされる。施設の廊下には亀裂が入り、縦に揺れる地震のようなものまで起こった。
次に、聞き惚れてしまいそうな美しく、恐ろしいゼジの歌声が聞こえ、ゼノとアリシアは頭を抱え悲鳴を上げる。
ゼジは跳躍し、長い距離を一瞬で縮め、滑空し、頭を抱えるゼノの顔に右足で蹴りを入れる。着地すると、ゼジは歌ったまま体長6米もある大きなオオカミに変身し、飛び掛かる。
ゼノは咄嗟に空間のバリアを広げ、ゼジはそれをも鋭い爪で引き裂く。真っ二つに割れた空間のバリアからゼジが飛び出してきて、アリシアとゼノは戦慄する。
真っ白な毛の美しい、ヨーロッパオオカミに似たオオカミだった。
顔の皮膚全体が前に押し出され、歯を剥き出しにして襲い掛かる。脅しで降られる尻尾も迫力があり、アリシアとゼノは背を向けて少しの間それから逃げた。
ゼジが立ち止まり、変身を解く。
「逃げるなよゼノ。ここから出るんだろ、外に行くんだろ。なら、俺を倒していけよ」
「ゼジ、今からでもいい、一緒に逃げよう」
「ごめんなゼノ。それは出来ない。俺はお前と一緒に逃げても死ぬし、お前だけを逃したとしても罰として死ぬんだ。俺にはお前を捕らえない限り、死しか待ってないんだよ、ゼノ」
「オレを捕まえて生き延びるんじゃないのか」
「その通りだ。だから本気で戦おう」
「オレは本気だ」
「ゼノ。お前は嘘が下手だな」
お前が本気を出せば――俺なんて一溜まりもないのに。
ゼジはそう思いながら、ゼノへ向けてナイフを振りかざす。ゼノはそれを避けながら、「一緒に逃げよう」と説得を繰り返す。
「お前を助ける方法を必ず探し出して見せるから――だから!!」
「ごめんなゼノ。俺は説得されてやらないぜ」
「ゼジ――!!」
「分かったら俺を殺せ、ゼノ」
ゼジのナイフと、ゼノの異空間がぶつかり合う。
凄まじい突風を起こし、ゼノとゼジはお互い一歩も引かず戦う。
ゼジはゼノを捕らえるために、ゼノはそんなゼジを止めるために戦う。
アリシアが光なら、ゼジは影だった。闇の中でも寄り添ってくれる、自分を闇ではなく自分として証明してくれる存在だった。
ゼノにとってゼジは必要不可欠な存在だ。
ゼジにとってのゼノは、自分のような失敗作――そこへ落ちてきそうな実験体だった。境遇は違えど、主人に従いたくないところなどの共通の望みを持っていた。ただそれだけで、ゼジにとってのゼノは他とは違って見えた。
距離が縮まることに嫌悪感も高揚感もなかった。
ただ、それが普通のことのように感じた。
ただ、互いに引き寄せられ、惹かれ合った。
友人ではない、恋人でもない、ただの知り合いでもない。
彼等の関係を現す言葉はなかった。
ゼノの空間がゼジの身体を歪める――瞬間、ゼジの身体は歪な方向に曲がり、赤と青のマーブル模様の血飛沫を上げて骨や内臓を丸出しにする。
「ゼジ……!」
ゼノは思わず駆け寄ろうとするが、ゼジの身体は一瞬にして元に戻り、何ごともなかったかのように彼はゼノへナイフで襲い掛かる。
ゼノは攻撃を受ける前に自分の身体に結晶を発生させ硬化し、鎧を纏う。硬い鎧に、ナイフは弾き飛ばされる。
ゼジはオオカミの姿へ変身し、その結晶を鋭利な爪で引き裂いた。
ゼノから青緑色の血飛沫が上がり、慌てて異次元空間にその血液を飛ばそうとする。しかし異次元空間を覆うように青緑色の血液はそれを飲み込む。ゼジはそれを見て、ゼノの腕をもう一度爪で引き裂き傷付けた。
青緑色の血液はゼノの中へ戻り、傷口は修復されていく。
「お前を捕まえるのって大変だな」
とゼジは笑って言う。
ゼノはその笑顔を見て、顔をぎゅっと歪めた。
「オレはお前を説得して見せる」
「しつこい奴は嫌われるぞ」
「お前がオレを嫌うことなどない」
「そうかもな」
ゼジはオオカミから変身を解き、叫び声で攻撃をしてくる。
「オレもお前が好きだ、ゼジ……!」
ゼノはそれを避けながらも、空間を操る力でゼジへ攻撃を仕掛ける。
「好きとは言ってないけど、うん、俺も好きだ」
「別れたくなんかない!」
「俺もだ」
どうして――どうしてなんだ。
なんで分かってくれないんだ。
お前が逃げると言ってさえくれれば、きっと幸せになれるし、幸せにして見せるのに。
「ゼジ――!!」
「ゼノア!!」
どこか楽しそうな顔をするゼジに、ゼノはだんだんと苛立ちを覚えていく。それでも常に表情は寂しそうに歪められていた。
ゼジは歌を歌い、ゼノの動きを封じる。ゼノは空間を操り自分の周囲だけを無音にし、ゼジからの攻撃を空間の穴で受け止める。
ゼジはナイフで何度も切りかかって来る、その度に、C棟の地下以外の建物は粉々へ崩れ去っていく。凄まじい力だった、勝てないとゼノに思わせるほど、恐怖を与えるほど。
ゼノはゼジが手加減しているのだと分かっていた。
ゼジはゼノが逃げることを望んでいる。
「本気出せよ。俺はお前に殺されるなら、この人生が幸せだったって言えるからさ」
ゼジは自分が死ぬことを望んでいる。
ゼノの目が潤む。ゼノは空間の力を最大限まで引き出し、バリバリと黒やら赤やらの雷が走る空間の穴が発生する。
ゼジはナイフで切り裂こうと足掻くが、その力は容赦なく彼を飲み込んだ。
――ゼジを飲み込んだ穴はゼノたちの前から消え、施設の外――施設から遠い森の中へ空間の穴が出現する。
穴からゼジが落ちてきて、彼は茂みの中で呻き声を上げる。寝転がったまま夜空を見上げて言った。
「酷いぜゼノ……こんなところで、一人で死ねって言うのか」
ゼジの呟きは誰にも聞かれず、夜空へ消えていくだけだった。
入口まで――――――1000m。
10分ほどそうしていたが、何時間もそうしてるわけにはいかず、ゼノはゼジに向かって言った。
「そこをどいてくれ」
「ごめんな。俺は命令に従わないと。そうしなきゃ延命出来ないんだ」
「ゼジ」
「そんな泣きそうな顔するなよ。お前は俺を殺せばいい。俺はお前を捕らえればいい。たったそれだけだろ」
「そんなこと出来る筈がない」
「ゼラとゼアは容赦なく殺しただろ」
ゼノはカッと目を見開き言った。
「お前は友達だ!!」
ゼジはそれを聞いて躊躇いなく首を振る。
「友達じゃない。それ以上だ。……って、俺は思ってたよ」
「……そうだな。お前は友達以上の存在だ」
アリシアが顔をしかめたが今の二人には気付く暇もない。
「俺達のことなんて言葉に表せない。そんな関係なんだ。ゼノ、俺はお前を地下室へ戻す。そうしたら一緒にいられる。俺はお前を止められなくて、お前に殺される。分かるか? どっちにしろ俺にはいい結果なんだ」
「ゼジ……!」
「――もう行くぞ。ゼノア」
ゼジはナイフを取り出し、ゼノ達へ向けて大振りする。
――とたん、施設の壁と天井が薙ぎ倒されるように動く気配がし、ゼノはアリシアを背に空間の穴をバリアとして前に展開する。
次の瞬間――施設の壁と天井は粉々に砕かれ、灰となり、消失する。アリシアの炎も一瞬にして消えてしまっていた。
アリシアとゼノは口を大きく開け放つ。
これが、ゼジの力。
すべての種族の細胞を持つ――――失敗作の力。
――施設員達、ましてや碧徒にもコントロール不可能な、失敗作の力。
「ゼ、ゼジ……」
「ゼノ、いつまでそうしてるつもりだ! 俺は本気で行くぜ――ッ!!」
ゼジが飛び出し、ゼノへ向かって蹴りを繰り出す。ゼノはそれを避け、ゼジへ空間の歪みをぶつけようとする――しかし、ゼジはそれをあっという間に、手で払い消滅させる。
「――――っ!!」
ゼノの腹に蹴りが入り、ゼノはくの字に曲がり後方に吹っ飛ぶ。
ゼノが立ち上がろうとすれば、ゼジの叫び声が聞こえて、大の字で吹っ飛ばされる。施設の廊下には亀裂が入り、縦に揺れる地震のようなものまで起こった。
次に、聞き惚れてしまいそうな美しく、恐ろしいゼジの歌声が聞こえ、ゼノとアリシアは頭を抱え悲鳴を上げる。
ゼジは跳躍し、長い距離を一瞬で縮め、滑空し、頭を抱えるゼノの顔に右足で蹴りを入れる。着地すると、ゼジは歌ったまま体長6米もある大きなオオカミに変身し、飛び掛かる。
ゼノは咄嗟に空間のバリアを広げ、ゼジはそれをも鋭い爪で引き裂く。真っ二つに割れた空間のバリアからゼジが飛び出してきて、アリシアとゼノは戦慄する。
真っ白な毛の美しい、ヨーロッパオオカミに似たオオカミだった。
顔の皮膚全体が前に押し出され、歯を剥き出しにして襲い掛かる。脅しで降られる尻尾も迫力があり、アリシアとゼノは背を向けて少しの間それから逃げた。
ゼジが立ち止まり、変身を解く。
「逃げるなよゼノ。ここから出るんだろ、外に行くんだろ。なら、俺を倒していけよ」
「ゼジ、今からでもいい、一緒に逃げよう」
「ごめんなゼノ。それは出来ない。俺はお前と一緒に逃げても死ぬし、お前だけを逃したとしても罰として死ぬんだ。俺にはお前を捕らえない限り、死しか待ってないんだよ、ゼノ」
「オレを捕まえて生き延びるんじゃないのか」
「その通りだ。だから本気で戦おう」
「オレは本気だ」
「ゼノ。お前は嘘が下手だな」
お前が本気を出せば――俺なんて一溜まりもないのに。
ゼジはそう思いながら、ゼノへ向けてナイフを振りかざす。ゼノはそれを避けながら、「一緒に逃げよう」と説得を繰り返す。
「お前を助ける方法を必ず探し出して見せるから――だから!!」
「ごめんなゼノ。俺は説得されてやらないぜ」
「ゼジ――!!」
「分かったら俺を殺せ、ゼノ」
ゼジのナイフと、ゼノの異空間がぶつかり合う。
凄まじい突風を起こし、ゼノとゼジはお互い一歩も引かず戦う。
ゼジはゼノを捕らえるために、ゼノはそんなゼジを止めるために戦う。
アリシアが光なら、ゼジは影だった。闇の中でも寄り添ってくれる、自分を闇ではなく自分として証明してくれる存在だった。
ゼノにとってゼジは必要不可欠な存在だ。
ゼジにとってのゼノは、自分のような失敗作――そこへ落ちてきそうな実験体だった。境遇は違えど、主人に従いたくないところなどの共通の望みを持っていた。ただそれだけで、ゼジにとってのゼノは他とは違って見えた。
距離が縮まることに嫌悪感も高揚感もなかった。
ただ、それが普通のことのように感じた。
ただ、互いに引き寄せられ、惹かれ合った。
友人ではない、恋人でもない、ただの知り合いでもない。
彼等の関係を現す言葉はなかった。
ゼノの空間がゼジの身体を歪める――瞬間、ゼジの身体は歪な方向に曲がり、赤と青のマーブル模様の血飛沫を上げて骨や内臓を丸出しにする。
「ゼジ……!」
ゼノは思わず駆け寄ろうとするが、ゼジの身体は一瞬にして元に戻り、何ごともなかったかのように彼はゼノへナイフで襲い掛かる。
ゼノは攻撃を受ける前に自分の身体に結晶を発生させ硬化し、鎧を纏う。硬い鎧に、ナイフは弾き飛ばされる。
ゼジはオオカミの姿へ変身し、その結晶を鋭利な爪で引き裂いた。
ゼノから青緑色の血飛沫が上がり、慌てて異次元空間にその血液を飛ばそうとする。しかし異次元空間を覆うように青緑色の血液はそれを飲み込む。ゼジはそれを見て、ゼノの腕をもう一度爪で引き裂き傷付けた。
青緑色の血液はゼノの中へ戻り、傷口は修復されていく。
「お前を捕まえるのって大変だな」
とゼジは笑って言う。
ゼノはその笑顔を見て、顔をぎゅっと歪めた。
「オレはお前を説得して見せる」
「しつこい奴は嫌われるぞ」
「お前がオレを嫌うことなどない」
「そうかもな」
ゼジはオオカミから変身を解き、叫び声で攻撃をしてくる。
「オレもお前が好きだ、ゼジ……!」
ゼノはそれを避けながらも、空間を操る力でゼジへ攻撃を仕掛ける。
「好きとは言ってないけど、うん、俺も好きだ」
「別れたくなんかない!」
「俺もだ」
どうして――どうしてなんだ。
なんで分かってくれないんだ。
お前が逃げると言ってさえくれれば、きっと幸せになれるし、幸せにして見せるのに。
「ゼジ――!!」
「ゼノア!!」
どこか楽しそうな顔をするゼジに、ゼノはだんだんと苛立ちを覚えていく。それでも常に表情は寂しそうに歪められていた。
ゼジは歌を歌い、ゼノの動きを封じる。ゼノは空間を操り自分の周囲だけを無音にし、ゼジからの攻撃を空間の穴で受け止める。
ゼジはナイフで何度も切りかかって来る、その度に、C棟の地下以外の建物は粉々へ崩れ去っていく。凄まじい力だった、勝てないとゼノに思わせるほど、恐怖を与えるほど。
ゼノはゼジが手加減しているのだと分かっていた。
ゼジはゼノが逃げることを望んでいる。
「本気出せよ。俺はお前に殺されるなら、この人生が幸せだったって言えるからさ」
ゼジは自分が死ぬことを望んでいる。
ゼノの目が潤む。ゼノは空間の力を最大限まで引き出し、バリバリと黒やら赤やらの雷が走る空間の穴が発生する。
ゼジはナイフで切り裂こうと足掻くが、その力は容赦なく彼を飲み込んだ。
――ゼジを飲み込んだ穴はゼノたちの前から消え、施設の外――施設から遠い森の中へ空間の穴が出現する。
穴からゼジが落ちてきて、彼は茂みの中で呻き声を上げる。寝転がったまま夜空を見上げて言った。
「酷いぜゼノ……こんなところで、一人で死ねって言うのか」
ゼジの呟きは誰にも聞かれず、夜空へ消えていくだけだった。
入口まで――――――1000m。
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