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13 男同士に慣れてきた※
しおりを挟む終春節も二週間目の終わりになり、僕は大分侯爵様と裸で触れ合う事に慣れてきた。
最初は男同士だってことに抵抗があったけど、男性器も洗ってしまえば綺麗だし。
もう口に入れても何とも思わなくなった。
ただ、精液は苦いし、しょっぱいし、まずい。
飲んでくれと言われなければ飲みたくない。
まぁ、侯爵様は大抵僕が飲む所を見たいと御所望ですが。
だから飲んで見せますよ、お金の為に。
侯爵様はあれから僕の肉棒を少し弄るようになった。でも少しだ。
擦っても射精する所まではしない。たぶん、必要以上に触らない事で、触って欲しいという気持ちを高めようと思ってるんだと思う。
必要以上に弄られなくても、素股をすればお互いの物が擦れ合って、その刺激のせいで僕は何度も達した。
達する喜びを知ってしまえば後は早い。
僕は侯爵様に弄って貰いたいと思うようになった。たぶん、普通に生活していたら自慰をしていたかも知れない。でも、今は侯爵様のお屋敷で始終一緒に彼といる。
自慰なんて出来る状況じゃない。
そんな事を考えながら、今日も昼間っから侯爵様の一物を股の間で可愛がっていた。でも、擦れ合うだけじゃ物足りなくて、両手で自分の物ごと侯爵様の物も擦った。
「ルイス、……いやらしい気持ちになったのか?」
「言わなきゃダメです?」
「……言え!」
「……僕の物が熱くなって、刺激を欲しがってるんです。もっとここに刺激が欲しくて、自分で弄ってしまいました」
「そうか、次の段階に行く時が来たようだね、そのまま私の物と一緒に手で扱きなさい」
侯爵様はそう言うと、腰の動きを早めて射精した。僕も一緒に達した。
侯爵様の飛沫は僕の顔まで飛んだ。
浄化の生活魔法『アクアウォッシュ』で僕は綺麗にされた。
その後、侯爵様は寝台から立ち上がり、部屋にあるチェストの方へ行った。
手に何か持って来ていた。
「何です、それは?」
「潤滑剤のゼリーと指サックだ」
「今日から君のそこを慣らしていく」
「えっ……」
「そう怖がるな、優しくするから……私を信用しろ」
僕は頷いた。うつ伏せになって尻を高く上げろと言われ、そうした。潤滑ゼリーが塗られて、指サックを嵌めた侯爵様の指がそこをマッサージする。
「ルイスは色が白いせいかここも美しいピンク色だな? こんなに美しい穴を見るのは久しぶりだ」
「まさかそんな所を褒められるとは、思ってもみませんでした」
「君は美しいだけじゃなく、ちょっとずれた所があって面白いな、ふふっ」
きゅっと締められたそこの穴を、侯爵様は撫でたり軽くとんとんと叩いたり、人差し指と親指を使って摘んで揉み解していた。
「大分皮膚が柔らかくなった、指を挿れるよ」
つぷっと自分の穴に何かが入り込んで来たのが分かった。狭い入り口を拡げるようにぐるぐると中に挿った指を廻して親指で揉み解す。
気持ち悪い。中を掻き回されるその動きが、気持ち悪くて緊張した。
「ルイス、締めつけるな。深呼吸して私の指を受け入れるんだ」
言われた通り深呼吸をして心を落ち着かせた。
ずぶっと奥の方まで指を入れられた感覚が分かった。
「中指一本分、君の中に挿ったよ」
侯爵様は一度指を抜いて、僕の体勢を変えさせた。ヘッドボードにクッションを重ねて、僕を上半身だけ起こした状態にさせた。M字型に足を開いてその股の間に侯爵様が座って、また僕の中に中指を挿れた。
「ほら、見てごらん? 挿ってるだろう?」
侯爵様が僕をこの体勢にしたのは指が挿ってるのを見せる為だった。
でも、驚いた。侯爵様の手は大きい。指も太くて、ごつごつとして節ばっている。
そんな指が僕の穴に根元まで挿ってる。痛くは無い。きつくて苦しいだけだけど、挿ってるそれを出してしまいたいという排出欲が酷かった。
もともとそこは挿れる場所じゃないし、出したいと僕が思っても当たり前だろう。
「ぎゅうぎゅうと締め付けてくる……。押し出そうとするな、ルイス」
「わざとやってるわけじゃないですから」
侯爵様は僕の穴に指を挿れたままキスをしてきた。頬に軽く唇が当たった。
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