魔術師長様はご機嫌ななめ

鷹月 檻

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第二章

20商会を作りたい

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 私は談話室で商会の展望についてレイジェス様に語ってた。

「一応考えているのは芸能関係と食品関係で考えています」
「ふむ」
「芸能関係は歌とピレーネのコンサートを催して、その他には私のキャラクターグッズを売り、食料品関係は自分の食べたい物を作ろうかなって思ってます。レイジェス様がわたくしの食を充実させてくれたので、わたくしに欲が出てきてしまったのです。出来上がった食料品は父神様にもお渡ししたいと思っております」
「ほぅ、色々と考えているようだな」
「はい」
「ところで、その君のキャラクターグッズと言うのは何だ?」

 レイジェス様は聞き慣れないその言葉に反応していた。

「わたくしの顔を可愛くデフォルメしてマスコットを作るのです。マスコットというのは鞄や鍵につける飾りです。あ、レイジェス様の持ってる杖に付けてもいいかもですね。いつも使う物につけるのが良いのです」
「杖? これか?」
「ちょっと見せてくださいませ?」

 杖を借りる。この端の方に穴をあけたら付けれるんじゃなかろうか。
でも邪魔かな?

「ここの端にちょこっと穴をあけても杖として機能します?」
「うむ、大丈夫だ」
「じゃあ付けれると思います。作ってみないとなんとも言えませんけど。あと、ダンスで使う音楽のCDのことなのですが……」
「うん?」
「あれを作りたいのです。わたくしの音楽で」
「ふむ、それはいいな。いつでも君の音楽が聞ける」
「で、どうやって作るのですか? コストはいくら位かかるでしょうか?」
「CDとは、ダンス用の音楽を奏でる魔道具に入っている、丸い記憶媒体の事だろ? あれは私が作った。だから材料費位だったか? かかったのは」
「凄いです! レイジェス様! あれが作れるなんて!」

 キラキラした瞳で見つめるとキスされた。

「CDの材料は魔鉱物のガルネイトを魔力で溶かして丸い型に入れて冷やして作る。そのあと中心に魔石を埋め込みそこに魔術式で音源を取り込む」
「ガルネイトは取りに行かないと無いと思うが、魔石はクズ魔石で十分なので宝石店でクズを売ってると思う」
「お安くできそうですね」
「そうだな」
「あと、他の方の音楽会を見学したいのです。御招待の来ている貴族の方でわたくしが行っても良い所はありますか?」
「ん、探しておこう」

 コンコンとノックの音がしてセバスが夕食の時間だと伝えに来た。レイジェス様は私を抱き上げてスタスタと食堂に向かう。

「わたくし最近よく食べますから重くありませんか? 自分で歩きますよ?」

 と言ったら却下された。
席について食事をしているとレイジェス様がむすっとした顔で私に言った。

「温室を潰して、その場所に礼拝室を建てる」
「え?」
「リアに作ったチョーカー、あれは売る」
「ええ? どうしたのです? 急に」
「急にではない、少し前から考えていた。リアは礼拝室が欲しいと言ってたし、ラシェの事件からリアは温室の方に行かなくなった。見ると思い出すのだろう?」

 そう言われて目が泳いだ。その通りだったから。
温室を見るとどうしても噛まれた痛みとか恐怖とか思い出す。
レイジェス様が私の様子を見て渋い顔をしてる。

「気にするな。あそこを潰さないと礼拝室が建てられぬ。チョーカーもそうだろう? 神殿長の屋敷侵入事件があってからリアは一度も身に付けていない」

 私ははっとして自分の首を触った。実際そうなんだけど。思い出すから。

「自分の身を守ってくれると思っていたものが役に立たなかったのだ、付けても意味が無いし、嫌なことを思い出すだけだろう。丁度商会を作ると言っているのだから、売って資金にすればよい」
「レイジェス様がわたしのために贈って下さったものを……」
「もとは君の涙だ。加工品代くらいしか私は払っていない」
「本当に良いのですか? ありがとうございます」
「あと、二階の君の部屋とその隣の部屋二つ、全部をくっつけて寝室をつくる」
「そんなに広いのですか?」
「二人の部屋が端で、真ん中の部屋を寝室にして中で繋がって行き来が出来るようにしようかと思っている」
「わぁ! それはいいですね!」

 私が笑うとレイジェス様も微笑んだ。

「面倒なので全ての工事を一緒にする事にした。もう工事の発注もしたが、見知らぬ者の行き来が激しくなる。リアに魅了されてしまう者が出るとやっかいなので、工事が終わるまではなるべく部屋にいて欲しい。リアの部屋は工事されるのでしばらく私の部屋にいる事になる。使う物だけ私の部屋に入れ、あまり使わない物は他の部屋に置いておく。工事は来週の半ばから始まる」
「はい」
「くれぐれも気をつけるように」
「はい!」

 食事を終えてレイジェス様とお風呂に入った。
体を洗われて色々な所を弄られる。

「それはお風呂を上がってからにしませんか?」

 と言うと物凄く悲しそうな顔をされた。
なのでキスをした。舌を入れて絡めてレイジェス様の舌を吸った。

「ね?」
「リアは私を操るのがうまいな」
「え! そんなつもりじゃなかったのです。申し訳ありません」」
「いや、よいよい」

 レイジェス様は苦笑いをした。
お風呂にのんびり入ったあと上がるとレイジェス様が二人一緒にエアで手早く乾かして私に寝巻きを着せた。自分も手早く着替えて私を抱き上げてゲートを開いた。そして、自分の部屋に…そんなにすぐ致したかったのか?
寝台にぽいっと置かれて、すっと寝巻きを脱がされた。
下着を着て無かったから、もう裸。

 自分も寝巻きをさっとぬいで、ぽろっとあれを出した。レイジェス様も下着を着てなかった。
私は寝台の淵に座っていたので抱き上げて寝台の布団の中にいれられる。
レイジェス様が入ってきて肌と肌がぴたっとくっ付いて温かい気持ちになる。

「レイジェス様の肌に触れてると安心します。不思議です」
「私も同じ気持ちだ」

 レイジェス様が私に頬ずりする。私は目を閉じた。軽くキスをされた。
レイジェス様は自分の肉棒を出して扱き始めた。いつもはそこから始まらないのに。どうしたのかな? と思ってみると目があった。

 私は立ち膝でそうしているレイジェス様の肉棒を舐め始めた。亀頭の先を舐めて陰茎を手でしごく。
アイスクリームを舐めるようにぺろぺろとすると、レイジェス様が声を出した。
嬉しくなって亀頭をちゅぱちゅぱと吸い込む。

「わたくしの唾液ってここを舐めても媚薬効果になっちゃうのでしょうか?」

 そう言うと即答された。

「もうなってると思う」

 舐めても効果あるって凄いな。

「私の唾液ってもしかして売れるのでは?」

 肉棒を弄られているレイジェス様が気持ち良さげな顔をしながら怒った。

「き、君は馬鹿なのかっ……!? 自分のそれを……うっ、売るなど……」

 こしこししながらぺろぺろしてレイジェス様の反応を見る。

「もっとお口の中に入れたいのですけど、わたくしの口が小さくて入りません」

 入れれるだけ、目一杯、口の中に突っ込む。大きくそそり過ぎて片手でできないので両手でしごく。こんな大きい物、私が大人になっても入るのだろうか?
謎だ。色々とやりにくいのでレイジェス様を寝かせる事にした。

「横になって」

 私はレイジェス様を寝かせて、レイジェス様の肉棒が私の良い所に当たるようにその体を跨いだ。蕾と秘所に当たるようにする。レイジェス様のは大きいから私のどちらにも当たる。そして私は腰を動かす。手で顔を隠しているレイジェス様のその手をどける。

 涙目で私を睨んでいるその顔が可愛い。舌をいれてキスをした。腰は振ったまま。キスして私の体が上に行ったせいか亀頭が私の秘所に刺さるように当たった。気持ち良かったのでその場所に当ててしこしこする。そして自分でそこにレイジェス様の物を押し込む。

「だめだ……やめなさい」

 そう言われてはっとした。
私は無意識でやろうとした事に気付いて血の気が引いた。

「ごめんなさい」

 レイジェス様は私の頭を撫でた。レイジェス様はそのままの体勢で少しだけ押し込みはあるけどぎりぎりで自分のを擦り付けた。私はその押し込んだ感覚が気持ち良くて、そのまま擦られて達してしまった。

「先に達して申し訳ありません」

 レイジェス様はちょっと呆れた顔をして言った。

「先に達したからといって謝らなくてよい。私も先に達しようとして弄っていたのだから」
「え?」
「リアと一度すると何回も致したくなるので一度抜こうかと思った。そしたら君に舐められた。先程は情欲と理性の狭間で気が狂いそうになっていた。焦ったな」
「いつもと変らないように見えましたけど?」
「まぁ、男というものは見栄っ張りなのだ。良く見られようと平静を装う」
「さっきは凄い気持ち良かったです」

 ふにゃっと笑うとレイジェス様が目をぱちぱちさせてこめかみを押さえた。

「君は段々大胆になって行くな……」
「じゃあ、おしとやかにします。今日はもう閨事は無しですね」
「え、いや。それは……」
「ちょっと意地悪しただけです。わたくしはもっとレイジェス様が欲しいです」

 レイジェス様は頷いて私にキスをした。
アクアウォッシュしてないから、まだぬるぬるしてる秘所に自分の亀頭をあてる。
今度はレイジェス様が私の上に乗っている。
体重をかけないようにしてるから全然重くない。

 私はレイジェス様の体に両脚を絡めて締めた。
私とレイジェス様の体がぴったりとくっついて丁度いい感じで肉棒全体を擦り上げれるし、私のいい所にもあたってる。

 体が熱くなってきて蕾がじんじんする。痺れたような感覚があそこをひくつかせる。いつもはぴんと張る脚がレイジェス様を捕まえてるので、脚が小刻みに震える。私に重さを感じさせないようにレイジェス様が立てている腕を掴んだ。気持ちよくて下半身がびくんびくんと大きく動いてしまう。

 視線を感じでレイジェス様を見ると苦しそうな気持ち良さそうな顔で私を見ていた。私は両手を伸ばしてレイジェス様の頬を包んだ。
レイジェス様がその手にキスをした。そして激しく動いて私は達しそうになる。

「あ、あっ、ま、まだいきたく……ないのに……うっ、あぁああ、」
「どうして、達したくない……?」
「うっ、ぁぁぁあああ、だめぇ……だめえええぇ、いっちゃう! ……いぃぃいっちゃうよぅうう! レイジェス様ぁあああ、……気持ちいいぃぃ、いいのおぉぉおお!!」
「うっ!」

 私が叫んでいたせいかレイジェス様の白濁色の液が私の口にいっぱい入った。
レイジェス様は焦ってたけど、もう飲んじゃったよ……。

「飲んだのか!?」
「だって、急にはいってくるから反射で? ごっくんて……」

 レイジェス様がこめかみを押さえた。

「別にいいじゃないですか。レイジェス様だって、わたくしの神の恵みを飲んだじゃないですか」
「リアのは甘くて美味しいが私のは……」
「ちょっと苦くてしょっぱいだけですよぅ」

 笑ったらアクアウォッシュされた。
そのあとはレイジェス様が私を後ろから抱きしめて、レイジェス様のあれを私のお股に挟んで寝た。
たまに、その挟んだのを引っ張ったり撫でたりしてるうちに眠くなって私は寝てしまった。




 目覚めると9の刻だった。
はぁ、寝坊しちゃったよぅ。お見送りできなかったよぅ。
昨日そんな遅くまで致してないのにぃ。

 裸のまま布団の中でもぞもぞする。
なんか寝坊すると一気にやる気しなくなるなぁ。まだお布団からでたくないや……。
あ、11の刻からマナー教養の時間だ。それまで寝ちゃおうかな。
私はまたうとうとしてきてお布団の中で丸くなった。

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