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「捕虜の女兵が妊娠するなんて聞いた事ないだろう、カルネ」
そう言いながら私の首筋を噛む。
痛みと快楽が入り交じりおかしくなりそうだった。
私はもう限界だった。
すると、彼は私の両足を持ち上げてそのまま上から押し潰すかの様に覆い被さってきた。
「指をまた入れてあげる、お前は本番が嫌いだから、捕虜の兵士と同じように中を虐めてあげような」
そう言いながら指を中に入れてくる。
それだけで私はイッてしまう。
ユリウスはクスリと笑うと、 更に激しく指を出し入れしてくる。
私はもう限界だった。
そして、彼は私の両膝を抱え上げると、そのまま体重をかけてきた。
まげる事で指で子宮も触れれるのだ。そして、彼は私の中を容赦なく突き上げてくる。
その度に私は声を上げてしまう。
ユリウスはクスリと笑うと、私の耳元で囁いた。
まるで悪魔の様な声で。
「俺はまだまだ元気だぞ、お前が俺のモノが欲しいと言わなくてホントに助かった、
だって、果てたら抱けなくなるだろう」
そう言って何度も何度も指の腹で突き上げてくる。
私はもう限界でした。
しかし、ユリウスは許してくれない。
そして、限界を迎えた瞬間、私は意識を失ったのでした。
目が覚めるとユリウス様の姿はなく、中には代わりに指南棒が入っていた。
サイズはユリウスのモノと同じぐらいそれが中を魔法で動き休む暇も無く快楽を注ぎ込んでいる、
「やだぁ、止めて、お願い」
懇願しても止まる事は無く、さらに強くなっていく。
次第に頭が真っ白になり、私は果ててしまう。
だが、指南棒の動きは止まらない。
再び絶頂を迎えてしまう。
すると、ユリウス様が部屋に入って来た。
私は必死に助けを求めるが、彼はニヤリと笑いながらこちらに向かって歩いて来る。
そして、私を抱き抱えると、ベッドの上に寝かせた。
その後、私の口に自分のモノを押し当てると無理やり押し込んできた。
苦しくて吐きそうになるが、頭を掴まれている為逃れることができない。
息ができない状態でも構わず腰を打ち付けてくる。
暫くしてやっと解放されたが、今度は私の花弁にアレを宛がってきた。
抵抗するが、全く意味がなく、そのまま挿入されてしまう。
ゆっくりと腰を動かす度に、私の口から甘い声が漏れる。
「感じすぎるとこんなに成るのな、締めがキツイ、少し力抜け」
ユリウス様の指摘に私は必死になって力を抜こうとするが上手くいかない。
それどころか、余計に力が入ってしまう。
それを見たユリウスは私の胸を掴むと揉みしだいて来た。
その刺激に私は思わず声を上げてしまい、ユリウスのモノを締め付ける。
「こら閉めるな、緩めろカルネ」
そう言って腰を強く打ち付けられて、私は呆気なく達してしまった。
しかしユリウスは満足していないようで、私の腰を掴み激しく揺さぶって来る。
達したばかりの体は敏感になっていて、すぐに達してしまう。
その後も何度も犯されて、ようやく解放される頃には日が落ちかけていた。
翌日、私は昨日の事を思い出していた。
あんなに酷いことをされたのに、私は何故彼を受け入れているのだろうか?
確かに婚約破棄されてからの彼は変わった。
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