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これはあくまでも公平性を保つためという大義名分の元に行われることになった。
俺自身としてはどちらにしろ結果は変わらないと思っていたがそんなことは無かったらしく俺はこの先の三連戦で一気に疲れることに。
「では早速いきますわ!  ……えい!」
と気合い十分な掛け声を発して攻撃を開始する。
まず最初のターゲットにした相手に対してその腕を伸ばしつつ掴んで持ち上げていくと股下に足を差し入れると
軽く押し出すような形で空中に投げ出した後落ちて来た所を待ち構えた格好になって待ち構ていたとばかりに両手を使って両足を捕まえて引っ張り上げる。
するとどうだろうあっという間に逆上がりの要領のまま上に持ち上がっていったではないか。
「おっとこのままじゃ天井にぶつかる。という訳でストップ~」
と軽いノリで声を出すとともにアリスティアを宙で停止させる事に。
どうでもいい事なのだが彼女の着衣はノーブラであり少し浮き上がっている。
どうせなら脱いじまう方がいいような気がしたが指摘はせずにそのまま眺めてみる事に。
そしてスカートの中を覗き込もうというところで邪魔が入ったのだ。
その妨害工作の正体というのが他ならぬ二人のエルフ。
「抜け駆けはよくないだろう?」
「そうだぞ、こういうのはまず一番槍の特権を持つ者が勝ちを決めるものだからね」
という彼女らに対し流石にこれは反則だと言ったのだが全然取り合って貰えなかった上にむしろより強硬姿勢となり
ついに戦闘を始めようという段階にまで発展した挙句にこちらの制止すら聞かない始末だ。
これにはこちらとしても堪忍袋の緒が切れかねない程の怒りを感じることとなるが彼女達の主張自体はよく分かるものではある。
「そもそもこのルールを考案したのは他の誰でも無いお前なんだからしっかり従わないと駄目だぜ」
と言ってくるもんだからだ。
しかし……どうもこの女どもは色気が無いというかさっきの発言といい本当に理解していないのではないかと思わされる。
どうせだったら裸体を見せ付けるぐらいのサービス精神を持って欲しい物だと思う反面今ここで無理やり行為に
及んでしまいたいという衝動も同時に湧いてきてしまっていて困惑が募ってきた頃にそれは始まった。
「さぁ私に負けたら大人しく部屋に戻るんだよ……分かってるはずだろ?」
「ふー、そうですね。どうやら私はまだ本気を出していなかっただけの話ですし?
その辺勘違いしていたようで。
どうですか……今の私は? 正直かなりエロく見えていますよね?」
と挑発してきた。
どう考えても自画自賛でしかない筈なのに何故ここまでムカつくのかと考えてみた。
「そこまで言うのなら俺のことを奉仕して満足させてみろよ」
「ご主人様に……えぇ分かりましたとも」
そういうと彼女から仕掛けてきた。
どういう内容であるかについてだが、単純に一言でいうならばこちらからは何もしないというものだった。
つまりは彼女は自分の好きなところに触れてほしい場所を口にするだけでそれをこちらが実行するというもので
あったのだがそれがどうにも彼女にとっては堪えている様子が見られたので逆に問い掛けてみると彼女はあっさり答えてしまった。
「はい、そうなんです……さ、さ、先程からの皆さんの会話に興奮してしまったんです」
と言われた時になんの違和感も無くすっと入ってくるこの言葉がやはりこのキャラの持ち味なのだと
痛感させられてしまったがそこで俺自身が彼女に特別な感情を懐いていたことを知るきっかけにもなった。
「それで続きをやりたがっていたのでそれを受け入れようとした矢先にこうして止められて
焦らされたせいで溜まってしまってきていてそのせいなのかどんどん淫らな気分になってしまうようになって……。どうかお願い致します」
そういった直後だった。
突然唇を塞がれてしまうがそれと同時に唾液を送り込まれる。
そして舌先で転がされた後吸い付かれた後に再び口を離すこととなったのであるがそこから更に彼女の行動に驚愕を覚える事となった。
「もっと、気持ち良くさせて下さい」
「了解だ」
という感じで了承の返事を送ったが実際はこんな状態で俺のナニが反応を示しているとは
微塵にも思ってはいなかったのだがそれを証明するかのように俺自身も驚く行動を取ろうではないかという事を決めた。
彼女にとってみれば初めての接吻でもあった為あまり激しいものは遠慮したいと思いながらも彼女は
そのままの体勢を維持するつもりでいたようだから俺は容赦なく彼女の身体に触れる。
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