俺の性癖は間違っていない！～巨乳エルフに挟まれて俺はもう我慢の限界です！～

78.

「も、申し訳ありません私のためにそのような事に……っ」
涙を流しながら感謝の言葉を述べているわけでありこれはどう考えてもおかしな光景でしかないと言えるだろう。
何しろこの状況について説明して欲しいのであるがどうしたらこうなったのかなんてわかるわけがない。
ただ1つ言えそうなのが俺は今非常に恥ずかしくてならないという状況に立たされているということが真実。
どうしてかというと目の前で起きた事はルティに薬の類を盛られて体の自由を奪われている所に
リシアという女性が姿を見せるなり彼女を責め立て始めるとそこからはあれやこれといろいろあって、
「貴様ぁ……何をやったかわかっとるんですかぁ……
もし仮にそれが許されることでなくとも私は構わずに断罪するという事を今から宣言いたしますが
覚悟はよろしいですね……！？」
と剣を構え怒りに満ちた目をし始めている。
どうしたものかと悩んでいた時にリーザが現れその口から事情を聞かされ、
俺の服を脱がせ始めての行為に至ったらしい事を説明される。
さらにいえば、行為の最中に起きたのは今までに感じたことが無い刺激が走るような感覚に戸惑いを覚えたため、
ただでさえ体が敏感なのにそこへの衝撃は相当なものでありそれゆえに余程のショックだったのだろうと
俺は考えるのにそれほど時間は掛からない。
なにかしらの力によるものではないかと俺は考えたがどうにも俺にはそういった知識が無くリーゼの説明だけでは
詳しいことはわからなかったために詳しく教えてくれる人を求めて部屋から飛び出た。
そしてやってきたのがこの城で働く使用人の食堂でそこには丁度良いことにセレスが
居合わせておりさらにはリスティアもいた。
「あら貴方確かセレスのご友人だったのではないのですか。
貴方もこの場に来ていたのですからちょうどよいですので話を聞きましょう。
私のお願い聞いてくださるならば先ほど起きた事を話しをしても良いですよ」
とのことで、その内容とは彼女にとって許せるものではなく俺自身も同じようなことをされてしまう事に
なりそうになったわけだから助ける意味でもその言葉を受け入れる。
すると、何やらいやがらせをしていた人物が誰か分かったという話がありそれからは3人で話し合いを始めた。
その結果、彼女の目的は今の時点ではよくはわからないもののこれから俺に対してのいじめが始まり、
場合によっては殺されかける可能性はある。
だからその時が来た場合にどのように行動するべきかを決めてから動くようにしなければならないな。
「……とりあえず俺が出来るのはいつでも逃げ出せる準備をしてからにしておくべきだな。
あとはこの2人にもしもの事態に巻き込んでしまったら絶対に謝りに行こう。
命を失うかもしれないとなったらそれだけでも償いにすらなるかも」
「……なるほどな……」
「俺としてもアンタを巻き込むつもりは無かったがそうせざるを得ない状態だ」
「わかったよ……。
だが俺が知り得た事実を知ってしまえば俺の立場もあるから……そうだ。ちょっと考えておくぜ。
じゃあ俺は部屋に戻ってるから」
「おう」
だがそんな思いとは裏腹に状況は刻々と悪くなっていく一方。
「へへへへへ、やっと捕まえてやんぞ……この前といい今日と二度に渡って
俺たちにあんな恥かかせてくれやがってよう、
どんなツラしてるか見せてもらいてえもんだい、あの野郎に。
ああ畜生……へそ曲げちまってんだろうし、殴っても怒鳴っても黙っちゃいるがな、アレは完全にヤバイよなぁ」
との声に聞き覚えのあった男が物陰にいてその様子を窺っていると、
その男は男に近づき何食わない表情をしている。
そうした上で男の肩に手を置くと耳元で何事かを囁いていた。
それは彼が仕込んだことだったらしくそれを実行するべく動いており結果として
彼にさらなる絶望を抱かせる事になってしまったわけだ。
それからしばらくした後に彼の姿があった部屋を訪れる者達がいた。
彼らはその部屋の中に入ると扉の鍵を掛けて室内に置いてあった縄を使って両手両脚を縛り上げて動けなくし、
その上から布団を掛けてしまう。
それを済ませた後でゆっくりと移動を始めると彼は声を上げ続けていた。
それでも無視を決め込もうとしている男たちだったが……？