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その怒りの原因とは…… 机の上に山積みされた書類だった。
その一枚を手に取り、内容を確認する。
そこには、山住の白紙の無サインの書類達、世界を円満に回すためにと言う口実で
サディエルの従者と成った
アルスラーンの怒鳴り声が響く。
「貴方は、妻と遊ぶの禁止」
「何でだよ」
「当たり前だろ」
「別に良いじゃん」
「良くない、ちゃんとやれ」
「何だよ、お前は嫁と遊べるのに」
「俺は仕事があるんだよ」
「じゃあ、俺が代わりにやってやるよ」
「こっち来れないだろう」
「うっ、」
「なぁ、連」
「何」
「サディエルと成った気分はどう」
「上条連の時には味あえなかったな、少なくとも忙しすぎ」
そう言いながら、彼は笑うのであった。
それから、しばらくすると
「サディエル様、お疲れ様でした」
「ありがとう、リリアーナ」
私は、あの後、正式に王妃となりました。
そして、今はこうしてサディエルと一緒にお茶を飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごしています。
「ねぇ、リリアーナ」
「はい?」
「愛してるよ」
「……知っていますよ」
その言葉と共に、彼の唇に自分のそれを重ねた。
その啄む様なキスを何度かしていたが当然足りなって
「んっ、食べて欲しいな」
「何を」
「私の全て、残さず全部」
そう言いながら、サディエルの膝の上に乗る。
「いいのか」
「うん、サディエル様の好きにして」
そう言うと、優しく押し倒される。
そうして、私は彼に身を委ねるのだった。
「サディエル様」
「何?」
「私も、貴方を愛しております」
そう言いながら、私は彼を抱き締める。
そうして、私はゆっくりと脱いで行くのです。
「見ないで恥ずかしい」
そう言いながら、服を脱ぐ私。
それを見ているだけの夫。
「あの、サディエル様」
「なぁに?」
「何時まで見て居られるつもりでしょうか?」
「いやぁ、かわいいなっと思ってさ、小ぶりの胸が」
そう言いながら、両手で揉まれる。
そうして、私はそのままベッドに倒れ込みました。
しかし、一向に何もせずひたすら胸ばかり弄られる。
しかも、下着をずらされて、直に触れてくるのです。
その度に私は、小さく反応してしまうのでした。
しばらくしても特に進展も無く、むしろ段々と熱を持って来る。
その変化に気づいていたようで やっと、入り口をゆるゆると指でなぞられる。
「い、入れて」
「あ、ごめんね」
そう言ってもそこから離れない。
はしたないと分かっているけど私は自ら腰を揺らすのです。
こうしている間にもどんどん濡れている感覚に襲われる私。
(はしたなくて嫌になる)
「サディエル様早くください!」
「何を入れて欲しいんだ?」
分かっていて聞いているんだこの人。
この手のゲームを作る人って何でこうも、女性の攻め方が分かるんだろう。
「そうだ、リリアーナ、面白い事を思いついたんだけど」
「へ?」
「俺の遊びに付き合う気は無い?」
「あ、遊び」
「幸せにして上げれると思うけど」
「欲しい」
「言ったな、後悔するなよ」
そう言うとそっと目に黒い布を巻かれて行く。
その事に驚くが、それよりも視界が閉ざされる事の方が不安になります。
そうして、今度は耳に何か入れられるのです。
カチッ 小さな音がして、耳元で金属の擦れるような音もしました。
え?そっと微笑んでいる気がする。
「どうされたい、今何かされたい事はある」
その言葉に絶句する。
「な、何か、されたい」
「そそ」
その声にビクつきながら私は声を出そうとしたがその声は出なかった。
その一枚を手に取り、内容を確認する。
そこには、山住の白紙の無サインの書類達、世界を円満に回すためにと言う口実で
サディエルの従者と成った
アルスラーンの怒鳴り声が響く。
「貴方は、妻と遊ぶの禁止」
「何でだよ」
「当たり前だろ」
「別に良いじゃん」
「良くない、ちゃんとやれ」
「何だよ、お前は嫁と遊べるのに」
「俺は仕事があるんだよ」
「じゃあ、俺が代わりにやってやるよ」
「こっち来れないだろう」
「うっ、」
「なぁ、連」
「何」
「サディエルと成った気分はどう」
「上条連の時には味あえなかったな、少なくとも忙しすぎ」
そう言いながら、彼は笑うのであった。
それから、しばらくすると
「サディエル様、お疲れ様でした」
「ありがとう、リリアーナ」
私は、あの後、正式に王妃となりました。
そして、今はこうしてサディエルと一緒にお茶を飲みながら、ゆっくりとした時間を過ごしています。
「ねぇ、リリアーナ」
「はい?」
「愛してるよ」
「……知っていますよ」
その言葉と共に、彼の唇に自分のそれを重ねた。
その啄む様なキスを何度かしていたが当然足りなって
「んっ、食べて欲しいな」
「何を」
「私の全て、残さず全部」
そう言いながら、サディエルの膝の上に乗る。
「いいのか」
「うん、サディエル様の好きにして」
そう言うと、優しく押し倒される。
そうして、私は彼に身を委ねるのだった。
「サディエル様」
「何?」
「私も、貴方を愛しております」
そう言いながら、私は彼を抱き締める。
そうして、私はゆっくりと脱いで行くのです。
「見ないで恥ずかしい」
そう言いながら、服を脱ぐ私。
それを見ているだけの夫。
「あの、サディエル様」
「なぁに?」
「何時まで見て居られるつもりでしょうか?」
「いやぁ、かわいいなっと思ってさ、小ぶりの胸が」
そう言いながら、両手で揉まれる。
そうして、私はそのままベッドに倒れ込みました。
しかし、一向に何もせずひたすら胸ばかり弄られる。
しかも、下着をずらされて、直に触れてくるのです。
その度に私は、小さく反応してしまうのでした。
しばらくしても特に進展も無く、むしろ段々と熱を持って来る。
その変化に気づいていたようで やっと、入り口をゆるゆると指でなぞられる。
「い、入れて」
「あ、ごめんね」
そう言ってもそこから離れない。
はしたないと分かっているけど私は自ら腰を揺らすのです。
こうしている間にもどんどん濡れている感覚に襲われる私。
(はしたなくて嫌になる)
「サディエル様早くください!」
「何を入れて欲しいんだ?」
分かっていて聞いているんだこの人。
この手のゲームを作る人って何でこうも、女性の攻め方が分かるんだろう。
「そうだ、リリアーナ、面白い事を思いついたんだけど」
「へ?」
「俺の遊びに付き合う気は無い?」
「あ、遊び」
「幸せにして上げれると思うけど」
「欲しい」
「言ったな、後悔するなよ」
そう言うとそっと目に黒い布を巻かれて行く。
その事に驚くが、それよりも視界が閉ざされる事の方が不安になります。
そうして、今度は耳に何か入れられるのです。
カチッ 小さな音がして、耳元で金属の擦れるような音もしました。
え?そっと微笑んでいる気がする。
「どうされたい、今何かされたい事はある」
その言葉に絶句する。
「な、何か、されたい」
「そそ」
その声にビクつきながら私は声を出そうとしたがその声は出なかった。
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