5 / 9
第5話 真夜中のプレゼント
しおりを挟む
深夜の公園。街灯もまばらな茂みの中で、僕はスコップを片手に立ち尽くしていた。
足元には、業務スーパーで買った大量の鶏ムネ肉と、豚のハツ(心臓)が転がっている。
総重量二キロ。僕の三日分の食費が消えた。
しかし、シミーは不満そうだった。
黒い子犬のような姿で茂みに潜み、肉の山を見下ろしているが、食べる気配がない。
『パパ……コレ、チガウ』
『ニオイ、シナイ』
「贅沢言うなよ。今はこれで我慢してくれ」
僕は周囲を警戒しながら小声で叱った。
「あんな大きな獲物(人間)、そう簡単に見つかるわけないだろ」
シミーは、一度覚えた「極上の味」を忘れていなかった。
スーパーの肉には、恐怖のスパイスも、生きた血液の温度もない。死んだ肉では、この怪物の空腹を満たすことはできないのだ。
『ツマンナイ』
シミーはそう呟くと、仕方なさそうに豚の心臓を一つだけ丸呑みにした。
残りの肉には見向きもしない。
そして、鼻(らしき穴)をヒクつかせ、アパートの方角——いや、もっとピンポイントな「誰か」がいる方角をじっと見つめている。
『ママ……タベタイ』
「ッ! バカ、滅多なこと言うな!」
僕は慌ててシミーの口(裂け目)を手で塞いだ。
「あの方(真由美さん)は食べ物じゃない! 鑑賞するものなんだ!」
僕の歪んだ倫理観など、シミーには理解できない。
シミーにとって、僕が執着する対象はすべて「欲求の対象」でしかないのだ。
「帰るぞ。誰かに見られたら終わりだ」
僕は残った肉を回収し、シミーを抱きかかえてアパートへ走った。
シミーの体は、ひんやりとしていて、生き物特有の温かみがない。
まるで、動く死体を抱いているような気分だった。
翌日。
僕は寝不足の目をこすりながら、コンビニのバイトに向かった。
「いらっしゃいませー」
機械的に声を出す。頭の中は、今夜のシミーの餌のことで一杯だ。野良猫でも捕まえるか? いや、動物虐待で通報されるリスクがある。じゃあ、ホームレス? ……まさか。
「あの、すみません」
鈴のような声に、僕は現実に引き戻された。
レジの前に立っていたのは、吉永真由美さんだった。
「あ……!」
「ふふ、ここでお仕事されてたんですね。奇遇です」
彼女はバスケットに、サラダとヨーグルト、そしてヘアゴムを入れていた。
私服姿だ。大学の帰りだろうか。淡いブルーのワンピースが、店内の蛍光灯の下で輝いて見える。
「は、はい! いつもご利用ありがとうございますっ!」
僕は噛み噛みになりながらレジを打った。
心臓が破裂しそうだ。彼女が僕の職場を知ってくれた。認識してくれた。
「あの、昨日はありがとうございました。須藤さんがいてくれて心強かったです」
彼女はお釣りを受け取りながら、少し恥ずかしそうに言った。
「私、一人暮らしで頼れる人がいなくて……。また何かあったら、相談してもいいですか?」
「も、もちろんです! い、いつでもどうぞ!」
「よかった。……じゃあ、また」
彼女は小さく手を振って店を出て行った。
その後ろ姿を見送りながら、僕はレジカウンターの中で拳を握りしめた。
(守らなきゃ)
(僕が、彼女の平穏を守るんだ)
彼女の笑顔のためなら、僕はどんな汚いことだってできる。
荒川を消したことは間違いじゃなかった。
シミーは僕の守護神だ。僕たちの秘密の子供だ。
バイトが終わり、高揚した気分のままアパートに帰った。
「ただいま、シミー! 今日、真由美さんと話せたよ!」
僕は勢いよくドアを開けた。
だが、返事はなかった。
「……シミー?」
部屋のどこにも、あの黒い塊がいない。
壁にも、床にも、押し入れの中にも。
クーラーボックス(荒川入り)の鍵はかかったままだ。
「嘘だろ……脱走したのか!?」
血の気が引いた。
窓は閉まっている。玄関も施錠していた。
だが、シミーは「液体」になれる。郵便受けの隙間や、換気扇の隙間から外に出ることができるのだ。
「どこへ行った!?」
僕は慌てて廊下に飛び出した。
夜のアパートは静まり返っている。
まさか、他の住人を襲っているのか? 悲鳴は聞こえない。
僕は床を這いつくばるようにして痕跡を探した。
すると、廊下の隅に、点々と黒い粘液の跡が残っているのを見つけた。
その跡は、僕の部屋から伸びて——
斜め向かいの、201号室の前で止まっていた。
「……ッ!」
心臓が止まるかと思った。
真由美さんの部屋だ。
僕は音を立てないように、忍び足で近づいた。
201号室のドアの下。
わずかな隙間に、黒い影がへばりついていた。
シミーだ。
シミーは体をペラペラの紙のように薄く引き伸ばし、ドアの隙間から部屋の中を「覗こう」としていた。
いや、侵入しようとしているのか?
『イイニオイ……』
『ココニ、イル……』
「バカ野郎!」
僕は小声で叫び、シミーの尻尾(?)を掴んで引き剥がした。
ブチチッ、という粘着質な音がする。
「何してるんだ! 戻れ!」
僕は暴れるシミーを強引に抱え込み、自分の部屋へと連れ戻した。
「ハァ、ハァ……」
鍵をかけ、シミーを畳の上に放り投げる。
「お前、何てことするんだ! あそこに入っちゃダメだと言っただろ!」
シミーは不満そうにグルルと唸り、不定形の体をもぞもぞと動かした。
『パパ、ズルい』
『パパダケ、イイ思イ、シテル』
「違う! あれは……!」
『ボク、トッテキタ。パパ、コレ、スキ?』
シミーが、体の中心をパカっと開いた。
黒い粘液の中から、唾液まみれの「何か」が転がり出た。
それは、ピンク色のシュシュだった。
見覚えがある。真由美さんが、いつも髪を束ねているゴムだ。
そしてもう一つ。使い古された歯ブラシ。
「お前……これ……」
『ソノ隙間カラ、ヒロッタ。洗面所ニ、オチテタ』
シミーは得意げに、二つの「戦利品」を僕の前に押しやった。
ドアの隙間から触手を伸ばし、脱衣所かどこかに落ちていたものを盗み出してきたのだ。
「……泥棒じゃないか」
僕は叱るべきだった。
こんなことをさせてはいけない。これは犯罪だ。真由美さんに対する冒涜(ぼうとく)だ。
シミーを叩いて、これらを捨てて、二度とするなと言い聞かせるべきだ。
しかし。
僕の手は、震えながらシュシュへと伸びていた。
手に取ると、微かに石鹸の香りがした。
彼女の髪の匂い。
あの清楚な笑顔の裏側にある、生活の匂い。
「……あぁ……」
僕は、それを顔に近づけ、深く吸い込んでしまった。
背徳感と、強烈な興奮が脳を焼き尽くす。
僕の手の中にある、女神の一部。
シミーがいなければ、一生触れることさえできなかった聖遺物。
「パパ、ウレシイ?」
シミーが、つぶらな白い瞳で僕を見上げている。
その目は、褒められるのを待っている子供の目だった。
僕は、歯ブラシを握りしめ、シュシュをポケットにしまった。
捨てることなんて、できなかった。
「……シミー」
僕は掠(かす)れた声で言った。
「……ありがとう。でも、次からは……見つからないようにやれよ」
『ウン! ワカッタ!』
シミーは嬉しそうに飛び跳ね、僕の足元に擦り寄った。
僕はシミーの頭を撫でた。
その手は、真由美さんの私物に触れた手だ。
一線を越えた。
荒川を殺した時とは違う、もっとドロドロとした一線を。
僕はシミーの行動を肯定してしまった。
僕の欲望のために、この怪物を「ストーカー」として利用することを認めてしまったのだ。
「僕たちは家族だもんな。……助け合わないとな」
僕はクーラーボックスの上に腰掛け、薄暗い部屋で、真由美さんの歯ブラシを見つめ続けた。
壁の向こうでは、何も知らない彼女が眠っている。
その寝顔を守るためなら、僕はどんな怪物にだってなってやる。
——でも、僕は気づいていなかった。
シミーが僕にプレゼントをくれたのは、僕を喜ばせるためだけではないことに。
「パパが喜ぶ=この匂いの主は『良いもの』」
そう学習したシミーの中で、真由美さんへの食欲が、「愛着」という名の執着へと変質し始めていることに。
203号室の闇は、隣の部屋を飲み込むほどに膨れ上がっていた。
足元には、業務スーパーで買った大量の鶏ムネ肉と、豚のハツ(心臓)が転がっている。
総重量二キロ。僕の三日分の食費が消えた。
しかし、シミーは不満そうだった。
黒い子犬のような姿で茂みに潜み、肉の山を見下ろしているが、食べる気配がない。
『パパ……コレ、チガウ』
『ニオイ、シナイ』
「贅沢言うなよ。今はこれで我慢してくれ」
僕は周囲を警戒しながら小声で叱った。
「あんな大きな獲物(人間)、そう簡単に見つかるわけないだろ」
シミーは、一度覚えた「極上の味」を忘れていなかった。
スーパーの肉には、恐怖のスパイスも、生きた血液の温度もない。死んだ肉では、この怪物の空腹を満たすことはできないのだ。
『ツマンナイ』
シミーはそう呟くと、仕方なさそうに豚の心臓を一つだけ丸呑みにした。
残りの肉には見向きもしない。
そして、鼻(らしき穴)をヒクつかせ、アパートの方角——いや、もっとピンポイントな「誰か」がいる方角をじっと見つめている。
『ママ……タベタイ』
「ッ! バカ、滅多なこと言うな!」
僕は慌ててシミーの口(裂け目)を手で塞いだ。
「あの方(真由美さん)は食べ物じゃない! 鑑賞するものなんだ!」
僕の歪んだ倫理観など、シミーには理解できない。
シミーにとって、僕が執着する対象はすべて「欲求の対象」でしかないのだ。
「帰るぞ。誰かに見られたら終わりだ」
僕は残った肉を回収し、シミーを抱きかかえてアパートへ走った。
シミーの体は、ひんやりとしていて、生き物特有の温かみがない。
まるで、動く死体を抱いているような気分だった。
翌日。
僕は寝不足の目をこすりながら、コンビニのバイトに向かった。
「いらっしゃいませー」
機械的に声を出す。頭の中は、今夜のシミーの餌のことで一杯だ。野良猫でも捕まえるか? いや、動物虐待で通報されるリスクがある。じゃあ、ホームレス? ……まさか。
「あの、すみません」
鈴のような声に、僕は現実に引き戻された。
レジの前に立っていたのは、吉永真由美さんだった。
「あ……!」
「ふふ、ここでお仕事されてたんですね。奇遇です」
彼女はバスケットに、サラダとヨーグルト、そしてヘアゴムを入れていた。
私服姿だ。大学の帰りだろうか。淡いブルーのワンピースが、店内の蛍光灯の下で輝いて見える。
「は、はい! いつもご利用ありがとうございますっ!」
僕は噛み噛みになりながらレジを打った。
心臓が破裂しそうだ。彼女が僕の職場を知ってくれた。認識してくれた。
「あの、昨日はありがとうございました。須藤さんがいてくれて心強かったです」
彼女はお釣りを受け取りながら、少し恥ずかしそうに言った。
「私、一人暮らしで頼れる人がいなくて……。また何かあったら、相談してもいいですか?」
「も、もちろんです! い、いつでもどうぞ!」
「よかった。……じゃあ、また」
彼女は小さく手を振って店を出て行った。
その後ろ姿を見送りながら、僕はレジカウンターの中で拳を握りしめた。
(守らなきゃ)
(僕が、彼女の平穏を守るんだ)
彼女の笑顔のためなら、僕はどんな汚いことだってできる。
荒川を消したことは間違いじゃなかった。
シミーは僕の守護神だ。僕たちの秘密の子供だ。
バイトが終わり、高揚した気分のままアパートに帰った。
「ただいま、シミー! 今日、真由美さんと話せたよ!」
僕は勢いよくドアを開けた。
だが、返事はなかった。
「……シミー?」
部屋のどこにも、あの黒い塊がいない。
壁にも、床にも、押し入れの中にも。
クーラーボックス(荒川入り)の鍵はかかったままだ。
「嘘だろ……脱走したのか!?」
血の気が引いた。
窓は閉まっている。玄関も施錠していた。
だが、シミーは「液体」になれる。郵便受けの隙間や、換気扇の隙間から外に出ることができるのだ。
「どこへ行った!?」
僕は慌てて廊下に飛び出した。
夜のアパートは静まり返っている。
まさか、他の住人を襲っているのか? 悲鳴は聞こえない。
僕は床を這いつくばるようにして痕跡を探した。
すると、廊下の隅に、点々と黒い粘液の跡が残っているのを見つけた。
その跡は、僕の部屋から伸びて——
斜め向かいの、201号室の前で止まっていた。
「……ッ!」
心臓が止まるかと思った。
真由美さんの部屋だ。
僕は音を立てないように、忍び足で近づいた。
201号室のドアの下。
わずかな隙間に、黒い影がへばりついていた。
シミーだ。
シミーは体をペラペラの紙のように薄く引き伸ばし、ドアの隙間から部屋の中を「覗こう」としていた。
いや、侵入しようとしているのか?
『イイニオイ……』
『ココニ、イル……』
「バカ野郎!」
僕は小声で叫び、シミーの尻尾(?)を掴んで引き剥がした。
ブチチッ、という粘着質な音がする。
「何してるんだ! 戻れ!」
僕は暴れるシミーを強引に抱え込み、自分の部屋へと連れ戻した。
「ハァ、ハァ……」
鍵をかけ、シミーを畳の上に放り投げる。
「お前、何てことするんだ! あそこに入っちゃダメだと言っただろ!」
シミーは不満そうにグルルと唸り、不定形の体をもぞもぞと動かした。
『パパ、ズルい』
『パパダケ、イイ思イ、シテル』
「違う! あれは……!」
『ボク、トッテキタ。パパ、コレ、スキ?』
シミーが、体の中心をパカっと開いた。
黒い粘液の中から、唾液まみれの「何か」が転がり出た。
それは、ピンク色のシュシュだった。
見覚えがある。真由美さんが、いつも髪を束ねているゴムだ。
そしてもう一つ。使い古された歯ブラシ。
「お前……これ……」
『ソノ隙間カラ、ヒロッタ。洗面所ニ、オチテタ』
シミーは得意げに、二つの「戦利品」を僕の前に押しやった。
ドアの隙間から触手を伸ばし、脱衣所かどこかに落ちていたものを盗み出してきたのだ。
「……泥棒じゃないか」
僕は叱るべきだった。
こんなことをさせてはいけない。これは犯罪だ。真由美さんに対する冒涜(ぼうとく)だ。
シミーを叩いて、これらを捨てて、二度とするなと言い聞かせるべきだ。
しかし。
僕の手は、震えながらシュシュへと伸びていた。
手に取ると、微かに石鹸の香りがした。
彼女の髪の匂い。
あの清楚な笑顔の裏側にある、生活の匂い。
「……あぁ……」
僕は、それを顔に近づけ、深く吸い込んでしまった。
背徳感と、強烈な興奮が脳を焼き尽くす。
僕の手の中にある、女神の一部。
シミーがいなければ、一生触れることさえできなかった聖遺物。
「パパ、ウレシイ?」
シミーが、つぶらな白い瞳で僕を見上げている。
その目は、褒められるのを待っている子供の目だった。
僕は、歯ブラシを握りしめ、シュシュをポケットにしまった。
捨てることなんて、できなかった。
「……シミー」
僕は掠(かす)れた声で言った。
「……ありがとう。でも、次からは……見つからないようにやれよ」
『ウン! ワカッタ!』
シミーは嬉しそうに飛び跳ね、僕の足元に擦り寄った。
僕はシミーの頭を撫でた。
その手は、真由美さんの私物に触れた手だ。
一線を越えた。
荒川を殺した時とは違う、もっとドロドロとした一線を。
僕はシミーの行動を肯定してしまった。
僕の欲望のために、この怪物を「ストーカー」として利用することを認めてしまったのだ。
「僕たちは家族だもんな。……助け合わないとな」
僕はクーラーボックスの上に腰掛け、薄暗い部屋で、真由美さんの歯ブラシを見つめ続けた。
壁の向こうでは、何も知らない彼女が眠っている。
その寝顔を守るためなら、僕はどんな怪物にだってなってやる。
——でも、僕は気づいていなかった。
シミーが僕にプレゼントをくれたのは、僕を喜ばせるためだけではないことに。
「パパが喜ぶ=この匂いの主は『良いもの』」
そう学習したシミーの中で、真由美さんへの食欲が、「愛着」という名の執着へと変質し始めていることに。
203号室の闇は、隣の部屋を飲み込むほどに膨れ上がっていた。
0
あなたにおすすめの小説
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる