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第2話

後輩 3

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「っ‥‥‥!!?」

大理石、大木、鉄パイプ?

冗談じゃなく、その位の感覚で体の中央を、堅いソレに貫かれた苦しさに私は獣のような声で鳴いた。

そしてその後直ぐに襲ってきたとてつもなく長いオーガズムに意識を手放しそうにもなった。

「ふあああっあ‥‥!あっ‥ダメ、今‥動いちゃっ‥だ、めえぇっ‥‥!」

「ははっ‥。凄い声‥。ここ?この奥のゴリゴリした所が気持ちいいんですか?」

「あっ‥!あっん、んっ‥ダメっ‥突かないで‥!」

「はあっ‥。先輩の中すげートロトロなのに熱くて‥ぎゅうにぎゅうに俺のを締め付けてくる‥。こんなのー‥止まれる訳ないですよ‥!」

ザバァ‥!!

水しぶきを上げ勢いよく立ち上がった市来くんは、私のカラダをくるり回して浴槽のフチに座らせると、正面からまた私の中に挿ってきた。

初めは意地悪く浅瀬をノック、徐々に深くなる繋がり、強弱のあるリズムに合わせて甘い声で喘ぎ鳴く私の口を、彼の唇が強引にふさいだ。

しがみつくのがやっとで、会社で見せる彼の子犬のような笑顔はそこには無く、あるのは野生の狼のような色っぽく濡れた瞳。

視線が交わるだけで、カラダの芯が燃えるように熱くなる。

「‥い、ち‥きくっ‥ああっ‥あっ‥ん、んんっ‥!また、また‥イッ‥ちゃう‥」

「いいですよ‥。僕ももう限界なんで‥一緒にっ‥。くっ‥」

「「ーーーっ‥‥‥!!!」」

びゅるびゅるっと私の腹に放たれた精が、身体のラインに沿って垂れてゆくのをどこか他人事のようぼんやり眺める。

聞こえるのは互いの乱れた息遣いだけ。

「ふぇっ‥?」

市来くんの親指がだらしなく開いたままでいた私の下唇をこねる。

少し奥に入ってきた指を無意識に舌で舐めると‥

「エロ過ぎっ‥」

力無く笑った彼が、また小さくキスを落とした。

今、この場所。私しか知らないその表情に何故か心がキュンとむず痒くなった。

「先輩‥ベッド行きます‥?」

「‥うん」















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