クラウン・スフィア ルールブック

３．クラス

競技参加者はポジションの他に、クラスを選択することができる。クラスによって固有のアビリティがあり、クラスはチーム内で重複しても良い。固有アビリティは発動時に燃料を使用しない。

・侵掠手＜ジャッジメント＞
戦技巧者＜アーツマイスター＞：自身の使用する攻撃アビリティの効果を常に３０％底上げする。
圧縮強化＜コンセントレート＞：自分の能力を一定時間制限することで、その後の一定時間に潜在以上の能力を引き出す。強化される時間は制限した時間の半分になる。


・救世手＜エンペラー＞
代替救護＜サクリファイス＞：味方メンバーのダメージを回復する代わりに同等のダメージを自分が負う。自分のダメージ許容量を超えた場合は自身が被討伐対象になる。
無効空間＜テリトリー＞：展開すると、一定範囲の間で敵味方問わずすべての固有アビリティの発動を無効化する。自身の代替救護も使用不可。


・観測手＜ハーミット＞
複点観測＜オブサーバー＞：自身の目以外の視点を獲得することで空間をより立体的に把握する。視点の数に制限はないが、視点を増やすごとに処理能力に負荷がかかり、行動にラグが生じる。
軌道予測＜プレディクション＞：空間を移動する物体、エネルギーの軌道を正確に推測することができる。


・疾騎手＜チャリオット＞
反射行動＜リフレクション＞：あらかじめ設定した特定の行動を、思考を介さずに行う。複雑に設定することもできるが、一度設定したものは競技中に解除することはできない。
定点回帰＜アトラクト＞：あらかじめ設定した一つの地点に瞬時に移動することができる。設定し　た地点は競技中に変更することができる。変更した場合、前の地点へは移動することができない。また、競技中は再度同じ地点を設定し直すことはできない。


・策謀手＜ウィッチ＞
盤面展開＜オーダーボード＞：地形やメンバーの配置図、力関係を模した立体図を創造し、それを元に指示した情報は具体的なイメージをもって対象者に伝わる。
危機回避＜アンチトラップ＞：事前に罠を検知し、罠の急襲効果を無効化する。自分が仕掛ける罠について、相手の危機回避が発動しない。罠を視認したまま触れることで解除できる。


・繰操手＜テンペランス＞
運命操作＜ブレッシング＞：相手に対して使えば相手の運命補正を下げ、味方に対して使えば対象の運命補正を上げる。重ね掛けはできない。また、効果が持続する対象は競技中に味方一人、相手一人のみ（対象を変更した場合、前の対象は効果が解除される）。
覆面潜伏＜メタモルフォーゼ＞：自身の外見を他人のものに変える。一度攻撃を受けると変身は解除される。


・支配手＜ワールド＞
特性掌握＜ユニークドミネート＞：他のクラスの固有アビリティを競技開始前に一つ選択し、競技中自身の固有アビリティとして使用できる。競技中に固有アビリティを変更することはできない。
燃料補給＜エネドレイン＞：与えたダメージ分、自身の燃料を回復する。ただし、自身の許容できる燃料上限を超えて回復した場合、相当する量のダメージを自身が受ける。


・追憶手＜サン＞
記憶回顧＜メモリーリフレイン＞：討伐された味方のアビリティを使用できる。ただし、固有アビリティは除く。このアビリティにより使用するアビリティは、ENE消費が1.2倍になる。
介錯回顧＜キラーリバイバル＞：討伐した相手のアビリティを使用できる。ただし、固有アビリティは除く。このアビリティにより使用するアビリティは、ENE消費が1.2倍になる。


・多芸手＜マジシャン＞
祭事好者＜エンジョイパーティー＞：フェーズ中に、ランダムなイベントをもう一度発生させる。
祭事勝者＜ディールマスター＞：イベントで得られる効果が倍になる。失敗効果も倍になる。