ユータ漫遊記 ~異世界を旅しながら世直ししてやろう~

ヨシダダダ

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猫耳を殺そうとした村人がいたことが恐ろしい。
異種族だから殺すことに抵抗がないのか?
「こんな世界、間違っている」
だから俺が救ってやらないとな。
人々が平和に暮らすためにはゴミを処分しなくてはならない。
「ゴミ掃除をしよう。俺が直々に出向いてやる」
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「さすがですわ、ユータ様」
「ボスはさすがだにゃん」
世の中を変えるためにはまずは世の中を変えなくてはならない。
俺が安心して暮らせる平和な世界をプレゼントしてやる。
俺は神だから仕方ないな。
「やれやれ、この世界の人間に任せていたら世の中が平和になるときなんてこないよな。仕方ないから俺がどうにかしよう」
「さすがユータね。クズにできないことをできるなんてデカいのはあれだけじゃないのね」
「さすがです、ユータ様。神々しく感じます」
「さすがはご主人様です。慈愛の神です」
「さすがですわ、ユータ様。下賎な愚民にまで安寧を与えようとなさるなんてさすがユータ様ですわ」
「ボスはさすがだにゃん」
「まあな。俺のはデカいからな」
まずは山に不法投棄されている山賊というゴミを処分する。
「山賊召喚。山賊ども、殺し合え」
召喚により一面山賊で埋め尽くされたが殺し合ってすぐに数が減った。
「かなり減ったわね」
「ゴミがすごい勢いで片付いていきます。さすがユータ様です」
「ゴミをゴミで片付けるなんて、さすがはご主人様です」
「さすがですわ、ユータ様。素晴らしい発想でまさに神の叡智ですわ」
「おやつは干し魚を希望するにゃん」
「まあな。ミネットはおやつ抜きだ」
俺は綺麗好きのユータだからな。
掃除もたまにはしないとな。
こんなに手間をかけさせられるのもこの世界の人間が真面目に掃除しないからだな。
掃除の時間は真面目に掃除をすればいいのに、それすらできないサルみたいな奴らが多すぎる。
俺は真面目に掃除をしたのに!
「一人生き残ったわね」
「最強のゴミですね、ユータ様」
「ゴミ王ですね。ご主人様、次はどうするのですか?」
「わたくし、ユータ様の次の一手が楽しみですわ」
「反省したからおやつがほしいにゃん」
まあ猫耳だからミネットを許してやろう。
「生き残った山賊、お前は今日から山賊王だ!」
「俺が…山賊王だと…!?」
王は王らしい力を持つべきだ。
「この毛皮のベストをくれてやる」
ワイルドな装備で山賊としての風格が出てくる。
「俺に敵対する存在を即死させる斧もくれてやる」
全力で振るうと首を刎ねられるくらい強力な斧だ。
ゴミにゴミを掃除させるためにこれくらいの装備は与えてやらないとな。
俺はけちではないからな。
「お前の勝利を祝って…洗脳!俺に敵対したり敬意を払わない奴を処分しろ。そのために…体力無限、超回復、欠損部位自動修復、睡眠不要、水虫抵抗」
これで簡単には死なない自動掃除機ができたな。
そういえばこいつの名前は…ゴミクリンか。
まさにゴミを綺麗にしそうだな。
「全てはユータ様のために!絶対に綺麗にします!」
「まあがんばれ」
後は放置でいいな。
やれやれ、結構時間がかかったし後片付けもまだだ。
「アンデッド化、俺に不敬な存在を始末しろ。聖属性攻撃無効、自動復活、自動殺菌」
ゴミクリンだけだと時間がかかりそうなので大量の雑魚をゾンビ化させ人海戦術でも掃除を行う。
まあ知能は無いに等しいからあまり期待はできなさそうだ。
「まあこれで掃除も捗るだろう。よし、帰るぞ」
「さすがユータね」
「さすがです、ユータ様」
「さすがはご主人様です」
「さすがですわ、ユータ様」
「ボスはさすがだにゃん」
まあこれくらいは楽勝だけどな。
まあ一仕事終えたから帰って運動するのもいいな。
まあ成果が出るまで時間がかかるだろうし、しばらくはゆっくりしよう。
まあ運動会をせがまれてゆっくりできない未来が待っているだろうけどな。
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