抑制

Yamaoka

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脱フリーター

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 「抑制」
 違うのかあぁ。繁忙中につき急募?鬱陶しくてしょうがない。そしてそういう職場に限って一人、また一人と減っていくんだろう。
 しょうのない話で。さて。
 「130円」
 これでどうしろと?
 「預金もないとか」
 誰だ、手前?御金、大事よ。本当。なくなったらどうしようもないもんな。
 そう。
 「名前は?」
 あぁ、感得しろと。無理だねぇ。金くれんの?やらぬ。
 やっと気づいたか?俺と居る時間がもったいねぇって。
 働くわ。いや。
 「時間により」
 「無理」
 あー、金メダリストは豪遊してんだろうな。それなりにな。御前は?
 「フリーター」
 だからとれんと?あぁ、とれないよ。とろうと思わないから。……まぁ、ただ無職じゃん。たださ。
 働こうと思わないよ。足腰がたがたなって、する?せんにしてもいま食う金がない。
 ないな。
 「探査」
 へぇ?そんな嘱望が――?
 「期待」
 いいじゃん。かけても。問題は?見当たらない。
「医院に行かんと」
 ちと雑感だが、心掛けがいいな。わかってんだろうね。傷害と障害が違うよう。いや快楽に対しまぁ。なにさ。遊び放題だったらするだろ。関係ないだけだ。あっ、そう。
 一瞬で喧嘩になる。
 それで、働くの?そうしようと思う。申告だろ。生易しいよ。
 「定職」
 「雑感」
 自重したら?ある?探せばな。探す気がない。
 俺も。そういうものか?俺はね。いやそしたら職業限られるよ。さすがに。そんなとこか。
 あぁ。
 御前も大人だろう。義務はある。あるよ。遊びね。
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