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プロローグ ~ ヴァンパイア ~
しおりを挟む吸血鬼。
生き血をすすり、吸血によって栄養を摂る種族。無限にも思える長い年月を生きることができ、深い傷を負っても人の生き血を飲めば間もなく癒える。身体能力の高さは人間のそれを遥かに超える怪物である。変身能力をも持っており、オオカミやコウモリに姿を変えることができる。
吸血されると痛みは快感へと変わり、吸血行為を通して注ぎ込まれる毒は、いわば媚薬ともいえる。そうして快楽に抗えない獲物を存分に味わい尽くして殺してしまう恐ろしい魔獣である。
しかし苦手なものもある。最大の弱点は陽の光。日光を浴びれば体を焼かれ、灰になり息絶える。それゆえ火には抗えず、水にも弱く、その中では能力は使えない。ほかにも銀の武器は強い痛みと深い傷を負わされるものであり、心臓に杭を打たれたり、首を切り落とされても絶命する。
吸血鬼は強い・・・だが、弱点が多い。
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