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最終話 鐘が鳴るときに
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「おい。うるせぇな。なんだこの歌は。」
「確かにな。ちょっと見てくるわ。チッ面倒くせぇなぁ。」
そう言うと看守は重い腰を上げ、牢屋に近づく。
この第三塔牢獄には第三区の反王政の人間が入れられており、貴族、商人など多種多様な人間がいた。ここには貴族とその関係者が入っている。
皆、明日には刑が執行されるため昼間は暴れる者や、泣き出す者がいたがそう言った連中は無理やり眠らせてある。一人全く話さない人間がいたが、今、呑気に歌っているのは多分そいつだろう。
牢屋に近づいていくと、その歌が聞こえてくる。
小さな鳥が少女の元を発つ。
明日とも知れない命なのに。
小さな少女は羽を広げて大空に。
少女に見えるように小さな羽を大きく広げて飛び立つ。
少女は手をたたいて、空を見上げた。
「おい、静かにしな。」
「ああ。すいません。」
「その歌は俺の祖国の民謡だ。なんであんたそんな歌を知っている?」
「人づてに聞いた歌なんですよ。良い歌なんです。こんな歌を作る歌人がいるなんて貴方の故郷は良いところに違いない。」
「そうだな。…………ああ。いい。もう話すな。」
「?」
「夕飯がまずくなる。もう話さなくていい。」
その歌を想い出した。
その歌は故郷を出る友を思って歌われた歌だ。友との別れを悲しみ、旅立ちを祝福する歌。
そんな歌を明日の刑期を前に歌う男はなんと酔狂な男なのかと馬鹿に出来るのか?
彼の顔を見ろ。
あんなに幸せそうに歌っている人間を馬鹿になど出来ない。
看守は牢獄の扉を閉めると、愛する妻のもとに帰った。今日は満月が綺麗な夜だから感傷的になっているのだろう。
聞いた時には耳を疑った。
なんであいつが死刑になるのかと。
貴族や商会の人間どもが裏で内々に他国と共謀し、その不穏分子は一斉に粛清されるというのは三日前の号外で知ってはいた。
その中に彼の名前があるのは先ほど、フィーネに聞いたのである。
あの男はロイド・ダグラス。
今回の首謀者であるデイル・ダグラスの弟であり、その事件の片棒を担いでいたとされる人物だ。
一週間前に隻眼の魔女たる人物が王宮に押し入り、重要な書物を破壊したのは有名な話だ。その後、新王は国を一新すべく立ち上がり、前王と裏でつながっていた腐った貴族たちを一斉に粛清した。
その中にダグラス家も、俺が前に取引していた商会も入っていた。
その他、その商会と取引をしていた人間も全員捕らえられた。何故か取引をしていた俺は一切呼ばれることはなかった。
それが何故かもう分かっていた。
俺の見積もり書、その他の書類すべてにおいて前の商会の情報は消されていた。役所からもすべて書類が消えていたのだ。
俺は刑の執行が今日だと知り、焦って町の大広間へと向かう。
畑の川沿いの道も、町への石敷きの道も走って向かう。汗が服に張り付き、息も上がっていようがおかまいなしにあいつの処に向かった。
大広間にはすでに大勢の民衆がいた。
その奥の高台には変わり果てたロイドの姿があった。端正な顔立ちは見る影もなし、青白い生気のない男がそこにはいた。
彼は手かせをはめられ、無精ひげは伸び、目も当てられない有様であった。もうあんなフウに人小ばかにした笑い顔も想像できないほどである。
彼の両隣には執行人がおり、看守長が彼の罪状を読み終えた。
彼のその今にも消えそうな命を散らす刃に太陽の光が乱反射し、男の最後を飾ろうとしている。
俺はなんとか群集を押しのけ、前に躍り出た。
群集の「死ね!貴族。」「お前のせいで!」と言う罵声が大きく耳鳴りがする。そんな彼らは特に貴族に何かをされたわけでもないだろう。しかし今までの歴代の貴族に対する鬱憤をまき散らす。
その時はもう近い。
なんとか出来ないのか。
なんとか彼を助け出す方法を。
……………………なんとか。
いや、待て。
彼は俺の父の仇だぞ。そんな奴は死んでも当然ではないか?
……………………そうか。死んで当然なのか?
いや。
違うだろ。
それだけではないだろ?
彼はただの貴族なのか?
違う。
違う。
一緒に飲み合って。
一緒に馬鹿な喧嘩をして。
一緒に夢を語り合って。
そう。
それは。こう呼ぶのだ。
彼は。
そう彼は俺の友達だ。
「皆、静かにせぇ。それでは最後に何か言い残すことはないか?」
その看守長の言葉に周りの人間も静かになる。
どうせ男は今から殺されると群集はその言葉に素直に従う。
俺は馬鹿な頭を回転させ、考える。
どうして今まで気づかなかった。あれほど逃げたいって顔をしていたのに。どうして。彼の悩みに耳を傾けてやれなかった。
いや、まだ生きている。
いまなら間に合う。
どうにか。彼を助ける方法を。
「…………」
それは小さな声だった。
それは羽音にも埋もれる小さな声だった。
「…………い。いけ。」
徐々にその声は大きくなっていく。しゃがれた声は大きくなって町に轟く。
それはロイドの本来の甘く艶やかな声とは全く違う。かすれて聞き取りづらい声であった。
しかし、ちゃんと聞こえる。
それは群集には理解不能な馬鹿な貴族の最後の叫びかもしれない。
しかし、俺だけには分かる。
ちゃんと聞こえてる。大丈夫だ。
届いている。
「いけ!!夢に向かっていけ!!もう我慢するな!!!夢に向かって走れ!!何をしている!!?早くしろ!!お前は俺の分まで行くんだ!!あの鐘は貴族のものではない!!誰のものでもない!!お前のために鳴るんだ!!お前と俺のために鳴っているんだ!!あの鐘の音が聞こえたなら行け!!!早く行け!!!夢に向かっていくんだ!!!」
眩暈でも起こすような声量に民衆は目を丸くし、驚愕してみる。俺は真っ直ぐ彼を見ていた。
一言一句聞き逃してはならない。
それは彼の最後の言葉だ。
彼の心を受け止めろ。
看守長が止めようと、断頭台に首をはめ込まれようと叫び続ける。看守長が最後に紐を切る。
その刹那に彼は俺を見て目で語ったのだ。
行けと。
俺の夢を託したと。
お前は先に進めと。
俺はすべてを受け取った。
お前のすべてを受け取った。
後は歩き出すだけだ。
ありがとう。
さようなら。
ロイド。
いや、親友。
「ねぇねぇパパ。」
「ん?」
「あの鐘って悪い貴族の人の鐘なんでしょ?なんでずっと残ってるの?なんか先生は戒めのためだって言ってたけど。」
「ああ。あれはまあ、そうだな。悪い貴族が次にまた悪さをしないためにあるんだ。でも、それだけじゃない。あの鐘は希望を鳴らす鐘なんだ。ある人が後世の人間のために頑張って残した鐘なだ。」
「そうなんだ。だからその人の名前がついてロイドの鐘っていうんだね。」
そこには小さな女の子と、髭を蓄えたいかつい大柄の男がいた。
彼らは港へと歩を進める。
「そういえば、フィーネは?」
「ママなら、畑に行っちゃった。夫がどこに行こうがやることがあるって怒ってたよ。でもあの人の頼みならしょうがないって。あの人って誰?」
「ああ。その人はパパの友人で、一緒に旅するって約束したんだ。」
「えー私。その人嫌い。その人のせいでパパ行っちゃうんでしょ?」
「まあな。でも、パパもその人のことは初めは嫌いだったよ。でもいい奴なんだ。話せば分かる。……………………お。もう出航しそうだ。じゃあな。ママによろしくな。」
「うん。…………行ってらっしゃい。早く帰ってきてね。」
「おう。」
船に飛び乗り、娘との別れを惜しむ。彼女が大きくなるまで時間がかかってしまった。
さあ、今から行くぞ。
体調は万全。準備もちゃんとしたぞ。
ああ。忘れものなんてないさ。
…………いまから行くんだ。
ああ。鐘の音が聞こえる。
やっと約束を果たせる。
あの鐘が鳴るときに約束を果たせるんだ。
カロンの心は高揚し、地平線を見た。
しかしその時、涙があふれてきた。
それはとめどなく溢れて前が見えないほどに。
初めて彼の為に泣いたのだ。
あのとき、彼と別れた時に押し殺していた涙が一気に体を圧迫して、決壊したのだ。
しかし彼の分まで旅に出るのに俺が泣いてちゃしょうがない。
でもこれは仕方がない。
ずっと畑にいたんだ。
潮風に慣れてないんだ。
そうだ。しょうがないんだ。
彼のあきれた顔が目に浮かぶ。
(海の上で泣くなんて情けないですね。)
また、あの人を小馬鹿にしたような揶揄が聞こえてくる。
鐘の音が小さくなっていってもちゃんと聞こえる。
風が音を運んでくるんだ。
ちゃんとお前の音が心に響いてる。
ほら帆を張って風に乗れ。
夢に向かって進むんだ。
さあ、次に鐘が鳴るときに俺とお前はどこにいるだろう。
「確かにな。ちょっと見てくるわ。チッ面倒くせぇなぁ。」
そう言うと看守は重い腰を上げ、牢屋に近づく。
この第三塔牢獄には第三区の反王政の人間が入れられており、貴族、商人など多種多様な人間がいた。ここには貴族とその関係者が入っている。
皆、明日には刑が執行されるため昼間は暴れる者や、泣き出す者がいたがそう言った連中は無理やり眠らせてある。一人全く話さない人間がいたが、今、呑気に歌っているのは多分そいつだろう。
牢屋に近づいていくと、その歌が聞こえてくる。
小さな鳥が少女の元を発つ。
明日とも知れない命なのに。
小さな少女は羽を広げて大空に。
少女に見えるように小さな羽を大きく広げて飛び立つ。
少女は手をたたいて、空を見上げた。
「おい、静かにしな。」
「ああ。すいません。」
「その歌は俺の祖国の民謡だ。なんであんたそんな歌を知っている?」
「人づてに聞いた歌なんですよ。良い歌なんです。こんな歌を作る歌人がいるなんて貴方の故郷は良いところに違いない。」
「そうだな。…………ああ。いい。もう話すな。」
「?」
「夕飯がまずくなる。もう話さなくていい。」
その歌を想い出した。
その歌は故郷を出る友を思って歌われた歌だ。友との別れを悲しみ、旅立ちを祝福する歌。
そんな歌を明日の刑期を前に歌う男はなんと酔狂な男なのかと馬鹿に出来るのか?
彼の顔を見ろ。
あんなに幸せそうに歌っている人間を馬鹿になど出来ない。
看守は牢獄の扉を閉めると、愛する妻のもとに帰った。今日は満月が綺麗な夜だから感傷的になっているのだろう。
聞いた時には耳を疑った。
なんであいつが死刑になるのかと。
貴族や商会の人間どもが裏で内々に他国と共謀し、その不穏分子は一斉に粛清されるというのは三日前の号外で知ってはいた。
その中に彼の名前があるのは先ほど、フィーネに聞いたのである。
あの男はロイド・ダグラス。
今回の首謀者であるデイル・ダグラスの弟であり、その事件の片棒を担いでいたとされる人物だ。
一週間前に隻眼の魔女たる人物が王宮に押し入り、重要な書物を破壊したのは有名な話だ。その後、新王は国を一新すべく立ち上がり、前王と裏でつながっていた腐った貴族たちを一斉に粛清した。
その中にダグラス家も、俺が前に取引していた商会も入っていた。
その他、その商会と取引をしていた人間も全員捕らえられた。何故か取引をしていた俺は一切呼ばれることはなかった。
それが何故かもう分かっていた。
俺の見積もり書、その他の書類すべてにおいて前の商会の情報は消されていた。役所からもすべて書類が消えていたのだ。
俺は刑の執行が今日だと知り、焦って町の大広間へと向かう。
畑の川沿いの道も、町への石敷きの道も走って向かう。汗が服に張り付き、息も上がっていようがおかまいなしにあいつの処に向かった。
大広間にはすでに大勢の民衆がいた。
その奥の高台には変わり果てたロイドの姿があった。端正な顔立ちは見る影もなし、青白い生気のない男がそこにはいた。
彼は手かせをはめられ、無精ひげは伸び、目も当てられない有様であった。もうあんなフウに人小ばかにした笑い顔も想像できないほどである。
彼の両隣には執行人がおり、看守長が彼の罪状を読み終えた。
彼のその今にも消えそうな命を散らす刃に太陽の光が乱反射し、男の最後を飾ろうとしている。
俺はなんとか群集を押しのけ、前に躍り出た。
群集の「死ね!貴族。」「お前のせいで!」と言う罵声が大きく耳鳴りがする。そんな彼らは特に貴族に何かをされたわけでもないだろう。しかし今までの歴代の貴族に対する鬱憤をまき散らす。
その時はもう近い。
なんとか出来ないのか。
なんとか彼を助け出す方法を。
……………………なんとか。
いや、待て。
彼は俺の父の仇だぞ。そんな奴は死んでも当然ではないか?
……………………そうか。死んで当然なのか?
いや。
違うだろ。
それだけではないだろ?
彼はただの貴族なのか?
違う。
違う。
一緒に飲み合って。
一緒に馬鹿な喧嘩をして。
一緒に夢を語り合って。
そう。
それは。こう呼ぶのだ。
彼は。
そう彼は俺の友達だ。
「皆、静かにせぇ。それでは最後に何か言い残すことはないか?」
その看守長の言葉に周りの人間も静かになる。
どうせ男は今から殺されると群集はその言葉に素直に従う。
俺は馬鹿な頭を回転させ、考える。
どうして今まで気づかなかった。あれほど逃げたいって顔をしていたのに。どうして。彼の悩みに耳を傾けてやれなかった。
いや、まだ生きている。
いまなら間に合う。
どうにか。彼を助ける方法を。
「…………」
それは小さな声だった。
それは羽音にも埋もれる小さな声だった。
「…………い。いけ。」
徐々にその声は大きくなっていく。しゃがれた声は大きくなって町に轟く。
それはロイドの本来の甘く艶やかな声とは全く違う。かすれて聞き取りづらい声であった。
しかし、ちゃんと聞こえる。
それは群集には理解不能な馬鹿な貴族の最後の叫びかもしれない。
しかし、俺だけには分かる。
ちゃんと聞こえてる。大丈夫だ。
届いている。
「いけ!!夢に向かっていけ!!もう我慢するな!!!夢に向かって走れ!!何をしている!!?早くしろ!!お前は俺の分まで行くんだ!!あの鐘は貴族のものではない!!誰のものでもない!!お前のために鳴るんだ!!お前と俺のために鳴っているんだ!!あの鐘の音が聞こえたなら行け!!!早く行け!!!夢に向かっていくんだ!!!」
眩暈でも起こすような声量に民衆は目を丸くし、驚愕してみる。俺は真っ直ぐ彼を見ていた。
一言一句聞き逃してはならない。
それは彼の最後の言葉だ。
彼の心を受け止めろ。
看守長が止めようと、断頭台に首をはめ込まれようと叫び続ける。看守長が最後に紐を切る。
その刹那に彼は俺を見て目で語ったのだ。
行けと。
俺の夢を託したと。
お前は先に進めと。
俺はすべてを受け取った。
お前のすべてを受け取った。
後は歩き出すだけだ。
ありがとう。
さようなら。
ロイド。
いや、親友。
「ねぇねぇパパ。」
「ん?」
「あの鐘って悪い貴族の人の鐘なんでしょ?なんでずっと残ってるの?なんか先生は戒めのためだって言ってたけど。」
「ああ。あれはまあ、そうだな。悪い貴族が次にまた悪さをしないためにあるんだ。でも、それだけじゃない。あの鐘は希望を鳴らす鐘なんだ。ある人が後世の人間のために頑張って残した鐘なだ。」
「そうなんだ。だからその人の名前がついてロイドの鐘っていうんだね。」
そこには小さな女の子と、髭を蓄えたいかつい大柄の男がいた。
彼らは港へと歩を進める。
「そういえば、フィーネは?」
「ママなら、畑に行っちゃった。夫がどこに行こうがやることがあるって怒ってたよ。でもあの人の頼みならしょうがないって。あの人って誰?」
「ああ。その人はパパの友人で、一緒に旅するって約束したんだ。」
「えー私。その人嫌い。その人のせいでパパ行っちゃうんでしょ?」
「まあな。でも、パパもその人のことは初めは嫌いだったよ。でもいい奴なんだ。話せば分かる。……………………お。もう出航しそうだ。じゃあな。ママによろしくな。」
「うん。…………行ってらっしゃい。早く帰ってきてね。」
「おう。」
船に飛び乗り、娘との別れを惜しむ。彼女が大きくなるまで時間がかかってしまった。
さあ、今から行くぞ。
体調は万全。準備もちゃんとしたぞ。
ああ。忘れものなんてないさ。
…………いまから行くんだ。
ああ。鐘の音が聞こえる。
やっと約束を果たせる。
あの鐘が鳴るときに約束を果たせるんだ。
カロンの心は高揚し、地平線を見た。
しかしその時、涙があふれてきた。
それはとめどなく溢れて前が見えないほどに。
初めて彼の為に泣いたのだ。
あのとき、彼と別れた時に押し殺していた涙が一気に体を圧迫して、決壊したのだ。
しかし彼の分まで旅に出るのに俺が泣いてちゃしょうがない。
でもこれは仕方がない。
ずっと畑にいたんだ。
潮風に慣れてないんだ。
そうだ。しょうがないんだ。
彼のあきれた顔が目に浮かぶ。
(海の上で泣くなんて情けないですね。)
また、あの人を小馬鹿にしたような揶揄が聞こえてくる。
鐘の音が小さくなっていってもちゃんと聞こえる。
風が音を運んでくるんだ。
ちゃんとお前の音が心に響いてる。
ほら帆を張って風に乗れ。
夢に向かって進むんだ。
さあ、次に鐘が鳴るときに俺とお前はどこにいるだろう。
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