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干し葡萄と蜂蜜のオートミール粥
干し葡萄と蜂蜜のオートミール粥
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起きなさいと声をかけられているものの、アリシャはどうしたって起きたくなかった。それが優しい母の声ではなかったからでない、アリシャの中にある内なる声が『まだ寝ておいで。目醒めるには早い』と囁いていたからだった。
「──起きなさい。そろそろ体に何かを入れてやらねばもたないぞ」
落ちついた低い声は微かに掠れていた。声の主より奥でパチパチと木が燃える音がしている。
「……起きたくな──」
駄々っ子のように起きることを拒否する自分の声で、アリシャの意識は夢から引っ張り出された。
「目覚めたな」
アリシャを覗き込む男性は首をすっかり隠すほどの見事な顎髭を蓄えていたが、夜の暗さに負けて顔の作りはわからなかった。雰囲気で老齢に片足を突っ込んだ男性であることは伝わってきた。
「ここ……あなたは?」
自らの問いに、アリシャはまるで冷や水を浴びせられたように震え上がった。
(そうだわ。私は逃げてきたんだった……。ああ、みんな……)
アリシャは燃え盛る村をはっきり思い出し、同時に母を抱きしめて絶命していた父の姿を見ていた。激しい煙の中にあっても開かれた瞼は微動だにしない。そして、父の腕の中で母も見開いた空虚な瞳にアリシャを映していた。光の消えた母の眼差しは釣り下げられたウサギの目にそっくりだった。
いつもソックリだと言われたハシバミ色の母の目や髪が、酷く暗くどんよりとして見えた。
「さぁ、こちらをむきなさい。辛いことを思い出してはいけない。思い出すなら幸せなことにしておきなさい」
男は優しくアリシャに言うとスツールから立ち上がって火にかけた三脚の大鍋から何かを掬い上げた。夜の闇に浮かぶ炎はベッドに横たわるアリシャの元まではほとんど届かない。特に男の体で遮られている今は。
「疲れておる時は甘い物を食べるといい」
アリシャはスルスルと頬を伝う涙を指で拭った。その指が揺れていることで自分が小刻みに震えていることを知る。
「助けてくださったのでしょうか。私……あまりおぼえてなくて。ああ! スリは、私の馬はどこにいるのでしょうか?」
あの日、たまたま隣の国までお使いに行っていたアリシャは、馬のスリに乗っていた。
普段はほとんど乗らないが、距離があることと冬の間に作った大量の衣服を売りに行くのにスリを連れ出す許可を父から得ていた。隣国までは徒歩でも半日ちょっとで行けるのだが、最近物騒だし若い娘が一人で歩くには不安だからと大事なスリの綱をアリシャに渡してくれたのが、父との最後の会話になった。
煙を嫌がるスリを連れて、慌てて火の上がる村に駆けていった。そんなアリシャを見ている略奪者がいるとも知らずに。
スリが先に危険を感じて嘶き、反射的にスリに飛び乗って逃げ出したのだ。あとは振り返ることもできずにただひたすらにスリを走らせていた。
若い女が捕まると、死ぬより酷いことになるというのを幾度となく聞かされていたからの行動だったが、生きていても辛いなどとはあの時は考えなかった。
「馬もしっかり世話しておるから安心するといい。相当、腹を空かせていたらしい、後でドクに礼を言いなさい。世話をしてくれている男だ」
男は木の椀を両手で包むように運んでくると、それをアリシャに手渡した。アリシャの指が震えているのを見て、辛抱強くアリシャがしっかりと椀を受け取るのを待ってくれていた。
「さぁミルク粥だ。蜂蜜もえん麦もドクがお前さんに食べさせて欲しいと持ってきた。馬が腹ペコなら飼い主も腹が減っているだろうと」
優しい香りの粥に目を凝らすと干し葡萄まで浮いていた。立ち上る湯気はミルクの匂いがした。
「少し塩漬けの肉を切るからそれも食べなさい。人は塩を摂らねばおかしくなる」
男は身を翻して炉に戻ると腰に下げてあった食事用のナイフを取り出して肉を薄く剥ぎ取った。それを網に乗せると背を向けたまま話かけてきた。
「どこから来たのか聞いていいか?」
「ストルカ国の外れです。南の外れにある村から来ました」
「ストルカか、やはり。して、名は?」
「アリシャ」
肉は薄くしてあったので直ぐに火が通り、また木の椀を出してベッドの方へと戻ってきた。
「アリシャか。村には戻れそうか? それとも?」
アリシャは掬った粥を口に運ばず、椀に戻して項垂れる。がむしゃらに走ってきたから道も曖昧だし、そもそも戻ったところで、誰も居ないだろう。
「そうか……」
男はアリシャの答えを待たずに理解すると、食べなさいと項垂れるアリシャに促した。
「私の名はレオだ。ここはドナ村というが、村と言っても住んでいるのは私と先程名を出したドクとその家族のみの集落だ。アリシャよ、行くところがないならここに住むといい。ああ、この家ではなく、この村にな」
スプーンで掬い上げた粥は想像より甘く、口に入れた瞬間から体の中へと染み込んでいくようだった。食欲などなかったのに、スルスルと体に染み込んでは体を温めていく。雪の中から顔を出す野花のように力強くアリシャを生へと誘っていく。
「ご迷惑をおかけするのではないでしょうか……」
一通り仕事はやれるが、アリシャは女なので仕事量はたかが知れていた。男ならば住み着いて働くとなれば重宝がられるが、女はそうもいかない。
「案ずることはない。この村はとにかく人手がない。ドクのところは四人家族、そして私だけの村だ。女も男もなく労働者を欲している」
「あの、なぜそこまで人が少ないのですか?」
この村も荒くれ者に襲われたのかと思うと再び食欲が減退していく。
アリシャの村も大きい方では決してなかったが、それでもニ十世帯は超えていた。ニ世帯とはあまりにも少なかった。
「元は結構しっかりとした村だったらしいが疫病で全滅して打ち捨てられていた。そこに私達が居着いたのが五年前くらいか、そんなものだな」
アリシャは半分以下まで減った粥を再び口に運びながら頷いた。
そういう村は時々あると聞いていたし、疫病は悪魔の仕業と言われているのでなかなか人が集まらないのも納得がいく。好き好んで悪魔の巣に住みたいなどという酔狂な人間はいないのだ。
「無理にとは言わん。少し行けばそれなりの体をなした村もある。そっちに住みたいなら口を利いてやらんこともないぞ」
そっちは金はかかるがな。と男は付け加えて髭を弄る。
「こちらに住むならかかりませんか?」
「手入れのされてない家しかないし、そこは誰のものでもない。屋根を直して住めるように整えねばならんが、我々も手を貸そう。その時の手間賃のかわりに、雑用やら何やらやってくれればいいだろう」
アリシャに選択の余地はない。なんせ財産は馬のスリと服を売った九百五十銅貨しか持っていないのだ。アリシャ一人、春だけなら食べていかれるが、それ以上はこの金だけでは無理というものだ。
「行くところもありませんし、こちらでご厄介になります。よろしくお願いいたします」
頭を下げるとレオがそっと笑った。
「畏まることはない。誰のものでもない村に住むだけのことだ。協力して生きていこうではないか」
寛大なレオにもう一度頭を下げると、また食べなさいと言われたので素直に食事を口に運んでいった。
温かく甘いえん麦粥がこんなに美味しいと感じたことはない。始めは震えていたスプーンの先が揺れなくなっていた。
「──起きなさい。そろそろ体に何かを入れてやらねばもたないぞ」
落ちついた低い声は微かに掠れていた。声の主より奥でパチパチと木が燃える音がしている。
「……起きたくな──」
駄々っ子のように起きることを拒否する自分の声で、アリシャの意識は夢から引っ張り出された。
「目覚めたな」
アリシャを覗き込む男性は首をすっかり隠すほどの見事な顎髭を蓄えていたが、夜の暗さに負けて顔の作りはわからなかった。雰囲気で老齢に片足を突っ込んだ男性であることは伝わってきた。
「ここ……あなたは?」
自らの問いに、アリシャはまるで冷や水を浴びせられたように震え上がった。
(そうだわ。私は逃げてきたんだった……。ああ、みんな……)
アリシャは燃え盛る村をはっきり思い出し、同時に母を抱きしめて絶命していた父の姿を見ていた。激しい煙の中にあっても開かれた瞼は微動だにしない。そして、父の腕の中で母も見開いた空虚な瞳にアリシャを映していた。光の消えた母の眼差しは釣り下げられたウサギの目にそっくりだった。
いつもソックリだと言われたハシバミ色の母の目や髪が、酷く暗くどんよりとして見えた。
「さぁ、こちらをむきなさい。辛いことを思い出してはいけない。思い出すなら幸せなことにしておきなさい」
男は優しくアリシャに言うとスツールから立ち上がって火にかけた三脚の大鍋から何かを掬い上げた。夜の闇に浮かぶ炎はベッドに横たわるアリシャの元まではほとんど届かない。特に男の体で遮られている今は。
「疲れておる時は甘い物を食べるといい」
アリシャはスルスルと頬を伝う涙を指で拭った。その指が揺れていることで自分が小刻みに震えていることを知る。
「助けてくださったのでしょうか。私……あまりおぼえてなくて。ああ! スリは、私の馬はどこにいるのでしょうか?」
あの日、たまたま隣の国までお使いに行っていたアリシャは、馬のスリに乗っていた。
普段はほとんど乗らないが、距離があることと冬の間に作った大量の衣服を売りに行くのにスリを連れ出す許可を父から得ていた。隣国までは徒歩でも半日ちょっとで行けるのだが、最近物騒だし若い娘が一人で歩くには不安だからと大事なスリの綱をアリシャに渡してくれたのが、父との最後の会話になった。
煙を嫌がるスリを連れて、慌てて火の上がる村に駆けていった。そんなアリシャを見ている略奪者がいるとも知らずに。
スリが先に危険を感じて嘶き、反射的にスリに飛び乗って逃げ出したのだ。あとは振り返ることもできずにただひたすらにスリを走らせていた。
若い女が捕まると、死ぬより酷いことになるというのを幾度となく聞かされていたからの行動だったが、生きていても辛いなどとはあの時は考えなかった。
「馬もしっかり世話しておるから安心するといい。相当、腹を空かせていたらしい、後でドクに礼を言いなさい。世話をしてくれている男だ」
男は木の椀を両手で包むように運んでくると、それをアリシャに手渡した。アリシャの指が震えているのを見て、辛抱強くアリシャがしっかりと椀を受け取るのを待ってくれていた。
「さぁミルク粥だ。蜂蜜もえん麦もドクがお前さんに食べさせて欲しいと持ってきた。馬が腹ペコなら飼い主も腹が減っているだろうと」
優しい香りの粥に目を凝らすと干し葡萄まで浮いていた。立ち上る湯気はミルクの匂いがした。
「少し塩漬けの肉を切るからそれも食べなさい。人は塩を摂らねばおかしくなる」
男は身を翻して炉に戻ると腰に下げてあった食事用のナイフを取り出して肉を薄く剥ぎ取った。それを網に乗せると背を向けたまま話かけてきた。
「どこから来たのか聞いていいか?」
「ストルカ国の外れです。南の外れにある村から来ました」
「ストルカか、やはり。して、名は?」
「アリシャ」
肉は薄くしてあったので直ぐに火が通り、また木の椀を出してベッドの方へと戻ってきた。
「アリシャか。村には戻れそうか? それとも?」
アリシャは掬った粥を口に運ばず、椀に戻して項垂れる。がむしゃらに走ってきたから道も曖昧だし、そもそも戻ったところで、誰も居ないだろう。
「そうか……」
男はアリシャの答えを待たずに理解すると、食べなさいと項垂れるアリシャに促した。
「私の名はレオだ。ここはドナ村というが、村と言っても住んでいるのは私と先程名を出したドクとその家族のみの集落だ。アリシャよ、行くところがないならここに住むといい。ああ、この家ではなく、この村にな」
スプーンで掬い上げた粥は想像より甘く、口に入れた瞬間から体の中へと染み込んでいくようだった。食欲などなかったのに、スルスルと体に染み込んでは体を温めていく。雪の中から顔を出す野花のように力強くアリシャを生へと誘っていく。
「ご迷惑をおかけするのではないでしょうか……」
一通り仕事はやれるが、アリシャは女なので仕事量はたかが知れていた。男ならば住み着いて働くとなれば重宝がられるが、女はそうもいかない。
「案ずることはない。この村はとにかく人手がない。ドクのところは四人家族、そして私だけの村だ。女も男もなく労働者を欲している」
「あの、なぜそこまで人が少ないのですか?」
この村も荒くれ者に襲われたのかと思うと再び食欲が減退していく。
アリシャの村も大きい方では決してなかったが、それでもニ十世帯は超えていた。ニ世帯とはあまりにも少なかった。
「元は結構しっかりとした村だったらしいが疫病で全滅して打ち捨てられていた。そこに私達が居着いたのが五年前くらいか、そんなものだな」
アリシャは半分以下まで減った粥を再び口に運びながら頷いた。
そういう村は時々あると聞いていたし、疫病は悪魔の仕業と言われているのでなかなか人が集まらないのも納得がいく。好き好んで悪魔の巣に住みたいなどという酔狂な人間はいないのだ。
「無理にとは言わん。少し行けばそれなりの体をなした村もある。そっちに住みたいなら口を利いてやらんこともないぞ」
そっちは金はかかるがな。と男は付け加えて髭を弄る。
「こちらに住むならかかりませんか?」
「手入れのされてない家しかないし、そこは誰のものでもない。屋根を直して住めるように整えねばならんが、我々も手を貸そう。その時の手間賃のかわりに、雑用やら何やらやってくれればいいだろう」
アリシャに選択の余地はない。なんせ財産は馬のスリと服を売った九百五十銅貨しか持っていないのだ。アリシャ一人、春だけなら食べていかれるが、それ以上はこの金だけでは無理というものだ。
「行くところもありませんし、こちらでご厄介になります。よろしくお願いいたします」
頭を下げるとレオがそっと笑った。
「畏まることはない。誰のものでもない村に住むだけのことだ。協力して生きていこうではないか」
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