96 / 131
ほうれん草とマスのミルフィーユ
ほうれん草とマスのミルフィーユ6
しおりを挟む
「でも、王子は存在したのね」
アリシャは一人佇むエドの姿を思い浮かべていた。誰も寄せ付けない空気を纏うエドの姿を。
「ね。でも力を受け継いでいないのは……」
そこまで饒舌だったアヴリルが急に言い淀んで、手にしていたお玉を止めた。
「先代の王が魔力を持っていたのは確かな事だから、そうなると王女の不貞の子……」
咄嗟に頭を振り、自分の言葉を追い払うようにしてアヴリルは言い直す。
「いえ、そんなのわからないわ。なんらかの理由で力が子供に移行しなかったのかも。私達にはわからない理由があるんだわ」
アリシャもそのあたりは憶測で話してはいけない気がして、慌てて止まり気味になっていた作業をこなしていく。
「そうね。それよりルクはどうなったかしら? ナジとボリスが追いかけていたけど」
ほうれん草を上げて絞り出したアヴリルが「戻ってきてないわね。ほんと、ルクってば。愛は盲目とはよく言ったものだわ」と軽く憤り、勢いよくほうれん草の根本を落としていった。
「これでまた皆のところに顔を出しにくくなってしまうわね」
アリシャがシュンとする傍らで肩を怒らせたアヴリルが茹でるのに使った鍋を下ろして運び始めた。
危ないから私がやるとアリシャが言っても、アヴリルは大丈夫だと言って表に運んでいって湯を捨てて来た。
まだ熱い鍋を慎重に運びながらアヴリルが戻ってきた。
「レオさんって預言者なのかしら? 本当に雪がチラついていたわ」
アヴリルが鍋を鍋用のフックに掛けると、アリシャの手元を見て、何を作るのか聞いてきた。
「パイ生地を焼いて、パイ生地、マス、ほうれん草、パイ生地、マス、ほうれん草、パイ生地って感じで重ねていくの」
「まぁ、なにその美味しそうな料理!」
先程、アヴリルはアリシャに元気がないと元気では居られないと言っていたが、それはアリシャの台詞だった。レゼナといい、アヴリルといい、いつも明るく元気に話をしてくれるお陰でアリシャはどんな日でも力が湧いてくるように思う。
「雪が振り始めたなら寒いでしょうから、スープもつけたいわ。玉ねぎを刻んでもらえる?」
「もちろんよ。あ、じゃあ湯を沸かしましょうか?」
「ああ、アヴリル。あんまり重いものをやるのは良くないわよ。そこは私がやるから! それに今日は先に具材を炒めるから」
アヴリルは笑い声を上げて「レゼナより姑みたいなんだから」とアリシャを軽く叩いてテーブルに並んだ。それから吊るしてあった玉葱を掴んで何個使うのか聞いてきた。
「十個でお願いします。ふぅ、やっと捌き終わった」
テーブルのマスを焼きながら、要らない部分を豚のエサ用のカゴに落としていく。ココが相変わらず興奮してマスを狙っていた。
パイ生地とマスを炉で焼き、食器の準備をしていく。
「大変だわ、これじゃ食器が足らない」
食事の量ばかり気にしていたが、よく考えたら食器も足らなかった。村人の数より多くあるものの、流石に宿に泊まりきれないほどの客は想定していなかったのだ。
「大丈夫よ、イスも全然足らないから」
アヴリルは事も無げに言うが、確かにその通りだった。
「困ったわ」
「いいじゃない、待たせておけば」
肝の座った発言にアヴリルの方が宿屋の主人に向いてそうでアリシャは思わず笑ってしまった。
「それにどうせルクとあの悪女は来やしないんだし、足らないって言っても少しじゃない」
アヴリルは辛辣に言うと、鼻を鳴らす。
「もしあれが来たら私が部屋には入らないわ。ほんと、二度と見たくないもの」
アヴリルはそこで涙を拭う。これは悲しみとか怒りとか感情からくる涙ではなく、単に玉ねぎがしみているのだ。
「娼婦が強かなのは仕方がない。そうしないと生きていかれないのだし。ただ、あの人は場外で暴れている牛みたいなもので、場違いなの」
ウィンにまで触手を伸ばそうとしたからなのか、アヴリルはどこまでも辛口だ。いっそ、清々しいほどだった。
「ルクもそろそろ目が覚めると思ったのにガッカリだったわね」
アリシャは焼けたパイ生地を大皿に乗せて、その上に焼いたマスを敷いていく。次にほうれん草も載せて、塩気を追加する為に取って置きのチーズも挟んだ。
「はぁ、アリシャ。なんて見た目なの! 顔を突っ込んで独り占めしたいわ」
緑とピンクを交互に重ねて最後にパイ生地で蓋をし「顔は突っ込まないで」アヴリルに笑い掛けた。ついさっきまでおかんむりだったアヴリルなのに、満面の笑みで「わかったわ。大人しくしておくからたくさん頂戴ね、姑」と冗談を言い、二人で笑った。
その後は切ってもらった玉ねぎを焦げ茶色になるまで根気よく炒めていく。これはなかなか時間のかかる作業なので、アヴリルとアリシャの二人で交代でやっていった。
二人で玉ねぎを炒めている間、ドクが来たりウィンが来たり、エドが来たり忙しない。三人は食料庫から食材を移しているので話したりする暇はなかった。来る度に肩に乗っている雪が増えていった。
三人が二度来た後、ボリスがやってきて手短にルクが家に閉じ籠もって出て来なくなったことと、中から鍵をかけていてナジとユーリもこのままでは宿屋に泊まることになりそうだと告げていった。
「とりあえず、いま外でイザクとも会って、兵は二階に泊まることになったよ。今ベッドがあるけど、ベッド以外の所も藁を入れよう。それなら余裕で全員眠れる。俺たちも含めてね」
俺たちとはナジ親子とボリスとジャンになるのだが、ここでアヴリルがそうだわと声をあげた。
「そうしたら、リアナはうちに泊めてあげようかしら。男ばかりのところに寝るのもね?」
「そうだな。そうしてやってくれ」
アヴリルとボリスはやはり兄妹だ。二人とも面倒見が良い。それに引き換え、アリシャは出遅れてしまい手を挙げることもできなかった。
ボリスは話がつくと、藁を入れなきゃならないからと出て行った。
アリシャ達は炒め終えた玉ねぎに水を入れ塩こしょうで整え、煮込むことにした。
革製のミトンをつけ、鍋用フックを一番火から遠くなるように調整し、後は弱火でじっくり煮込んでいく。
「じゃあアリシャ。一旦帰って私もリアナを迎える準備をしてくるわね」
「雪なんでしょう? 私がやりましょうか? 足元が滑ったら大変」
アヴリルは心配するアリシャの頬にキスをした。
「しっかり注意して歩くから大丈夫よ、姑さん」
笑いながら出ていくアヴリルをアリシャも笑顔で見送った。
アヴリルが手伝ってくれたお陰で食事まで時間が出来たので、運んで貰ったライ麦でパン生地を作っていくことにした。
その夜、大勢の人間で賑やかな夕食会となった。やはりルクとジャンヌは顔を出さなかったが、そのことについて誰も言及することもなかった。
それと、レクトルが兵士たちと気楽に話す姿を目にしたアリシャはエクトルを少しだけ見直したのだった。
アリシャは一人佇むエドの姿を思い浮かべていた。誰も寄せ付けない空気を纏うエドの姿を。
「ね。でも力を受け継いでいないのは……」
そこまで饒舌だったアヴリルが急に言い淀んで、手にしていたお玉を止めた。
「先代の王が魔力を持っていたのは確かな事だから、そうなると王女の不貞の子……」
咄嗟に頭を振り、自分の言葉を追い払うようにしてアヴリルは言い直す。
「いえ、そんなのわからないわ。なんらかの理由で力が子供に移行しなかったのかも。私達にはわからない理由があるんだわ」
アリシャもそのあたりは憶測で話してはいけない気がして、慌てて止まり気味になっていた作業をこなしていく。
「そうね。それよりルクはどうなったかしら? ナジとボリスが追いかけていたけど」
ほうれん草を上げて絞り出したアヴリルが「戻ってきてないわね。ほんと、ルクってば。愛は盲目とはよく言ったものだわ」と軽く憤り、勢いよくほうれん草の根本を落としていった。
「これでまた皆のところに顔を出しにくくなってしまうわね」
アリシャがシュンとする傍らで肩を怒らせたアヴリルが茹でるのに使った鍋を下ろして運び始めた。
危ないから私がやるとアリシャが言っても、アヴリルは大丈夫だと言って表に運んでいって湯を捨てて来た。
まだ熱い鍋を慎重に運びながらアヴリルが戻ってきた。
「レオさんって預言者なのかしら? 本当に雪がチラついていたわ」
アヴリルが鍋を鍋用のフックに掛けると、アリシャの手元を見て、何を作るのか聞いてきた。
「パイ生地を焼いて、パイ生地、マス、ほうれん草、パイ生地、マス、ほうれん草、パイ生地って感じで重ねていくの」
「まぁ、なにその美味しそうな料理!」
先程、アヴリルはアリシャに元気がないと元気では居られないと言っていたが、それはアリシャの台詞だった。レゼナといい、アヴリルといい、いつも明るく元気に話をしてくれるお陰でアリシャはどんな日でも力が湧いてくるように思う。
「雪が振り始めたなら寒いでしょうから、スープもつけたいわ。玉ねぎを刻んでもらえる?」
「もちろんよ。あ、じゃあ湯を沸かしましょうか?」
「ああ、アヴリル。あんまり重いものをやるのは良くないわよ。そこは私がやるから! それに今日は先に具材を炒めるから」
アヴリルは笑い声を上げて「レゼナより姑みたいなんだから」とアリシャを軽く叩いてテーブルに並んだ。それから吊るしてあった玉葱を掴んで何個使うのか聞いてきた。
「十個でお願いします。ふぅ、やっと捌き終わった」
テーブルのマスを焼きながら、要らない部分を豚のエサ用のカゴに落としていく。ココが相変わらず興奮してマスを狙っていた。
パイ生地とマスを炉で焼き、食器の準備をしていく。
「大変だわ、これじゃ食器が足らない」
食事の量ばかり気にしていたが、よく考えたら食器も足らなかった。村人の数より多くあるものの、流石に宿に泊まりきれないほどの客は想定していなかったのだ。
「大丈夫よ、イスも全然足らないから」
アヴリルは事も無げに言うが、確かにその通りだった。
「困ったわ」
「いいじゃない、待たせておけば」
肝の座った発言にアヴリルの方が宿屋の主人に向いてそうでアリシャは思わず笑ってしまった。
「それにどうせルクとあの悪女は来やしないんだし、足らないって言っても少しじゃない」
アヴリルは辛辣に言うと、鼻を鳴らす。
「もしあれが来たら私が部屋には入らないわ。ほんと、二度と見たくないもの」
アヴリルはそこで涙を拭う。これは悲しみとか怒りとか感情からくる涙ではなく、単に玉ねぎがしみているのだ。
「娼婦が強かなのは仕方がない。そうしないと生きていかれないのだし。ただ、あの人は場外で暴れている牛みたいなもので、場違いなの」
ウィンにまで触手を伸ばそうとしたからなのか、アヴリルはどこまでも辛口だ。いっそ、清々しいほどだった。
「ルクもそろそろ目が覚めると思ったのにガッカリだったわね」
アリシャは焼けたパイ生地を大皿に乗せて、その上に焼いたマスを敷いていく。次にほうれん草も載せて、塩気を追加する為に取って置きのチーズも挟んだ。
「はぁ、アリシャ。なんて見た目なの! 顔を突っ込んで独り占めしたいわ」
緑とピンクを交互に重ねて最後にパイ生地で蓋をし「顔は突っ込まないで」アヴリルに笑い掛けた。ついさっきまでおかんむりだったアヴリルなのに、満面の笑みで「わかったわ。大人しくしておくからたくさん頂戴ね、姑」と冗談を言い、二人で笑った。
その後は切ってもらった玉ねぎを焦げ茶色になるまで根気よく炒めていく。これはなかなか時間のかかる作業なので、アヴリルとアリシャの二人で交代でやっていった。
二人で玉ねぎを炒めている間、ドクが来たりウィンが来たり、エドが来たり忙しない。三人は食料庫から食材を移しているので話したりする暇はなかった。来る度に肩に乗っている雪が増えていった。
三人が二度来た後、ボリスがやってきて手短にルクが家に閉じ籠もって出て来なくなったことと、中から鍵をかけていてナジとユーリもこのままでは宿屋に泊まることになりそうだと告げていった。
「とりあえず、いま外でイザクとも会って、兵は二階に泊まることになったよ。今ベッドがあるけど、ベッド以外の所も藁を入れよう。それなら余裕で全員眠れる。俺たちも含めてね」
俺たちとはナジ親子とボリスとジャンになるのだが、ここでアヴリルがそうだわと声をあげた。
「そうしたら、リアナはうちに泊めてあげようかしら。男ばかりのところに寝るのもね?」
「そうだな。そうしてやってくれ」
アヴリルとボリスはやはり兄妹だ。二人とも面倒見が良い。それに引き換え、アリシャは出遅れてしまい手を挙げることもできなかった。
ボリスは話がつくと、藁を入れなきゃならないからと出て行った。
アリシャ達は炒め終えた玉ねぎに水を入れ塩こしょうで整え、煮込むことにした。
革製のミトンをつけ、鍋用フックを一番火から遠くなるように調整し、後は弱火でじっくり煮込んでいく。
「じゃあアリシャ。一旦帰って私もリアナを迎える準備をしてくるわね」
「雪なんでしょう? 私がやりましょうか? 足元が滑ったら大変」
アヴリルは心配するアリシャの頬にキスをした。
「しっかり注意して歩くから大丈夫よ、姑さん」
笑いながら出ていくアヴリルをアリシャも笑顔で見送った。
アヴリルが手伝ってくれたお陰で食事まで時間が出来たので、運んで貰ったライ麦でパン生地を作っていくことにした。
その夜、大勢の人間で賑やかな夕食会となった。やはりルクとジャンヌは顔を出さなかったが、そのことについて誰も言及することもなかった。
それと、レクトルが兵士たちと気楽に話す姿を目にしたアリシャはエクトルを少しだけ見直したのだった。
56
あなたにおすすめの小説
【完結】追放された生活錬金術師は好きなようにブランド運営します!
加藤伊織
ファンタジー
(全151話予定)世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその工房で新たなスタートを切ることにした。
器具付き・格安・ただし狭くてボロい……そんな訳あり物件だったが、更におまけが付いていた。据えられた錬金釜が1000年の時を経て精霊となり、人の姿を取ってカモミールの前に現れたのだ。
失われた栄光の過去を懐かしみ、賢者の石やホムンクルスの作成に挑ませようとする錬金釜の精霊・テオ。それに対して全く興味が無い日常指向のカモミール。
過保護な幼馴染みも隣に引っ越してきて、予想外に騒がしい日常が彼女を待っていた。
これは、ポーションも作れないし冒険もしない、ささやかな錬金術師の物語である。
彼女は化粧品や石けんを作り、「ささやかな小市民」でいたつもりなのだが、品質の良い化粧品を作る彼女を周囲が放っておく訳はなく――。
毎日15:10に1話ずつ更新です。
この作品は小説家になろう様・カクヨム様・ノベルアッププラス様にも掲載しています。
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
【完結】没落令嬢、異世界で紅茶店を開くことにいたしました〜香りと静寂と癒しの一杯をあなたに〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
夜会で父が失脚し、家は没落。屋敷の裏階段で滑り落ち、気づけば異世界――。
王国貴族だったアナスタシアが転移先で授かったのは、“極上調合”という紅茶とハーブのスキルだった。
戦う気はございませんの。復讐もざまぁも、疲れますわ。
彼女が選んだのは、湖畔の古びた小屋で静かにお茶を淹れること。
奇跡の一杯は病を癒やし、呪いを祓い、魔力を整える力を持つが、
彼女は誰にも媚びず、ただ静けさの中で湯気を楽しむのみ。
「お代は結構ですわ。……代わりに花と静寂を置いていってくださる?」
騎士も王女も英雄も訪れるが、彼女は気まぐれに一杯を淹れるだけ。
これは、香草と紅茶に囲まれた元令嬢の、優雅で自由な異世界スローライフ。
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
異世界でのんびり暮らしてみることにしました
松石 愛弓
ファンタジー
アラサーの社畜OL 湊 瑠香(みなと るか)は、過労で倒れている時に、露店で買った怪しげな花に導かれ異世界に。忙しく辛かった過去を忘れ、異世界でのんびり楽しく暮らしてみることに。優しい人々や可愛い生物との出会い、不思議な植物、コメディ風に突っ込んだり突っ込まれたり。徐々にコメディ路線になっていく予定です。お話の展開など納得のいかないところがあるかもしれませんが、書くことが未熟者の作者ゆえ見逃していただけると助かります。他サイトにも投稿しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/466596284/episode/5320962
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/387029553/episode/10775138
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/84576624/episode/5093144
https://www.alphapolis.co.jp/novel/793391534/786307039/episode/2285646
出来損ないと呼ばれた伯爵令嬢は出来損ないを望む
家具屋ふふみに
ファンタジー
この世界には魔法が存在する。
そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。
その属性は主に6つ。
火・水・風・土・雷・そして……無。
クーリアは伯爵令嬢として生まれた。
貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。
そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。
無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。
その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。
だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。
そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。
これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。
そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。
設定揺らぎまくりで安定しないかもしれませんが、そういうものだと納得してくださいm(_ _)m
※←このマークがある話は大体一人称。
平民に転落した元令嬢、拾ってくれた騎士がまさかの王族でした
タマ マコト
ファンタジー
没落した公爵令嬢アメリアは、婚約者の裏切りによって家も名も失い、雨の夜に倒れたところを一人の騎士カイルに救われる。
身分を隠し「ミリア」と名乗る彼女は、静かな村で小さな幸せを見つけ、少しずつ心を取り戻していく。
だが、優しくも謎めいたカイルには、王族にしか持ちえない気品と秘密があり――
それが、二人の運命を大きく動かす始まりとなるのであった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる