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★第24話 ネコ
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雨に熱を奪われて
冷めた身体を抱きしめても
満たされやしない
この両の腕はとても無力で
吐き出すはずの叫びは
胸を冒す不安の渦に
飲み込まれていく
掻き消されていく
喉が渇くわ
帰る家も無く
今日も居場所を求め
彷徨い歩いているの
……甘えても良い?
雑踏の中でも
路地裏の隅でも
私を見つけて微笑んでね
そして手を握り
一緒に歩いてね
それだけで生きていけるわ
ダンボールから見ていた
モノクロの建物と空を
遮ってしまう
鮮やかな君に
ある日出逢った
怯えつつ爪を立てる
私を君は抱きしめては
哀しい過去を泥と一緒に
洗い流すの
掠れた鳴き声に
気づき頭を撫でる
手の温かさに不意に
泣きそうになるの
捨てネコに似て
見窄らしくても
君への想いは綺麗だから
愛に飢えている
私を抱いて欲しい
それだけで強くなるわ
雑踏の中でも
路地裏の隅でも
私を見つけて微笑んでね
そして手を握り
一緒に歩いてね
それだけで生きていけるわ
捨てネコに似て
見窄らしくても
君への想いは綺麗だから
愛に飢えている
私を抱いて欲しい
それだけで強くなるわ
それが生きる証になるわ
――『ネコ・天野柚木也』
冷めた身体を抱きしめても
満たされやしない
この両の腕はとても無力で
吐き出すはずの叫びは
胸を冒す不安の渦に
飲み込まれていく
掻き消されていく
喉が渇くわ
帰る家も無く
今日も居場所を求め
彷徨い歩いているの
……甘えても良い?
雑踏の中でも
路地裏の隅でも
私を見つけて微笑んでね
そして手を握り
一緒に歩いてね
それだけで生きていけるわ
ダンボールから見ていた
モノクロの建物と空を
遮ってしまう
鮮やかな君に
ある日出逢った
怯えつつ爪を立てる
私を君は抱きしめては
哀しい過去を泥と一緒に
洗い流すの
掠れた鳴き声に
気づき頭を撫でる
手の温かさに不意に
泣きそうになるの
捨てネコに似て
見窄らしくても
君への想いは綺麗だから
愛に飢えている
私を抱いて欲しい
それだけで強くなるわ
雑踏の中でも
路地裏の隅でも
私を見つけて微笑んでね
そして手を握り
一緒に歩いてね
それだけで生きていけるわ
捨てネコに似て
見窄らしくても
君への想いは綺麗だから
愛に飢えている
私を抱いて欲しい
それだけで強くなるわ
それが生きる証になるわ
――『ネコ・天野柚木也』
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