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凛としたイケメン女子だって可愛い女の子
龍に憂うボーイッシュ女子
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01
その夜、クラレントの町は騒ぎに包まれた。
「ドラゴンだ!ドラゴンが出たぞ!」
わめき声で、何が起きたかわかる。
「ちょっと行って来ます!」
「お嬢様、危のうございます!」
パトリシアは執事のチャックの制止を振り切って馬を走らせ、ドラゴンが出現したとされる町の郊外へと向かう。
町からほど近いところにある農場には、人だかりができていた。
獰猛なドラゴンが現れたのに危険ではないか?と思うかも知れないが、クラレントに度々出現するドラゴンは人を食わない。
理由ははきとはしないが、家畜をもっぱら襲うのだ。
「いい食いっぷりだな」
「ばかたれ!何を呑気な!」
「そうだよ。高級な豚がみんなやられちまう」
農夫やおかみさんと思しい男女が、遠巻きにドラゴンを見ながら口々に言う。
苦虫を噛みつぶした様子も無理はない。
彼らにしてみれば、生活の糧がみんな食われてしまうのだから。
「いつ見てもすごい迫力ね」
パトリシアは素直にそう思う。
背中に巨大なコウモリのような翼を持つ恐竜のような容姿をしている。が、銀を基調とし、黒や緑といった色分けがなされ、頭頂部にある立派な鶏冠、赤い瞳など、なかなかにオッサンホイホイな姿だと思える。
(てかさ、90年代前半の特撮を懐かしんでるって、私前世でどんだけオッサンだったのさ?)
前世の記憶はいまだはっきりとしないが、取りあえずオッサンであったことは間違いないのだと、パトリシアは理解する。
「本当にすごい食べっぷりね…」
ドラゴンは逃げ惑う豚たちを易々と捕まえ、かみ砕いて呑み込んでいく。
「危ないよ。下がって」
もっと良く見ようと前に進もうとするパトリシアを、聞き覚えのある女の声が制する。
「ターニャさん。こんばんは」
声の主はクラスメイトのターニャ・ワレンスカヤだった。
ボブカットのアッシュブロンドと青い目が麗しい美人。
長身でボーイッシュな外見が、こういう状況では頼もしげに映る。
「パトリシアさん、こんばんは。
前に出ないで。人は食わないって言っても、蹴飛ばされでもしようものならあの世行きだよ」
良く見れば、ターニャの他に、地元の官憲や青年団と思しい者たちが、野次馬を押し戻している。
ターニャの言うとおり、ドラゴンが人を食わないとは言え、安全では全くないのだ。
無責任な野次馬たちは面白がって見ているが、これは笑い事ではない。
「そう言えばターニャさんはどうしてここに?」
「ここの農場が母方の実家なんだ。
気になって様子を見に来たけど、どうしようもなさそうだ」
ターニャの眼には悔しさが滲んでいた。
(無理もないか)
パトリシアは思う。
この辺りの農場は、高級品の豚や牛、羊を育て、供給している。
当然高級品の家畜は飼育にも金も手間もかかる。
それらが全て水泡に帰すのだ。
しかも、現状公国にはドラゴンを倒す手段はない。
莫大な経済的損失を、ただ座視することしかできないのだ。
(私にとっても他人事じゃないか)
そう思わずにはいられない。
この先、食卓に高級な牛や豚が乗ることはない。
パトリシアはターニャとともに、ただ途方に暮れるだけだった。
翌日の学院、ターニャは相変わらずファンの女の子たちに囲まれているが、その表情は全く優れなかった。
「ターニャさん、ちょっとお付き合い頂いてもいいかしら?」
「え、パトリシアさん。なんだい?」
ターニャはもちろん、ファンの女の子たちも怪訝そうな顔をする。
多くの女の子たちにとってターニャはあこがれ、崇拝すべき存在。誘いをかけることなどほとんどないのだ。
「あなたに話があるから面貸せ。と言うのを穏やかな言い回しをしているの。
夕べのことで少々ね」
「あ…ああ…わかったよ…」
ターニャは訝りながらも応じる。
パトリシアに付き合ってなにかいいことがあるとも思えないが、何もしないよりはましだと考えたらしい。
パトリシアはターニャを伴って、図書室へと足を運ぶ。
「ドラゴンをどうすればいいか、とにかく調べてみましょう」
「おいおい、無茶だよ!
まさか、あのドラゴンと戦う気なのかい!?」
生物学の本に手を伸ばすパトリシアに、ターニャが慌てる。
過去、ドラゴンを倒そうと試みた者は一人ならずいた。
だが、すべからく屍をさらす結果に終わっている。
「誤解しないで。ドラゴンと戦うなんて誰も言ってないよ。
視点を変えてみよう。
要するに、高級な家畜が彼のご飯にならないようにすればいいのでしょう?」
「そうか…」
ターニャは今度は傾聴する気になったらしい。
確かに、ドラゴンに家畜が荒らされないようにするなら、なにか方法があるかも知れない。
「被害、大きかったんでしょう?」
「ああ…乾燥イチジクで育てた豚がみんなやられてしまった…」
彼女の母方の実家にとっては死活問題だ。
ついでに言えばターニャ自身の問題でもある。
軍人の家系であるワレンスキー(男性の呼称。女性はワレンスカヤ)家は、金銭的に妻の実家である農場の世話になっている。
軍人も階級が上がると、いろいろなものが公費や経費として落ちなくなり、手弁当になっていくからだ。
経済力に乏しい軍人たちからは「階級貧乏だ」という悲鳴が上がっている。
このまま農場が困窮すれば、ターニャの家も困窮してしまうかも知れなかった。
「とにかく、ドラゴンのことが書かれている本には全部眼を通して」
「わかった」
ターニャはパトリシアに応じて、棚から本を取る。
ドラゴンはほぼ定期的に農場を襲う。最近ほぼ隔週のペースだから、あと二週間で対策を取れなければ、農場は壊滅してしまう可能性があった。
なにやら、図書室の外からねたみの視線が複数浴びせられてくる気がしたが、気にしないことにする。
果たして二週間後。
「なあ、本当にこんな手でうまく行くのかな?」
「なんなりとやってみないとでしょ。
失敗してもとって食われることはないだろうし」
考えられる限りのドラゴン対策を準備したターニャとパトリシアは、農場の休憩所の中で待っていた。
周辺の住民たちは、安全のために今回は避難している。
当然のように、二人とも家族にはドラゴンと対峙することなど話してはいない。
怒られるのが目に見えているからだ。
「来た!」
「落ち着いて。予定通りだよ」
ドラゴンが豚舎の脇に降り立つ。
(さすがに緊張するね)
パトリシアは怖くなり始めた。
学院だけでなく、国立図書館でも資料を漁り、ターニャと念入りに練った策だ。
それなりに自信はある。
だが、成功が、まして自分たちの安全が保証されているわけではない。
(恐怖は酸素と同じ)
とあるOVAアニメのノベライズで使われていた言い回しを胸の内につぶやく。
酸素はなくては生きられないが、多すぎても命を落とす。
恐怖も同じだ。生き残るためには重要な感情だが、怯えていてはなにもできない。
パトリシアは冷静に、かつ大胆に行動を始める。
その夜、クラレントの町は騒ぎに包まれた。
「ドラゴンだ!ドラゴンが出たぞ!」
わめき声で、何が起きたかわかる。
「ちょっと行って来ます!」
「お嬢様、危のうございます!」
パトリシアは執事のチャックの制止を振り切って馬を走らせ、ドラゴンが出現したとされる町の郊外へと向かう。
町からほど近いところにある農場には、人だかりができていた。
獰猛なドラゴンが現れたのに危険ではないか?と思うかも知れないが、クラレントに度々出現するドラゴンは人を食わない。
理由ははきとはしないが、家畜をもっぱら襲うのだ。
「いい食いっぷりだな」
「ばかたれ!何を呑気な!」
「そうだよ。高級な豚がみんなやられちまう」
農夫やおかみさんと思しい男女が、遠巻きにドラゴンを見ながら口々に言う。
苦虫を噛みつぶした様子も無理はない。
彼らにしてみれば、生活の糧がみんな食われてしまうのだから。
「いつ見てもすごい迫力ね」
パトリシアは素直にそう思う。
背中に巨大なコウモリのような翼を持つ恐竜のような容姿をしている。が、銀を基調とし、黒や緑といった色分けがなされ、頭頂部にある立派な鶏冠、赤い瞳など、なかなかにオッサンホイホイな姿だと思える。
(てかさ、90年代前半の特撮を懐かしんでるって、私前世でどんだけオッサンだったのさ?)
前世の記憶はいまだはっきりとしないが、取りあえずオッサンであったことは間違いないのだと、パトリシアは理解する。
「本当にすごい食べっぷりね…」
ドラゴンは逃げ惑う豚たちを易々と捕まえ、かみ砕いて呑み込んでいく。
「危ないよ。下がって」
もっと良く見ようと前に進もうとするパトリシアを、聞き覚えのある女の声が制する。
「ターニャさん。こんばんは」
声の主はクラスメイトのターニャ・ワレンスカヤだった。
ボブカットのアッシュブロンドと青い目が麗しい美人。
長身でボーイッシュな外見が、こういう状況では頼もしげに映る。
「パトリシアさん、こんばんは。
前に出ないで。人は食わないって言っても、蹴飛ばされでもしようものならあの世行きだよ」
良く見れば、ターニャの他に、地元の官憲や青年団と思しい者たちが、野次馬を押し戻している。
ターニャの言うとおり、ドラゴンが人を食わないとは言え、安全では全くないのだ。
無責任な野次馬たちは面白がって見ているが、これは笑い事ではない。
「そう言えばターニャさんはどうしてここに?」
「ここの農場が母方の実家なんだ。
気になって様子を見に来たけど、どうしようもなさそうだ」
ターニャの眼には悔しさが滲んでいた。
(無理もないか)
パトリシアは思う。
この辺りの農場は、高級品の豚や牛、羊を育て、供給している。
当然高級品の家畜は飼育にも金も手間もかかる。
それらが全て水泡に帰すのだ。
しかも、現状公国にはドラゴンを倒す手段はない。
莫大な経済的損失を、ただ座視することしかできないのだ。
(私にとっても他人事じゃないか)
そう思わずにはいられない。
この先、食卓に高級な牛や豚が乗ることはない。
パトリシアはターニャとともに、ただ途方に暮れるだけだった。
翌日の学院、ターニャは相変わらずファンの女の子たちに囲まれているが、その表情は全く優れなかった。
「ターニャさん、ちょっとお付き合い頂いてもいいかしら?」
「え、パトリシアさん。なんだい?」
ターニャはもちろん、ファンの女の子たちも怪訝そうな顔をする。
多くの女の子たちにとってターニャはあこがれ、崇拝すべき存在。誘いをかけることなどほとんどないのだ。
「あなたに話があるから面貸せ。と言うのを穏やかな言い回しをしているの。
夕べのことで少々ね」
「あ…ああ…わかったよ…」
ターニャは訝りながらも応じる。
パトリシアに付き合ってなにかいいことがあるとも思えないが、何もしないよりはましだと考えたらしい。
パトリシアはターニャを伴って、図書室へと足を運ぶ。
「ドラゴンをどうすればいいか、とにかく調べてみましょう」
「おいおい、無茶だよ!
まさか、あのドラゴンと戦う気なのかい!?」
生物学の本に手を伸ばすパトリシアに、ターニャが慌てる。
過去、ドラゴンを倒そうと試みた者は一人ならずいた。
だが、すべからく屍をさらす結果に終わっている。
「誤解しないで。ドラゴンと戦うなんて誰も言ってないよ。
視点を変えてみよう。
要するに、高級な家畜が彼のご飯にならないようにすればいいのでしょう?」
「そうか…」
ターニャは今度は傾聴する気になったらしい。
確かに、ドラゴンに家畜が荒らされないようにするなら、なにか方法があるかも知れない。
「被害、大きかったんでしょう?」
「ああ…乾燥イチジクで育てた豚がみんなやられてしまった…」
彼女の母方の実家にとっては死活問題だ。
ついでに言えばターニャ自身の問題でもある。
軍人の家系であるワレンスキー(男性の呼称。女性はワレンスカヤ)家は、金銭的に妻の実家である農場の世話になっている。
軍人も階級が上がると、いろいろなものが公費や経費として落ちなくなり、手弁当になっていくからだ。
経済力に乏しい軍人たちからは「階級貧乏だ」という悲鳴が上がっている。
このまま農場が困窮すれば、ターニャの家も困窮してしまうかも知れなかった。
「とにかく、ドラゴンのことが書かれている本には全部眼を通して」
「わかった」
ターニャはパトリシアに応じて、棚から本を取る。
ドラゴンはほぼ定期的に農場を襲う。最近ほぼ隔週のペースだから、あと二週間で対策を取れなければ、農場は壊滅してしまう可能性があった。
なにやら、図書室の外からねたみの視線が複数浴びせられてくる気がしたが、気にしないことにする。
果たして二週間後。
「なあ、本当にこんな手でうまく行くのかな?」
「なんなりとやってみないとでしょ。
失敗してもとって食われることはないだろうし」
考えられる限りのドラゴン対策を準備したターニャとパトリシアは、農場の休憩所の中で待っていた。
周辺の住民たちは、安全のために今回は避難している。
当然のように、二人とも家族にはドラゴンと対峙することなど話してはいない。
怒られるのが目に見えているからだ。
「来た!」
「落ち着いて。予定通りだよ」
ドラゴンが豚舎の脇に降り立つ。
(さすがに緊張するね)
パトリシアは怖くなり始めた。
学院だけでなく、国立図書館でも資料を漁り、ターニャと念入りに練った策だ。
それなりに自信はある。
だが、成功が、まして自分たちの安全が保証されているわけではない。
(恐怖は酸素と同じ)
とあるOVAアニメのノベライズで使われていた言い回しを胸の内につぶやく。
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