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吸血鬼と悪魔
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その頃裕也は城門前に直接ゲートを繋いでわざわざ聖騎士長にわかりやすく登場して。
「お、いたいた。聖騎士長!」
からかうように
「裕也か。何の用だ?」
「王様に会いに来た。」
「それでここを通すとでも思ってるのか?」
「通さなくても構わんよ。ほらよ。これを見てみろ。」
紙の封筒渡すとそこに手紙が入っていた。
「手紙だよ。国王直々のな」
「嘘だろ何故これを?」
「わからん。」
「分からないから取り敢えず来たと?」
「ああ、てかなんでお前らは認識阻害が
見えるんだよ。ついでに気配遮断も」
「これが我々の固有スキル…」
遮って
「魔眼 見通す目か、残念だがそのスキル俺も持ってる。」
「なんだと!!」
「あはは、鉄の聖騎士長が驚いたよヒィヒィお腹痛い。」
剣を抜いて吸血鬼特有の俊敏性で一気に間合いを詰めてきて剣を寸止めし
「毎度毎度!俺を馬鹿にするな!お前みたいな優柔不断な奴に俺が背負っている物が分かるか!!」
少しやり過ぎてしまったと反省して
「すまなかった…そう言うつもりは無かったんだ…」
すると聖剣が地面に落ちて
「何故だ…妻は他界し、娘も今は危険な状態だ…なのに俺は!家族を守ってあげることが出来ないんだ!あの時だってリリスを助けてやれなかった…」
地面に崩れ落ちて泣いていた。
「聖騎士長、俺もその気持ちが痛いほど分かる!だけどそうならないようにする為にもお前が前を向いていくしか無いじゃないのか?」
聖騎士長と話をしていると変な教団が城門の前に集まり始めた。
「国王は死すべし!奴は魔王に加担している!殺せ!殺せ!コロセ!」
訳の分からないことをマシンガンのようにタラタラと喋っていたので。
「おい!そこの聖剣教団!近所迷惑だ消え失せろ!差もなくば女神フラン様がお前らを罰すると言っているぞ。」
すると司教が
「うるさい!我々聖剣教団は正しことを言っているまでだ!神の裁きなど私は受けない!」
カルト教団だと確信したので武力行使をすることにした。
「ここから去らないとこの精霊剣 ドライアドで切り刻むぞ!ひとーつ!、二ーつ!ミーつ!」
すると擬似聖剣が飛んできたが見えていたので
「悪いな全て見えてる」
剣先を指2本で止めてた
「精霊剣ドライアド…私に力を下さい!聖王の裁き!」
すると聖騎士長が立ち上がり
「この国を家族を俺が守る!魔剣召喚!紅魔剣!レイヴァテイン」
そして聖騎士長が剣を前で両手持ちして。
「我が血族は高貴なり夜を支配する王 !剣よ!我が血を吸血し、我を贄とせよ!ブラッディローズ!」
カルト教団襲撃による死者や怪我人や建物の破損は無かった。そして、吹っ切れた様子で
「やはりか。お前となら良き友になれそうだ。」
「それは有難いな。これからもよろしくな。えっと」
「はぁ、リデル・ブラットだ。よろしく」
「お前、貴族じゃん」
「ブラット家の当主をしてる。」
「すげー、今度遊びに行くよ。血液をどうやって集めてるのか調査も兼ねてね。」
「血か…我が家は吸血を必要としない。何故なら生命力をこの秘石から吸収しているんだ。だから牙が退化してしまった。」
「そういう事か」
するとかしずいて
「お前に頼みがある」
なんだ急に真面目な話か
「なんだらしくないな。」
「娘を助けてくれて。呪いにかかってしまってな。助ける術が無くてな。」
この案件この世界に来てから多いような気がする。まぁ、断る理由も無いしいいか。
「分かったよ。それでどんな呪いだ?」
「暴食と飢えだ。意志とは関係無しに暴れてしまう。」
「なるほどな。それは呪いではなく魔法だ。精神攻撃に近いなまぁ、本能刺激って言った方が早い。困ったな…かかってからどれくらいだ?」
「まだ1年だ。」
「なんとかなるな。」
そして元気になり
「頼んだ。」
そうと決まれば、スキル思念伝達発動
「エレンさん」
「こやつ、直接脳内に!そう言えば、手紙は届いたか?」
「ええ、内容が理解出来なくて…」
「晩餐会に出席して欲しいのだが。」
「なんですと!では、要件を言います!」
「なんだ、急ぎの用事か?」
「実はリデル聖騎士長さんの娘さんの体調がよろしくなくてですね。今から直しに行ってきます。なので聖騎士長借りていきます。」
「何と!急ぎ向かうがいい。それとリデルに伝えてくれ、休みを取れとな。では
晩餐会までには帰って来てくれ。」
「分かりました。」
何故、こんなに信頼してくれているのか分からないがひとまず許可は取れたな。
「お前の家の場所を思い浮かべろ、テレポートを使う。」
「!?ちょ待って。私は警備という仕事があるのだぞ。」
「実はな、国王からお前に伝言があるから今から言う。リデル、お前に休暇を与える。娘を元気にさせるのだぞ。それと晩餐会までには帰って来てくれよ。それでは無事を祈る。らしいぞ!」
「陛下…分かった始めてくれ。」
「では始める。テレポート」
目を開けるとでかい屋敷が見えた。庭には赤い薔薇が咲き誇っており、そこにそびえる赤レンガの屋敷は圧巻だった。
「凄いな」
扉の近くに行くと、リデルが異変に築いたらしく。
「ん?警備兵が居ないな。」
すると屋敷の方から1人のメイドらしき人が走ってきて
「リデル…様大変です!娘様が暴れて警備兵とメイドと執事が何名かやられてしまいました。」
急いでいたのだろう、息が切れていた。
「なんだと!すぐ行く場所はどこだ!」
屋敷の中央を指さして
「屋敷の中央です。今、数人で結界の中に閉じ込めてます。」
「裕也行くぞ。」
「任せとけ。」
2人は全力で走り、娘の所へ向かった。だが俺は見逃さなかった。メイドがこちらを見て二ターと不気味な笑みを浮かべて去って行った。
中央に入ると辺り一面に血の跡があった。
「これは酷いな…」
「可笑しい進行速度が早すぎる。」
「と言うと」
「私の娘はアンチスキルで食い止めてる筈なんだが。」
「それは一時的な物だ。意識が無いと使えない。」
「なんだとそれじゃ。意識が無いのに暴れてるのか!」
「そうなる、とにかく探そう。」
「屋敷の中央はこの先だ。急ごう。」
2人は全力でまた走った。中央に着くと結界を何人かで貼っていた。
「リデル様助けてください。これ以上は持ちませぬ。」
「良い、結界はそのまま維持しろ。私も加勢する。この物を中へ」
すると驚いた様子で
「良いのですか?殺されるかも知れないですよ」
「言うのを忘れていた。このモノは私でも勝てない。」
「分かりました。ではこちらへ」
扉の前に案内されて
「ここが結界の入口です。」
「ありがとう。扉を開けたら入る」
「ですが結界が」
「大丈夫だ。俺はこの程度のものは中和出来る。必ず救うから安心しろ」
すると頭を下げて
「お嬢様を頼みました。」
「ああ、任せておけ。」
「リデル結界は任せたぞ。」
「早く行きたまえ!」
中に入ると娘さんがソファーに座っていた。
なんだこれ?魔法なのか?と思ってしまった。
「こんにちは助けに来たよ。」
軽い挨拶をした時に確信した。中身が違うと
「ねぇ、貴方は私と遊んでくれるの?」
雰囲気がまるで違うと思い探りを入れてみる事にした。
「うん!遊んであげるよ。ただし俺が遊んで上げたいのは体を借りてる子なんだけどね」
「凄いね。おじさん分かるんだ。」
感激した様子で話してきた
「はぁ、その子を離してくれないか?」
「嫌だね。この子は寂しがってた。たがら僕がお友達になってあげたんだ。」
取り敢えず、説得を続けた。
「解放してくれたらお前に肉体をやるよ。」
「やだね。嘘だ!そうやって僕を騙すの
だろう!」
「なるほどまだ子悪魔ってとこか…」
「僕は子供じゃない!皆そうやって僕を
馬鹿にする!この子だって馬鹿にされていじめられて…なのに!誰も助けてくれない!」
なるほど俺の世界でもあったなこういうの
「まぁ、ゆっくり話そう。お茶飲むか?」
ティーカップを二つ出して紅茶を注いで
ミルクと蜂蜜を入れてその子に渡した。
「いいの?薬とか入れてないよね?」
「そんなことしねーよ。蜂蜜なら入ってるけどな。ほら飲めよ温まるぜ。」
異次元ポーチからクッキーもだした。
「はぁ~温かい。しかも美味しい。」
「それは良かったな。おじちゃんの話聞いてくれるか?」
「うん」
「そうか、俺は一度死んでる。」
「転生者?」
「まぁ、そうだな。俺の世界でも同じ事が日常茶飯事!でもね、助けられるのなら、手を差し伸べて掴む。そうして助かった人もいたからね…。何か懐かしいな、でもこの世界に転生したんだ未練など余りない!だから、楽しむ。」
「ふふ、あはは。こんなに面白い人を120年ぶりだよ!」
三桁かよ…異世界すげーな。
すると嬉しそうに何故か泣いていた。
「私とちゃんと向き合ってくれる人なんて初めてで、何だか嬉しいよ。」
「そう思うか?それは良かった。」
すると近寄ってきて抱きついて来た。
うぉ、近い近いいい!凄い抱きしめたくなる!耐えろ大賢者!もう無理
葛藤の末に抱きしめてあげた。
「辛かったな、もう大丈夫だ、だからその子を離してあげて」
「おじさんやっぱり優しいよ。」
そして初めて固有スキルを使った。
「スキル創造神。この子に人の姿の器を与えてくれ。」
みるみる体ができて行く。そして服を着せて準備が整った。
「君の器だ、自由に使ってくれ。」
「ありがとうおじさん」
「あはは、俺の名前は夜月 裕也だ。」
「また会おうね。裕也」
「待ってるぞ。」
そして、娘さんから分離して器に入った。
そしてそのまま二人共寝てしまった。
「はぁ、疲れた。そうだ、テレパシー」
アイリスにテレパシーを使ってこっちに来るように連絡した。
「どうしたんですか!?襲撃ですか?暗殺ですか?強襲ですか?」
何故か金属音がした。
「落ち着け、すまんが来てくれないか?理由は着いてから説明する。」
「早く繋いでください!」
「分かったから落ち着け。ゲート」
そしてアイリスが着いた。
「大丈夫ですか!?」
完全武装できたのは驚いたが声がでかいので静かにするように言った。
「静かにしろ寝てるんだから」
「なーんだ、子守りか。武装解除。心配して損しました。」
なんか落ち込んでるがあえて触れないで、リデルを呼んで来るように言った。
「すまんがリデルを呼んできてくれ」
「あの時の聖騎士ですね。分かりました。」
結界の前に着くと
「身体強化、魔力ブースト。粉々に砕けろ!覇龍拳!」
結界を拳でぶち破り扉を開けてリデルに
「リデル様、主がお呼びです。静かに来てください。」
「分かった。」
「呼んで来ましたよ。」
「娘は大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だ。」
「え!?この子が!?なんか似てない。」
すると驚いたのか声をあげてしまったリデル
「そ、その子はサタン様の娘さん!」
声が大きすぎて起きてしまった。
「ん~あれぇ裕也」
「うるさいわねぇ~」
「二人共おはようと言っても今は夜なんだけどね。」
すると二人共アイリスの方に行きまた寝てしまった。
「可愛いですね。うふふ」
「どうして?」
説明するか
「話すと長いんだが。簡単に説明すると寂しくて悲しんでる時に迷い込んだサタン様の娘さんが取り憑いたみたいだね。」
「そうだったのか。済まないことをしたなリリイ。」
「その剣ってまさかとは思うがお前の妻の肩身か?」
「ああ、その通りだ。私の妻リリス・スカーレットは英雄として街を守っていた。ある日魔王軍幹部の一人、邪王エルネアに殺されてしまった。そして死ぬ間際私にこれを託したのだ。」
「邪王エルネアは幹部のなかで唯一太刀打ち出来る筈では無かったのか?」
「奴は奥の手を使った。真眼アレフ」
「真眼アレフに見られたらありとあらゆる物の生命活動が停止する。だったか?でも反動で何日か動けないのだろう。」
「実は私の妻のスキルはありとあらゆる物の生命活動を持続させる。逆なんだ。」
「なるほど互いに打ち消しあってリリスが負けたのか。」
「その通りだ。俺はアイツを許さない。」
「辞めておけ、死ぬぞ。」
「構わんさ」
俺は少し怒った
「お前は馬鹿なのか?後に残された人の気持ちを考えてみろ。悲しむだろう!だから俺に任せろよ。お前は家族と団らんでもしていろ。」
「私としたことが済まない。」
「分かってくれればいいさ。」
でだ、どうしてサタンの娘がここに居るのかだ。ウロボロスに聞いてみるか。
「リデル、ウロボロスを呼ぶがいいか?」
「構わんが」
「ありがとう、ウロボロス少し良いか?」
すると瞬間的に現れた。
「どうしたんだ?」
「お前、サタンと仲良かったよな?」
「あ、まぁな。今さっきの話なんだがサタンが娘が居なくなったと嘆いてたよ。」
「そこ見ろよ。」
すると目を見開いて
「ここに居たのかよ。」
「サタンと連絡できるか?」
「ああ、少し待て」
なんか変な機械出して
「もしもしサタン?」
「どうしたんだ?」
「娘さん見つけたぞ。吸血鬼のお嬢さんに取り憑いていたらしい。」
「分かった今向かう。」
「来るそうだ」
「分かった。リデル、サタンが来るそうだ」
「待ってくれ、私は夢でも見ているのか?闇神ウロボロス様にサタン様にも会えたなんて光栄過ぎて未練がなくなった。」
「あはは」
するとアイリスが
「二人共静かにしてください。起きてしまいます。」
「すまんすまん。」
しばらくしてサタンが来て
「済まない、遅れた。」
「遅いぞ。全く。」
そしてサタンが
「君が夜月君か噂はかねがね聞いてるよ。娘に気づいたのは君だね?」
「ああ、そうだが?最初は精神攻撃魔法の一種かと思っていたけど目を見て分かった。」
「なるほど、悪魔特徴に気づたのか。感心したよ。」
少し物申したかったので強気で
「サタン!もう少し娘を見てやれ、話を聞いたが何故親なのに手を貸さない?それに気付こうとすらしなかった。お前は親として失格だ!」
「返す言葉もない。わしも悪かったと思っている。これからは娘との時間を大切にするよ。」
「全く、約束だぞ。そう言えば、悪魔は契約に厳しいんだったな。破った時は覚悟を…」
「はっはー!笑わせるな!大悪魔の名にかけて、その契約果たさせてもらう。」
「頼んだぞ。」
「分かっております。」
そして娘さんを起こしに行ったら、アイリスと子供達がバトってた。流れ弾がこっちに飛んできたので
「時よ。止まれ」
流れ弾をかわして両者の真ん中に立ち。
「時よ。動け」
皆、いきなり現れた裕也に驚き、止めようとしたが止められなかった。
「わぁー、避けてください。裕也ー」
「当たっちゃうー」
アイリスの剣を指で挟み、子供達の魔法は打ち消した。
「お前達!何をしてるのか説明を願おうか?」
「えっと、そのぉー。遊んでました。」
「この子達が遊びたがってたので遊んで上げてました。」
「素直でよろしい。だが、限度と言うものがある。今度から気おつけて遊ぶように」
「「分かりました。」」
アイリスに
「そうそうサタンの娘さんいるか?」
「あの子です」
指を指す方向を見るとリリイに似た少女がいた。
「おーなんかリリイと似てないか?」
「あ、そう言えばなんか、リリイに似せてみたとかなんとか言ってたような…それとこの子の名前はリリアらしいです。」
「あーだいたい想像ついたわ。」
そしてリリアに
「リリアー、お父さんが迎えに来てるぞー」
「嫌、行きたくない!」
するとリリイが
「リリア、一緒に行くから行こう?」
「分かったー」
ナイスフォローリリイ!と思っているとこちらに向かってウィンクしてきた。ああ、なるほど計算通りってか
「リリイ助かったよありがとう」
「貸しですよ。裕也さん」
「分かったよ。ほら、アイリスも行く
ぞ。」
「わ、私も?!」
「そうだよ。」
「分かりました。」
次回「噂と仲直り」
「お、いたいた。聖騎士長!」
からかうように
「裕也か。何の用だ?」
「王様に会いに来た。」
「それでここを通すとでも思ってるのか?」
「通さなくても構わんよ。ほらよ。これを見てみろ。」
紙の封筒渡すとそこに手紙が入っていた。
「手紙だよ。国王直々のな」
「嘘だろ何故これを?」
「わからん。」
「分からないから取り敢えず来たと?」
「ああ、てかなんでお前らは認識阻害が
見えるんだよ。ついでに気配遮断も」
「これが我々の固有スキル…」
遮って
「魔眼 見通す目か、残念だがそのスキル俺も持ってる。」
「なんだと!!」
「あはは、鉄の聖騎士長が驚いたよヒィヒィお腹痛い。」
剣を抜いて吸血鬼特有の俊敏性で一気に間合いを詰めてきて剣を寸止めし
「毎度毎度!俺を馬鹿にするな!お前みたいな優柔不断な奴に俺が背負っている物が分かるか!!」
少しやり過ぎてしまったと反省して
「すまなかった…そう言うつもりは無かったんだ…」
すると聖剣が地面に落ちて
「何故だ…妻は他界し、娘も今は危険な状態だ…なのに俺は!家族を守ってあげることが出来ないんだ!あの時だってリリスを助けてやれなかった…」
地面に崩れ落ちて泣いていた。
「聖騎士長、俺もその気持ちが痛いほど分かる!だけどそうならないようにする為にもお前が前を向いていくしか無いじゃないのか?」
聖騎士長と話をしていると変な教団が城門の前に集まり始めた。
「国王は死すべし!奴は魔王に加担している!殺せ!殺せ!コロセ!」
訳の分からないことをマシンガンのようにタラタラと喋っていたので。
「おい!そこの聖剣教団!近所迷惑だ消え失せろ!差もなくば女神フラン様がお前らを罰すると言っているぞ。」
すると司教が
「うるさい!我々聖剣教団は正しことを言っているまでだ!神の裁きなど私は受けない!」
カルト教団だと確信したので武力行使をすることにした。
「ここから去らないとこの精霊剣 ドライアドで切り刻むぞ!ひとーつ!、二ーつ!ミーつ!」
すると擬似聖剣が飛んできたが見えていたので
「悪いな全て見えてる」
剣先を指2本で止めてた
「精霊剣ドライアド…私に力を下さい!聖王の裁き!」
すると聖騎士長が立ち上がり
「この国を家族を俺が守る!魔剣召喚!紅魔剣!レイヴァテイン」
そして聖騎士長が剣を前で両手持ちして。
「我が血族は高貴なり夜を支配する王 !剣よ!我が血を吸血し、我を贄とせよ!ブラッディローズ!」
カルト教団襲撃による死者や怪我人や建物の破損は無かった。そして、吹っ切れた様子で
「やはりか。お前となら良き友になれそうだ。」
「それは有難いな。これからもよろしくな。えっと」
「はぁ、リデル・ブラットだ。よろしく」
「お前、貴族じゃん」
「ブラット家の当主をしてる。」
「すげー、今度遊びに行くよ。血液をどうやって集めてるのか調査も兼ねてね。」
「血か…我が家は吸血を必要としない。何故なら生命力をこの秘石から吸収しているんだ。だから牙が退化してしまった。」
「そういう事か」
するとかしずいて
「お前に頼みがある」
なんだ急に真面目な話か
「なんだらしくないな。」
「娘を助けてくれて。呪いにかかってしまってな。助ける術が無くてな。」
この案件この世界に来てから多いような気がする。まぁ、断る理由も無いしいいか。
「分かったよ。それでどんな呪いだ?」
「暴食と飢えだ。意志とは関係無しに暴れてしまう。」
「なるほどな。それは呪いではなく魔法だ。精神攻撃に近いなまぁ、本能刺激って言った方が早い。困ったな…かかってからどれくらいだ?」
「まだ1年だ。」
「なんとかなるな。」
そして元気になり
「頼んだ。」
そうと決まれば、スキル思念伝達発動
「エレンさん」
「こやつ、直接脳内に!そう言えば、手紙は届いたか?」
「ええ、内容が理解出来なくて…」
「晩餐会に出席して欲しいのだが。」
「なんですと!では、要件を言います!」
「なんだ、急ぎの用事か?」
「実はリデル聖騎士長さんの娘さんの体調がよろしくなくてですね。今から直しに行ってきます。なので聖騎士長借りていきます。」
「何と!急ぎ向かうがいい。それとリデルに伝えてくれ、休みを取れとな。では
晩餐会までには帰って来てくれ。」
「分かりました。」
何故、こんなに信頼してくれているのか分からないがひとまず許可は取れたな。
「お前の家の場所を思い浮かべろ、テレポートを使う。」
「!?ちょ待って。私は警備という仕事があるのだぞ。」
「実はな、国王からお前に伝言があるから今から言う。リデル、お前に休暇を与える。娘を元気にさせるのだぞ。それと晩餐会までには帰って来てくれよ。それでは無事を祈る。らしいぞ!」
「陛下…分かった始めてくれ。」
「では始める。テレポート」
目を開けるとでかい屋敷が見えた。庭には赤い薔薇が咲き誇っており、そこにそびえる赤レンガの屋敷は圧巻だった。
「凄いな」
扉の近くに行くと、リデルが異変に築いたらしく。
「ん?警備兵が居ないな。」
すると屋敷の方から1人のメイドらしき人が走ってきて
「リデル…様大変です!娘様が暴れて警備兵とメイドと執事が何名かやられてしまいました。」
急いでいたのだろう、息が切れていた。
「なんだと!すぐ行く場所はどこだ!」
屋敷の中央を指さして
「屋敷の中央です。今、数人で結界の中に閉じ込めてます。」
「裕也行くぞ。」
「任せとけ。」
2人は全力で走り、娘の所へ向かった。だが俺は見逃さなかった。メイドがこちらを見て二ターと不気味な笑みを浮かべて去って行った。
中央に入ると辺り一面に血の跡があった。
「これは酷いな…」
「可笑しい進行速度が早すぎる。」
「と言うと」
「私の娘はアンチスキルで食い止めてる筈なんだが。」
「それは一時的な物だ。意識が無いと使えない。」
「なんだとそれじゃ。意識が無いのに暴れてるのか!」
「そうなる、とにかく探そう。」
「屋敷の中央はこの先だ。急ごう。」
2人は全力でまた走った。中央に着くと結界を何人かで貼っていた。
「リデル様助けてください。これ以上は持ちませぬ。」
「良い、結界はそのまま維持しろ。私も加勢する。この物を中へ」
すると驚いた様子で
「良いのですか?殺されるかも知れないですよ」
「言うのを忘れていた。このモノは私でも勝てない。」
「分かりました。ではこちらへ」
扉の前に案内されて
「ここが結界の入口です。」
「ありがとう。扉を開けたら入る」
「ですが結界が」
「大丈夫だ。俺はこの程度のものは中和出来る。必ず救うから安心しろ」
すると頭を下げて
「お嬢様を頼みました。」
「ああ、任せておけ。」
「リデル結界は任せたぞ。」
「早く行きたまえ!」
中に入ると娘さんがソファーに座っていた。
なんだこれ?魔法なのか?と思ってしまった。
「こんにちは助けに来たよ。」
軽い挨拶をした時に確信した。中身が違うと
「ねぇ、貴方は私と遊んでくれるの?」
雰囲気がまるで違うと思い探りを入れてみる事にした。
「うん!遊んであげるよ。ただし俺が遊んで上げたいのは体を借りてる子なんだけどね」
「凄いね。おじさん分かるんだ。」
感激した様子で話してきた
「はぁ、その子を離してくれないか?」
「嫌だね。この子は寂しがってた。たがら僕がお友達になってあげたんだ。」
取り敢えず、説得を続けた。
「解放してくれたらお前に肉体をやるよ。」
「やだね。嘘だ!そうやって僕を騙すの
だろう!」
「なるほどまだ子悪魔ってとこか…」
「僕は子供じゃない!皆そうやって僕を
馬鹿にする!この子だって馬鹿にされていじめられて…なのに!誰も助けてくれない!」
なるほど俺の世界でもあったなこういうの
「まぁ、ゆっくり話そう。お茶飲むか?」
ティーカップを二つ出して紅茶を注いで
ミルクと蜂蜜を入れてその子に渡した。
「いいの?薬とか入れてないよね?」
「そんなことしねーよ。蜂蜜なら入ってるけどな。ほら飲めよ温まるぜ。」
異次元ポーチからクッキーもだした。
「はぁ~温かい。しかも美味しい。」
「それは良かったな。おじちゃんの話聞いてくれるか?」
「うん」
「そうか、俺は一度死んでる。」
「転生者?」
「まぁ、そうだな。俺の世界でも同じ事が日常茶飯事!でもね、助けられるのなら、手を差し伸べて掴む。そうして助かった人もいたからね…。何か懐かしいな、でもこの世界に転生したんだ未練など余りない!だから、楽しむ。」
「ふふ、あはは。こんなに面白い人を120年ぶりだよ!」
三桁かよ…異世界すげーな。
すると嬉しそうに何故か泣いていた。
「私とちゃんと向き合ってくれる人なんて初めてで、何だか嬉しいよ。」
「そう思うか?それは良かった。」
すると近寄ってきて抱きついて来た。
うぉ、近い近いいい!凄い抱きしめたくなる!耐えろ大賢者!もう無理
葛藤の末に抱きしめてあげた。
「辛かったな、もう大丈夫だ、だからその子を離してあげて」
「おじさんやっぱり優しいよ。」
そして初めて固有スキルを使った。
「スキル創造神。この子に人の姿の器を与えてくれ。」
みるみる体ができて行く。そして服を着せて準備が整った。
「君の器だ、自由に使ってくれ。」
「ありがとうおじさん」
「あはは、俺の名前は夜月 裕也だ。」
「また会おうね。裕也」
「待ってるぞ。」
そして、娘さんから分離して器に入った。
そしてそのまま二人共寝てしまった。
「はぁ、疲れた。そうだ、テレパシー」
アイリスにテレパシーを使ってこっちに来るように連絡した。
「どうしたんですか!?襲撃ですか?暗殺ですか?強襲ですか?」
何故か金属音がした。
「落ち着け、すまんが来てくれないか?理由は着いてから説明する。」
「早く繋いでください!」
「分かったから落ち着け。ゲート」
そしてアイリスが着いた。
「大丈夫ですか!?」
完全武装できたのは驚いたが声がでかいので静かにするように言った。
「静かにしろ寝てるんだから」
「なーんだ、子守りか。武装解除。心配して損しました。」
なんか落ち込んでるがあえて触れないで、リデルを呼んで来るように言った。
「すまんがリデルを呼んできてくれ」
「あの時の聖騎士ですね。分かりました。」
結界の前に着くと
「身体強化、魔力ブースト。粉々に砕けろ!覇龍拳!」
結界を拳でぶち破り扉を開けてリデルに
「リデル様、主がお呼びです。静かに来てください。」
「分かった。」
「呼んで来ましたよ。」
「娘は大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だ。」
「え!?この子が!?なんか似てない。」
すると驚いたのか声をあげてしまったリデル
「そ、その子はサタン様の娘さん!」
声が大きすぎて起きてしまった。
「ん~あれぇ裕也」
「うるさいわねぇ~」
「二人共おはようと言っても今は夜なんだけどね。」
すると二人共アイリスの方に行きまた寝てしまった。
「可愛いですね。うふふ」
「どうして?」
説明するか
「話すと長いんだが。簡単に説明すると寂しくて悲しんでる時に迷い込んだサタン様の娘さんが取り憑いたみたいだね。」
「そうだったのか。済まないことをしたなリリイ。」
「その剣ってまさかとは思うがお前の妻の肩身か?」
「ああ、その通りだ。私の妻リリス・スカーレットは英雄として街を守っていた。ある日魔王軍幹部の一人、邪王エルネアに殺されてしまった。そして死ぬ間際私にこれを託したのだ。」
「邪王エルネアは幹部のなかで唯一太刀打ち出来る筈では無かったのか?」
「奴は奥の手を使った。真眼アレフ」
「真眼アレフに見られたらありとあらゆる物の生命活動が停止する。だったか?でも反動で何日か動けないのだろう。」
「実は私の妻のスキルはありとあらゆる物の生命活動を持続させる。逆なんだ。」
「なるほど互いに打ち消しあってリリスが負けたのか。」
「その通りだ。俺はアイツを許さない。」
「辞めておけ、死ぬぞ。」
「構わんさ」
俺は少し怒った
「お前は馬鹿なのか?後に残された人の気持ちを考えてみろ。悲しむだろう!だから俺に任せろよ。お前は家族と団らんでもしていろ。」
「私としたことが済まない。」
「分かってくれればいいさ。」
でだ、どうしてサタンの娘がここに居るのかだ。ウロボロスに聞いてみるか。
「リデル、ウロボロスを呼ぶがいいか?」
「構わんが」
「ありがとう、ウロボロス少し良いか?」
すると瞬間的に現れた。
「どうしたんだ?」
「お前、サタンと仲良かったよな?」
「あ、まぁな。今さっきの話なんだがサタンが娘が居なくなったと嘆いてたよ。」
「そこ見ろよ。」
すると目を見開いて
「ここに居たのかよ。」
「サタンと連絡できるか?」
「ああ、少し待て」
なんか変な機械出して
「もしもしサタン?」
「どうしたんだ?」
「娘さん見つけたぞ。吸血鬼のお嬢さんに取り憑いていたらしい。」
「分かった今向かう。」
「来るそうだ」
「分かった。リデル、サタンが来るそうだ」
「待ってくれ、私は夢でも見ているのか?闇神ウロボロス様にサタン様にも会えたなんて光栄過ぎて未練がなくなった。」
「あはは」
するとアイリスが
「二人共静かにしてください。起きてしまいます。」
「すまんすまん。」
しばらくしてサタンが来て
「済まない、遅れた。」
「遅いぞ。全く。」
そしてサタンが
「君が夜月君か噂はかねがね聞いてるよ。娘に気づいたのは君だね?」
「ああ、そうだが?最初は精神攻撃魔法の一種かと思っていたけど目を見て分かった。」
「なるほど、悪魔特徴に気づたのか。感心したよ。」
少し物申したかったので強気で
「サタン!もう少し娘を見てやれ、話を聞いたが何故親なのに手を貸さない?それに気付こうとすらしなかった。お前は親として失格だ!」
「返す言葉もない。わしも悪かったと思っている。これからは娘との時間を大切にするよ。」
「全く、約束だぞ。そう言えば、悪魔は契約に厳しいんだったな。破った時は覚悟を…」
「はっはー!笑わせるな!大悪魔の名にかけて、その契約果たさせてもらう。」
「頼んだぞ。」
「分かっております。」
そして娘さんを起こしに行ったら、アイリスと子供達がバトってた。流れ弾がこっちに飛んできたので
「時よ。止まれ」
流れ弾をかわして両者の真ん中に立ち。
「時よ。動け」
皆、いきなり現れた裕也に驚き、止めようとしたが止められなかった。
「わぁー、避けてください。裕也ー」
「当たっちゃうー」
アイリスの剣を指で挟み、子供達の魔法は打ち消した。
「お前達!何をしてるのか説明を願おうか?」
「えっと、そのぉー。遊んでました。」
「この子達が遊びたがってたので遊んで上げてました。」
「素直でよろしい。だが、限度と言うものがある。今度から気おつけて遊ぶように」
「「分かりました。」」
アイリスに
「そうそうサタンの娘さんいるか?」
「あの子です」
指を指す方向を見るとリリイに似た少女がいた。
「おーなんかリリイと似てないか?」
「あ、そう言えばなんか、リリイに似せてみたとかなんとか言ってたような…それとこの子の名前はリリアらしいです。」
「あーだいたい想像ついたわ。」
そしてリリアに
「リリアー、お父さんが迎えに来てるぞー」
「嫌、行きたくない!」
するとリリイが
「リリア、一緒に行くから行こう?」
「分かったー」
ナイスフォローリリイ!と思っているとこちらに向かってウィンクしてきた。ああ、なるほど計算通りってか
「リリイ助かったよありがとう」
「貸しですよ。裕也さん」
「分かったよ。ほら、アイリスも行く
ぞ。」
「わ、私も?!」
「そうだよ。」
「分かりました。」
次回「噂と仲直り」
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