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第二十話 今夜もチャレンジしたいんですね
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いい香りを漂わせてくるシチューをかき混ぜていると、ミコトさんが鍋を挟んで反対側にしゃがみ込む。
「いい匂いがしますね」
「農夫特製シチューです」
「特製のシ、チュー。そんなチュウなんて。はっ、どこに?まさかあんな格好で、あんな所に……」
「そう来ますか……」
「ちょっと用事が」
「はいはい」
「冷たいなあ」
「さすがに慣れましたから」
しかし、ミコトさんは立ち去らない。
冗談だったのかな。
「そろそろ出来上がりなので欲しくなったら言ってくださいね」
「あ、はい……」
自分の分をよそって食べ始める。
ミコトさんは食べないのかな?
鍋の向こう側を見るとミコトさんはさっきと変わらない格好のままだけど、時々軽く眉間にシワを寄せる。
「ど、どうかしましたか?」
「いえ、食べないんだなって思っただけです」
僕の視線に気づいて話しかけてくるけど、他に妙なところもない。晩ご飯には早かったのかな。
パチパチと燃える焚き火が夕日に混じって濃淡のある赤でミコトさんを塗りつぶしている。
そういや、黒い髪ってどこの人だろう。
不意にしゃがんでいたミコトさんは膝をつく。
声は出さないけど口を開いたままで身体を跳ねさせる。
「ついに隠れることもしなくなりましたか」
軽く息を整えながら目を逸らしている。
「いや、どこまでバレないものかと思ったけど、最後までイけちゃった」
「ホントに何でもありですよねえ」
「てへ」
悪戯っぽく笑って誤魔化そうとしている。
「ミコトさんって、オナニーしなければ、小動物っぽい感じで可愛いですよね」
「う……ちょっと照れ隠しのオナニーしてきます」
「それを言う方が恥ずかしいでしょ!」
例によって、あっさりと戻ってきたけど、どことなくしょげかえっている感じだった。
気にはなったけど、ずけずけと聞くのも何だしと思っているうちに寝る流れになり、起きたら聞いてみようと寝袋に潜り込む。
ミコトさんも寝袋に潜り込んだのを確認して眠りについた。
「ダメだわ。私にもっと力があれば……」
ふと目覚めると誰かの呟きが聞こえる。
「自分の無力さをこんな形で知るなんて……」
あれ?ミコトさんの声か。
よく見ると寝袋が空だ。
そっと見回すと少し離れたところにミコトさんが三角座りしている。
顔を横に向け、頬を膝に乗せる形だけど、その目にうっすらと光るものが見えた気がする。
「眠れないんですか?」
そっと声をかけると、顔を反対に向ける。
「何でもないの」
泣くのを堪えている声なのがわかる。
「何でもないってことはないですよね」
「……ただ私が力不足なだけ……」
「なら、僕が力になりますよ」
「そんな……悪いわ……」
「平気ですよ。任せてください」
ミコトさんが顔を上げ、こちらを見る。
「いいの?」
「ええ……」
「でも悪いわ、後ろに指を入れてくれ、だなんて」
「大丈……夫……」
何か聞き間違えたかな。
「あれが忘れられなくて、でも、どうしても怖くて自分でできなかったの」
「さっき無力って」
「ええ、自分でできないなんてオナニストとしての力のなさを噛み締めるしかなかったの」
「いや、それは……」
噛み締めたままにしていいかも。
「どんな格好がいいの?寝転んで股開けとか恥ずかしいから難しいんだけど」
「ちが……」
「こんなこと頼めるネリスってすごいよね」
「思っていたのと違う展開なんだけど」
「セックスじゃなくてごめんね」
申し訳なさそうに言われても困る。
「分かりました」
ミコトさんがにっこり笑うとその場に立ち上がり、ベルトに手をかける。
カチャカチャと金具を外し、そっとスカートを下ろして、脚を抜く。
下着に手をかけると僕の視線が気になったのか横を向いて脱ぎ、丸めてスカートの中に隠す。
「改まると恥ずかしい」
ここまでドタバタ劇ばかりだったしなあ。
「普通にしてたら、とても素敵ですね」
「うー、なんかどんどん恥ずかしくなっちゃうの」
「じゃあ、リラックスするところからですね」
寝袋を敷き詰めて座ってもらう。
「どうすればいいか分かりますよね?」
「分かるけど……しろと言われてするのは恥ずかしと言うか、躊躇しちゃうと言うか」
モジモジとしているミコトさんに耳打ちする。
「オマンコを指でなぞって」
ビクリと肩をすくめた後、つま先を立てて股の下に隙間を作る。
手を滑り込ませてゆっくりと動かし始めている。
時々動きを止めるのは感じているからかな。
「ぁふ……」
早くも股間からはクチュクチュと音が漏れている。
自分の感じるポイントを押さえているからこそ、かな。
「感じるの早いですね」
「はぁ……うん」
手が早くなり、息も荒くなる。
「あは……いい……気持ちいい」
更に手を早くするが、僕は指先で顎をひっかけ、横に立つ僕の方を向かせる。
「クリトリスってそんなに気持ちいいですか?」
小さく何度かうなづくけど、手は激しく動いたままだ。
「いいの、気持ち良くなる、の……あぁぁ」
指を顎で払うと俯き、股間を手が滑る。
「はぁ、あはぁ……い……い……」
お尻に時々力が入っている。もう登りつめそうに見える。
「あ……いんん……いっちゃ……」
ミコトさんが耽っている動きを手首を握る事で妨げる。
「いや、いきたいの」
腰を動かすが手を引いて触れさせない。
「そんな簡単にイっちゃダメですよ。ガマンです」
そう言って手を離すと、ミコトさんは指で刺激し始める。
そして、イキそうなところで邪魔をして手を止めさせる。
「イキたい。イキたいの、イかせて?」
何度も寸前で止められて、目を潤ませながら僕に許可を求める。
黙って手を離すと両手でクリトリスを刺激し始める。
「うぁっ、あっ……くぅぅ、いい、はぁ……気持ち、きもちい、い、」
しかし、それもすんでのところで、後ろに回った僕に腕を掴まれ。
「いっぱい我慢したよね。イっていいよ」
「あっ、あっ、あっん。気持ちいい。ありがと、う……いっぱい……」
指にの動きに合わせてお尻もヒクヒクと動き垂れたエロ汁が寝袋を濡らす。
「も、う。いく、いっちゃう。いっぱ、い……いぃい、ああ、あ、ぅ、ん。んあああああ」
そのまま横向きに転がり、蕩けた顔で余韻を楽しんでいるみたいだ。
「あ……はぁ。無理やり我慢……させられる、のも……悪くない……」
息を整えようともせずにミコトさんは僕を見つめていた。
「いい匂いがしますね」
「農夫特製シチューです」
「特製のシ、チュー。そんなチュウなんて。はっ、どこに?まさかあんな格好で、あんな所に……」
「そう来ますか……」
「ちょっと用事が」
「はいはい」
「冷たいなあ」
「さすがに慣れましたから」
しかし、ミコトさんは立ち去らない。
冗談だったのかな。
「そろそろ出来上がりなので欲しくなったら言ってくださいね」
「あ、はい……」
自分の分をよそって食べ始める。
ミコトさんは食べないのかな?
鍋の向こう側を見るとミコトさんはさっきと変わらない格好のままだけど、時々軽く眉間にシワを寄せる。
「ど、どうかしましたか?」
「いえ、食べないんだなって思っただけです」
僕の視線に気づいて話しかけてくるけど、他に妙なところもない。晩ご飯には早かったのかな。
パチパチと燃える焚き火が夕日に混じって濃淡のある赤でミコトさんを塗りつぶしている。
そういや、黒い髪ってどこの人だろう。
不意にしゃがんでいたミコトさんは膝をつく。
声は出さないけど口を開いたままで身体を跳ねさせる。
「ついに隠れることもしなくなりましたか」
軽く息を整えながら目を逸らしている。
「いや、どこまでバレないものかと思ったけど、最後までイけちゃった」
「ホントに何でもありですよねえ」
「てへ」
悪戯っぽく笑って誤魔化そうとしている。
「ミコトさんって、オナニーしなければ、小動物っぽい感じで可愛いですよね」
「う……ちょっと照れ隠しのオナニーしてきます」
「それを言う方が恥ずかしいでしょ!」
例によって、あっさりと戻ってきたけど、どことなくしょげかえっている感じだった。
気にはなったけど、ずけずけと聞くのも何だしと思っているうちに寝る流れになり、起きたら聞いてみようと寝袋に潜り込む。
ミコトさんも寝袋に潜り込んだのを確認して眠りについた。
「ダメだわ。私にもっと力があれば……」
ふと目覚めると誰かの呟きが聞こえる。
「自分の無力さをこんな形で知るなんて……」
あれ?ミコトさんの声か。
よく見ると寝袋が空だ。
そっと見回すと少し離れたところにミコトさんが三角座りしている。
顔を横に向け、頬を膝に乗せる形だけど、その目にうっすらと光るものが見えた気がする。
「眠れないんですか?」
そっと声をかけると、顔を反対に向ける。
「何でもないの」
泣くのを堪えている声なのがわかる。
「何でもないってことはないですよね」
「……ただ私が力不足なだけ……」
「なら、僕が力になりますよ」
「そんな……悪いわ……」
「平気ですよ。任せてください」
ミコトさんが顔を上げ、こちらを見る。
「いいの?」
「ええ……」
「でも悪いわ、後ろに指を入れてくれ、だなんて」
「大丈……夫……」
何か聞き間違えたかな。
「あれが忘れられなくて、でも、どうしても怖くて自分でできなかったの」
「さっき無力って」
「ええ、自分でできないなんてオナニストとしての力のなさを噛み締めるしかなかったの」
「いや、それは……」
噛み締めたままにしていいかも。
「どんな格好がいいの?寝転んで股開けとか恥ずかしいから難しいんだけど」
「ちが……」
「こんなこと頼めるネリスってすごいよね」
「思っていたのと違う展開なんだけど」
「セックスじゃなくてごめんね」
申し訳なさそうに言われても困る。
「分かりました」
ミコトさんがにっこり笑うとその場に立ち上がり、ベルトに手をかける。
カチャカチャと金具を外し、そっとスカートを下ろして、脚を抜く。
下着に手をかけると僕の視線が気になったのか横を向いて脱ぎ、丸めてスカートの中に隠す。
「改まると恥ずかしい」
ここまでドタバタ劇ばかりだったしなあ。
「普通にしてたら、とても素敵ですね」
「うー、なんかどんどん恥ずかしくなっちゃうの」
「じゃあ、リラックスするところからですね」
寝袋を敷き詰めて座ってもらう。
「どうすればいいか分かりますよね?」
「分かるけど……しろと言われてするのは恥ずかしと言うか、躊躇しちゃうと言うか」
モジモジとしているミコトさんに耳打ちする。
「オマンコを指でなぞって」
ビクリと肩をすくめた後、つま先を立てて股の下に隙間を作る。
手を滑り込ませてゆっくりと動かし始めている。
時々動きを止めるのは感じているからかな。
「ぁふ……」
早くも股間からはクチュクチュと音が漏れている。
自分の感じるポイントを押さえているからこそ、かな。
「感じるの早いですね」
「はぁ……うん」
手が早くなり、息も荒くなる。
「あは……いい……気持ちいい」
更に手を早くするが、僕は指先で顎をひっかけ、横に立つ僕の方を向かせる。
「クリトリスってそんなに気持ちいいですか?」
小さく何度かうなづくけど、手は激しく動いたままだ。
「いいの、気持ち良くなる、の……あぁぁ」
指を顎で払うと俯き、股間を手が滑る。
「はぁ、あはぁ……い……い……」
お尻に時々力が入っている。もう登りつめそうに見える。
「あ……いんん……いっちゃ……」
ミコトさんが耽っている動きを手首を握る事で妨げる。
「いや、いきたいの」
腰を動かすが手を引いて触れさせない。
「そんな簡単にイっちゃダメですよ。ガマンです」
そう言って手を離すと、ミコトさんは指で刺激し始める。
そして、イキそうなところで邪魔をして手を止めさせる。
「イキたい。イキたいの、イかせて?」
何度も寸前で止められて、目を潤ませながら僕に許可を求める。
黙って手を離すと両手でクリトリスを刺激し始める。
「うぁっ、あっ……くぅぅ、いい、はぁ……気持ち、きもちい、い、」
しかし、それもすんでのところで、後ろに回った僕に腕を掴まれ。
「いっぱい我慢したよね。イっていいよ」
「あっ、あっ、あっん。気持ちいい。ありがと、う……いっぱい……」
指にの動きに合わせてお尻もヒクヒクと動き垂れたエロ汁が寝袋を濡らす。
「も、う。いく、いっちゃう。いっぱ、い……いぃい、ああ、あ、ぅ、ん。んあああああ」
そのまま横向きに転がり、蕩けた顔で余韻を楽しんでいるみたいだ。
「あ……はぁ。無理やり我慢……させられる、のも……悪くない……」
息を整えようともせずにミコトさんは僕を見つめていた。
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