34 / 51
第三十四話 いかなくてすむ薬を作るんですね
しおりを挟むおそらく体の中に入ったビヤクヒルが再び活動したんだろう。
シャルロットさんは目を潤ませながら、口移しに飲まされた水で喉を潤す。
「これはこれで良ろしくてよ。だから早く」
シャルロットさんが座り方を変え、膝を立てて座るが膝が開いていく。
すぐに閉じるけどまた開く。
正気に戻っているようだし、人前で自ら触るようなことは恥ずかしいんだろうな。
いつまで我慢できるかだけど。
とはいえリコス様が待っているはずだし引き伸ばせないかな。
「次からはもっと素直になってくださいね」
僕はベッドの上に座ったシャルロットを押し倒し、たっぷりと放出した。
二回では不満だと言わんばかりのシャルロットさんがついてくる。
でも角を曲がってリコス様の姿が見えた途端に物陰に隠れてしまった。
しかし、リコス様は僕の横のミコトさんを視認した瞬間にダッシュで近寄ってくる。
後ろから、ひっという声が聞こえたけど知らんぷりした。
「ミコト、早く薬を作るのじゃ。急ぐのじゃ」
風呂上がりの香りも台無しだな。
リコス様はミコトさんを引きずるようにして消えていった。
居間に行ってみるとキシャーラさんがくつろいで本を読んでいる。
「あれ?ヤットルッドさんはいないんですか?てっきりくっつかれてると思ったのに」
キシャーラさんは視線を自分の足元にやる。
いた。ふくらはぎの下にいた。
「脚をおくにはいい感じなんだ」
「ヤットルッドさんは平気なんですか?」
声をかけてみたけど、返事がない。
というか、なんの反応もない。
「こいつは今脚置きだから話しかけてもダメだ」
そこまで言って僕を手招きして耳元で囁く。
「オレの趣味じゃないからな。こういうのも少しは好きだけど、普通のセックスの方がいい」
耳打ちのために距離が近いのが気にくわないのか、後ろの脚置きからの殺気がすごい。
離れてソファに座る。
「そろそろ夕食の時間でもおかしくないよな」
「そうですよね」
「お姉様、私が作ります。是非作らせてください」
「作れるのか?」
「はい、得意料理は山賊焼です」
野盗が山賊焼ね……。
「じゃあ頼む。あと、ネリスには出来るだけ精のつくものをつけてくれ」
「分かりました」
何か勘違いしたようで、殺気どころか手斧が握られている。
純粋に殺意を感じます。
台所ではリコス様たちが薬作りをしていたようで言い争う声が聞こえてくる。
「なんか、賑やかですよねえ」
「変わり者ばかりよく集めたもんだ」
「集めているわけじゃないんですけどね」
「退屈しなくていいな」
ふと自分の脚のあたりに気配を感じて視線を動かすと、ソファに生首が生えている。
慌ててずり落ちそうになったけどシャルロットさんだった。
「食事前にさせてあげてもよろしくてよ?」
「休ませてください」
「おっ、正気に戻ったんだな」
「もちろんですわ」
「どれどれ」
キシャーラさんがお腹の辺りをしっかりと視る。
「残り二十弱くらいか。数が減って正気を保てる時間が増えたのかもな」
「それって、また色狂いになるってことかしら?」
ちょっと表情に余裕がなくなっている。
「普通は一、二匹程度だからな、そんな大量に飼った時にどうなるか分からん」
「し、知ってましたわ。ちょ、ちょっとだけ、洒落になってないですわね」
「自分のものとは思えないくらい疼いてんだろ?」
服はその辺で調達したのかシャツにスカート姿になっていたけど、下着をつけていないようで、屈んだ胸元から見える乳首が立っている。
「わたくし、そのような劣情には負けませんわよ」
金髪を片手でかきあげるけど、反対の手は僕の股間の上にあるのは無意識なのかな。
「ネリス、この高飛車なのが鬱陶しいからパパッと二十発出して、追い出そうぜ」
「そんな連続でできるわけないですよ」
そこへリコス様とミコトさんが戻ってきた。
さりげなくシャルロットさんが距離を取る。
「薬は完成ですか?」
「まだ時間がかかるのじゃ、クチバシが柔らかくなるまで煮込むらしいのじゃが、手強いのじゃ」
「鍋に火はかけてきたから、そのうち出来るとは思うけどね」
ソファの影からこちらを窺うシャルロットさんを顎で指してリコス様が聞く。
「ところで、あの高慢蛇女は何をしておるのじゃ?」
「食前酒がわりに白いのを注ぎ込んでもらうつもりだったのよ。優雅な食事の邪魔をしないでくださる」
「こやつ、手遅れに思えるのじゃが」
みんな同意して頷く。
「そんなことを言ってますと、高速グラインドをお見舞いしますわよ」
「意味を分かって言っておるのか?」
「もちろんですわ、とても速く相手をすりつぶす鈍器系の技ですわ」
場になんとも行けない空気が流れる。
「この空気どうしてくれるのよ」
「わたくしのせいにしないでくださる?」
「どう見てもおぬしの発言のせいじゃが」
シャルロットさんがソファに片足を乗せて凄み始めた。
「兎に角、つべこべ言ってる暇があったら、わたくしに挿入してくださらない?」
「おぬし、冷静に見たらとんでもない発言をしておることに気づいておるか?」
ゆっくりと自分の口走ったことを振り返り、少し考えてから気付いたシャルロットさんが赤くなる。
「いや、そんなことを言おうとしたんじゃないんですの。ただわ疼きがひどくなってきて気がついたら思わずあんな事を」
なるほど、こんな感じで人格まで変わっていくんだ。
「お姉様、晩ご飯の支度ができましたわ」
ご飯が冷めてもいけないので、にじり寄るシャルロットさんはリコス様に威嚇してもらい、食堂に移動する。
「鶏肉のスパイス焼き、牡蠣のスープ、オットセイのナニのガーリックステーキなどなどです。お姉様からどうぞ」
なかなか強烈な食材を投入してきたけど、どれも美味しくいただけた。
食後に歓談していると、机の下からシャルロットさんが股間にパンを押し付けてくる。
「わたくしはネリス様のモノでホットドッグにさせていただきますわ」
噛まずに丸呑みですね。下の口で。
そんなシャルロットさんの目論見もリコス様に追いやられてしまい、隅っこでパンだけを頬張っている。
可哀想だったので背面座位で一回。
正常位で一回。
計二回の中出しで落ち着きを取り戻してくれた。
僕が治療に励んでいる間に薬の素材の下ごしらえができたようで、台所で賑やかにしている。
「ネリス!できたのじゃー!!」
「おお、おめでとうございます」
その場にいた全員で万歳三唱をする。
「では、早速伽の相手をするのじゃ、ネリス」
「待ってください、待ってください」
「なんじゃ」
「せめて試しませんか?いきなり爆発して防御魔法が発動しなかったら、あっさり死んじゃうんですけど」
さすがにそれはまずいと思ったのか、リコス様も考え込む。
「先にオナニーで試せばいいんじゃないの?」
ミコトさんらしい言葉だ。
でも、その通りだ。
リコス様も理解してくれたのか寝室に行くと言ってくれた。
「オレは魔力を測ったりしなきゃいけないから見にいくぜ」
「お姉さまが行くなら、私も行きます」
キシャーラさんとヤットルッドさんがセットで参戦する。
「オナニーといえば私は欠かせないでしょ」
まあ、ミコトさんも来る。
「オチンポが必要ですわ」
よく分からない理由でシャルロットさんもついてくる。
結局全員でゾロゾロついていくことになったけど、当の本人は上機嫌すぎて気にしていない。
リコス様のオナニーショー開催です。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる