【R-18】騎乗位でイケないドラゴンの片腕やってます

やみくもに

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第三十九話 ヤットルッドさんの村の謎に迫るんですね

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 翌日も僕が自分のベッドで目を覚ますと裸のシャルロットさんが僕の上にいた。

 腰回りが重く、性器にまとわりつくモノがある。
 というか、ヌルヌルしたものに包まれている。

「ご馳走様でしたわ」

 シャルロットさんがさっと立ち上がると、股間を包んでいたものから解放される。

「寝てる間に入れてたんですか」
「いえ、出してもらいました」

 立ち上がったままの股間から白い液体が流れ出てきている。

「朝っぱらから凄いことしますね」
「ワタクシも知らぬ間にしてましたの」

 昨夜相手しなかったから、ちょっとヤバい行動になっていたのか。

「気付いたら終わってました」

 あ、同じタイミングだったのかな。

「仕方なく舐めていましたら、お勃起してしまい欲しくなりましたので……」

 一発ずれていた。
 しかも、おぼっきって何なんですか。

「で、寝てる間に犯した、と」
「人聞きが悪いですわ、苦しそうにしていたオチンポを解放して差し上げたのですよ。この私が、人間風情に」
「苦しそうな姿にしたのもシャルロットさんですよね」

「…………。あら、こんなところに何かついてましたわ」

 股間から流れ出た精液を指ですくってなめる。

「少々薄味ですわね」

 最初の頃よりはマシだけど、無事に更生してくれるのか不安になるな。

「あ、リコス様かな」

 僕の言葉に反応して慌てて逃げようとしたのか、シャルロットさんはベッドから転がり落ちる。

「すみません。ちょっとした冗談のつもりでした」
「し、知ってましたわ。ただ、お詫びに入れていただけますかしら」

「いや、さすがに休憩しないと」

「分かってましたわ。では後ほど頂きにあがりますわね」

 上品そうに歩いて出ていくけど、全裸じゃ締まらない。
 というか裸で乗り込んできてたんだ。

 思わぬことで時間を取られたけど、僕は開墾に向かった。

 木を切り倒して、根を抜く。
 どうにか小さな畑くらいのスペースは作れた。
 そうしてできたスペースを耕していく。

 ポチポチ種芋や肥料も用意したいところだ。
 あとは切り倒した木を加工して木材にしたいけど、僕には無理だ。

 一息ついて周りを見た。

 森の中に大きな城、ただそれだけ。
 城下町なんて影もなく場所もない。
 集落を目指すにも、そもそも誰も訪ねてこない。

 まだまだ、これからだなあ。

 とりあえず、僕にできるのは農作業、のはずだけど、セックスばかりしている気がする。反省しよう。

 少し日が登ってきた頃にヤットルッドさんがやってきた。

「おい。朝食ができたぞ」
「ヤットルッドさんがくるなんて予想外ですね」
「お姉さまに頼まれたから仕方ない。早く戻るわよ」

 食事を待たせちゃ悪いので、早足でヤットルッドさんと戻る。

 なんだか浮かない顔だな。

「何か心配事でもあるんですか?」
「お姉様と一緒にいたんだけど、村に戻らなくちゃいけないのよ」

 そういや、キャラバンを襲うよう指示されていたんだっけ。

「何か大事な用事が?」
「キャラバンを襲った首尾を村長に伝えないといけないの」

「そういや、襲うように言われたって話してましたね」
「ええ、普段は好き勝手してるけど村長からの指示には必ず従うのが村の掟よ」

「そんな掟が……」
「そう。後はそれを他の村人にも話さないこと」

「役割分担してるって言ってたけど、徹底してますね」
「違法なものでも取引してるのかもね」

 その言葉にちょっと引っ掛かりを覚えた。

「襲っているヤットルッドさんなら違法な商品を運んでいたか分かりますよね?」
「そういや、そんな商人いなかったような」

「となると、そんなに組織だって何をしているのやら、ですね」
「そうね。でも、村でこんな話したら私刑だわ」

 話すら認めないような村って気になるな。

 そんな話をしているうちに城に戻ってきたので、朝食にする。

 ヤットルッドさんの村のことは食事の後に居間でミコトさんに相談することにした。

「それで、この盗賊もどきドM女の里帰りがどうしたっていうの?」
「ケツ穴ゆるゆる女がブツクサ言うんじゃないわよ」

 何の話もしないうちにミコトさんとヤットルッドさんが喧嘩を始める。

「聞いたところだと、村長の指示で襲うことがあるけど、目的は不明。これって秘密を隠す為じゃないでしょうか」
「確かに組織的な犯罪だと末端に詳細を教えないのは定番ね」

「秘密のある村って聞いたことないか?」

 キシャーラさんの一言にミコトさんが反応する。

「違法な魔道具を作ってる村だと思うの?」

「そこまでは言えないのだが気になる村だ。ヤットルッドは聞いた事ないか?」
「魔道具を作ってる噂もあるにはあります。お姉様」

「あるの?もっと早く言ってよ」
「あんたに聞かれもしないことを話す訳ないでしょ」

 すぐに喧嘩になりそうになる二人をキシャーラさんが止める。

「喧嘩してないで噂について話せ」
「はい、お姉様。村長に指示されたキャラバンが扱うものに二種類のうちどちらかが含まれてます」
「それは?」
「はい、金属製の装飾品か魔法の触媒です」

「なるほど魔道具を作るのに必要なものだな」
「村にはそれを扱う店はないし、売りに行く様子もありません」
「つまり、村の中で消費していると?」
「売ってないなら使っているとしか考えられないです。お姉様」

 推理としてはギリギリかなって感じだ。

「村に何かを買い付けに来るような連中はいるのか?」
「いえ、よそ者は来ません」
「ということは誰かが持ち出しているということか」

 ミコトさんがたまらず入ってくる。

「その持ち出す奴を見つけ出せばいいのね」
「村には入れないから、見張り続けてくたばってろ」

 バチバチと睨み合う二人。何が気にくわないんだろう。

「よそ者は入れないと言ったな。外への道はいくつある?」
「全部で四つあります。お姉様」

「となると、オレ、ミコト、リコス、シャルロットがそれぞれ見張るか」
「私は村にいないといけないのでお任せします」

「一人無理なのがいない?」

 ミコトさんが部屋の隅で絶賛自慰中のシャルロットさんを見た。

「あれはお薬持参だな」

 キシャーラさんが僕を見る。
 僕は常備薬扱いなんですね。

「夜になったら妾のところに来るといいのじゃ」

 リコス様がすり寄ってくる。
 とりあえず頭を撫でておこう。

「任務が果たせるかもしれないと思うと、ムズムズするわ」

 お尻を押さえるミコトさん。
 関係ないですよね。

 呆れ顔でみんなを見ながらヤットルッドさんが注意を促す。

「村から出来るだけ離れて。後、私とは一切コンタクトを取らない、いいわね?」
 
 一名を除いて素直にうなずく。

「それらしい人物を確保したら時計回りに合流すること。いいな」

 一名は夢中になっているので、後で説明が必要そうだ。

「緊急事態が起こったら、ノロシか魔法で合図ね。全員が集合しましょう」

「僕は時間があったらみんなの様子を見て回りますね」

 僕たちは支度をして、その村があるという南へと向かって出発した。
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