神様の桃幻郷

くまだんご

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第二章 影

第10話 妖怪樹・空亡木

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ヒュゥー…
カカオ「はぁ…負けちゃった…」
ガメ「ほんじゃ、観念するんだな」
カカオ「…。空亡は魂を取り込むことで復活する…。」
メキメキ…
カカオ「あなた達から魂を取り損ねたら…空亡は私の魂で代用するでしょうね?」
バァンッ!!!
巨大な根っこがカカオへッ!
桜「っ!」
ドガンッ!!!
根っこが地面に突き刺さった。
カカオ「はぁ…。つくづく邪魔するわね…」
白髪の男「俺ひとりなわけねぇだろ?」
ねっこ「にゃー」
桜「マント…もしかして…?」
白髪の男「さてと…お前さん達。ありがとうな。」
ガメ「あ?」
白髪の男「ンッウンッ!さーさー!皆様お立ち会い!俺は影の奇術師!トロール・トルマリン!!」
ソルフィ「え…なになに?」
トロール「これより、空亡オープンマジックをお見せしよう!気になる奴らはよっといで!!」
魂が集まってきた。
桜「マジック?」
トロール「何、見ているんだい?お前さんら三人は今から俺の助手だよ?」
ソルフィ/ガメ「え」
トロール「カメレオンと魔女は開く担当!ピンクガールは開いた扉へ突入し、空亡の核を破壊する係だ」
桜「核?」
ガメ「開けるってなんだ?」
トロール「妖怪樹・空亡はあくまで妖怪…。そりゃ弱点があるに決まってる。それが核だ。あいつが閉じている口を開けさせる。そこからお前さんが侵入するんだ」
桜「侵入したら…どうするの?」
トロール「さっき言ったとおり空亡には核がある。そいつをその刀で破壊すれば再び空亡は眠りにつく…封印できるってこった」
桜「なるほど…」
カカオ「あんたにできるのかしら?空亡は大昔…一人の人間がその身を犠牲に封印した大妖怪…一妖怪がどうせるようなものかしら?」
トロール「ふっ…では、その目に焼き付けておくれよ」
ゴォォォォォ…
地響きだ
トロール「あちらも準備万端のようだ。さぁ!始めようか空亡オープンマジックを!」

謎の声「ゴォォォォォ!!」
その声と共に太い根っこが地面から涌き出てきた
桜「っ!来る!」
四人は根っこを避けバラけた

シュッ!!
根っこが襲ってくる
ガメ「うおっ!根っこ太すぎるだろ!」
バァンッ!!
無数の根っこが飛び出してきた
ガメ「チッ!【毒牙ッ!斬ッ!】」
ドドドッ…!
一瞬で巨大な根っこは輪切りになった
トロール「おぉー。お見事!」
バッ!
根っこが来る
トロール「おっと。さて…俺も負けてられないな」
トロールは飛び交う根っこを転々と飛び乗り空亡へ近づいて行く
ガメ「ちゃちゃっと近づくか…べァッ!!」
長いベロを伸ばし適当な根っこにベロをくくりつけた。すると
ビヨーン!
ガメの体はバネのように引っ張られた
ガメ「んべ」
トロール「おお…伸縮自由のベロをバネのように利用して力一杯跳ぶとは…先を越されたね」
ガメ「んで、どうやって開けんだ?」
トロール「簡単さ。空亡にその毒を注入すれば…」
ガメ「なるほどな…オラッ!!」
グサッ…
謎の声「グォォォォォォオオーー!!」
何処からか声が響きメキメキッ…と音がした。
バキッ…
ガメ「うお!木の幹が歪んだ!入り口見てえになりやがった!」
トロール「さて…あとは…」

ドガンッ!!!
根っこが飛び交う
桜「っ!ハァッ!!」
トロール「ちょっと…時間かかるか…」
メキメキッ…
ガメ「あ?って、おい!閉じようとしてるぞ!」
トロール「おっと…結構速いのか…押さえるぞ」
ガメ「おう!」
桜は…
桜「っ!(まずい…警戒されてる…私をあそこに行かせる気がない…!)くっ!」
バゴンッ!!!
四方八方から根っこが向かってくる
桜「ッ!ヤバい!」
桜は上を見た
桜「(上はがら空き…)っ!【滝登り!!】」
バシャァンッ!!
高く跳んだ
謎の声「グォォオオーー!!!!」
バゴンッ!!!
高く跳んだ桜を根っこが追尾する
桜「っ!ハァッ!」
下から登ってくる根っこを足で蹴った…
……っ!!!
その蹴りの力で空亡へ近づいて行く
トロール「…。」
トロールは辺りを見渡した
トロール「いた…おいお前さん!」
ソルフィ「えっ?何?」
トロール「確か能力はー…チェンジだったか?」
バゴッ!!
ソルフィ「っ!そ!そうだけど!?」
トロール「よし…」
桜「ハァァァ!!」
ゴゴゴ………。ドドドッ!
他の根っこよりも巨大な根っこが…
桜「ッ!?」
トロール「…!ソルフィ!やることは解るね?」
ソルフィ「っ!…だいたいね!!」
桜「っ」
トロール「ハァッ!」
トロールはその場から跳んだ
ガメ「っ!」
ソルフィ「【チェンジ!!】」
ブォン…
桜とトロールは場所が交換された
桜「っ!」
ふっ…
桜は空亡の中へ
トロール「ふふ…【ボム】」
トランプを投げた…
ドガァンッ!!!!
             続く
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