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夏休みのゴールデンタイム
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毎年夏休みシーズンになると思い出すものがある。
僕が小学生だった頃、夏休み1番の楽しみと言えばゴールデンタイムだった。僕らのゴールデンタイムは世間一般で言う19:00~のゴールデンタイムとは違い、午前中にあった。そう。子ども向けアニメタイムだ。
タッチにぼのぼの、スラムダンクなんかが再放送されていたのだ。当時小学生の僕らにとって、それはどれも初見のアニメでなかなか新鮮なものだった。
当時の僕は、それはそれはとても影響されやすいタイプで、タッチにハマれば野球をし、スラムダンクにハマればバスケをし、ぼのぼのにハマれば、ほのぼのした。(ほのぼのってなんやねん。)
中でもスラムダンクは僕らの間で一大ムーブメントを起こした。
「安西先生。俺バスケがしたいっす。」
と言わんばかりに、バスケ熱で溢れていた。しかしながら、バスケットコートなどそうそうあるものではない。近所のスポーツセンターにはあったのだが、子ども達だけで借りられる訳もなかった。
そこで、僕らは近所の児童館の図工室で、手作りのバスケットゴールを作り、児童館の遊戯室に設置した。バスケットボールも無かったので、仕方なくドッヂボールで使っていたゴムボールを使うことにした。これで必要な道具が揃った。いざ試合開始だ。
実際にプレイをして分かったこと。ボールが思いの外弾まなかったのだ。そこで、試合は諦め、フリースロー決戦をすることになった。三井寿やメガネ君(木暮先輩)の真似をして、何本もシュートを放った。(二人はフリースローじゃなくて、3ポイントシュートなんだけどね。)
必死で練習し、徐々に上手くなっていくみんな。それを横目に、僕は置いていかれないように必死だったのを覚えている。
あの頃の僕らにとって、アニメタイム+バスケタイムこそがゴールデンタイムだった。目を輝かせ、汗を流しながら一心不乱にボールを放ったあの時間は、今でも僕の宝物である。
〈余談〉
今年の年末にスラムダンクの映画が公開されるそうです。これは是が非でも観に行かなければ!と思っています。実はアニメでしか観ていないので、その後の展開知らないんですよね。僕の好きなキャラクターは出てくるのか。楽しみですね。
ちなみに、僕がスラムダンクで一番好きなキャラクターは水戸洋平です。
僕が小学生だった頃、夏休み1番の楽しみと言えばゴールデンタイムだった。僕らのゴールデンタイムは世間一般で言う19:00~のゴールデンタイムとは違い、午前中にあった。そう。子ども向けアニメタイムだ。
タッチにぼのぼの、スラムダンクなんかが再放送されていたのだ。当時小学生の僕らにとって、それはどれも初見のアニメでなかなか新鮮なものだった。
当時の僕は、それはそれはとても影響されやすいタイプで、タッチにハマれば野球をし、スラムダンクにハマればバスケをし、ぼのぼのにハマれば、ほのぼのした。(ほのぼのってなんやねん。)
中でもスラムダンクは僕らの間で一大ムーブメントを起こした。
「安西先生。俺バスケがしたいっす。」
と言わんばかりに、バスケ熱で溢れていた。しかしながら、バスケットコートなどそうそうあるものではない。近所のスポーツセンターにはあったのだが、子ども達だけで借りられる訳もなかった。
そこで、僕らは近所の児童館の図工室で、手作りのバスケットゴールを作り、児童館の遊戯室に設置した。バスケットボールも無かったので、仕方なくドッヂボールで使っていたゴムボールを使うことにした。これで必要な道具が揃った。いざ試合開始だ。
実際にプレイをして分かったこと。ボールが思いの外弾まなかったのだ。そこで、試合は諦め、フリースロー決戦をすることになった。三井寿やメガネ君(木暮先輩)の真似をして、何本もシュートを放った。(二人はフリースローじゃなくて、3ポイントシュートなんだけどね。)
必死で練習し、徐々に上手くなっていくみんな。それを横目に、僕は置いていかれないように必死だったのを覚えている。
あの頃の僕らにとって、アニメタイム+バスケタイムこそがゴールデンタイムだった。目を輝かせ、汗を流しながら一心不乱にボールを放ったあの時間は、今でも僕の宝物である。
〈余談〉
今年の年末にスラムダンクの映画が公開されるそうです。これは是が非でも観に行かなければ!と思っています。実はアニメでしか観ていないので、その後の展開知らないんですよね。僕の好きなキャラクターは出てくるのか。楽しみですね。
ちなみに、僕がスラムダンクで一番好きなキャラクターは水戸洋平です。
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