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GBB(ゴムボールベースボールズ)
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新聞野球を初めて2週間。僕らは児童館の遊戯室から近所の公園に飛び出していた。
というのも、2週間の内に入団希望者がじわじわ現れ、メンバーが12人になっていた。1試合6人で行っていた児童館の遊戯室では6人が宙ぶらりんになってしまう。そこでより広い空間を求めたという訳だ。
近所の公園は、地面が砂利ではあったがそこそこ広く快適に使えそうだった。早速メンバーを6人ずつに割って試合をしてみることにした。ベースは予備で作っていた新聞グラブを置いて分かるようにした。
さて、ここで児童館の遊戯室では起こり得なかった問題が発生する。
「あ。キャッチャーどうしよう。」
児童館の遊戯室時代は、壁という強力なキャッチャーがいた訳だが、彼は残念ながら児童館から飛び出せなかった。(当たり前だ。)
悩みに悩んだ結果、一先ず攻撃中のチームから一人キャッチャーで入ることで話が纏まった。漸くこれでプレイボールだ。
ここでまたしても問題にぶつかる。新聞のボールでは話にならないくらい飛ばなかった。これでは野球にならない。一先ずボールは野球のボールを模したゴムボールを使うことにした。ボールがゴムボールなんだから、もうバットもプラスチックバットでいいだろうということで、プラスチックバットを用意。漸くプレイボ、、、。
またまた問題発生。新聞グラブをベースにしたもんだから、地面の砂利と一体化して全く見えない。どんなセットアップだ。笑
とりあえず、一旦ここは諦めることにして、なんとなくで。笑
さて、やっと、やっと、やっとこれでプレイボールだ。いざ試合をしてみると、それなりに野球っぽくなった。程よく飛ぶプラスチックバットとゴムボールの組み合わせ。ゴムボールでも遜色なく使える新聞グラブ。これはいいぞ。
このスタイルで野球が出来ることが分かったということで、僕らは練習を続けた。砂利のグラウンドに短パン、サンダル姿で現れ、転んで即刻負傷退場したヒロくんのことは置いといて、その他に怪我人も出ず、みるみる上達していった。そうなると欲が出てくる。次は試合だ。
なんともまぁ偶然にも地元中学校の野球部とコネクションが出来、試合をすることになった。もちろんルールはこちら側に合わせてもらう。(キャッチャーは人数的に足りる為、守備側のチームで担当した。)地元中学校の野球部対僕らGBB(ゴムボールベースボールズ)の対戦だ。
いざ試合当日。軽くアップをして、プレイボール。ホームなので先行は野球部チーム。1番打者は当時の野球部のキャプテン(中学3年生)だった。第1球。
バコッ。
ボールは今まで見たことのない軌道で飛んでいき、公園の近くを流れていた川に落ちた。先頭打者ホームランだ。
ボールを一つしか用意していなかった為、物理的にゲームセットになってしまった。
悔しさすら感じず、流石に野球部は凄いなぁと話しながら僕らは帰路に着いた。
しかしながら、その中で細身の小学2年生と、ぽっちゃり、いや、どっしり系小学3年生の2人が俯きながら悔しさを露わにしていた。それもそのはず。この2人はこの試合のバッテリー(投手とキャッチャー)だった。
「こんなはずじゃなかった。一生懸命練習したのに。」
二人は口を揃えてそんなことを言っていた。ここには情熱があった。
また、僕もこの活動をしている内に少し思うところがあった。
「プレイヤーとしてはダメだったけど、コーチにならなれるんじゃないか。」
というのも、2週間の内に入団希望者がじわじわ現れ、メンバーが12人になっていた。1試合6人で行っていた児童館の遊戯室では6人が宙ぶらりんになってしまう。そこでより広い空間を求めたという訳だ。
近所の公園は、地面が砂利ではあったがそこそこ広く快適に使えそうだった。早速メンバーを6人ずつに割って試合をしてみることにした。ベースは予備で作っていた新聞グラブを置いて分かるようにした。
さて、ここで児童館の遊戯室では起こり得なかった問題が発生する。
「あ。キャッチャーどうしよう。」
児童館の遊戯室時代は、壁という強力なキャッチャーがいた訳だが、彼は残念ながら児童館から飛び出せなかった。(当たり前だ。)
悩みに悩んだ結果、一先ず攻撃中のチームから一人キャッチャーで入ることで話が纏まった。漸くこれでプレイボールだ。
ここでまたしても問題にぶつかる。新聞のボールでは話にならないくらい飛ばなかった。これでは野球にならない。一先ずボールは野球のボールを模したゴムボールを使うことにした。ボールがゴムボールなんだから、もうバットもプラスチックバットでいいだろうということで、プラスチックバットを用意。漸くプレイボ、、、。
またまた問題発生。新聞グラブをベースにしたもんだから、地面の砂利と一体化して全く見えない。どんなセットアップだ。笑
とりあえず、一旦ここは諦めることにして、なんとなくで。笑
さて、やっと、やっと、やっとこれでプレイボールだ。いざ試合をしてみると、それなりに野球っぽくなった。程よく飛ぶプラスチックバットとゴムボールの組み合わせ。ゴムボールでも遜色なく使える新聞グラブ。これはいいぞ。
このスタイルで野球が出来ることが分かったということで、僕らは練習を続けた。砂利のグラウンドに短パン、サンダル姿で現れ、転んで即刻負傷退場したヒロくんのことは置いといて、その他に怪我人も出ず、みるみる上達していった。そうなると欲が出てくる。次は試合だ。
なんともまぁ偶然にも地元中学校の野球部とコネクションが出来、試合をすることになった。もちろんルールはこちら側に合わせてもらう。(キャッチャーは人数的に足りる為、守備側のチームで担当した。)地元中学校の野球部対僕らGBB(ゴムボールベースボールズ)の対戦だ。
いざ試合当日。軽くアップをして、プレイボール。ホームなので先行は野球部チーム。1番打者は当時の野球部のキャプテン(中学3年生)だった。第1球。
バコッ。
ボールは今まで見たことのない軌道で飛んでいき、公園の近くを流れていた川に落ちた。先頭打者ホームランだ。
ボールを一つしか用意していなかった為、物理的にゲームセットになってしまった。
悔しさすら感じず、流石に野球部は凄いなぁと話しながら僕らは帰路に着いた。
しかしながら、その中で細身の小学2年生と、ぽっちゃり、いや、どっしり系小学3年生の2人が俯きながら悔しさを露わにしていた。それもそのはず。この2人はこの試合のバッテリー(投手とキャッチャー)だった。
「こんなはずじゃなかった。一生懸命練習したのに。」
二人は口を揃えてそんなことを言っていた。ここには情熱があった。
また、僕もこの活動をしている内に少し思うところがあった。
「プレイヤーとしてはダメだったけど、コーチにならなれるんじゃないか。」
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