イメジン

春巻き

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【第1話】発見

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我々が住んでいる地球が誕生する遥か昔のこと。

まだ何も無かった頃のこと。

全てが無だった頃のこと。

現れたのだ。

-xxx年経過-



「キーンコーンカーンコーン」

大介が口でチャイムを鳴らした。

「チャイムなったので授業はここまでですぅ…なんちって」

はぁ、今日もふざけてやがる。

「大介君!まだ授業は終わってません!」

「ひろとにやれって命令されましたー」

俺は何も言ってないっちゅーの。

「まーた!ひろと君ですか!二人ともこっちに来なさい!」

いつものくだりだよ…
てか、先生もそろそろ学習してくれよ。


「ふむ、いつものお二人さんか…」

「そうです社長。」

「小学生だったよねぇ?」

「早いこと、もう中学生ですよ。」

「ほぉ、その中学校の住所教えてくれないかい?」

「かしこまりました。」



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