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好感度ってなに?
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そう、私はこのピンク頭が嫌いだった。もう蕁麻疹が出そうなくらい嫌い。イライラするのよね。
「で、そこのピンク頭。あんたにとって好感度ってなに?」
「え…?まさかあなたも…いや、そんなわけがだったらストーリー通りに進むはずが…」
いやいや、聞こえてるからね。なにその全てを説明してくれた独り言。マジかよ。お前も前世の記憶あるとかいうパターンかよ。しかもあんなユーザーの年齢層高そうな乙女ゲームやっちゃってたのかよ。お前何歳だったんだよ。いやいや問題はそこじゃないけど。
「で、好感度ってなに?」
「それは…」
ピンク頭は固まっている。唐突な質問だからね。そりゃね。ストーリー通りに進めて逆ハーエンドとかいう本当に様式美に則ってらっしゃるわけでして。
「他人の好感度ばっかり気にして生きてて楽しいの?って聞きたいのよ」
そう、私が前世の記憶を思い出す前からこの女が嫌いだったのはそこだ。
「空気読んでそれっぽいこと言って好きになってもらって。で?その結果得たものは今貴女の周りに侍らせてらっしゃるけど?これからどうするの?結婚相手に誰か1人選ぶの?それならそれ以外の人間の好感度下がるけど大丈夫?貴女が異様なまでに執着して後生大事に抱えてらっしゃる好感度ってやつが」
このピンク頭は常に好感度好感度って感じでそこが鬱陶しかったのよ私としては。
「で…でもそれはあなたが王子様の婚約者で、公爵令嬢だから、だから気にしなくて…」
言い淀むマリア・バース。
「私は義務を果たしてきた。責任も負ってきた」
胸を張ってそれは言える。アンポンタンな第一王子のせいで王妃教育大変だったしね。
「それとね、貴女知らないのかもしれないけど。王立学園に男装して通っててまさか知らないわけがないと思うんだけど…」
いやね、私もこの乙女ゲームやってた人間だから主人公がろくに授業も受けずに猫と遊んだり木に登ったりしてたのをね、知ってるんだけどね。この国の人間なら子どもでも知ってるんだけどね。
でもきっと固定観念ってあると思うんだ。乙女ゲームの華やかな世界。キラキラした舞踏会にヒラヒラのドレス。彼女がまさか気付いていないのではって今朝、何となく思ったので一応ここは確認しておきたい。
「この国、絶対王政じゃなくて、議会制だけど」
「で、そこのピンク頭。あんたにとって好感度ってなに?」
「え…?まさかあなたも…いや、そんなわけがだったらストーリー通りに進むはずが…」
いやいや、聞こえてるからね。なにその全てを説明してくれた独り言。マジかよ。お前も前世の記憶あるとかいうパターンかよ。しかもあんなユーザーの年齢層高そうな乙女ゲームやっちゃってたのかよ。お前何歳だったんだよ。いやいや問題はそこじゃないけど。
「で、好感度ってなに?」
「それは…」
ピンク頭は固まっている。唐突な質問だからね。そりゃね。ストーリー通りに進めて逆ハーエンドとかいう本当に様式美に則ってらっしゃるわけでして。
「他人の好感度ばっかり気にして生きてて楽しいの?って聞きたいのよ」
そう、私が前世の記憶を思い出す前からこの女が嫌いだったのはそこだ。
「空気読んでそれっぽいこと言って好きになってもらって。で?その結果得たものは今貴女の周りに侍らせてらっしゃるけど?これからどうするの?結婚相手に誰か1人選ぶの?それならそれ以外の人間の好感度下がるけど大丈夫?貴女が異様なまでに執着して後生大事に抱えてらっしゃる好感度ってやつが」
このピンク頭は常に好感度好感度って感じでそこが鬱陶しかったのよ私としては。
「で…でもそれはあなたが王子様の婚約者で、公爵令嬢だから、だから気にしなくて…」
言い淀むマリア・バース。
「私は義務を果たしてきた。責任も負ってきた」
胸を張ってそれは言える。アンポンタンな第一王子のせいで王妃教育大変だったしね。
「それとね、貴女知らないのかもしれないけど。王立学園に男装して通っててまさか知らないわけがないと思うんだけど…」
いやね、私もこの乙女ゲームやってた人間だから主人公がろくに授業も受けずに猫と遊んだり木に登ったりしてたのをね、知ってるんだけどね。この国の人間なら子どもでも知ってるんだけどね。
でもきっと固定観念ってあると思うんだ。乙女ゲームの華やかな世界。キラキラした舞踏会にヒラヒラのドレス。彼女がまさか気付いていないのではって今朝、何となく思ったので一応ここは確認しておきたい。
「この国、絶対王政じゃなくて、議会制だけど」
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