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出逢い
あの時
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あっ、、、、、
遂に避けていたサムが店に来た。
余りにもお店が暇だったので
渋々、お店の女の子に呼んでも良いと
オッケーを出した。
身体は大きく見た目もそのまま。
目も鋭くかすれた声。
カリスマとネットで書かれている
そのままの人。
私はそのお仕事の方が来ても
絶対に恋愛対象には当てはまらない。
「俺、一目惚れした」
そんな事を言われても、、、
私はまるで興味もない。
「絶対俺の女にする」
そんな言葉を発しても
右から左へ。
そんなお客様は大勢いる。
派手目な私はその手の方に
若い頃から好かれてしまう。
まっ、お店に通って貰って
そのうち飽きるだろうと。
気が付いたら半年。
ほぼ毎日のようにお店に通って
その熱意に私は落ちてしまった。
帰りの車で考えるようになっていった。
私は恋をしているのかと
自分に問いかける。
いや、ただのお客様だと自分に言い聞かせる。
うちのお店の女の子や
CLUBの後輩たちにも
口を酸っぱくして
言い続けてきたこと。
苦労するからヤクザの女には絶対なるなと。
心に問いかければ、問いかけるほど
自分の心と格闘する様になってしまった。
こんな事になるのなら
最後までお客様のままでいたら良かったのか。
今でも複雑な思いにかられる。
なぜ、私にしたの?
なぜ、私を選んだの?
毎日が苦しくなってきた。
これは恋?
好きになってはいけない人と
何度も言い聞かせる。
熱意に負けてしまった私が悪いのか。
みんなに反対されながら
二人は引き合ってしまった。
そんな話も二人で沢山したね。
初めてのアフターのお店
MAMA'Sには驚かされた。
わざとラブホの前で
タクシー止めて。
「ここで、、、」
「えっ、何処行くの?」
サムはニヤリとした。
蹴っ飛ばして帰ろうとしたら
ラブホを通過して歩いてMAMA'Sへ。
ほっとした事、今では笑える。
いつデートしてくれるのと
毎日のように電話。
電話するたびに
「僕の天使」なんて言ってたっけ。
私は天使ではなく悪魔よりではないかと。
「やっと俺の不二子ちゃん見つけた」って。
あなたの腕にはルパンと不二子ちゃんが
両腕に彫られている。
和彫と洋彫が混在している入れ墨だった。
私個人的には入れ墨は好きでは無い。
なぜなら16歳の頃に
入れ墨を入れようと彫り師の元へ。
中学生の頃から私の理想の入れ墨があり
それは龍の頭が右胸から肩にあり
太ももまで身体に巻きついているものが
掘りたかった。
しかし、その筋の人と行ったのだが
冷や汗をかきながら
大人の男の人が彫られていた。
「やっぱり辞める」と
帰ったのが今となれば正解だった。
スーパー銭湯に入れないところだった。
遂に避けていたサムが店に来た。
余りにもお店が暇だったので
渋々、お店の女の子に呼んでも良いと
オッケーを出した。
身体は大きく見た目もそのまま。
目も鋭くかすれた声。
カリスマとネットで書かれている
そのままの人。
私はそのお仕事の方が来ても
絶対に恋愛対象には当てはまらない。
「俺、一目惚れした」
そんな事を言われても、、、
私はまるで興味もない。
「絶対俺の女にする」
そんな言葉を発しても
右から左へ。
そんなお客様は大勢いる。
派手目な私はその手の方に
若い頃から好かれてしまう。
まっ、お店に通って貰って
そのうち飽きるだろうと。
気が付いたら半年。
ほぼ毎日のようにお店に通って
その熱意に私は落ちてしまった。
帰りの車で考えるようになっていった。
私は恋をしているのかと
自分に問いかける。
いや、ただのお客様だと自分に言い聞かせる。
うちのお店の女の子や
CLUBの後輩たちにも
口を酸っぱくして
言い続けてきたこと。
苦労するからヤクザの女には絶対なるなと。
心に問いかければ、問いかけるほど
自分の心と格闘する様になってしまった。
こんな事になるのなら
最後までお客様のままでいたら良かったのか。
今でも複雑な思いにかられる。
なぜ、私にしたの?
なぜ、私を選んだの?
毎日が苦しくなってきた。
これは恋?
好きになってはいけない人と
何度も言い聞かせる。
熱意に負けてしまった私が悪いのか。
みんなに反対されながら
二人は引き合ってしまった。
そんな話も二人で沢山したね。
初めてのアフターのお店
MAMA'Sには驚かされた。
わざとラブホの前で
タクシー止めて。
「ここで、、、」
「えっ、何処行くの?」
サムはニヤリとした。
蹴っ飛ばして帰ろうとしたら
ラブホを通過して歩いてMAMA'Sへ。
ほっとした事、今では笑える。
いつデートしてくれるのと
毎日のように電話。
電話するたびに
「僕の天使」なんて言ってたっけ。
私は天使ではなく悪魔よりではないかと。
「やっと俺の不二子ちゃん見つけた」って。
あなたの腕にはルパンと不二子ちゃんが
両腕に彫られている。
和彫と洋彫が混在している入れ墨だった。
私個人的には入れ墨は好きでは無い。
なぜなら16歳の頃に
入れ墨を入れようと彫り師の元へ。
中学生の頃から私の理想の入れ墨があり
それは龍の頭が右胸から肩にあり
太ももまで身体に巻きついているものが
掘りたかった。
しかし、その筋の人と行ったのだが
冷や汗をかきながら
大人の男の人が彫られていた。
「やっぱり辞める」と
帰ったのが今となれば正解だった。
スーパー銭湯に入れないところだった。
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