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お忍びで黒剣士
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金魚が逃げた。
ではない。
「さがせぇええええ、陛下を!我らが女神をさがせぇええええ!!」
「草の根、いや、細胞まで引き裂いてでも探すのだ!!!」
「へいかー、出てきてくださいぃいいウォルフリドへいかぁあーー」
そんな家臣たちの叫び声は聞こえない。
俺は今、ついにボイコットという名の冒険の旅へと繰り出していた。
髪の色は漆黒、瞳の色も漆黒、服装も漆黒のぴったりした生地に’動きやすい服装のものにしている。
軽めの漆黒のマントを羽織り、腰には先祖代々伝わるニホン刀という剣をベルトに挿している。
漆黒の剣士
どこからどう見ても普段のウォルフリドの面影のない新人冒険者である。
・・・なぜが街人からは遠巻きに見られているけれど。
目が輝いて俺を見る、まるで街中で有名人にでも出会ったような感じに見えるのは気の所為だろうか?
でも、いつものような感じ(謁見の間)には国民もおかしな様子を魅せていないので、俺だとバレていないはずなのだ。
うん、自信を持とう、こういうのは堂々としていればいいのだと王太子教育のお忍び術にも書いてあった間違いない。
この格好で行く場所は決まっている、冒険者の集う場所、冒険者ギルドだ。
ウォルフリドは王太子時代にはお忍びでよく遊びに街へ出かけていた。
なので街の構造はだいたい把握している。
勿論、冒険者ギルドの場所も知っている。
けれど中に入ったことはない。
入ろうとするといつもどこからか騎士団長がやってきて「ここは危ないのであります!御身が危険なのであります!」と言って入れてくれなかった。
王太子として遜色のない剣の腕を叩き込まれていた俺ですら危険だと言う猛者の集う場所、それが冒険者ギルド。
ウォルフリドにとって男の子の憧れ簿場所なのだ。
王様になって何故かレベルアップしたお忍び術で騎士団長を撒きに撒いて、今日ようやくこの場所に入ることができるのだ。
期待に胸がはずむ。
によによが止まらない。
いかん、ファーストコンタクトは印象が大事だ。
猛者の皆さんに好印象を抱いてもらい、教えを請うのだから笑顔は大切・・・
でも、俺のイメージ的にクールな黒の新人剣士と設定して形から入ってきたからにこやかなのも如何なものか?
冒険者ギルドの前で、美しい漆黒の少年が佇んでいると、衛兵に連絡が行くの、もう間近。
ではない。
「さがせぇええええ、陛下を!我らが女神をさがせぇええええ!!」
「草の根、いや、細胞まで引き裂いてでも探すのだ!!!」
「へいかー、出てきてくださいぃいいウォルフリドへいかぁあーー」
そんな家臣たちの叫び声は聞こえない。
俺は今、ついにボイコットという名の冒険の旅へと繰り出していた。
髪の色は漆黒、瞳の色も漆黒、服装も漆黒のぴったりした生地に’動きやすい服装のものにしている。
軽めの漆黒のマントを羽織り、腰には先祖代々伝わるニホン刀という剣をベルトに挿している。
漆黒の剣士
どこからどう見ても普段のウォルフリドの面影のない新人冒険者である。
・・・なぜが街人からは遠巻きに見られているけれど。
目が輝いて俺を見る、まるで街中で有名人にでも出会ったような感じに見えるのは気の所為だろうか?
でも、いつものような感じ(謁見の間)には国民もおかしな様子を魅せていないので、俺だとバレていないはずなのだ。
うん、自信を持とう、こういうのは堂々としていればいいのだと王太子教育のお忍び術にも書いてあった間違いない。
この格好で行く場所は決まっている、冒険者の集う場所、冒険者ギルドだ。
ウォルフリドは王太子時代にはお忍びでよく遊びに街へ出かけていた。
なので街の構造はだいたい把握している。
勿論、冒険者ギルドの場所も知っている。
けれど中に入ったことはない。
入ろうとするといつもどこからか騎士団長がやってきて「ここは危ないのであります!御身が危険なのであります!」と言って入れてくれなかった。
王太子として遜色のない剣の腕を叩き込まれていた俺ですら危険だと言う猛者の集う場所、それが冒険者ギルド。
ウォルフリドにとって男の子の憧れ簿場所なのだ。
王様になって何故かレベルアップしたお忍び術で騎士団長を撒きに撒いて、今日ようやくこの場所に入ることができるのだ。
期待に胸がはずむ。
によによが止まらない。
いかん、ファーストコンタクトは印象が大事だ。
猛者の皆さんに好印象を抱いてもらい、教えを請うのだから笑顔は大切・・・
でも、俺のイメージ的にクールな黒の新人剣士と設定して形から入ってきたからにこやかなのも如何なものか?
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