異世界転生(仮タイトル)

きこり

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第13話「エルの目標」

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パパとガルべスは額に手を当ててため息をつく。ドク爺はまだ怒り気味


「ロラン、いつ消えるんじゃ?」

「うーん、さっきの古代魔法ぐらいの魔力で作ったから・・・1年ぐらい?」

「あほ、すぐ消せ」

「は~い」

(1年て、近代魔法パないな)

ロランは魔法陣を消した。パパが心配そうに訊ねる

「ロラン、これをうちの子らに?」

「ここまではならないよ」

(説明プリーズ)

「私にも出来るの?」

姉ちゃんは食い気味だ

「ものすごく勉強しないと無理よ。王都の学園なんかと比べ物にならないぐらい。ただし出来たとしても私の様にならないよ?」

「どう言う事?」

「近代魔法は魔法陣と詠唱の魔力で発動するの。分かりやすい物なら、マジックバックね」

「うん」

「魔道具なのに魔石を必要としない。気づいてた?」

姉ちゃんは首を振る

「組み込んだ魔法陣と詠唱が勘違いして勝手に発動してるの。例えばこのバッグ」

特製と言う獲物の入ったマジックバッグを持つ。少し重そうだ

「これの詠唱には正確な体積と勘違いさせる容量が書かれてるの。容量は魔法陣と詠唱の魔力量で決まるの」
「軽量化は詠唱でここは月ですよーって勘違いさせてるの。これもその魔力量で維持できる時間が変わるわ」
「そして時間停止。作成した時の自転と公転の位置と1秒後の位置が何処になるのか書いてある。その間隔も魔力量次第よ」

「魔法陣と詠唱の魔力が少ないとどうなるの?」

「このバッグだと何も変わらないね。ただのバッグよ。
エルとエディの魔力なら・・そうね、増やせる容量はバッグ一つ分で維持は3日ぐらい。軽量化の時間は1日ほど。時間停止は半日ね」
「さっきの炎なら20秒無いぐらいかしら?」

(十分だ。あの威力で20秒なら魔獣も倒せそうだし、バッグも必要な時だけなら使える)

姉ちゃんは理解が及ばない様だったが、明確に出来る事を教えられてやる気に満ちた目になってきた。

「パパ!」

真剣にパパを見る

「エルが本気なら反対はしないが、どうだろうか?」

パパはドク爺を見る

「良いかも知れんな。お主の子らの為では無いぞ。ロランの為だ」

「ロランの?」

「古の魔法使い達は弟子をとり育て上げた。一人前になるのは独り立ちの時では無く、弟子を育てあげた時だと言われておる」

「魔法国家の魔法使い・・」

ドク爺は頷く

それは俺も狙っていた。前世でも習うより教える方が難しいと言われる事柄もあったのだ。
ロランが姉に近代魔法を教える事は、二人の成長に良い環境では無いか?

アオキの指南書があり、近代魔法を操るロランが居る。そして俺はアオキと同じ前世の記憶がある。姉ちゃんに教える事も可能なはずだ。

話はほぼ決まり、後はママの同意待ちになった
そして姉ちゃんの7歳の誕生日6月2日にパパが後見人となり冒険者登録。ギルドマスターも認めてくれる事になる。


時間は4刻半(約15時)になり、色々あって忘れていた昼食を皆で食べた。
そして馬に乗り帰宅を始める

まだ3歳手前の体では、さすがに眠くなりうとうとする。気がつくとロランが俺を後ろ向きに座らせ支えてくれていた。
俺はロランに抱きついて眠る


ーーーーー


ガルべスに抱えられ目が覚める。ギルドに着いていた。ロランとパパは受付に向かう。
姉ちゃんも眠そうに椅子に座りこんだ

俺が始めて見る受付嬢が居る。パパはティアさんの居場所を聞いて奥に入って行く。ロランは達成報告をする。

そしてパパが戻って来た

「サブマスターとジャンの所に行くかも知れん。エルとエディは先に帰ってるかい?」

「うん」

遠いけど歩けるからそう返事するとロランが来る

「私が送るよ」

「すまないな。国に調査依頼を出すならジャンを通した方が良いからな」

「ろらん、ほうしゅうは?」

「あまり使わないから預けてるのよ」

俺はガルべスに降ろしてもらってロランに抱きつき、俺を抱き上げ外に出る。
そしてポルに乗せてもらった。一番前が姉、間が俺で後ろ向き、後ろにロランだ。
再びロランに抱きついて眠った


「エディ、着いたよ」

姉ちゃんの声で目を覚ます。ロランに抱かれたまま玄関に向かう

(どうしたものか)

割と快適なので降ろしてもらうか悩む。そして姉が玄関を開ける

「ただいまー」

「おかえり。遅かったのね」

ママは先に帰宅していた。そして玄関に来る

「あらロラン?二人を送ってくれたの?」

「うん。エディットは遅くなりそうだったから」

「何かあったの?」

「地龍が出たのよ」

「本当?倒したの?」

「私を監視?していた冒険者がね」

「臨時収入は無いのね」

ママがちょっと期待していた様で残念そう

「ロラン、食事していく?」

「良いの?」

「ええ。遠慮は要らないわよ」

困った、あまりお腹が空いていない

「ごはん食べたばかり・・」

姉ちゃんが申し訳なさそうに言う

「そうなの?それじゃ休んでから湯あみする?」

「うん」


ロランとママは先に馬の世話をする。姉ちゃんが見ると言うので俺もついて来た。
薪置き場の一部を片付け、ママがマジックバックに入れていた餌を置く。そして桶に水を汲んでおいた。

ロランはポルの体を拭き、蹄の土を落としていく
ポルは賢いから逃げたりしないし、きちんと場所を用意すれば勝手に利用するらしい。

そうして家に戻った。リビングに入り、ここでママを説得しなければならない。

「ママ。私、冒険者になりたい」

「いいわよ」

一言で終わった。軽いなあ

「ママはどうしてぼうけんしゃになったの?」

聞いてみた

「シルヴェール・ロバルデューに憧れたからよ。レリーナもそう」

まだそこまで読んでいない?

「そうなの?」

「アンガスの跡を継いだのよ。公爵の推薦で王様に銀板の冒険者にしてもらって世界を回ったの。
そして領主の妻としてアオキを支える知識と人脈を得たのよ」

(なるほど。そうなるのか)

アオキ・セイジの話で盛り上がり、湯あみをする事になった。


我が家には風呂が無いけど、水道と風呂桶があれば風呂場が完成する所がある。
大きめの桶を2つ置き、洗い用と流し用に分け腰まで浸かって湯あみをしている。

姉ちゃんと一緒に桶に入り、体を洗ってもらっていた

そしたら戸が開いた。ロランが素っ裸で入って来る


その姿は、とても美しかった


ーーーーー


周囲の人が大きすぎて気付かなかったが、ロランは割と身長があり線が細く見え美しいのだ。

※ロランの身長165cm。人族の女性の平均が161ぐらい。男性は176ぐらい。

「ろらん?」

姉ちゃんも驚く

「ロランさんきれい」

「エルザが一緒に洗ってきなって」

そう言い同じ桶に入る。俺を抱き寄せ、いきなり洗いだす。姉も負けじと一緒に洗ってくれる

「ちょ・ちょっと・」

二人ともヤバいです、自重してください。体格差もあり抗えず、思いっきり洗われて行く。


3歳ほどの体に助けられた。下半身は反応しなかった
そしてパパだけでなく、ママもかなりアバウトな人種だなと理解した

「今度はエディが手伝って」

そう言いロランは自分の体を拭いて行く。仕方なく手伝うが・・


ロランは普段から真っ黒なローブを身に付けてるので気が付かなかったが、とても綺麗だ。
銀髪ロングの美少女。それもそうか、伯爵が手を出した妾の子。母親も綺麗なんだろう。

肌はいつもローブを着ているせいか、真っ白である。ドキドキしながら拭いて行く。
出るとこはやや控えめな感じだ。普通の3歳なら気にしないだろうが俺はそうじゃない。


「ロランさん綺麗ですね」

姉が自分を拭きながら関心する

「ありがと」

本気にしてないのか、さらっと返事した

全身洗い終わり湯を掛け、別の桶に3人で入る。姉ちゃんは俺を後ろから抱き寄せている。これはいつもの事。
困ったのは、眼前にロランが居る事。湯を手ですくい肩に掛ける・・色っぽいのだ

ロランを見てると目が合い、手をついて顔を近づけてきた

「どうしたのエディ?」

(その体勢、アカン奴です)

「ろ・・ろらんってきれいだね」

焦って誤魔化す言葉が出なかった

「うれしい」

そう言い手を頬に当て赤くなる。そこで恥じらうのか?全裸を恥じらえよ!

そして顔を近づけて俺にキスをする。なんか色々諦める事にした。
そしたら姉ちゃんも負けじとキスをしてくる。姉よ、張り合うのはやめてくれ。


3人揃ってまるで子供だなと思いながら話題を変える。まあ俺と姉ちゃんは子供なんだが

「ろらん、きんだいまほうのべんきょうってどこでするの?」

「指南書はギルドか領主のお家だから、ギルドかな?」

「借りられないの?」

「難しいと思うよ?」

図書館では近代魔法の勉強は出来ないか・・

「簡単なのなら私が手引書みたいなの作るよ」

姉ちゃんが食い付く

「作れるの?」

「うん。一部なら指南書無くても教えれるよ」

(ロランに頼んで正解だな)

「一緒に暮らせたら何時でも勉強できるのにね」

「家族が良いって言うなら良いよ?」

「本当?」

姉ちゃんが立ち上がった。いや、しかし姉よ・・それって俺の貞操がヤバくね?

「パパが帰ったら話してみるね!」

「うん」

ロランが何かしおらしい・・。もしかして家族愛に飢えてるとか?

「でもポルも居るから、馬の場所も考えてあげてね」

「冒険者って馬のお世話もするんでしょ?私も頑張る」

「ありがとう」

どうやら姉はロランと一緒に居たい様だ。まあ憧れてるみたいだしな

ーーーーー

湯あみを終え服を着た。ロランはママのお古のワンピースを着ている。すげえ新鮮だ
姉ちゃんがもう少し大きくなった時の為に、古着を仕立て直して置いてたらしい。

上着次第でフォーマルにもなりそうな、薄いグレーに紺色のチェック柄。銀髪が映える。
少しキツイのか胸元が強調され、丈も短いので真っ白な腕と脚を覗かせる

チラチラ見ながら前世で彼女が居た頃を思いだした。
会社員の時で特別な関係にはならなかったが、家に来て無防備に振舞う元カノの姿を思い出す。


「ロランってお洒落すると結構似合いそうね」

ママがロランを眺める。結構どころでは無い

「ロラン、いくつか服を見繕ってみない?」

「ローブを着るから中は何でも良いよ」

「勿体ないでしょ?」

姉ちゃんもノる

「ロランさんキレイだから可愛い服着ようよ」

ロランは困った顔をする

「エディは可愛い服のがいい?」

(俺に振らないで)

「わんぴーすにあってるよ」

「そお?」

ロランは嬉しそうにする。喜ばれると複雑な気分になるな


姉ちゃんとママがロランで盛り上がってるとパパが帰って来た。

「ただいま」

「「「おかえりー」」」

「うん?お友達かな?」

「「「?」」」

「いらっしゃい。何処のお家の子なのかな?」

ロランとママに向けて話す。ママが笑いだした

「あははは・・っ、ロランよ」

「ええ?」

「気付かなかったの?」

ロランはそう言い呆れた目をする

「あ、いや・・ローブ以外の服は初めて見たな」

「綺麗なもんでしょ?」

何故かママが自慢げだ

「そうだな。普段からこの格好なら婿探しは困らないな」

「エディがいるからいいよ」

(おい)

「そうか」

(パパも突っ込めよ)

「それじゃ、パッパと夕食の準備するわね」

ママが台所に行く。姉とロランが手伝いに行った
3人母子、いや、3人姉妹みたいに楽しそうに準備を進める。


年頃の美少女が一人増えるだけで、我が家はとても華やいだ
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