美しい殺し屋

ミニマリスト憂希

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小学生の依頼④

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次の日

「わぁ~ うさぎさん げんきー」

毎日小石や砂だらけだった飼育小屋が
綺麗だ
それにうさぎ達も元気そうにぴょんぴょん跳ねていた

キーンコーンカーンコーン
タタタタッ

真が学校外の塀にいると
女の子が走ってきた

「お姉ちゃん!ありがとう!!
わるいひと たいじしてくれたんでしょ?」

「ああ これでうさぎさん達も
元気に暮らせるよ よかったね」

「ありがとう~!お礼にこれあげる!」

「これは?うさぎのバッジ!
私が作ったんだよ」

「へぇ~ 上手だね」

「バイバイ~」

少女からバッジを貰い 胸ポケットにしまう真
子供の依頼だったがどこか嬉しそうだ



その頃
病室で…

「あんな依頼…受けても良かったんですか?」

「ええ…私でも受けるわよ?」

「まさか!」

「私だってお金で依頼受けてる訳じゃないのよ?」

「ええっ それは分かってますが…」

「真にはね…殺し屋としての腕だけじゃなくて 優しい殺し屋さんになってほしいの」

「優しい殺し屋ですか?」

「依頼料の為だけじゃなくて 
弱き者を救う為の殺し屋になってもらいたいのよ」

「そうですか…」

「次の依頼は…」

「ええっ わかってます」

「ムー お願いね…」
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