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魔法の手☆
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倉庫で、次回使う騎士たちの練習道具を探していたものが見つかったのだが、少し高い位置にあり、なかなか取れない。
「これか・・・?」
背伸びしていると、後ろから大きな手が伸びてきた。バランスを少し崩し、後ろ側に少し倒れると背中に筋肉でムッチリとした胸板を感じて、レイはドキリとした。
「・・・あ・・・ありがとうございます。ジェイク団長・・・もう普通に歩けるようになったんですね」
「ああ・・・」
ジェイクはその場から動かない。それどころか後ろからレイの髪を持ち上げ、片側に持っていった。
(近い、近いから──!!)
ジェイクの男らしい匂いが鼻をかすめる。運動をして汗をかいたのか、いつもより強い匂いなのだが、臭くはなく、いつまでも嗅いでいたいと思えるような匂いだ。
──ゴクン
「お前、すっげーイイ匂いする」
ジェイクがレイの首筋に鼻を近づけた。良い匂いをするのはそちらであると言いたいが、レイは固まって何も言えなかった。ジェイクは首筋をツーっと舐めた。
「んん・・・」
ゾクゾクと背筋から電気が走る。ジェイクは耳の裏を舐めながら耳の中に指を入れる。
「耳、感じてんのか?」
「はぁぁあん・・・」
ジェイクのバリトンボイスが最終打撃となりレイは甲高い喘ぎ声を上げた。
「やらしー声・・・もっと聞かせろ」
ジェイクは何度も耳を責める。レイは足に力が入らなくなり、子鹿のように足を震わせる。
「足、少し開け」
ジェイクはレイに少し足を開かせた。するとジェイクは手をレイのスカートの中に入れ、下着の上を撫でた。
「ん・・・だめです・・・ジェイク団長・・・」
「そんな欲求不満な顔して言われてもな・・・信憑性ないぞ。さっきもいやらしい目で俺を見てただろう?団員たちの前で起ちそうになって大変だったんだからな」
実際あの日から、レイは今まで眠っていた性欲が目を覚まし、ジェイクとセルに会うだけで胸の頂が立ち上がる感覚がするのだ。
(二人の色気に・・・やられちゃったのかな・・・)
「正直に言え・・・レイ」
「っ・・・」
「言わないのか?体に聞くしかないな・・・」
ジェイクはレイの下着の上を刺激の足りない力で、触った。
「っ・・・」
ジェイクはレイの花弁を下着の上から刺激し始めた。
「んんん・・・はぁ・・・」
「すごい濡れてるぞ・・・俺たちをしゃぶってたときもこうなってたのか?」
「ん・・・そんな事ないっ・・・」
「嘘つくなんて、悪い子だ・・・セルにちゃんと報告してお仕置きしてもらわないとだな・・・」
「や・・・い、言わないで・・・」
レイは二人の仲介役であるだけなのに、興奮していたとバレてほしくない。
「今は体だけが、正直だ・・・」
ジェイクはレイの下着の中に手を入れた。そしてレイの花弁をくるくると指で擦った。
「はぁっ・・・ああああっ」
時間をかけて、ゆっくりと指を擦り、徐々にスピードを上げていく。前世では尽くすことばかりで、レイに対してこんなに時間をかけて高めてもらったことはない。
(ヤバい・・・イきそうっ・・・)
手だけでイかされそうになるのは初めてだ。前世の彼氏と本番をしても、ほとんどレイがイくことはなかったくらいだ。
「はぁっ・・・ああああ、ダメ、はぁああ」
「イきそうか?クリトリス擦っただけで、やらしい汁が、こんなグチュグチュだ」
ジェイクはレイの愛液を花弁に擦り付けながら、前後左右に親指と人差し指を激しく擦った。レイは海老のように背中を反らし、快感を逃そうとするも、ジェイクはそれを許さない。
「イけ・・・レイ」
「はぁああああああああ!!」
レイは激しくイってしまう。汗が吹き出し、呼吸も荒くなる。
「いいイきっぷりだ。ほら、お前のせいでこんなになっちゃったじゃねえか。責任とれ」
大きく起ち上がったジェイクのイチモツが露になる。
「お前のイき顔がよすぎて、もうすぐに出そうだ」
結局ジェイクは連続で三回も射精することとなった。レイはゲーム中のジェイクを思い出す。
(万年発情期って言葉・・・誇張じゃなかった・・・)
ゲーム中に集めることのできるジェイクとセルのスチルのシチュエーションは一番多いのだ。そしてゲーム中に一番遭遇できるのもこの二人だ。やっている場所も回数も多いので、必然的にそうなるのであろう。
(しかも・・・上手すぎでしょ・・・)
同性が好きな男性は、女性に対しての知識はあまりないと思っていた。しかし、レイは彼の手によって、あっという間にイかされてしまったのだ。
(魔法の手、とも呼ばれてたけど・・・女性に対しても有効だったのね)
セルは元々ノーマルな少年だった。酔っぱらって開放的になったセルが、「僕をイかせてくれたら付き合ってあげる」と言って、ジェイクはセルをあっという間にイかせてしまったのだ。悔しくなったセルは、まぐれだと怒ったのだが、二回目もあっという間にイってしまったのだ。それから彼はファンたちの間でマジックハンドと呼ばれるようになった。
「レイ、仕事戻ろうか」
「は・・・はい・・・」
あっさりと無表情の団長モードに戻ったジェイクを横目にレイはため息をついて仕事に戻った。
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