転生腐女子令嬢は二人の♂♂の受けとなった。

ほのじー

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「んん・・・あれ、ここは?」
「ああ、気がついたね。ここは僕の部屋だよ」


エリカは大きなキングサイズのベッドに寝ていた。天井は高く、布団は羽毛のように軽い。そのベッドの脇でレオンとビッグがエリカを心配そうに見ていた。


「あ・・・私、さっき・・・」


エリカはあの後少し意識を失っていたようで、あれから三十分程経っているそうだ。エリカは先ほどの恐怖を思いだし、涙を流した。


「ふえぇ・・・怖かった・・・」
「よしよし、怖かったね、エリカ」
「聞こえたぞ、お前が俺らの助けを呼んでる声」


レオンとビッグはエリカが会場にいないことを不審に思い、ビッグがエリカを探していたようだ。レオンも彼と話したがる令嬢たちを撒いて、抜け出してきたそうだ。するとエリカのか弱い声が聞こえてきたらしい。


「気持ち悪かったの・・・私、レオン王子と、ビッグ団長以外に触られると思ったら・・・嫌だった」
「エリカ・・・」
「私の初めても・・・二人じゃなきゃ嫌・・・私、私・・・レオン王子と、ビッグ団長が・・・」


エリカは一瞬目を瞑り、ゆっくり瞼を開けて二人を見た。


「好きなの・・・」


撃沈するのを覚悟にエリカは勇気を振り絞り告白する。エリカは二人の拒否の言葉を待った。しかしビッグとレオンは顔を見合せ、最高の笑顔でエリカを抱き締めた。二人から発する言葉は、拒否ではなかったのだ。


「エリカっ・・・愛してる・・・」
「俺もお前を愛してる・・・」


(え・・・二人が、私を・・・?)


エリカは混乱する。二人はエリカの震える手をギュッと握りしめた。


「嬉しいよ・・・エリカ。僕は君と婚約破棄するつもりなんか、鼻からなかったんだ。でも、君がこんなことになるなら・・・婚約破棄するフリさえもしなければ良かった・・・」
「俺は始めから反対だったんだぞ。可愛いエリカを狙う狼を影から追い払うのは大変だったんだから」


(え・・・始めから・・・私と結婚しようと思ってたってこと・・・?)


エリカは二人に踊らされていたようだ。それも知らずにエリカは仮初めの婚約者を演じていたのだ。


「じゃあ私、ずっとそれを知らずに・・・二人の愛を応援し続けてたの?」
「あ、まあ・・・そうなるな」


ビッグは鼻を掻きならが目を逸らせる。


「でもまあ、エリカも僕たちを好きになってくれたってことで・・・」
「ああ、エリカ・・・もう準備はいいだろう?今日はお前を、犯すぞ」


(っ・・・)


エリカはその言葉に心臓がドキリと跳ねた。それはエリカが今一番欲しいものでもあった。


「欲しい・・・お願い・・・ちょうだい」


ビッグとレオンはエリカの首筋を舐め、ドレスの上部分を脱がせた。露になった両胸を二人に触れられるだけで絶頂を迎えてしまいそうだ。


「あぁあ・・・ん、なんか、変っ・・・」
「媚薬がまだ残ってるね・・・ちゃんと成分がなくなるまで相手してあげるから、安心して」


レオンは胸の頂を何度も摘まみ、ビッグはドレスのスカートをスルリと脱がせた。もう洪水になったエリカのクリトリスを舌で舐めながら、指を入れ、花弁と中を同時に責めた。


「あぁあああ!!気持ちいい・・・」
「何回かビッグのお口でイっておこうか、エリカ」
「はぁぁああ、・・・イくの、止まらないっ・・・」


ビッグがゆっくりと指を抜き差しすると、エリカは尿意に似た何かが迫ってくるのを感じた。


「あ、だめ、おしっこでちゃうっ・・・やめてっ、お願い・・・」
「大丈夫、そのまま感じておくんだ、エリカ」


(だめ、恥ずかしいから・・・出ちゃうっ)


──プシャァァアアア


エリカから透明の液体が吹き出る。


「すごい、大胆に潮噴いたね、エリカ」


(潮・・・これが、潮噴くって感覚・・・?)


ビッグはそれをペチャペチャと舐めている。エリカはおしっこを舐められているようで恥ずかしくて堪らなくなった。


「エリカ、もう、受け入れてくれるでしょ?」


(これ、今から私の中に・・・)


「今まで指でいっぱい練習してきたもんな」


レオンの肉棒は、エリカのためにもう準備万端である。レオンはエリカの両足を持ち、エリカの中にゆっくりと侵入していく。エリカの膣が徐々に開けられ、レオンのモノを受け入れていく。


「ああ、まだキツいよ、エリカ。いっぱい入れて、もっと広げてあげるからね」
「んんん・・・」
「エリカ、リラックスしろ」


ビッグがエリカの口に舌を入れ、エリカを蕩けさせる。徐々に力が抜け、レオンのイチモツがエリカの奥まで入る。


「奥まで入ったよ、エリカ」
「どうだ、エリカの中は・・・」
「暖かくて・・・ああ、すごい。既に僕の形を覚えてくれようとしてる」


ビッグはエリカの手を握り途中涙が滲む頬や、額にキスを浴びせる。


「動くよ、エリカ」
「はぁああん、ふぁあん」


レオンがエリカの中で、ゆっくりと動き出す。少し上に反ったレオンのイチモツは、エリカの気持ちいい場所を擦り、すぐに痛みは快感になっていく。


「あっ・・・はぁ・・・」
「エリカ、気持ちい?」
「すごい、気持ちいい・・・当たる、イイとこ、いっぱい当たるの・・・」


ビッグはエリカの髪を撫でながら自身のモノを手で扱きだした。エリカはそれを見て口を開ける。


「ビッグ団長・・・ちょうだい」
「っ・・・」

エリカは体位を変えさせられ、四つん這いの状態となった。ビッグの巨根をしゃぶりながら、後ろからレオンに突かれている。


「ああ、始めは手加減しようと思ったが・・・無理だ・・・エリカがよすぎて・・・無茶苦茶にしてやりたくなる」
「始めてで、口とおまんこで僕らを受け入れる子だもんね・・・とっても欲張りさんだね、エリカ」


(私って・・・本当欲張り・・・)


エリカはもう一人では満足できない。ビッグとレオンの両方が欲しいのだ。


「ああ、イくよ、エリカ」
「俺もイくぞ」
「ん、ん、んんん・・・」


──ブチュン、プチュン、パチュン


粘液が擦れる様々な音が部屋に鳴り響く。エリカは気持ち良すぎて思ったより早く果ててしまう。次にビッグ、そしてレオンが続き、三人共ベッドに沈んだ。


「はぁっ・・・はぁ・・・」
「はあっ・・・」


なかなか真っ白な世界一から戻ってこれなかったが、気づいた時には二人の手をキツく握っていた。エリカは左右交互にビッグとレオンを見た。


「レオン王子・・・ビッグ団長・・・好き・・・愛してる・・・」


その夜エリカは二人に抱きしめられながら、少し暑苦しいが心地よい眠りについた。
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