復讐者は禁断魔術師~沈黙の聖戦~

黒い乙さん

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第37話 案内人は最弱の魔人

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「ゲルガー!」

 口から出した音声がトリガーであったかのように、俺の視界に飛び込む光景が一瞬でコマ送りのようにゆっくりとした世界に変化する。
 同時に向上した視力が伝えてくる憎き敵の姿は、突然自らに降りかかってきた魔術を怪訝そうな表情で炎の盾で振り払っている所だった。
 突然の襲撃に驚いているようにも見えるが、即座に対応しているあたり、常に追手の存在は考慮に入れていたのかもしれない。

 そんな相手に向かって減速した世界の中を走り抜ける俺とアスラだったが、行く手を阻むように動き出した幻獣達の動きに合わせて本来のフォーメーションへと移行していく。
 即ち、最前列に最強の剣を置いたまま、俺が一歩後ろからフォローしていくスタイルだ。
 俺はゲルガーに意識を繋げたままの状態で即座にドリスに意識を這わせると、幻獣達に向かって構成を放つ。
 それに合わせて、ドリスを介して方向性を示された魔力は無数の蔦へと形を変えて、数十はいるであろう幻獣達の動きを止める事に成功した。
 嘗ては獣人であったとはいえ、曲がりなりにも幻獣。その拘束時間は長くはないだろうが、今の俺達にはそれだけで十分だった。

「おおおおおオオオおおオオォッ!」

 気合い一閃。
 常人を遥かに超えた速度で動いていた筈の俺よりも更に上回る動きでもってアスラの振るう赤き刃が、戦うには明らかに軽装である旅装束の男に向かって振り下ろされる。
 が、旅装束姿のレアンドロは特に驚いた様子も見せずに一歩後退すると、右手で腰に差した長剣を引き抜きながら、足元から炎の壁を現出させる。
 
 しかしアスラは止まらない。
 魔術の炎など関係ないとばかりに踏み込むと、更に一歩前に出る。

 俺もそれが只の炎だったのならアスラと同様に突っ込んだだろう。
 しかし、出現した魔術の炎がアスラのマントとレアンドロの旅装束の一部を切り裂きながら舞い上がった所で構成を変化させた。

「フラウ!」

 あくまで繋げた意識はそのままに、追加構成した意識の絆は俺の魔力を大量に奪っていったがそれに構っている状況ではない。
 足を止め、地面に叩き付けた俺の左手の平を中心として、乾いた音を立てながら純白の地面が広がり、辺りを氷霧が包み込んだ。
 氷の精霊の凍結魔法により周囲に存在していた地に足をつけた者の動きを軒並み止めるつもりだったのだが、止める事が出来たのは蔦の拘束を振り切って此方に近づいてきた幻獣5頭と、風と炎の合成魔術のみだった。

 しかし、周囲を純白に染め上げるほどに低下した気温の中でも止まる事を拒否した二人も、やがて甲高い金属を打ち合う音と共に動きを止める。
 白刃と赤刃を中心として向き合う二つの顔。
 一人は鋭い眼光を目の前の男に叩き付ける赤髪の男。
 対するのは今この状況に陥っても怪訝なままの眼差しを向ける黒髪の男だった。

「随分物騒な挨拶だけど、これが最近の冒険者のマナーなのかな?」
「貴様……ふざけているのか!?」

 あくまで冷静に訊ねてくるレアンドロに対して、アスラは歯を剥き出すようにその表情を怒りに染めた。
 最も、今回の襲撃はこちらの不意打ちのようなものだったから、レアンドロの感想ももっともだろう。
 ならば、こちらの目的を自覚させてやればいい。

「久しぶりだな。レアンドロ」
「……誰?」

 そう思って掛けた言葉だったが、レアンドロは俺に視線を向けた後に本当にわからないというように眉をしかめた。
 どうやら、4年という月日は加害者が被害者を忘れるのに十分な時間だったらしい。
 だが、そんなレアンドロの表情も、次の瞬間には文字通り水に流され見えなくなる。

 恐らくフィリスの使った水の魔術だろう。俺の後方上部から轟音を立てながらレアンドロに向かって炸裂する巨大な水球。
 そう、炸裂した。
 撃ち込まれた場所がフラウの発動範囲だったからだろう。撃ち込まれた水球はその一部が凍結し、辺りに無数の氷の弾丸を生み出した。
 更に着弾し、レアンドロを追うように弾けた水も凍りつき、その姿はさながら巨大な鳳仙花だ。
 それが狙ったものなのかはわからないが、もしも狙ったものだったなら俺達なら避けると確信して敢えて魔術の有効範囲に俺達を含めたまま発動したことになる。まあ、実際当たっていないし氷の弾丸で先ほど俺が動きを止めた幻獣にダメージを与える事が出来たわけだから別に構わないといえば構わないのだが……。

「ん? そこにいる魔術師の服装は……」

 魔術の攻撃を後方に飛んで躱した後に術の発生源を確認したのだろう。特にダメージを受けているように見えないレアンドロがようやく納得したような声を出す。

「キリスティア王国の紋章の入った白いローブ。成程。君達は僕を捕らえに来た追手というわけだね。でも、残念だったね」

 レアンドロは俺たちの姿をぐるりと見まわした後、薄っすら笑う。

「君達が救いに来た獣人達はもういない。ここにいるのは──」

 そして、両手を広げて目の前でたむろう獣人達を、まるでずっと欲しかった玩具を自慢する子供のような笑顔で言い放った。

「──嘗て獣人だったというだけの化け物共だけだ」
「貴様ぁぁぁぁっ!!」

 レアンドロの言葉が終わった瞬間、アスラが絶叫しながら突進し、周囲の魔力量が一気に増幅した事を体感する。
 アスラだけではない。フィリスも、そしてリディアもレアンドロの言葉に逆上したのか大きな魔術を展開し、レアンドロ自身も対抗するために魔術の構成を編んだのだろう。
 この一時で高位クラスの魔術師3人と魔力を媒介とする魔道具を身に着けたアスラの攻防が始まった事で周囲の魔力量が一気に増大した。
 対する俺は戦闘態勢に移行はしたが、フラウの意識を断ち切るだけでアスラのようには駈け出さない。
 
 何かがおかしい。

 当然俺自身にも怒りはある。
 故郷の人たちの敵。
 何より、ずっと追ってきた相手なのだ。
 
 それなのに、あの瞬間に俺が感じたのは怒りよりもむしろ違和感だった。
 皆が感じていない違和感を俺が感じたのは、このメンバーの中で以前のレアンドロを知っているのが俺1人だけだという事もあるだろう。
 ならば、俺は嘗てのレアンドロとさっきのレアンドロを比較して何かしらの違和感を感じ取ったというべきだろうか?
 それなら、以前のレアンドロとさっきのレアンドロの違いは何だ?
 
 視線の先にいるレアンドロは、今はアスラと刃を交えながらもリディアとフィリスの魔術をあしらっている。
 とはいえ、その様子は決して楽にこなしているわけではなく、あと少しの決定力──例えば俺の──があれば、簡単に崩せそうに見える。
 現に、リディアなどは一歩引いている俺に対して不思議そうな視線を向けていた。
 逆に、アスラとフィリスは頭に血が上っているのか、闇雲に攻撃をしているように見える。

 嘗てのレアンドロを思い出す。

 俺の中にいるあの男は、必要のない争いは極力しない男だった。それこそ、子供を殺す事さえ躊躇うような。
 そんなレアンドロが、容赦なく事を運ぶ時はどんな時だったか?
 奴は言った。
 仕事だからと。
 仕事ならば相手が子供であっても殺す事が出来る……と。

 現に、あの襲撃の時に俺とレイラは致命傷こそ与えられたものの、止めを刺される事は無かった。
 連れ去られた獣人達も、あの時点では殺されては居なかった。あの場にいたレアンドロの仲間達もだ。
 
『数十の人間と、数百の獣人を“殺害”した、最悪の殺人犯です』

 そうだ。
 今思えば、フィリスが今回アスラに報告した内容を聞いた時も、俺は小さな違和感を感じてはいなかったか?
 俺が知りうる範囲でレアンドロが“殺人”を犯したのは俺たちの村を襲った時と、フィリスが語った先生の部隊が交戦した時。そして、もう一つが──

──ガルニア風穴で仲間を実験に使ったと思われる時。

 俺は走る。
 ゲルガーとは意識を繋げたままだったので、周りにいる幻獣達よりも今の俺の運動能力は優れている。
 特に戦闘するわけでもなく、ただ、レアンドロに近づくだけならばさしたる労力にもならない。
 レアンドロに近づきながら、俺はもう思い出していた。
 レアンドロという男は基本的には争いは好まない性格だが、積極的に殺人を犯す瞬間が存在する。
 それは、そういった依頼を受けた時と、自らの目的を果たす時だ。
 ならば、レアンドロの今回の目的は何だ?
 思い出されるのはガルニア風穴にあった氷の塊があった部屋と、先生がレアンドロと交戦したという流砂の砂漠の遺跡。
 その二つの場所の共通点は、精霊力が異常に高い場所という部分だ。
 
 それを考えた場合、今俺達がいる場所はどんな場所なのか?
 
 そして、その二ヶ所でレアンドロは何をした?

 ──答えは一つしか無かった。

 走る先に目を向ける。
 既に目的の場所は目と鼻の先になり、右手と左手にそれぞれ白刃と赤刃を携えたアスラが、レアンドロに対して赤刃を振りかざしている所だった。
 更にはフィリスとリディアの魔術師二人も当初に比べるとかなり近い位置にまで近づいてアスラのサポートをしている。
 そして、対するレアンドロは……似つかわしくない邪悪な笑みを張り付かせていた。

「わが魔力を喰らえ! ウィザードバイト!」
「ファイヤーブリザード!」
「アスラ!! そこから離れろ!!」

 三つの声が重なった。
 
 しかし、その行動は三者三様。

 魔力を与えられ真っ赤に発光した魔剣を振り下ろすアスラ。
 2つの魔術を同時展開した合成魔術を発動し、発動範囲にいる存在をこの場に“縫い付けようとしている”レアンドロ。
 そして、間に合わないと思いつつも、レアンドロの魔術を相殺するためにフラウの凍結魔術を発動させる俺。

 この攻防で俺にとっての誤算が2つあった。
 一つは俺の接近に気づいていた筈のアスラが俺の忠告を無視してレアンドロに切りかかった事。
 もう一つは凍結魔法を使用する事が出来ないと思っていたレアンドロが凍結魔法を使用してきた所。
 その結果──

 レアンドロの魔術の相殺、そして、あわよくばアスラとレアンドロを止めようとしていた俺の魔術が逆にレアンドロの魔術で相殺され、魔力を吸収する剣を持ったアスラの剣劇はレアンドロの魔術を込めた長剣に止められる。
 その中で残ったものは、発動されたレアンドロの氷と炎の合成魔術。
 俺とアスラは炎で焼かれた後に氷の刃に足を止められ、とっさに対抗しようとしたフィリスとリディアの魔術はレアンドロの魔術に飲まれ、発生した砂埃と水蒸気によりこちらの視界から姿を消した。

 その様子に一瞬二人の安否に意識が向きかけた俺だったが、おぞましい感覚と共にその余裕がなくなって膝を付いてしまった。
 この感覚には覚えがあった。
 以前ジャックフロストと対峙した時、フラウをこの身に降ろした時に感じた感覚だ。
 
 即ち、精霊に意識を喰われかける感覚──

「があああああああああああぁぁっ!!」

 叫び声に反応して視界を向ければ、レアンドロに剣を受け止められた格好で、アスラが苦悶の表情を浮かべている所だった。
 ここにきてようやくわかった。
 レアンドロの目的は獣人族の幻獣化などでは無かったのだ。
 幻獣化に獣人を使ったのは、あくまで実験に過ぎなかったのだろう。
 
 レアンドロの求めたもの。
 
 それは、人を人非ざる姿に変える事。

 その為に精霊力の強い場所に人間をおびき寄せる必要があったのだ。
 その場所に漂う精霊力を直接人間に注ぎ込むために。
 
 アスラは魔力に対しての抵抗力が強い。
 俺は精霊魔術師故に精神の綱引きは経験上耐性があった。
 フィリスとリディアは近づいてきていたとはいえレアンドロとの距離は離れていた。
 だから、直ぐに幻獣化するという事は無かったが、ここまで強力な精霊力を注ぎ込まれて、長い時間耐える事は不可能だった。もしも、無理矢理にこの力を抑えつけたなら、自らの生命力を削り落とす事になるだろう。
 そう。
 王都で命を落とした先生のように……。

「……これで終わり……だ」

 先ほどまでと一転して静かな、落ち着いた声音でレアンドロが呟く。

「今回君達がその身を幻獣に変える事で、僕は目的を達成するための手段を手にする事が出来るだろう。その点に関してはとても感謝しているよ」

 レアンドロは目的を達成するための手段と言った。
 つまり、人間を幻獣化する事以外に目的があるという事だろう。
 しかし、今の俺は己の内に入り込んだ異物との戦いで、それ以上の事を考える事など出来なかったが。

「特に、“あの状況”から生還して再び僕の前に現れてくれた少年には心から大きな敬意を表するよ」

 ……出来なかった筈だが、その言葉からレアンドロが初めから俺の事を覚えていたという事に気が付き、どうしようもない怒りが沸いてくる。
 恐らく、今回戦う前に俺の事を初対面のように扱ったのも、俺の感情を乱す意味合いがあったのだろう。

「でも……残念だね」

 そんな俺の怒りも知らず、レアンドロは落ち着いた様子で淡々と続ける。

「あの逆境を跳ね返せるような男なら、きっと僕を殺せるような存在になると思っていた。それが僕の見込み違いだったのか、僕が強くなりすぎてしまったのかはわからない。でも……」

 呟きながらゆっくりと俺の前に歩いてきたレアンドロだったが、足を止めると手にしていた赤く染まっている長剣を俺に向ける。
 忘れるはずがない。
 この剣と魔術は、一度俺とレイラが胸を貫かれた魔術そのものだったから。
 
「折角の縁だ。君だけには2つのどちらかを選ばせてあげるよ。今ここで僕の手で“人として”の死を迎えるか、醜い化け物となって軍隊に蹂躙されるか」

 向けられた切っ先と、レアンドロの目を見た後、俺はレアンドロの背後に目を向ける。
 鍔迫り合いという支え棒を失ったアスラは膝をつき、ヒューヒューと荒い息をついている。
 フィリスとリディアの姿も見えない。
 どうやら、この男の言う通り、俺にとってはこのあたりが長い旅の終着点になるらしい。
 
 でも、そうだとしても、ここまで追ってきた存在に、何故こちらからお願いする事があるというのか。
 そんなもの、ありはしなかった。

「そうかい」

 俺の目を見て何かを納得したのだろうか。
 レアンドロは少しだけ長い溜息を吐いた後、ゆっくりと手にした剣を振り上げる。
 その表情は本当に残念そうで、嘗て『子供を殺したくない』と口にした青年の表情と妙に被った。

「残念だよ……。本当にッ!?」

 全てが終わる筈だった。

 俺は死に、アスラやリディア達は幻獣となり、キリスティアの部隊に駆逐される。
 そうなる筈だった。
 なのに、今目の前に広がる光景は一体なんだ?

 俺に最後の言葉を投げかけて、剣を振り下ろそうとしたレアンドロが突然横から現れた突風に吹き飛ばされた。
 その突風は赤い軌跡を残して駆け抜けると、栗色の髪を大きく揺らし、さながら竜巻のように旋回した。
 回転した後に現れたのは煌々と輝く金色の瞳。
 両手に嵌めたグローブが甲の部分に埋め込まれた宝玉を中心として真っ赤に発光している。
 そして、先ほどまではふわりと風に舞っていた美しい栗色の髪は、ザワザワと大きく逆立っていき、今では怒ったハリネズミのようになっている。
 
 俺は知っている。この突風を。

 ある時は雪の巨人と対峙した時に。

 ある時は冷気の精霊と対峙した時に。

 どうしようもない絶望に打ちひしがれた時、必ずこの突風が吹き荒れて、俺のちっぽけな絶望を簡単に吹き飛ばしてしまうのだ。

「残念だが、そこの精霊使いが選択するのは3つ目の選択だ」

 そして、後方から聞こえるのは聞き覚えのある男の声。

「化け物に変貌などせず、ましてや、この場で死ぬ事などもありえ無い。私を倒した男が貴様ごときに遅れを取ると思っているのか?」

 その男はかつて内包していた巨大な魔力は失って、今感じる事が出来るのはせいぜい人間の上級魔術師程度でしかない。
 しかし、その身に纏う威圧感だけは何故か嘗てと変わらなかった。

「その男の3つ目の選択。それは貴様を殺し、最強の魔術を手にして凱旋することだ。その姿を見る為だけに今私はこの場に立っている。まあ、道案内のような事もしたがね」

 黒髪赤目に尖った耳。黒いローブ姿という典型的な魔人スタイルの若い男だったが、魔人の特徴である赤目の片方が眼帯に覆われ、ローブから見える黒い体毛に覆われた化け物のような両腕が一般的な魔人族とはかけ離れているように思えた。

 しかし、俺はこの男を知っていた。
 その目も、両腕も、何故自前のものを持ち合わせていないのかも。
 
 その両脇から軽く頭を振りながら、見知った二人の魔術師の少女が顔を出す。
 特に大きな傷等も見られない事から、ひょっとしたら隻眼の魔人に助けられたのかもしれない。
 そんな二人を見て、俺自身に蝕んでいた精神的な苦痛が消えている事に気が付く。
 視線を前方に向ければ、アスラも憤怒の形相で立ち上がった所だった。

 そして俺のすぐ傍。
 その前方を見上げる。
 そこにあった二つの金色の宝玉は、俺がこれまでずっと守ると約束して、傍にいた、いてくれた存在だった。

「……お兄ちゃんは死なせない」

 少女が呟く。
 それは自分に言い聞かせているようにも、誰かに宣言しているようにも、どちらとも取れた。
 
「だから」

 呟き、少女はスッと目をそらす。
 そして、俺を庇うように目の前で背を向けると、その先──
 右手を付いて起き上がろうとしているレアンドロに向かって大きく吠えた。

「お兄ちゃんを殺そうとするやつは、みんなみんなレイラの敵だッ!!」

 
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