黒い乙さん

黒い乙さん

普段は他の方の作品を読む事が多いですが、かなり不定期に小説の更新もしていきたいと思っています。よろしくお願いします。
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「心霊スポットに行ってみないか?」  始まりは大学時代からの友人中野のそんな一言だった。  何故に心霊スポット?  自慢ではないが俺には霊感など全くないし、そもそも心霊現象そのものを信じていないし興味もない。  大学を卒業してからブラックではないけれどもホワイトとも言い切れないそれこそ日本に掃いて捨てるほど存在するグレーな会社に就職し、休日になれば幼なじみである木嶋海斗と共に過ごすか、偶に会う数少ないい大学時代の友人、もしくは同じ会社の知人達と余暇を過ごしたりと山も谷もない日常を繰り返していた平凡な社会人4年生。  栗田相馬26歳未婚彼女なし。  それが俺だ。  そんな俺と──ついでに一緒にいた海斗に向かって放たれた中野総悟の何気ない誘いに、俺はいつものように特に深く考える事なく頷き、海斗もそれに同意した。  しかし、この時の俺達は知らなかった。  ──この安易な決断が、人生を左右する大きな分岐点だったという事に──
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小説 16,379 位 / 51,076件 ファンタジー 4,524 位 / 16,721件
文字数 118,392 最終更新日 2019.05.10 登録日 2018.12.30
 ブラック企業に10年努め、心身共に疲弊して退職後に新たな人生を歩む決意をした『茨城 悠斗』32歳。  寝る暇もない生活の中で彼が手に入れたのは使う暇もなく貯まったお金のみ。  趣味も気力も当然彼女も無い彼が求めたのは、ゆとりある生活。  そんな彼が最終的に行き着いた場所は、とある郊外の田舎町。  給料は安いけれどもしっかりとした福利厚生と、プライベートに時間を割ける環境を手に入れた悠斗は、この田舎町で生きていく決意をして今まで貯めたお金を使って1軒の中古住宅を購入した。  それは少々古いけれどもしっかりした造りの庭の広い2階建て家屋。  ブラック企業から逃げ出した時に家族との縁も切っていた悠斗にとってこれ以上ない環境だと思っていたのだが、購入した家はある“不思議な事が起こる”曰くありの物件で──。  これは人生に疲れ果てた男が緩やかに、そして、不思議な人達との交流によって自分を取り戻していく物語。 ※03話までは説明回です。04話~物語が動き出します。
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小説 6,874 位 / 51,076件 キャラ文芸 93 位 / 1,278件
文字数 145,591 最終更新日 2019.05.05 登録日 2019.01.24
発展とは程遠い辺境の村に生まれ、その村で静かに一生を終える事を望む少年テオドミロ。 若者たちが次々都会に旅立ち、ゆっくり死に向かってゆく村で狩人を目指し日々生活しているテオドミロだったが、故郷の森で一人の少女と出会った事で、終わりの見えない仇討の旅に出る事に。 『行こう』 全てを失った少年が手を伸ばし。 全てを失った少女がその手を取った。 敵討ちで始まった二人の旅の終焉がどこなのか。 この時の二人には知る由もなかった。
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小説 16,379 位 / 51,076件 ファンタジー 4,524 位 / 16,721件
文字数 271,479 最終更新日 2019.01.28 登録日 2019.01.15
──魔法──    かつて“奇跡”とも呼ばれた力が失われ、数百年が過ぎた世界。  奇跡が失われたことにより一度は衰退を辿った人類であったが、ある時発見された“鉱石”と“技術”により、衰えた筈の力が再び世界に現れる。  嘗ての奇跡の力を残す『魔石』  魔石の力を引き出すことを目的として開発された『魔道具』  魔道具は世界に光を灯し、人類は嘗ての栄華を極めていった。  そんな世界の片隅に位置する田舎町カンタールに住む一人の少年は、失われた『魔法』の力を再現するための道具である、『魔道具』を制作することで生計を立てていた。     何故突然世界から魔法が失われてしまったのか?    何故魔石には嘗ての魔法の力が残っているのか?    魔石から魔法を抜き出す技術はどこからもたらされたのか?  魔石を取り扱う人間ならば一度は口にする疑問の数々も、少年にとっては「関係ない」。  少年にとって大切なのは、自分の作った魔道具が、どうすればもっと売れるのか。  どうすればもっと良い暮らしができるかのみであった。  この物語は、そんなその日暮しの少年の周りで繰り広げられる、世界にとってはちっぽけな。  しかし、少年にとっては重要な日常の数々。 
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小説 19,188 位 / 19,188件 ファンタジー 7,382 位 / 7,382件
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