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タイロン侯爵に
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◆「侯爵からタイロンへの正式任命報告」
――侯爵家を助けてほしいと、父が懇願する回
タイロンとジュディ、カレン、サリーの暮らす別宅。
朝食が終わり、カレンが床で小さな木馬を走らせて騒いでいる時間帯。
そこへ——
◆執事が深刻な顔で訪れる
執事
「……若旦那様。
侯爵様が、お一人でお越しです」
タイロン
「父上が……? 一人で?」
ジュディとサリーの動きが止まる。
サリー(小声)
「お父上が“直々に”だなんて……
何か、大変なことが起きている証拠ですね」
ジュディも眉を寄せた。
普段は堂々としている彼女まで、緊張の空気を察している。
◆重苦しい気配をまとった父侯爵、入室
侯爵
「タイロン……話がある」
その声は、いつもより老けて聞こえた。
威厳はあるのに、どこか“疲れ切っている”。
カレンが駆け寄ろうとするが、ジュディがそっと抱き上げて引き止める。
◆侯爵、タイロンの前に立つ
そして——
ゆっくりと頭を下げた。
タイロン
「父上!? 何を……!」
ジュディ
「……っ」
サリー
「こ、侯爵様が……!?」
侯爵「タイロン……お前に頼みがある」
侯爵
「……タイロン。
侯爵家を……助けてくれ」
タイロン
「父上……?」
侯爵の声は震えていた。
侯爵
「お前は、王にも外務大臣にも評価された。
書類仕事も、領地管理も、誰よりも誠実にできる。
……それを、私は知っている」
タイロン
「…………」
侯爵
「ルデルは……倒れた。
そして王宮から、男爵への降格が正式に下された」
ジュディが息をのみ、カレンは状況を理解できず静かに見ている。
侯爵
「シーラン侯爵家は、今……
“優秀な指導者”を失った状態だ。
このままでは、家が崩れる。
領民も、家臣も、使用人も犠牲が出る」
一度、言葉を区切り——
侯爵
「……タイロン。
“跡継ぎとして戻ってきてほしい”」
タイロンの目が大きく見開かれた。
タイロンの葛藤
タイロン
「父上……俺は、ここで……
ジュディと、カレンと暮らしている。
それに……私は“男爵”として新しい道を——」
侯爵
「それでもだ」
侯爵は、ようやく顔を上げる。
目元には、深い後悔と苦しみがあった。
侯爵
「お前は、昔から……
“やればできる子”だったのだ。
ただ、兄を立てるために、
わざと一歩引いていただけなのだろう?」
タイロン
「…………」
ジュディの視線が、タイロンの横顔を静かに見つめていた。
侯爵、最後の一押し
侯爵
「私は……情けない父だ。
お前に甘え、
お前の能力を“見て見ぬふり”をした。
そして兄にばかり家を背負わせた」
深く息を吐き、絞り出すように言う。
侯爵
「タイロン。
どうか、助けてくれ。
侯爵家を……
この国の誇りを守ってくれ」
部屋は、静まり返った。
ジュディが小声で囁く。
ジュディ
「……あなたの選択で構わないわ。
でも……あなたの“成功”を恐れる必要はない」
タイロンの心臓が大きく脈打つ。
タイロンの返答(まだ揺れている)
タイロン
「……父上。
急に返事はできません。
私は家族を持ちました。
カレンの育成も……ジュディとの契約もあります」
侯爵
「わかっている。
だが待てる時間は……多くない」
その言葉は重い。
ジュディが、そっとタイロンに微笑む。
ジュディ
「……あなた、思ったより“素敵な人”なのね」
タイロン
「っ……!」
顔を赤くするタイロンを見て、サリーはニヤリ。
サリー(小声)
「旦那様、奥様に褒められましたね~?」
タイロン
「サリーっ!! 今は黙ってろ!」
しかし——
その赤面と慌てようは、
ジュディにも父侯爵にも伝わっていた。
“この男なら、侯爵家を背負える”という確かな兆しが。
カレン「たいろん、こうしゃく!? すごい!!」大騒ぎ!
翌朝。
父侯爵が帰ったあと、家は妙な静けさに包まれていた。
ジュディ
「……昨日は大変だったわね」
タイロン
「いや……まあ、その……」
サリーは、にやにやしながら食器を並べている。
そんなとき——
カレン(3歳)が飛び出してくる
カレン
「た~いろ~ん!!」
タイロン
「お、おはよう、カレン」
カレン
「こうしゃくになるの!? たいろん、こうしゃく!? すごーい!」
バンッ!!
テーブルに両手をついて叫んだ。
タイロン
「!?!?!?!?」
ジュディ
「ちょ、ちょっとカレン!? どこで聞いたのそれ!?」
カレン
「きのう、じいじ(侯爵)が言ってたもん!
“たいろんはこうしゃくだ”って!!」
ジュディ(頭を抱える)
「あの人……子どもが聞いてるの考えてない……」
タイロン、カレンに囲まれ大混乱
カレン、全力でほめちぎる。
カレン
「こうしゃくって、えらいんでしょ?
すごいんでしょ?
たいろん、カレンのこと、こうしゃくのひめにする?」
タイロン
「いや、あの、それは……!」
ジュディ
「カレン、タイロンは“叔父”よ。
あなたは“姪”なの。姫にはならないわ」
カレン
「じゃあ、カレンは“めいひめっこ”!」
ジュディ
「そんな称号はないのよ……」
サリーと使用人たちは笑いをこらえるのに必死。
サリー、容赦ない追撃
サリー
「旦那様~?
おめでとうございます、こうしゃく様~?」
タイロン
「まだ決まってない!!」
サリー
「奥様に褒められ、
お嬢様にも尊敬され、
侯爵様に頭を下げられ……
いやぁ、いいご身分で!」
タイロン
「だから違うって言ってるだろ!!」
ジュディ、クスッと笑う。
タイロン
「……ジュディ? 楽しそうだな?」
ジュディ(涼しい顔)
「別に? ただ……
“あなたがすごい”って、みんなが言ってるのが……
なんか、悪くないと思って」
タイロン
「っっ……!」
耳が真っ赤になる。
サリー(小声)
「……奥様が褒めるたびに照れるの、本当に面白いですね」
◆カレン、さらに追い討ち
カレン
「たいろん、すごい!
こうしゃく、かっこいい!
カレン、たいろん、だいすき!!」
抱きつく。
タイロン
「お、おう……カレン、ありがとう……」
ジュディ
「はいはい、ごはんよ。
タイロンも座りなさい。
“未来の侯爵”なんだから、ふんぞり返らないの」
タイロン
「俺はまだ侯爵じゃない!!」
カレン
「たいろん、こうしゃく~~!!」
(テーブルを回って踊る)
ジュディ
「カレン、危ないから走らないの!」
サリー
「今日は楽しい日ですねぇ。
旦那様、覚悟してください。
これからは“たいろんこうしゃく”って呼ばれますよ?」
タイロン
「やめろーーーー!!」
“夫婦みたいな空気”
朝食が終わり、カレンがお昼寝に入ったあと。
ジュディ
「……カレン、あなたのこと本当に大好きね」
タイロン
「……俺も、だ。
あの子は……守らなきゃならない」
ジュディ
「そうね。だからこそ……
あなたが“自分の道”を選んだこと、私は誇りに思うわ」
タイロン
「……っ……!」
サリー(ドアの隙間から)
「旦那様、また照れてる……」
タイロン
「お前、そこで聞くな!!」
ジュディ(また笑う)
「ふふ……今日、あなた、いい感じよ」
タイロン
「………………(死亡寸前)」
――侯爵家を助けてほしいと、父が懇願する回
タイロンとジュディ、カレン、サリーの暮らす別宅。
朝食が終わり、カレンが床で小さな木馬を走らせて騒いでいる時間帯。
そこへ——
◆執事が深刻な顔で訪れる
執事
「……若旦那様。
侯爵様が、お一人でお越しです」
タイロン
「父上が……? 一人で?」
ジュディとサリーの動きが止まる。
サリー(小声)
「お父上が“直々に”だなんて……
何か、大変なことが起きている証拠ですね」
ジュディも眉を寄せた。
普段は堂々としている彼女まで、緊張の空気を察している。
◆重苦しい気配をまとった父侯爵、入室
侯爵
「タイロン……話がある」
その声は、いつもより老けて聞こえた。
威厳はあるのに、どこか“疲れ切っている”。
カレンが駆け寄ろうとするが、ジュディがそっと抱き上げて引き止める。
◆侯爵、タイロンの前に立つ
そして——
ゆっくりと頭を下げた。
タイロン
「父上!? 何を……!」
ジュディ
「……っ」
サリー
「こ、侯爵様が……!?」
侯爵「タイロン……お前に頼みがある」
侯爵
「……タイロン。
侯爵家を……助けてくれ」
タイロン
「父上……?」
侯爵の声は震えていた。
侯爵
「お前は、王にも外務大臣にも評価された。
書類仕事も、領地管理も、誰よりも誠実にできる。
……それを、私は知っている」
タイロン
「…………」
侯爵
「ルデルは……倒れた。
そして王宮から、男爵への降格が正式に下された」
ジュディが息をのみ、カレンは状況を理解できず静かに見ている。
侯爵
「シーラン侯爵家は、今……
“優秀な指導者”を失った状態だ。
このままでは、家が崩れる。
領民も、家臣も、使用人も犠牲が出る」
一度、言葉を区切り——
侯爵
「……タイロン。
“跡継ぎとして戻ってきてほしい”」
タイロンの目が大きく見開かれた。
タイロンの葛藤
タイロン
「父上……俺は、ここで……
ジュディと、カレンと暮らしている。
それに……私は“男爵”として新しい道を——」
侯爵
「それでもだ」
侯爵は、ようやく顔を上げる。
目元には、深い後悔と苦しみがあった。
侯爵
「お前は、昔から……
“やればできる子”だったのだ。
ただ、兄を立てるために、
わざと一歩引いていただけなのだろう?」
タイロン
「…………」
ジュディの視線が、タイロンの横顔を静かに見つめていた。
侯爵、最後の一押し
侯爵
「私は……情けない父だ。
お前に甘え、
お前の能力を“見て見ぬふり”をした。
そして兄にばかり家を背負わせた」
深く息を吐き、絞り出すように言う。
侯爵
「タイロン。
どうか、助けてくれ。
侯爵家を……
この国の誇りを守ってくれ」
部屋は、静まり返った。
ジュディが小声で囁く。
ジュディ
「……あなたの選択で構わないわ。
でも……あなたの“成功”を恐れる必要はない」
タイロンの心臓が大きく脈打つ。
タイロンの返答(まだ揺れている)
タイロン
「……父上。
急に返事はできません。
私は家族を持ちました。
カレンの育成も……ジュディとの契約もあります」
侯爵
「わかっている。
だが待てる時間は……多くない」
その言葉は重い。
ジュディが、そっとタイロンに微笑む。
ジュディ
「……あなた、思ったより“素敵な人”なのね」
タイロン
「っ……!」
顔を赤くするタイロンを見て、サリーはニヤリ。
サリー(小声)
「旦那様、奥様に褒められましたね~?」
タイロン
「サリーっ!! 今は黙ってろ!」
しかし——
その赤面と慌てようは、
ジュディにも父侯爵にも伝わっていた。
“この男なら、侯爵家を背負える”という確かな兆しが。
カレン「たいろん、こうしゃく!? すごい!!」大騒ぎ!
翌朝。
父侯爵が帰ったあと、家は妙な静けさに包まれていた。
ジュディ
「……昨日は大変だったわね」
タイロン
「いや……まあ、その……」
サリーは、にやにやしながら食器を並べている。
そんなとき——
カレン(3歳)が飛び出してくる
カレン
「た~いろ~ん!!」
タイロン
「お、おはよう、カレン」
カレン
「こうしゃくになるの!? たいろん、こうしゃく!? すごーい!」
バンッ!!
テーブルに両手をついて叫んだ。
タイロン
「!?!?!?!?」
ジュディ
「ちょ、ちょっとカレン!? どこで聞いたのそれ!?」
カレン
「きのう、じいじ(侯爵)が言ってたもん!
“たいろんはこうしゃくだ”って!!」
ジュディ(頭を抱える)
「あの人……子どもが聞いてるの考えてない……」
タイロン、カレンに囲まれ大混乱
カレン、全力でほめちぎる。
カレン
「こうしゃくって、えらいんでしょ?
すごいんでしょ?
たいろん、カレンのこと、こうしゃくのひめにする?」
タイロン
「いや、あの、それは……!」
ジュディ
「カレン、タイロンは“叔父”よ。
あなたは“姪”なの。姫にはならないわ」
カレン
「じゃあ、カレンは“めいひめっこ”!」
ジュディ
「そんな称号はないのよ……」
サリーと使用人たちは笑いをこらえるのに必死。
サリー、容赦ない追撃
サリー
「旦那様~?
おめでとうございます、こうしゃく様~?」
タイロン
「まだ決まってない!!」
サリー
「奥様に褒められ、
お嬢様にも尊敬され、
侯爵様に頭を下げられ……
いやぁ、いいご身分で!」
タイロン
「だから違うって言ってるだろ!!」
ジュディ、クスッと笑う。
タイロン
「……ジュディ? 楽しそうだな?」
ジュディ(涼しい顔)
「別に? ただ……
“あなたがすごい”って、みんなが言ってるのが……
なんか、悪くないと思って」
タイロン
「っっ……!」
耳が真っ赤になる。
サリー(小声)
「……奥様が褒めるたびに照れるの、本当に面白いですね」
◆カレン、さらに追い討ち
カレン
「たいろん、すごい!
こうしゃく、かっこいい!
カレン、たいろん、だいすき!!」
抱きつく。
タイロン
「お、おう……カレン、ありがとう……」
ジュディ
「はいはい、ごはんよ。
タイロンも座りなさい。
“未来の侯爵”なんだから、ふんぞり返らないの」
タイロン
「俺はまだ侯爵じゃない!!」
カレン
「たいろん、こうしゃく~~!!」
(テーブルを回って踊る)
ジュディ
「カレン、危ないから走らないの!」
サリー
「今日は楽しい日ですねぇ。
旦那様、覚悟してください。
これからは“たいろんこうしゃく”って呼ばれますよ?」
タイロン
「やめろーーーー!!」
“夫婦みたいな空気”
朝食が終わり、カレンがお昼寝に入ったあと。
ジュディ
「……カレン、あなたのこと本当に大好きね」
タイロン
「……俺も、だ。
あの子は……守らなきゃならない」
ジュディ
「そうね。だからこそ……
あなたが“自分の道”を選んだこと、私は誇りに思うわ」
タイロン
「……っ……!」
サリー(ドアの隙間から)
「旦那様、また照れてる……」
タイロン
「お前、そこで聞くな!!」
ジュディ(また笑う)
「ふふ……今日、あなた、いい感じよ」
タイロン
「………………(死亡寸前)」
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