『定年聖女ジェシカの第二の人生 〜冒険者はじめました〜』

夢窓(ゆめまど)

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援軍の到着ーー隣国の辺境伯の軍

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城下の東の街道に、堂々たる軍勢が現れた。
旗に刻まれた紋章――それは正妃の実家のもの。

「あれが……叔父さんの軍!」
ヨシュアが旗を握りしめる。

王妃は胸に手を当て、静かに呟いた。
「兄上……来てくださったのですね」

一瞬、民衆に安堵のざわめきが広がる。だがすぐに、緊張に包まれた。
援軍が来たと知った側妃派の軍も、動きを早めていたからだ。



前哨戦の勃発

側妃派の軍は、援軍と合流する前にヨシュアたちを叩こうとした。
斥候と小規模な部隊が城下へ雪崩れ込む。

「前哨戦だ! ここで時間を稼げ!」
騎士団が盾を並べ、志願兵が後ろから弓を構える。

私は城壁の上で両手をかざした。
「――浄化の光、降り注げ!」
光の雨が降り注ぎ、兵たちの疲労と傷を癒していく。



仲間たちの活躍
• グラント:城門前で斧を振り回し、突入してくる敵を次々と弾き飛ばす。
「援軍が来るまで一歩も通すな!」
• エリオ:詠唱に集中し、魔力の矢を放ち続ける。
「もう一本……もう一本!」
• ハリス:敵陣に“謎汁爆弾”を投げ込み、混乱を招く。
敵兵:「ぐぅぅ、腹が……動けねぇ!」
味方:「……やっぱり副作用あるよな、あれ」
• レン:幻影で敵兵を翻弄し、志願兵の恐怖心を和らげる。
「落ち着いて♡ 敵は幻よ♡」



援軍との連携

やがて、王妃の兄の軍勢が城下に到達。
鉄の鎧を着た騎士たちが進撃の陣を取り、城門を守る兵と合流する。

王妃は胸を張って言った。
「――ここからは、私の兄の剣が加わります」

ヨシュアは深くうなずいた。
「母上……必ず、この戦を終わらせましょう」


援軍と合流後

援軍が城下に布陣し、王妃の兄(叔父)が前に立った。
「ヨシュア、ここからが正念場だ。
だが安心しろ。お前は一人ではない」

ヨシュアは旗を握りしめ、深くうなずいた。
「……叔父上。必ずこの国を取り戻します」

王妃もその肩に手を置き、静かに言う。
「あなたは、この国の未来。兄上も私も、その背を支えましょう」



側妃派を追い詰める

援軍と騎士団の挟撃によって、側妃派の軍勢はじりじりと追い詰められていく。

「くっ……なんだ、この数は……!」
側妃派の将校たちが焦りの声を上げる。

そこへ、ヨシュアが旗を掲げて前へ。
「降伏せよ! まだ命を捨てる必要はない!」

民衆の声も広がる。
「ヨシュア様を信じる!」
「側妃のやり方はもうたくさんだ!」

士気の差が、戦場を大きく傾けていった。



側妃とイルス

離宮の一室では、側妃が窓の外を睨みつけていた。
「……なぜだ。なぜあの小僧に人が集まる……!」

イルスは顔を真っ青にし、震える声を出す。
「母上……もうやめようよ……! 僕、死にたくない!」

「黙れ! お前は王になるのだ! それが我らの悲願!」

だが、戦況は明らかに正妃派の勝利へ傾いていた。
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