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スタート & ダッシュ ②
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朝日がトラックで向かった先は、
「東京魔黒対策基地」
と呼ばれる場所。新宿のド真ん中に位置する、大きな高層ビルの見た目をしている。中にはプールや食堂などの施設が備わっている。
朝日はこの基地の基地長に呼ばれているのだ。
朝日がその基地に着くと、ドアの横のカードキーを開け、すぐさま中へ走って行く。
朝日は入口の目の前の大きめのエレベーターに乗り、地下50階まで降りてゆく。実はこの基地は、一見高層ビルに見えるのだが、実は地下へと広がっているのだ。
エレベーター内では、洋楽が流れる中エレベーターのアナウンスが鳴り響いている。
朝日は地下50階まで着くと、エレベーターの目の前の社長室へ向かった。
朝日は社長室前で少しスクワットをし、ドアを3回ノックする。
「失礼します。」
「おお、来たか飛鳥…。」
朝日は中へと入る。そこには、社長椅子のようなものに座る無精髭を生やした大男がいた。名は「大堂 百斗」。歳は46。
「ご苦労だった飛鳥。5mの『魔黒』となれば結構なものだが、やはり君はすごい。まぁジャージの袖を破くのはやめてもらいたいがね。」
大堂はムキムキで、声も低く、何より身長が高い。180cmぐらいだろう。朝日が笑って誤魔化すと、大堂は突如指をならし、後ろから1人の青年を呼んだ。青年は長髪で、170cm程の身長である。
朝日は、青年を見ると「あぁ!」と声を漏らした。
「紹介しようって言わなくてもわかると思うが一応紹介はしておこう。この青年の名は『日暮 向陽』。お前と同じ高校だからよく知ってるのではないかね。」
大堂の話に続くように長い髪をかきあげ、日暮は口を開く。
「やぁあっちゃん。久しぶり…でもないかな?ふふっ」
大堂は日暮の背中を叩く。
「まったく。すぐクールぶるなお前は。朝日、これから日暮がお前のバディとなる。よろしく頼むぞ。日暮は君と同じく体の一部が機械の『半機械』だ。日暮の場合脚だがね。」
日暮は朝日に「よろしく」というと、急いで日暮の手を掴み大堂の部屋を出た。
部屋を出ると、朝日は日暮を腹パンする。そしてムシャクシャになりながら耳元で叫んだ。
「なんでお前がここに!ってかお前俺より背が低かったじゃねぇかぁ!」
日暮は腹を抱えながら、微笑む。
「い、いやね、僕も腕が良かったんだけど、僕、テコンドーやってたじゃん?だから脚になっちゃって…へへっ。脚になると、少しばかり身長が稼げちゃうみたいで…あっちゃんはステゴロ喧嘩が好きだったから腕になったんじゃないか。」
朝日は言う言葉が見つからなかった。朝日は町一番と言っていいほどヤンキーであった。
朝日が諦めて「まぁ、よろしく。」と日暮の肩を叩いて言うと、
突然ブザーとアナウンスが基地内に鳴り響く。
「緊急速報!東京都池袋にて、『魔黒』発生!至急向かうように!」
朝日と日暮は急いでトレーラートラックのある場所へと向かった。
トラックは地上1階の倉庫にある。2人はエレベーターに乗り、1階を目指す。
1階に着くと、急いでトラックに乗り込み、2人は運転手に詳しい状況を聞き、現場へと向かうのであった。
「東京魔黒対策基地」
と呼ばれる場所。新宿のド真ん中に位置する、大きな高層ビルの見た目をしている。中にはプールや食堂などの施設が備わっている。
朝日はこの基地の基地長に呼ばれているのだ。
朝日がその基地に着くと、ドアの横のカードキーを開け、すぐさま中へ走って行く。
朝日は入口の目の前の大きめのエレベーターに乗り、地下50階まで降りてゆく。実はこの基地は、一見高層ビルに見えるのだが、実は地下へと広がっているのだ。
エレベーター内では、洋楽が流れる中エレベーターのアナウンスが鳴り響いている。
朝日は地下50階まで着くと、エレベーターの目の前の社長室へ向かった。
朝日は社長室前で少しスクワットをし、ドアを3回ノックする。
「失礼します。」
「おお、来たか飛鳥…。」
朝日は中へと入る。そこには、社長椅子のようなものに座る無精髭を生やした大男がいた。名は「大堂 百斗」。歳は46。
「ご苦労だった飛鳥。5mの『魔黒』となれば結構なものだが、やはり君はすごい。まぁジャージの袖を破くのはやめてもらいたいがね。」
大堂はムキムキで、声も低く、何より身長が高い。180cmぐらいだろう。朝日が笑って誤魔化すと、大堂は突如指をならし、後ろから1人の青年を呼んだ。青年は長髪で、170cm程の身長である。
朝日は、青年を見ると「あぁ!」と声を漏らした。
「紹介しようって言わなくてもわかると思うが一応紹介はしておこう。この青年の名は『日暮 向陽』。お前と同じ高校だからよく知ってるのではないかね。」
大堂の話に続くように長い髪をかきあげ、日暮は口を開く。
「やぁあっちゃん。久しぶり…でもないかな?ふふっ」
大堂は日暮の背中を叩く。
「まったく。すぐクールぶるなお前は。朝日、これから日暮がお前のバディとなる。よろしく頼むぞ。日暮は君と同じく体の一部が機械の『半機械』だ。日暮の場合脚だがね。」
日暮は朝日に「よろしく」というと、急いで日暮の手を掴み大堂の部屋を出た。
部屋を出ると、朝日は日暮を腹パンする。そしてムシャクシャになりながら耳元で叫んだ。
「なんでお前がここに!ってかお前俺より背が低かったじゃねぇかぁ!」
日暮は腹を抱えながら、微笑む。
「い、いやね、僕も腕が良かったんだけど、僕、テコンドーやってたじゃん?だから脚になっちゃって…へへっ。脚になると、少しばかり身長が稼げちゃうみたいで…あっちゃんはステゴロ喧嘩が好きだったから腕になったんじゃないか。」
朝日は言う言葉が見つからなかった。朝日は町一番と言っていいほどヤンキーであった。
朝日が諦めて「まぁ、よろしく。」と日暮の肩を叩いて言うと、
突然ブザーとアナウンスが基地内に鳴り響く。
「緊急速報!東京都池袋にて、『魔黒』発生!至急向かうように!」
朝日と日暮は急いでトレーラートラックのある場所へと向かった。
トラックは地上1階の倉庫にある。2人はエレベーターに乗り、1階を目指す。
1階に着くと、急いでトラックに乗り込み、2人は運転手に詳しい状況を聞き、現場へと向かうのであった。
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