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レッグ & バディ ①
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トラックで現場に向かう途中、2人は後ろのトレーラーの中で支度をしながら話していた。
「あっちゃんはその腕どんな仕組みなんだい?」
それに対し朝日は「今ここで話すか?」と言わんばかりの顔で答えた。
「俺バカなんだぞ…説明っつっても詳しく出来ねぇかもしれねぇけど、俺のアームの肩に特殊な爆薬が入っていてな、その爆薬を肩の中で大量に爆破する。すると、その爆破の威力は二の腕だかなんだかの中で圧縮され、拳にチャージされる。ジャージされた拳をどこかにぶつけるか任意のタイミングで爆発のエネルギーを放出すると、加速だったり上昇だったり大爆発だったりができる。ってなわけだよ。」
日暮は「相変わらず話がまとまってるようでまとまってないよなぁ~いつも。」と思いながらも頷いて「へ、へぇ~なんかすごいね。」とあいずちをうった。
そうこうしてるうちにトラックは現場へと到着し、2人は急いで外へと出る。
外には5m級のおぞましい見た目の『魔黒』と、成人男性ぐらいの大きさの『魔黒』が群れとなって立ちはだかっていた。
日暮周りを見渡し、朝日の肩を叩き、耳元で呟く。
「あのデカイのは僕がやるよ。君にもすごいところ見せてやりたいしね。」
そう言って颯爽と走っていった。朝日は「仕方ねぇなぁ…」と群れとなった『魔黒』に向かって走っていく。
日暮はスタスタと『魔黒』の目の前で立ち止まり、足踏みをし始めた。その足踏みは段々と速くなっていき、数分もしないうちに残像が見えるほど速くなった。
「注入…」
アスファルトに大きなヒビが入る。凄まじい風圧。青く発光したところで、日暮は『魔黒』に向かって足の裏を向けた。
「空気砲!!!」
すると、足から何やら白い何かを弾丸のごとく放つ。その白い何か当たった『魔黒』の胸が大きく膨らみ、一瞬で破裂した後、ぽっかりと大きな穴が空いた。
穴が空いた『魔黒』はグォォォという叫びとともに膝から崩れ落ち、黒い血のようなものを撒き散らしながら倒れ込んだ。
「僕も進化したんだよ…。あっちゃん…!」
『魔黒』は男の姿へと戻り、日暮はトレーラートラックに載せるのだった。
日暮が戦っている間、朝日は群れの『魔黒』と戦っていた。
「あっちゃんはその腕どんな仕組みなんだい?」
それに対し朝日は「今ここで話すか?」と言わんばかりの顔で答えた。
「俺バカなんだぞ…説明っつっても詳しく出来ねぇかもしれねぇけど、俺のアームの肩に特殊な爆薬が入っていてな、その爆薬を肩の中で大量に爆破する。すると、その爆破の威力は二の腕だかなんだかの中で圧縮され、拳にチャージされる。ジャージされた拳をどこかにぶつけるか任意のタイミングで爆発のエネルギーを放出すると、加速だったり上昇だったり大爆発だったりができる。ってなわけだよ。」
日暮は「相変わらず話がまとまってるようでまとまってないよなぁ~いつも。」と思いながらも頷いて「へ、へぇ~なんかすごいね。」とあいずちをうった。
そうこうしてるうちにトラックは現場へと到着し、2人は急いで外へと出る。
外には5m級のおぞましい見た目の『魔黒』と、成人男性ぐらいの大きさの『魔黒』が群れとなって立ちはだかっていた。
日暮周りを見渡し、朝日の肩を叩き、耳元で呟く。
「あのデカイのは僕がやるよ。君にもすごいところ見せてやりたいしね。」
そう言って颯爽と走っていった。朝日は「仕方ねぇなぁ…」と群れとなった『魔黒』に向かって走っていく。
日暮はスタスタと『魔黒』の目の前で立ち止まり、足踏みをし始めた。その足踏みは段々と速くなっていき、数分もしないうちに残像が見えるほど速くなった。
「注入…」
アスファルトに大きなヒビが入る。凄まじい風圧。青く発光したところで、日暮は『魔黒』に向かって足の裏を向けた。
「空気砲!!!」
すると、足から何やら白い何かを弾丸のごとく放つ。その白い何か当たった『魔黒』の胸が大きく膨らみ、一瞬で破裂した後、ぽっかりと大きな穴が空いた。
穴が空いた『魔黒』はグォォォという叫びとともに膝から崩れ落ち、黒い血のようなものを撒き散らしながら倒れ込んだ。
「僕も進化したんだよ…。あっちゃん…!」
『魔黒』は男の姿へと戻り、日暮はトレーラートラックに載せるのだった。
日暮が戦っている間、朝日は群れの『魔黒』と戦っていた。
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