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ダブル & アタック ①
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2人は今トレーラートラックに乗っている。今日は「魔黒事前防止」、すなわちパトロールである。
今回はいつもの運転手ではなく、運転は日暮、助手席に朝日が乗っている。2人は高校生だが、大堂の無理矢理で運転させられている。
「なぁ、この間俺の腕の話したけどよ、今度はお前の脚の仕組み教えろよ。脚と来たらはやく走れるとか飛べるとかあるのによくわかんねぇよなぁ、お前。」
朝日が日暮に疑問を話しかけた。話しかけられると、日暮はじっくり考えた後答えた。
「僕の脚はね、高速で足踏みをしたり、風に当たったりして風を足に貯めるんだ。このふくらはぎの部分に溜まるんだよ。
そして十分に溜まった後、目的の場所に足の裏を向ける。
すると、足の裏の穴から、超高圧縮された空気が発射されるって仕組みなんだ。
この間はなったのは注入・空気砲。圧縮した空気を相手に注入した後、相手の体の中で空気が解放され、相手が破裂するって仕組み。お分かり?」
朝日は何となくだが理解した。要するに空気砲だな。と理解した。
トラックは東京都港区を抜ける。だがしかし、抜けると同時に突如、トラックが左から何か固いものにぶつかったような衝撃を受けた。
「なんだよ一体!」
「僕もさっぱり!分からない!」
トラックは横転し、トレーラーは吹き飛ばされてしまった。トラック内の荷物やストラップ、灰皿などの中身がぶちまけられ、ガラスは粉々になっていた。
急いで2人がトラックから出ると、なんとそこには2体の『魔黒』が立っていた。どちらも10m級。おぞましい見た目をしていた。
しばらく見つめあった後、2人は手の合図で、「1体ずつ手分けして戦え」と合図し、朝日は右の翼のない『魔黒』、日暮は左の細い『魔黒』に向かって走っていった。
しかし、日暮の方の『魔黒』が大きく翼を広げて飛んで行こうとしてしまう。
すると日暮は即座に足踏みをし、力を貯め、ジャンプした。その際、思い切り空気を発射し、勢いと飛距離を上げた。
「空気・弾機!!」
上空100m当たりまで吹っ飛んだ後、『魔黒』に狙いを定めて向きを変え、圧縮した空気を自身の後ろに放ち、さらに高速で追いかけた。
「空気・SKY!!!!」
日暮は空気の射出で少し滑空し、追いかける。そしてその頃朝日はガタイがいい翼のない『魔黒』と戦っている。
「グシャァァァァ!!!」
『魔黒』はおぞましい声を上げながら何度も引っ掻く。しかし、朝日は引っ掻かれる爪を避ける。そして口から「黒い爆発する弾」が射出されるが、朝日はするりといとも容易く避け、攻撃に使われるであろう槍のような尻尾を手で掴んだ。
そして、使われる前に破壊しようとする。
「流星・爆破!!!」
右拳にエネルギーを貯め、尻尾の付け根に重い1発のパンチを浴びせた。尻尾はブチッとちぎれ、地面に叩きつけられた。
「へへっ!これで尻尾の攻撃はなくなったぜ!じゃああとは…」
「これで大丈夫。」そう思ったのもつかの間、今度は尻尾がパァーンと破裂した。朝日は槍のような突起が右足にささり、釘のように地面に刺さり、身動きが取れなくなった。
「破裂…あのデカブツの特性か…!」
そして身動きの取れない朝日に、雨のような無数のパンチがドカドカドカドカ浴びせられる。
「くっそ…守ってるだけで精一杯ってか…!こんなにパンチ受けてたら、脚のトゲを外せねぇ!」
朝日は必死に頭を働かし、改善策を考える…。そしてしばらくパンチを受けながら考え、今考えつく中で最高の案が思いついた。
「そうだ…!「地雷」があるじゃねぇか!なんで思いつかなかったんだ俺…!」
すると朝日は両拳を前に突き出した。そして『魔黒』のラッシュの際に朝日の拳と『魔黒』の拳がぶつかる。次の瞬間、とてつもない爆発が、『魔黒』を襲った。
「ふふっ…「地雷・爆破」…って命名するぜ!」
『魔黒』の両腕は爆発で吹っ飛び、両腕が無くなってしまった。しかし、『魔黒』も負けじと口からトゲトゲしい針を無数放つ。
だが朝日は、そんなトゲもお構い無しに、自身の足に刺さっていのトゲを引き抜き、トゲの後ろを殴った。すると、トゲは猛スピードでまるで弾丸の如く飛んで行った。
そしてそのトゲは『魔黒』の胸を突き刺し、貫通した。
貫通したあと『魔黒』はだんだん小さくなり、1人の男へと形を変えて行った。男は眠ったままで、地面に倒れている。
「これで1人、救ったぜバディ…早く戻ってこいよ。」
朝日はとりあえず横転したトラックに男を乗せ、じっと帰りを待つのだった。
今回はいつもの運転手ではなく、運転は日暮、助手席に朝日が乗っている。2人は高校生だが、大堂の無理矢理で運転させられている。
「なぁ、この間俺の腕の話したけどよ、今度はお前の脚の仕組み教えろよ。脚と来たらはやく走れるとか飛べるとかあるのによくわかんねぇよなぁ、お前。」
朝日が日暮に疑問を話しかけた。話しかけられると、日暮はじっくり考えた後答えた。
「僕の脚はね、高速で足踏みをしたり、風に当たったりして風を足に貯めるんだ。このふくらはぎの部分に溜まるんだよ。
そして十分に溜まった後、目的の場所に足の裏を向ける。
すると、足の裏の穴から、超高圧縮された空気が発射されるって仕組みなんだ。
この間はなったのは注入・空気砲。圧縮した空気を相手に注入した後、相手の体の中で空気が解放され、相手が破裂するって仕組み。お分かり?」
朝日は何となくだが理解した。要するに空気砲だな。と理解した。
トラックは東京都港区を抜ける。だがしかし、抜けると同時に突如、トラックが左から何か固いものにぶつかったような衝撃を受けた。
「なんだよ一体!」
「僕もさっぱり!分からない!」
トラックは横転し、トレーラーは吹き飛ばされてしまった。トラック内の荷物やストラップ、灰皿などの中身がぶちまけられ、ガラスは粉々になっていた。
急いで2人がトラックから出ると、なんとそこには2体の『魔黒』が立っていた。どちらも10m級。おぞましい見た目をしていた。
しばらく見つめあった後、2人は手の合図で、「1体ずつ手分けして戦え」と合図し、朝日は右の翼のない『魔黒』、日暮は左の細い『魔黒』に向かって走っていった。
しかし、日暮の方の『魔黒』が大きく翼を広げて飛んで行こうとしてしまう。
すると日暮は即座に足踏みをし、力を貯め、ジャンプした。その際、思い切り空気を発射し、勢いと飛距離を上げた。
「空気・弾機!!」
上空100m当たりまで吹っ飛んだ後、『魔黒』に狙いを定めて向きを変え、圧縮した空気を自身の後ろに放ち、さらに高速で追いかけた。
「空気・SKY!!!!」
日暮は空気の射出で少し滑空し、追いかける。そしてその頃朝日はガタイがいい翼のない『魔黒』と戦っている。
「グシャァァァァ!!!」
『魔黒』はおぞましい声を上げながら何度も引っ掻く。しかし、朝日は引っ掻かれる爪を避ける。そして口から「黒い爆発する弾」が射出されるが、朝日はするりといとも容易く避け、攻撃に使われるであろう槍のような尻尾を手で掴んだ。
そして、使われる前に破壊しようとする。
「流星・爆破!!!」
右拳にエネルギーを貯め、尻尾の付け根に重い1発のパンチを浴びせた。尻尾はブチッとちぎれ、地面に叩きつけられた。
「へへっ!これで尻尾の攻撃はなくなったぜ!じゃああとは…」
「これで大丈夫。」そう思ったのもつかの間、今度は尻尾がパァーンと破裂した。朝日は槍のような突起が右足にささり、釘のように地面に刺さり、身動きが取れなくなった。
「破裂…あのデカブツの特性か…!」
そして身動きの取れない朝日に、雨のような無数のパンチがドカドカドカドカ浴びせられる。
「くっそ…守ってるだけで精一杯ってか…!こんなにパンチ受けてたら、脚のトゲを外せねぇ!」
朝日は必死に頭を働かし、改善策を考える…。そしてしばらくパンチを受けながら考え、今考えつく中で最高の案が思いついた。
「そうだ…!「地雷」があるじゃねぇか!なんで思いつかなかったんだ俺…!」
すると朝日は両拳を前に突き出した。そして『魔黒』のラッシュの際に朝日の拳と『魔黒』の拳がぶつかる。次の瞬間、とてつもない爆発が、『魔黒』を襲った。
「ふふっ…「地雷・爆破」…って命名するぜ!」
『魔黒』の両腕は爆発で吹っ飛び、両腕が無くなってしまった。しかし、『魔黒』も負けじと口からトゲトゲしい針を無数放つ。
だが朝日は、そんなトゲもお構い無しに、自身の足に刺さっていのトゲを引き抜き、トゲの後ろを殴った。すると、トゲは猛スピードでまるで弾丸の如く飛んで行った。
そしてそのトゲは『魔黒』の胸を突き刺し、貫通した。
貫通したあと『魔黒』はだんだん小さくなり、1人の男へと形を変えて行った。男は眠ったままで、地面に倒れている。
「これで1人、救ったぜバディ…早く戻ってこいよ。」
朝日はとりあえず横転したトラックに男を乗せ、じっと帰りを待つのだった。
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